幼き誘惑
真(まこと)は自分の部屋で勉強をしていた。
別に試験が近いという訳でもないのだが、こうする事が日課となっていたのだ。
元々は奨学金目当てに始めた事だったが、最近では勉強自体が楽しくなってきている。
努力した分、結果に現れるのが嬉しいのだ。
それゆえ休みの日になると一日中部屋に篭り、ずっと勉強しているという事が多くなった。
勉強嫌いの人間からしてみれば信じられない状態であろうが、真にとってはいわば趣味を楽しんでいる感覚に近かったため、当然の行為だったのである。
今日のノルマを終了した英語の問題集を閉じ、続いて数学に取り掛かろうとした時だった。
トントン……。
「どうぞ……」
部屋のドアがノックされたため、真は返事をしながらシャープペンを置いて体をそちらに向けた。
「お兄ちゃんっ。ちょっといい?」
入ってきたのは妹の結衣奈(ゆいな)だった。
小学五年生の十一歳で、なかなかの美少女であり、髪をポニーテールにしているのが可愛らしい。
「いいよ」
真が答えると、結衣奈は嬉しそうにニッコリ微笑みながら跳ねる様な動きで近づいてきた。
「あのねぇ……そのぉ……結衣奈の部屋で、一緒に映画観たいなぁって……」
両手を後ろで組み、上半身を前に傾けながら上目遣いで見上げてくる。
ほんのりと頬が赤くなっているのは、まだ真を兄として受け入れ切れていないための恥ずかしさであろう。
まだ会ってから数日しか経っていないのだから仕方のない事だった。
それまで二人はある事情からずっと離れ離れに暮らし、お互いの顔も知らずに育った。
この間ようやく一緒に暮らせる様になったのだが、それまで会ったことのなかった人間同士が家族として暮らすのは難しく、年齢も近いとなれば戸惑うのも当然だった。
真にしても、突然妹ができた事に強く動揺していた。
何しろ結衣奈は美少女であり、見ているだけでドキドキと心臓を激しく鼓動させてしまうからだ。
可愛らしい顔で微笑み、甘えてくる結衣奈は、真にとって妹というより年下の女の子にしか思えなかった。
家族として暮らしていくのだからそれではいけないと思うのだが、どうしても上手くいかないのである。
逆に結衣奈の方は、昔から真という兄がいる事を知らされていたらしく、ずっと憧れを持っていた相手が現実になった事を素直に喜んでいる様だった。
初めて会った時に「これまでできなかった事をしたい」と言い、今回の様に何かにつけて一緒にする様、誘ってくるのだ。
「映画か……うん、よし観よう」
本当は勉強を続けたかったが、結衣奈の誘いに比べれば大した事ではなかった。
何しろ真は、会った瞬間から結衣奈が可愛くて仕方がなくなっていたからである。
「やったぁ♪ お兄ちゃん大好きぃっ」
結衣奈は嬉しそうに抱きついてくる。
こういった行為が、真が結衣奈に対して甘くなっている原因だった。
言動自体も可愛らしいのだが、こうして抱き付かれると、何でも許してしまいたくなる想いが湧き起こり、何よりも優先してしまうのである。
元々年下の女の子に甘えられた事のない真にとって、結衣奈の行動は面食らうと同時に、くすぐったさを感じさせるものだった。
ここまで無条件に自分に甘えてくる、懐いてくる存在というのがたまらなく嬉しかったのである。
真は嬉しげにはしゃぐ結衣奈に手を引かれ、自分の部屋を出た。
「じゃ、ここに座ってっ。すぐ始まるからねぇ」
結衣奈の部屋に行くと、真はベッドに座る様に促された。
目の前にはテレビが置いてあり、DVDプレイヤーらしきものがある。
その傍で機器を操作している結衣奈を見つめながら、真は部屋に漂う香りに少々鼓動を早めていた。
女の子の部屋であるためか、甘ったるい香りが鼻腔を刺激していたのだ。
「始まるよぉ〜〜。私ここねぇっ」
結衣奈はベッドに近づいてくると目の前に腰を下ろした。
そこは真の開いた両脚の間であり、可愛らしい尻が股間に触れているのが感じられ動揺してしまう。
「お、おい……何でここに座るんだ?」
「え〜〜? いいでしょぉ? 結衣奈、お兄ちゃんとくっついて映画観たいのぉ」
可愛らしくおねだりされると何も言えなくなってしまう。
「しょうがないな……」
「わっ、やったぁ♪ だからお兄ちゃん大好きぃっ」
胸に細い腕を絡みつかせ、子猫の様に頬擦りしてくるのに心臓がドクンと跳ね上がる。
幼いとはいえ、すでに第二次性徴を見せ始めている結衣奈の体は、肉欲を湧き上がらせるのに十分な魅力を持っていたからだ。
その証拠に股間の一物が硬く大きくなっている。
(う……相手は妹なんだぞ……しかもこんな小さいんだから……変なこと考えちゃ駄目だ……)
そう自分に言い聞かせるものの、幼さゆえに魅力的なのも確かだった。
今すぐにでもその折れてしまいそうな細い体を抱き締め、股間で怒張している肉棒を押し込みたい欲望が押し寄せてくる。
「お兄ちゃん椅子ぅっ」
結衣奈は真の手を取ると、まるで肘掛の様に自分の腕と重ねてきた。
「お兄ちゃん椅子は気持ちいいなぁっ」
背中を預けて楽しげに呟いている結衣奈が体を揺らすたびに、ポニーテールの髪が揺れ、甘い匂いが鼻を刺激して興奮が高まっていく。
「ほら、映画が始まるぞ。黙って観ような」
内心の動揺を隠しつつ、何とか意識をそらそうと思いながらテレビ画面に視線を向ける。
「うんっ。でもこうしてていいでしょ?」
真の理性にとっては拷問とも言える事を無邪気に口にしながら、結衣奈は振り返ってクリクリとした瞳で見つめてきた。
「う……うん……いいよ……」
肉欲に呼吸を荒くしながら、理性を叱咤して答える。
「ありがと、お兄ちゃんっ」
嬉しそうに微笑む結衣奈の可愛らしい顔に理性の壁が壊れかかるが、それを何とか建て直し、さらに意識をそらそうと映画に集中しようとする。
(って……おいこれ……)
ところが始まった映画を見た瞬間、真は激しく動揺してしまった。
何しろいきなりベッドシーンが展開されているのだ。
女優の見事な裸体が画面に現れ、その豊かな乳房がブルンと揺れるのに息を呑む。
裸で男女が絡み合い、ねちっこいキスが繰り返される様子に股間の一物はギンギンに硬くなった。
ただでさえ興奮していた肉欲が限界まで膨れ上がる。
真は鼻息を荒くしながら、それでも何とか意識をそらそうと画面から視線を外した。
「オォウッ!……アァッ!」
だが色っぽい喘ぎ声が容赦なく耳に響き、再び画面を見つめてしまう。
(ちょ……なんでこんなにエッチなんだよ……ポルノじゃないにしても、子供が見るには際ど過ぎる……)
男優が勢い良く腰を動かし、それに合わせて女優が悶えている姿はかなりいやらしい。
思わず息を呑み、画面を注視してしまう。
(あっ……)
そうしているうちに、真は自分の手がいつの間にか結衣奈の股間の位置に来ているのに気が付いた。
興奮のあまり動いてしまったのだろう。
ミニスカートであるため、もう少し動かせば結衣奈の大事な部分に触れてしまいそうだった。
(ま、まずい……誤解されたら大変だ……)
いくら興奮しているとはいえ、さすがに妹を襲うほど理性を無くしている訳ではない。
一気に覚めた肉欲に、今度は焦りで息を荒くしながら、真は慌てて、しかし気が付かれぬ様、ゆっくりと手を移動させた。
(え……?)
ところがどういう事なのか、結衣奈の手が真の腕を掴み、股間の辺りに近づけてくる。
(結衣奈、ちゃん……?)
驚いて見ると、結衣奈は特に意識している様子もなく画面を注視している。
どうやら無意識のうちに動かしているらしい。
何しろ強烈なベッドシーンだ。
興奮してそうしてしまっていても不思議ではなかった。
実際真も同じ様にしていたのだから。
(人間って、力が入ると股間に手を持ってっちゃうのかな……?)
微妙に可笑しい状態に苦笑しながら、真は再び気が付かれない程度に力を入れて股間から手を離そうとした。
(あれ……?)
ところが動かない。
思ったより強い力で手が固定されているのだ。
いや、それどころか徐々に股間へと近づいている。
(結衣奈……ちゃん……?)
再び視線を向けるが、やはり結衣奈は画面を注視しているだけだ。
(だけど……これじゃ……)
このままでは手が股間に触れてしまう。
それだけは避けたかった。
まだ幼い妹の秘所に触れるなど、兄としてやっていい事ではないだろう。
(あ……)
だが力を込めて振り払えないせいか、ついに指先が結衣奈の大切な部分に触れてしまった。
そこは温かく、驚いたことに少し濡れていた。
妹ももう十一歳。
こういうセックスシーンを見ていれば濡れるのも当然なのかも知れない。
そしてそれは、己の触れている少女の肉体が女であるという認識を真に持たせた。
認識は肉欲を誘い、肉棒がグンっと力を増す。
大きくなった肉棒は結衣奈の幼い尻に触れ、心地良い快感を伝えてくる。
(うぅ……ま、まずい……)
無性に結衣奈を抱きたい衝動が湧き起こってくる。
幼いながらも女の肉体を背後から抱える様にし、指先はその秘所に触れているのだ。
しかも結衣奈は余裕のある服を着ているせいか、上から覗き込むとプックリと膨らんだ胸と小さな乳首が見える。
(綺麗だ……乳首がピンクで……可愛い……)
胸が膨らんでいることは知ってはいたが、こうして実際に生で見るとたまらないものがあった。
大人の女性と違うその慎ましい膨らみと、幼さを感じさせる桜色の乳首は、真の中の嗜虐心をそそり、肉欲を激しく高めた。
(ゆ、結衣奈ちゃん……)
荒い鼻息が漏れ、このまま目の前にある幼い肉体を抱き締め体中を舐め回し、肉棒を押し込みたい欲望に押し流されそうになる。
(あっ……)
突然結衣奈に持たれた手が上下に動かされ、股間をなぞり始めた。
(こ、これって……)
真は手を動かしていない以上、この動きは全て結衣奈の意思によるものだ。
結衣奈は真の手を使って己の股間を擦っているのである。
(ど、どうして……?)
真は訳が分からなかった。
幼い少女が股間を擦るのにも驚いたが、それを真の手を使ってしている事にさらに驚いたのだ。
たとえ自慰を知っていたとしても、他人がいる前、いや他人の手を使ってこの様なことをするのは異常であろう。
「ゆ……」
呼びかけようとして口をつぐむ。
結衣奈の呼吸がハァハァと荒くなり、顔も上気してボンヤリとした表情を浮かべているのに気が付いたからだ。
それは幼いだけに奇妙な色気のあるものだった。
「ぁ……ぁ……ぁぁ……」
荒い息に混じって甘い声が漏れる。
気が付けば指先の触れている部分はすでに濡れ濡れ状態になっており、結衣奈が感じているのは明らかだった。
(ゆ、結衣奈ちゃん……)
これ以上我慢できないと思った真は、頭の片隅で罪悪感を告げる意識を無視すると、ゴクリと唾を飲み込み自らの意思で指を動かし始めた。
「あっ……」
その瞬間、結衣奈の体がビクンっと震え、少しだけ後ろに振り返る素振りを見せた。
だがそのまま動かず、黙ってされるがままにしている。
それに安心した真はさらに強く股間を擦り、小刻みに指先を動かしていった。
「あ……はぁ……あ……」
ピクッ、ピクッ、と結衣奈の体が震え、呼吸が甘く荒くなっていく。
真はその可愛らしい声を聞きながら指をパンツの中に潜り込ませると、直接秘所を擦り始めた。
「あ……ん……あぁ……あん……」
クチュクチュと卑猥な音が部屋に響き、結衣奈が甘い声を上げながら布団をギュッと掴んでいる姿に興奮が高まっていく。
真は反対の手を胸に持っていくと、その幼い膨らみを服の上から掴んだ。
「あ……」
新たな刺激に結衣奈の体がビクンっと反応する。
まだ小さい胸は乳房と呼ぶには無理があったが、それでも男には無い柔らかさを感じさせ、手のひらに快感を伝えてくる。
「あん……あ……ああ……やぁ……」
ヤワヤワと胸を揉みしだきつつ細い首筋に唇を押し付け、舌を這わせて小さな耳を甘く噛む。
「やん……あ……あ……はふぅ……」
結衣奈はブルブルと震えながら、もっとして欲しいと言わんばかりに体をこちらに押し付けてきた。
それに喜びを覚えつつ、手を服の中に差し込み直接胸を掴むと、小さな乳首を摘んでクリクリと捻りながら秘所を撫でる。
「はぅっ……あっ……やぁんっ……」
イヤイヤといった感じで頭を振り、結衣奈は我慢できない様に体を擦り付けてくる。
そのたびに尻が肉棒に触れ、ゾクリとする快感を伝えてきた。
真は己が幼い少女を背後から抱き締め、小さな膨らみと初々しい秘所を擦っている事にたまらない興奮を覚えていた。
何しろ相手はまだ十一歳、小学生の少女であり、さらには自分の妹なのだ。
背徳感がいやおう無く高まり、肉欲を激しくしていって当然だろう。
そしてそれは、もはや理性などで抑える事など不可能なほどに真の体を侵食していた。
(結衣奈ちゃんっ!)
声にならない息を吐き出しながら結衣奈をベッドに押し倒し、可愛らしい唇に荒々しく吸い付いていく。
「んっ……んんっ……んっ……」
舌を押し込み、口内を舐め回しながら幼い胸の膨らみを何度も揉みしだくと、結衣奈の体からだんだんと力が抜けていくのが分かった。
「んんっ……んっ……んふぁっ……あっ、あっ、ああんっ……」
そのまま服を捲くり上げ、現れた白い肌に一瞬息を飲みつつ、横になったため膨らみのほとんど無くなった胸に舌を這わす。
「やっ……はぅっ……ああっ……」
ベロリと舌で微かに残った膨らみを押し込み、小さな乳首にチュパチュパと吸い付いていく。
「あっ、やぁっ……はぁんっ……」
可愛らしく悶える様子に興奮しつつ、パンツを一気に脱がし、ミニスカートを捲くって先ほどまで触れていた秘所をさらけ出す。
(綺麗だ……)
そこには輝くばかりに美しい、ピンク色をした秘所があった。
ゴクリと唾を飲み込みつつ、唇を押し付けてクリトリスを舌でくすぐっていく。
「あぅっ、あっ、ああんっ……」
結衣奈の体がビクッと跳ね、細い太ももで頭を強く挟んでくる。
それを両腕で抱える様に持ちながら舌を強く擦り付けていくと、悶えがさらに激しくなった。
「あんっ、はぅっ、やぁんっ……」
愛液がダラダラと溢れ、もう準備万端といった様子を見せている秘所に、真は股間で猛りまくっている肉棒を入れる決心をした。
妹を犯すのに罪悪感が無いと言えば嘘になるが、それ以上の興奮に心も体も包まれていたため、とてもではないが止める事などできなかったのだ。
これほどまでに愛らしい妹を犯すという禁忌の思いは、逆に肉欲を高める効果しかもたらさなかったのである。
結衣奈の細い両脚を広げて肉棒を持つと、その幼い膣穴へと近づけていく。
「あぅっ!」
「うぅっ!」
兄妹の声が重なり、ズブリと亀頭の先が膣穴にめり込んだ。
幼さを感じさせる固い秘所の感触を味わいながら、肉棒をゆっくり押し込んでいく。
「いっ……!」
ある箇所を過ぎた瞬間、結衣奈が体を硬直させた。
どうやら処女膜を破ったらしい。
自分が結衣奈の初めての男になった事に満足感を得ながら、さらに奥へと肉棒を進めていく。
「いっ……ぐっ……痛っ……」
辛そうな結衣奈の声を可哀想に感じながらも、真はキツイ膣の感触に快感を得ていた。
(うぅ……何て……何て凄い締め付けなんだろ……でも……気持ちいいっ……)
初めてであるにも関わらず肉体は作用するのか、膣内のヒダヒダが肉棒に絡み付き、奥へ奥へと引き込んでくる。
その気持ちの良さに逆らうことなく腰を進めて行くと、やがて肉棒の全てが収まった。
そこで一旦動きを止め、息を吐く。
結衣奈を見下ろすと、苦痛に顔を歪めつつも何やら満足げな表情を浮かべている。
乱れた服から白い肌と微かな膨らみが見え、今自分が幼い少女を犯しているのだという思いに興奮が高まっていく。
それと共に勝手に腰が動き出し、股間からたまらない快感が押し寄せてきた。
「いっ……うっ……いっ……」
腰がリズミカルに振られるたびに、結衣奈の小さな唇から苦痛の声が漏れ、可愛らしい顔が歪む。
その事に罪悪感を感じつつも、幼い肉体を支配している状況に雄としての興奮が高まり、思わず腰の動きを早めてしまう。
(はぁ……たまらない……結衣奈ちゃんの体……まだ子供だけど……いや子供だから……最高だぁ……)
結衣奈の肉体は幼いがゆえに雄としての支配欲を充足させ、それが凄まじい快楽となって真を恍惚状態にしていた。
己の腰の動きで小さな体がビクンっ、ビクンっ、と反応を示すのが最高であり、何より苦痛を浮かべる顔とは裏腹に、幼い膣がまるで歓迎するかの様に肉棒を引き込んでくるのがたまらなかった。
「痛っ……ぐっ……あぐっ……」
肉棒をギュッと握り締め、強引にでも精を吐き出させる様としてくる膣の蠢きは、結衣奈の肉体の若さ貪欲さを感じさせ、思わず負けじと腰の動きを激しくしてしまう。
「いっ……ぐっ……痛いよぉっ……」
まだ快感を感じられていないのが不憫だったが、処女である以上、仕方のないことだろう。
何度かすれば気持ち良く喘ぐ様になるはずだと思い、そのまま腰を振り続ける。
「ぐっ……いっ……あぐっ……」
結衣奈のハァハァといった荒い呼吸と、時折聞こえる苦痛の声をBGMにしながら、真は必死に腰を振りまくった。
「いっ……あっ……あっ……はぅっ……あっ……ああっ……やっ……あんっ……」
しばらくそうしているうちに、結衣奈の声に甘さが混じってきた。
どうやら苦痛が無くなってきたらしい。
一度目の行為でそうなるとは意外だったが、こういった事には個人差があるのだから、結衣奈はそういう体質なのだろうと理解する。
「あっ、あっ、ああっ……はぅっ、はっ、はぁんっ……」
もう完全に快楽の声を上げながら結衣奈は体を震わせている。
表情も歪みはしているものの、それは快感からくる淫靡なものになっていた。
「あんっ、あんっ、ああんっ……やっ、やっ、やぁんっ……」
結衣奈の甘い声が部屋に響く。
女の子らしく可愛らしい模様の布団の上で、それ以上に可愛らしい妹を犯している自分。
己の一突き一突きで甘い声を上げ、幼い体を震わせる妹を見ていると、何やら極悪人にでもなったかの様に思えてくる。
(ああ……僕は……こんな小さな子を犯してる……妹の処女を奪ってるんだ……)
ゾクリとする様な恐怖と、それ以上の興奮が湧き起こってくる。
「はんっ、はんっ、はぁんっ……ああっ、あっ、あふんっ……」
興奮が腰の動きを強め、それに反応した結衣奈がそれまで以上に声を高めた。
一突きごとに幼い体が上下に動き、頭が後ろに仰け反る。
(それで今は……こんなによがってる妹を……さらにもっと気持ち良くさせようと思って……僕は……)
結衣奈の細い体を持ち、回転させる様に腰を動かす。
「ああっ、あんっ、やぁっ……凄い、あんっ……凄いよ、ああっ……凄いのぉっ……」
頭を激しく左右に振り、髪の毛を乱しながら結衣奈は乱れた。
その様子を嬉しく感じた真は、布団の上に手を付いて叩きつける様に肉棒を出し入れしていく。
「ああんっ、あんっ、あやぁんっ……はぐっ、はっ、はぁんっ……お兄ちゃん、ああっ……お兄ちゃ、あっ……お兄ちゃぁんっ……」
結衣奈が求める様に叫びながら、潤んだ瞳で見上げてくる。
その甘い呼びかけと虚ろな表情が射精感を高め、真はラストスパートとばかりに腰の動きを強めていった。
「あんっ、あんっ、ああんっ……凄い、ああっ……凄いの、あんっ……凄いよぉっ……はぅっ、はっ、はぁんっ……お兄ちゃんっ、お兄ちゃんっ、お兄ちゃぁんっ……あんっ、あんっ、あやぁっ……結衣奈、ああっ……結衣奈、あっ……結衣奈おかしくなっちゃうぅっ……やっ、やっ、やぁああああああああんっ!」
「うぅっ!」
結衣奈の絶叫に合わせて精を放つ。
ドピュドピュドピュと、激しい勢いで精液が幼い膣に注がれていく。
真はガクガクと体を揺らしながら、たまらない開放感に頬を緩め、何度も射精していった。
「あ……ああ……あ……」
初めて感じるであろう精液の噴出に、結衣奈は微かな声を漏らしながらうっとりとした表情を浮かべている。
それは幼いながらも色気を感じさせ、射精の快感と相まってたまらない興奮を感じさせた。
しばらくしてようやく最後の精を放ち終えた真は、ゆっくりと結衣奈の上に倒れ込んだ。
ハァハァといった二人の声が部屋に響く。
結衣奈の温かな体温とスベスベとした肌の感触が心地良く、真は己の肉体を擦り付けてその可愛らしい耳を甘く噛んだ。
「やん……おにぃちゃぁん……」
ぼやぁとした顔をしながら、結衣奈が甘える様に抱きついてくる。
すると膣内が微妙に蠢き、収まったままの肉棒が刺激を受けてムクムクと大きくなった。
(もっとしたい……)
一度味わってしまった幼い肉体は、甘い蜜の様に真の心に染み入り肉欲を刺激してくる。
優しくキスをした後、服を一枚一枚脱がしていき、小さな体を裸にしていく。
(綺麗だ……)
それは真っ白な、まさに雪の妖精の様な美しさだった。
未発達な肉体が女と少女の中間の、内にこもった色気を感じさせ、全体的に小さく肉の付いていない様子が嗜虐心と保護欲という相反する想いを生じさせて落ち着かない興奮を呼び起こしていく。
白い肌がほんのりと赤く染まっているのが、先ほど自分の与えた快楽の証明の様に思え、嬉しさが込み上げてくる。
それは最高に魅力的な女体だった。
世間では触れる事の許されない幼い肉体。
それを自分は自由にしているのだ。
その想いがさらなる興奮を呼び、真は再び結衣奈にのしかかっていった。
「あんっ、あっ……やぁっ……」
首筋に舌を這わし、所々強く吸い上げると可愛らしい声が漏れる。
そのまま下に移動し、まだ膨らみの薄い胸をレロレロと舐め回す。
「やんっ、やっ……はぅっ、はぁんっ……」
愛らしい乳首をチュパチュパと吸い上げ、舌先で強く弾くと、可愛らしい顔を歪めながら体をピクピクと震わせるのがたまらない。
そのまま舌を細い脚に向け、付け根から指先まで一気に舐め上げていく。
「あ……あ……やぁ……」
甘い声を上げる結衣奈を見つめながら、真は幸せな気分に浸っていた。
こんな小さな体で自分の与える刺激を受け止めているのだ。
まだ幼いというのに何と健気なことだろう。
そしてこれから自分は再び肉棒を入れる。
先ほどは痛がらせてしまったが、今度は初めから感じさせる事ができるに違いない。
それは最高に気分のいい事だった。
何しろ可愛い妹を気持ち良くさせつつ、自分も快楽を得られるのだから。
「結衣奈ちゃん……また入れるよ……」
静かに呼びかけると、結衣奈は黙って潤んだ瞳で見上げてきた。
その目には了承の、この行為を望んでいる意思があった。
真は結衣奈の体を裏返すと四つんばいにさせ、細い腰を持って一気に肉棒を押し込んでいった。
ズブズブと肉棒が幼い膣穴を押し分ける様にして埋まっていく。
「あっ……ああっ……」
「くっ……うぅっ……」
二人の快楽の声が部屋に響き、再び兄妹は一つとなった。
(うっ……いいぃ……)
先ほどと違って背後からの挿入は何やら密着感が強く、さらには眼下に可愛らしい尻がある事に興奮が高まった。
真は肉付きの薄い細い腰をしっかり抱えると、勢い良く肉棒を出し入れし始めた。
「あんっ、あんっ、ああんっ……やっ、やっ、やぁんっ……」
突き込みに押され、体重の軽い結衣奈の体が前に動く。
それを引き戻しながら激しく腰を前後させると、肉棒が膣襞に強く擦られてたまらない快感をもたらした。
「はんっ、はぁっ、はぁんっ……あぅっ、あっ、ああんっ……」
それは結衣奈も同じなのか、それまで以上に声を乱している。
(ああ……小さい……何て小さい体なんだ……)
四つんばいになった姿を見下ろしていると、妹がいかに幼いかが分かった。
今目の前にある小さな体は、とてもセックスに耐えられるとは思えないほどあまりに華奢だった。
だが実際に結衣奈の体は真の怒張した肉棒をしっかり受け入れ、さらには成人女性と変わらぬ女の喜びを得ている様に見える。
(女は……どんなに幼くても……女なんだな……)
股間から押し寄せる快感に頭を仰け反らせながら真はそんな事を思った。
何しろ今自分が感じているこのたまらない快楽を与えているのが、他でもないその幼い妹の肉体なのだ。
大人の女性と変わらぬ交わりを行なえる体。
幼くとも妹はすでに女なのだ。
「あっ、あっ、ああっ……やんっ、やんっ、やぁんっ……」
己の一突き一突きで幼い妹が色っぽい表情を浮かべ、いやらしい声を上げる。
普段があまりに天真爛漫なため、それとのギャップに激しい興奮が湧き起こってくる。
(こんなっ……気持ちいいのっ……たまらないよっ……)
腰の動きが勢いを増し、まるで貫くかの様な強さで肉棒が突き込まれていく。
そのたびに可愛らしいポニーテールの髪が揺れ、己が幼い少女を犯している実感が強まる。
「ああんっ、ああんっ、あやぁんっ……はぐっ、はっ、はぁんっ……おに、あぅっ……お兄ちゃん、ああっ……お兄ちゃん凄いよぉっ……」
結衣奈は腕を崩し尻を高く上げる姿勢をとると、シーツを手元に引き寄せて喘いだ。
それが自分の与えている快感の凄さを思わせ、真は嬉しさと共に興奮を感じた。
「あんっ、あんっ、ああんっ……もう駄目、ああっ……もう駄目だよぉ、あぅっ……結衣奈、あんっ……もう駄目なのぉっ……あっ、あっ、あやぁんっ……」
結衣奈は耐え切れない様に体をブルブルと震わせ、振り返って潤んだ瞳で見つめてきた。
そのたまらない表情に真の射精感も一気に高まっていく。
「結衣奈ちゃんっ……イくぞっ……イくっ……イくからなぁっ……」
「ああっ、お兄ちゃん、はぅっ……結衣奈も、あんっ……結衣奈も、ああっ……結衣奈もぉ、はぁんっ……あんっ、あっ、あはぁっ……イっちゃう、ああっ……イっちゃうよ、あんっ……イっちゃうのぉっ……やっ、やっ、やぁああああああんっ!」
「結衣奈ちゃぁんっ!」
妹の体が硬直し、膣が収縮して肉棒を締め上げてきたのと同時に精を放つ。
ドピュドピュ、ドクドクドクドクドクドク……。
激しい勢いで精液が放出され、妹の幼い膣に注がれていく。
「く……は……ぐぅ……」
真は腰をビクビクと震わせ、何度も何度も精を放つ。
「あ……ああ……ああ……」
流れ込んでくる精液を感じているのか、結衣奈も体を小刻みに震わせている。
真はたまらない快感に包まれながら、その幼い肉をギュッと抱き締めていった。
「ああっ、あっ、ああんっ……お兄ちゃん、あんっ……おにぃちゃ、はぅっ……お兄ちゃぁんっ……」
眼下で悶える結衣奈を見つめながら、真はたまらない快感を覚えていた。
それは肉体的なモノであったのだが、これほど可愛らしい少女と自分は兄妹なのだという嬉しさがその快感を強めていた。
数日前に結衣奈と出会ってからずっと、甘えてくる態度を可愛らしく感じてはいたものの、妹という実感はなかった。
だがこうして肉体を繋ぎ合わせた今、結衣奈を妹として愛おしく感じている自分がいる。
肉体的繋がりが、精神的繋がりをも高めたのだ。
恋愛感情の高ぶりによりセックスを行なう事を考えれば、交わることで愛情が高まってもおかしくはないだろう。
何よりこれほど幼い肉体で自分を受け入れてくれているという事が、自分に対する結衣奈の愛情を感じさせ、愛おしさが強まった。
「あんっ、あんっ、ああんっ……やっ、やっ、やぁっ……結衣奈、ああっ……結衣奈もう、あんっ……結衣奈イっちゃうのぉっ……あっ、あっ、あぁあああああああんっ!」
「結衣奈ちゃんっ!」
何度目か分からない射精を行なう。
ドクドクと流れ込んでいく精液に、まるで結衣奈が自分の物となっているかの様な錯覚を感じる。
「あ……あ……ああ……」
溜め息の様に漏れる結衣奈の声は、真に幸福を感じさせた。
最後の放出を終え、ガクリと力を抜いて愛おしい結衣奈の体の上に倒れ込む。
はぁはぁと可愛らしく呼吸している結衣奈の様子を眺めながら、真は己のした行為について振り返った。
(結衣奈ちゃんと……しちゃった……)
冷静になった頭は、当然のごとく真を非難してきた。
罪悪感が湧き起こる。
何しろまだ幼い少女を犯したのだ。
誘われたからとはいえ、年長者として止めるべきであったにも関わらず、肉欲を抑えられなかったのである。
それは許されない行為だった。
だがそれ以上に快感があるのも確かであり、さらにもっと重要な「これで結衣奈と兄妹になれた」という思いがあった。
肉体を繋ぎ合い、気持ちの良さを与え合ったことにより、結衣奈への、そして結衣奈からの愛情を確認することができたのだ。
数日前まではその存在すら知らなかった妹を、家族として認識する事ができたのである。
(僕の……僕の可愛い妹……結衣奈……)
愛おしくその可愛らしい顔を見つめていると、閉じられていた瞼がゆっくり開いた。
「おにぃ……ちゃん……」
ぼんやりと呼びかけてくる妹に微笑んで答える。
未だ膣に収まったままの肉棒から結衣奈の鼓動が伝わり、その事に文字通り兄妹としての繋がりを感じる。
「ふふ……お兄ちゃんの……ドクンドクンって言ってる……」
「結衣奈ちゃんのも言ってるぞ……」
可愛らしい妹の頭を優しく撫でながら、真は幸福感で一杯だった。
自分は何と愛らしい妹を得る事ができたのか。
しかも己が愛しているだけではなく、妹も愛してくれている。
これほどまでに仲の良い兄妹など、世界のどこを探しても他にはいないだろう。
うっとりとこちらを見つめる結衣奈の何と愛おしいことか。
(可愛いっ……可愛いよ結衣奈ちゃんっ……)
真の中に激しい高ぶりが起こり、肉棒が硬く大きくなっていく。
「ふぁ……また大きくなってる……おにぃちゃん、するの?」
それを感じたのか、結衣奈が可愛らしく尋ねてくる。
こちらを見つめている瞳はすでに快楽に潤み、「早くしよう」と訴えているかの様だ。
その誘惑に、すでに結衣奈の肉体の虜となっている真が逆らえるはずも無い。
「するよ。もちろんするさ……僕は結衣奈ちゃんが大好きだからね……」
結衣奈の小さな唇に吸い付き、幼い膨らみを揉みしだく。
「んんっ……んっ……結衣奈もぉ……おにぃちゃん大好きぃ……」
ぽーっとした表情を浮かべながら、結衣奈が可愛らしく微笑んでくる。
真は上気している愛らしい額に軽く口付けた後、起き上がって再び腰を動かし始めた。
「あっ、あっ、ああっ……やっ、やっ、やぁんっ……」
可愛らしく悶える結衣奈を愛おしく見つめながら、真は何とも言えない嬉しさを感じていた。
心の片隅で妹と交わっている罪悪感がチクリと痛みを感じさせるが、性器が擦れるたびに体中に広がる快感によってすぐに消え去っていく。
自分たちは産まれた時からこれまで別々に暮らしてきた。
しかしこうして体を繋ぎ合いさえすれば、そんな空白の期間などすぐに埋まり、お互いが愛おしく感じられてくる。
それは何とも素晴らしい事だ。
普通ならば長い年月かかるかも知れない事を、自分たちは数分で行なえたのだから。
「はぅっ、はっ、はぁんっ……お兄ちゃん、ああっ……結衣奈の、あっ……結衣奈のお兄ちゃんっ……あんっ、あっ、ああっ……大好きぃっ……」
以前は微妙に違和感を感じていた「お兄ちゃん」という呼びかけも、今や自然に受け入れられている。
それは非常に嬉しいことであり、真にとって本当の意味で結衣奈と兄妹になれた証しだった。
(僕は……これからも……結衣奈ちゃんを抱く……抱いていくんだっ……)
妹であるからこそ、結衣奈を抱きたい。
家族として兄として愛情を注ぐのに、セックスほど素晴らしいものはないだろう。
何より気持ちいいのが最高だった。
真はそんな事を思いながらますます激しく腰を振り、妹との愛情を高めていくのだった。
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