飛行甲板でのセレモニー


  

  
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 出港セレモニー前の一時。

 身のまわりなどの入念なチェックをなさりつつも、まだノンビリムードがそこはかとなく漂っている・・・。


 一段高い台の上にいらっしゃるのが幕僚長さん。

 こういったシーンを間近に見るのは初めてなので、私も緊張してしまった。



 幕僚長さんを前に居並ぶ士官さん、乗員さん達。

 余談だけれど、余談にしておきたくないくらい、カッコ良かった!
 例えはヘンかもしれないけれど、素晴らしいタップダンサーの群舞を瞬時的に見せられるような感じ。

 空気が引き締まるって言うのでしょうか?
 全員一糸乱れずの所作に、フレッドアステアがダンスのパートナーに要求していた言葉、「気を楽に、けれど決して間違えるな、止まる時はパーフェクトに!」を思い出した。

 本当に惚れ惚れするほどカッコイイ。

 写真ではその迫力をお伝えできないのが、つくづく残念!


 幕僚長さんからの訓辞(訓示?)があった。

 言葉の端はしに軍隊的な言葉使いも伺えるが、それでも内容はシンプルなもので、一般にもよく分かる。
 今まで軍隊とは全く個人的接点を持たずにいたので、古い戦争映画での軍隊像や、まま新しくても映画の中で垣間見るような自衛隊像しかなく、ちょっとした驚きを覚えてしまうほどだった。

 使命を果たすこと、明るくいること、隊員と支えあってゆくこと、そして彼等を支える家族のこと、等など。

 カメラチャンスの方に気が取られていて、あまり真剣には聞いていられなかったのだが、申し訳ないことをした。
 またモッタイナイことをした・・・。


こっちは自衛隊のプロカメラマンさん。
私は一般のアマチュアカメラマン?(~_~;)


 それまで私の知る限りでは、はためくことのない旗が風に煽られてはためき始めた。

 やっぱり様になるもんだなぁ・・・。



  

  
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