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5月4日(金)

ついに、ヨルダンに出発する日が来てしまった。前日遅くまで荷造りをしていたので、午前2時過ぎに寝てしまった。飛行機の都合で起きたのは7時過ぎだ。睡眠時間が非常に短いが、飛行機の中で寝れば良いと思いあまり気にしなかった。

今回はイスラエルにも行くのだが、会社のメンバー以外には行き先を秘密にしていた。ただし、何人かには家を出る直前にメールを送った。おそらくイスラエルに行くと知ったら、止められていただろう。休日の朝8時前なので、誰もメールは読まないと思ったのだが、しっかり読まれていた。

今回は関空からトルコ航空を利用して、ヨルダン→イスラエル→トルコの順番に回る計画になっている。8時過ぎに大阪市内から関空に向かった。関空には約1時間半で到着。国内線は仕事でよく利用しているが、国際線は初めて使用する。航空券も格安航空券で空港渡しなので、本当に受け取れるのか不安があった。

10時前に関空に到着。ほぼ予定通りだ。初めて踏み入れる国際線のフロア。雰囲気が国内線のフロアとは異なる。団体カウンターで航空券を受け取り、JLの他社便カウンターにてチェックインを行う。トルコ航空の運行だが、JALがチェックイン業務を行っている。

チェックインの際にヨルダンに行くと伝えたのだが、「ヨルダンはトルコ国内ですので、荷物を一旦受け取って国内線に乗り換えてください」と告げられた。ヨルダンを知らないのだろうか? 
私が「ヨルダンはトルコとは別の国ですが・・・」と告げた所、「そうでした。失礼しました」と言ってバゲージのタグを張替えてくれた。

トルコ航空の独自ルートならいざ知らず、JAL悟空でも発売している経路なので、JALのスタッフならば、知らない事はないと思うのだが・・・。

出国審査は何の問題も無く通過。カード会社のラウンジを始めて使用してみたが、ドリンクが無料で飲めるだけだった。僅かな時間では有ったが、リッチな気分を味わえた気がした。

<トルコ航空機>

12時35分の出発だったが、1時間程前に搭乗ゲートに行ってみたところ他の乗客は数人しか居なかった。しばらくすると、団体で沢山集まってきた。どうやら、ツアー客らしい。2・30人単位でぞろぞろと集まってくる。しばらくすると放送で、JLの地上係員が航空券とパスポートのチェックを行い始めた。

どうやらトルコ政府の指導により、搭乗前のチェックを義務付けられているようだ。搭乗券に赤いマーカーでチェックをされた。そのうちに搭乗開始。

飛行機はエアバスA340。初めて乗るエアバスだ。普段は大阪⇔東京しか乗らないので、ボーイングだけだった。シート配列は2−4−2。4人列の通路側だった。座ったところ、前後のシート間隔がとても広く感じた。普通に座って手を前に伸ばすと、指をまっすぐ伸ばせば前のシートに届くが、握りこぶしの状態だと届かない。身長は176CMなので、普通よりは少し高い方だろう。国内線(JLオンリー)との比較なので、他の国際線とは比較できないが・・・。

ほぼ定刻(12時35分)どおりにフライト開始。エアバスのエンジン音は静かに感じられる。どちらかと言えば、低音を響かせながらのエンジン音で、ボーイング777に近いようなエンジン音に感じた。心持ち滑走時間が長く感じたが、そのうちに離陸。離陸の感じは同じように感じた。

トルコ航空には2名の日本人がCAが乗っていたが、他の10数名はトルコ航空のCAだった。トルコ航空のCAは凄い。誘導路を走っている時に食事か何かの移動をキッチン内で行っていたのだが、ずっとそのまま作業を続けている。

いよいよフル加速に入ろうかとした瞬間、トルコ航空のCAが前方・後方に走り出した。その数秒後、フル加速を行いだした。席に座ったタイミングと加速のタイミングがほぼ同じだった。タイミングを見極めていたのだろうか・・・。加速の前には特別なブザーとかは鳴らなかったと思っ
たのだが・・。

今回は、エコノミー席の前から4番目。前2列は完全に空いている。離陸後、周りの方々は空いている席に移動を始めた。どうやら、病人が出た場合に備えて空けていたらしい。CAの方が、病人が出た場合には空けて欲しいとの話をしていた。

しかし、このトルコ航空に乗っているのは日本人ばかり! 外人も乗っているけど、10人少々じゃないかな。少なくても、自分から見える範囲は全て日本人だった。なんとなく国内線に乗っている気分だ・・。

私の隣の3人は、兄弟であった。男2名・女1名であり、私の隣に女の子が座った。かなり若く18歳位に思えた。女の子が、「お兄ちゃん・・・」と言っていたので、兄弟と判った。兄と弟の2名は他の席に移って行き、結果的に4人シートであったが2名だけになった。

しばらくすると女の子も兄が座っていたシートに移動したので、4人シートが「空、女、空、私」という事になり、隣の席が空いてしまった。結果的には隣が空いたので、結構快適に過ごせた。

昨日はあまり寝てなかったので、飛行機の中で寝ようと思ったのだが寝つけない。結果的には少しウトウトしただけであった。飛行時間は13時間近くある。

現地時間で午後7時30分過ぎ(日本時間・夜中1時30分)に到着。ほぼ、定刻どおりに到着。到着前に機内から見た夕焼けは美しかった。さて、ここからが旅行の本番になる。まずは、自分でトランジェットの手続きをしなくてはならない。

飛行機を降りて少し歩くとトランジェットカウンターを発見。5−6人程度係員が居るだけのカウンターであった。飛行機の前の方に乗っていたので、一番最初に手続きを開始できた。下手な英語を交えながら何とか手続き終了。

手続きの間、他にヨルダンに行く人いないかと思い、隣のカウンターの行き先に聞き耳を立てていた。都合の良い事に、隣のカウンターで手続きをしている方が、ヨルダンに行くと言っている。

しかも、女の子。私よりも若い! これは、声を掛けるしかないと思い、早速話し掛けてみた。少し驚いたようだが、この女の子(A子さん)も一人でヨルダンに行くとの事。空港内のバーガーキングでコーヒーとコーラを注文。しばらく話し合っていた。A子さんもヨルダンに付いてからの予定は決めてないとの事。お互いの旅行のプランを話しあった。


空港では3時間近い待ち時間があったが、A子さんのおかげで時間を潰せた。搭乗1時間程前になったので、出発ゲートに行った。そうすると・・・。日本人??の集団がいた。言葉を聞いていると中国人(香港?)のようだ。

4・50人位はいただろうか。しかも・・、ほとんどが若い女の子!! 年齢的には18−20歳位だろうか。 凄く可愛い女の子もいて、すっかり目が覚めてしまったのだった。


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