肉欲母子


 中学になって最初の夏休み。
 光一は毎日を特に変わった事もなく過ごしていた。
 小学生時代とは違う何かがあるかも知れないなどと思ったりもしたが、しょせん自分は自分であり、何か特別な事をする訳でもなく過ごしているのだからこれまでと同じなのは当然だった。
 今日変わった事と言えば父が出張で家にいない事くらいだろうか。
 その程度では特に面白くもなく、光一はいつもと同じ様に母が用意してくれた夕食を食べていた。
「あ、忘れてた!」
 何気ない会話をしつつ、最後のデザートの梨に手を伸ばした頃、不意に母が手を叩いて声を上げた。
 突然の叫びに驚きながら様子を伺うと、何かを冷蔵庫から取り出している。
「これこれ。これを忘れてたのよ」
「何なの?」
 一体何事かと向けた視線の先には、見慣れない栄養ドリンクの様なビンがあった。
「知り合いの奥さんにもらったのよね。何だか外国の珍しい製品だって。夕飯の時に出そうと思って忘れてたの」
「ジュース?」
「うん、そんな感じだって言ってたわ。旦那さんとご一緒にどうぞって」
「ふ〜〜ん、僕の分は無いの?」
「何か二人分しかくれなかったから……でも、お父さんに言ったら光ちゃんにあげるって」
「そうなんだ。じゃあ早速飲もうっと。栄養ドリンクっぽいけど、元気が出るかな?」
「子供がそんなものに頼っちゃ駄目よ。それにいつも光ちゃんは元気じゃない」
「そりゃそうだけどね」
 そんな事を言いながら、親子はビンの栓を抜いてジュースを飲み始めた。
「うん……まあ、普通の味かな……?」
「そうね、特に変わった感じはしないわね……」
 見かけ通りそれは市販されている栄養ドリンクと似た味がした。
 外国製という事で期待していたため、平凡なその味に少しガッカリしながら一気に飲み干す。
 母も同じなのか、特に面白そうな顔もせずグビグビ飲んでいる。
(ふ〜〜、でも栄養はあるんだろうから元気になったりとか……)
 そこまで思ったところで、光一は体の異変を感じた。
 何やら体がポカポカして温かく、風呂にでも入っているかの様にリラックスしているのだ。
(う〜〜ん、これが効果なのかな? 結構効くじゃん)
 普段は栄養ドリンクを飲んでも特に何も感じないため、いきなり変化が現れたことに驚きつつも、あまりに早い効き目に光一は少々危険な雰囲気を感じていた。
(外国製だもんなぁ……日本では許可されてないヤバイ物とか入ってたりして……)
 そう思いながら母はどうなのだろうと視線を向ける。
(え……?)
 その瞬間、体が硬直した。
 ドクンドクンと心臓が激しく鼓動し、先ほどのリラックスした状態とは反対に落ち着きが無くなっていく。
 視線が母の顔に固定され、凝視したまま動かせなくなる。
(お母さんが……お母さんが綺麗だ……)
 普段見慣れている母の顔がやたらと美しく見え、それと共に股間が勃起し、無償に抱きつきたくなる衝動が押し寄せてきた。
 呼吸が荒くなり、目の前の母に抱きつき胸を揉みしだきたい欲求が湧き起こってくる。
(僕……なんで?……お母さんにこんな……)
 突然の興奮状態に光一は混乱していた。
 すでに女性の肉体に興味を持ち始めている時期であり、友人から自慰のやり方を教わり、漫画雑誌のグラビアなどで射精をした経験もあるのだ。
 そのため今自分が母に対して性的興奮を覚えているのが良く分かった。
 水着のグラビア写真を見た時に感じる肉棒の疼きを母の肉体にも感じているのである。
 確かに母は年齢の割にスタイルが良く、胸も大きかったが、そうは言っても母親であり、よもや一人の女性として欲情する対象として見たことなどなかった。
 それが今やその肉体を貪り、肉棒を押し込みたい衝動に襲われているのだから異常な状態になってしまっていると言えただろう。
(駄目だ……こんなこと思っちゃ……)
 息を荒くしながら何とか意識をそらそうと努力するが、視線はどうしても母の肉体から離れず、妄想をやめる事ができない。
「あ……はぁ……」
(!……)
 不意に色っぽい声が聞こえたため動揺する。
 母も同じく興奮状態にあるのか、頬を上気させながら熱い吐息を漏らしており、呼吸に合わせて豊満な胸が揺れるのに肉棒がビクンと震えた。
(お母さんの……オッパイ……)
 あの膨らみを思いっきり揉みしだいたらどれほど気持ちがいいだろう。
 光一は手を震わせながら母の体に抱きつく妄想をし、ズボンの上から密かに肉棒を手でしごいた。
(く……)
 鋭い刺激に体を硬直させ、そのたまらない快感に口元を緩める。
 少し自分で触れただけにも関わらず気持ちの良さが体中に溢れたのだ。
 これでもし母を抱き締め、今股間で激しく猛っている肉棒を押し付け擦ったらどれほどの快感がある事か。
 そんな欲求で頭が一杯になり、意識が朦朧としてくる。
 体中が熱く、呼吸が荒々しくなっていくのを止められない。
「光ちゃん……」
 自分を呼ぶ声に視線を向けると、母がトロンとした表情をしてこちらを見ているのと目が合った。
「お母さん……僕……」
 何やら自分の声が遠くに聞こえたため驚く。
「何かこのジュース……おかしなものが……入ってたみたい……」
「え……?」
「お母さん……何だか体がおかしくて……きっとこれ、媚薬……」
 息を乱しながら呟く母の言葉で納得がいった。
 どうしてなのか分からないが、先ほど飲んだジュースには媚薬が入っていたらしい。
 それで自分は訳も分からずいやらしい気分になってしまっているのだ。
(じゃあ……お母さんも……?)
 先ほどからそうではないかと思っていたが、「媚薬」と告げたところから母も性的興奮状態になっているのが分かった。
 自分と同じ様に、抑え切れないほどの肉欲に体が疼いているに違いない。
(じゃあ……凄く濡れてたり……)
 母の股間では愛液が漏れていたりするのだろうか。
 拙い知識から妄想する事で、光一の興奮は高まっていった。
(うっ……)
 それが強い刺激となったのか、早く目の前の女体を抱き締めろと急かすかの様に肉棒がビクンと震えた。
 ドクンドクンと鼓動が早まり、我慢できないほどの肉欲が脳を犯していく。
(僕……もう……)
 激しい性的衝動に突き動かされ、光一は椅子から立ち上がると母の方へ近づいていった。
「お母さん……」
 目の前に座る母は信じられないほど美しく、また激しく肉欲をそそるほど魅力的な体に見えた。
「……」
 母は何も言わず、ジッとこちらを見つめてくる。
 潤んだ瞳がいやらしさを感じさせ、光一はもう我慢できない己を感じた。
「お母さんっ……」
 叫んだつもりが、自分でも驚くほどの小さな声を発しながら母に抱きついていく。
「あっ……光ちゃ……」
 甘い声が耳に響き、それと共に柔らかな肉の感触が体中に広がる。
(気持ち……気持ちいい……)
 自分がどうしてこんな行動を取っているのかよく分からなかったが、子供が母親に抱きつくのは当然の事だろうと己に言い訳をし、光一はさらに母の体をギュッと抱き締めた。
「あんっ……ダメよ、あっ……離れないと……ダメ……」
 母は可愛らしい声を上げながら体を離そうと押してくるが、ほとんど力が入っていないため意味を成さなかった。
「僕……僕ぅ……」
 柔らかい女肉に触れたため、ますます暴走した肉欲が頭を蕩けさせ、母の体を求めて抱きついていく。
「あ、いや……あぅ……光ちゃ……あ……」
 母の首筋に子猫の様に頬擦りし、擦り付ける様にして体を動かす。
 接触している部分からはゾクゾクする様な快感が湧き起こり、何ともいえないその気持ちの良さに光一は頬を緩めた。
「お母さぁん……たまらないよぉ……」
「ダメよ……ああ……」
 抱き締めると心地良い弾力を返してくる母の肉体は、二度と離れたくない想いを持たせる感触をしていた。
 力を込めるとそれだけ自分が吸い込まれ、何ともたまらない快感に包まれるのだ。
「気持ち……いいよぉ……」
「光ちゃん……やめ、あ……ダメぇ……」
 体重をかけながらズルズルと母の体を椅子から引きずり下ろし、床に押し倒す状態にしてのしかかっていく。
 そのままピッタリとくっつける様にして体を乗せると、柔らかな肉の感触が伝わって肉棒がピクンと震えた。
「あん、ダメよ……こんなことしちゃ、あ……やめなさい、はぁぅ……」
 まるで迫力の無い言葉を呟きながら、母は体をクネクネと動かして逃げようとするが、それは光一に女体の柔らかさを余計に感じさせる結果にしかならなかった。
(何て柔らかい……お母さんの体って……何て柔らかいんだ……)
 己の体重を受け止め、包み込むようにしてくる母の肉体は、蕩ける様な心地良さを感じさせ、決して手放したくない欲求を湧き起こらせた。
 ギュッと抱き締めながら、股間の肉棒をズボン越しに擦り付ける様にして動かす。
(う……気持ちいい……)
 腰から湧き昇ってくる快感に体が硬直する。
 自慰をする時と違い、腰を動かし擦り付ける行為にはたまらない快感があったのだ。
 意識してした訳ではないのだが、そうするのが気持ちいい事だというのを体が知っていたのだろう。
「あ……や……光ちゃんあなた……いやぁ……」
 それに気づいたらしく、母が頭を左右に振って逃れる様に体を動かす。
 しかし媚薬が効いているせいなのか、ほとんど力の入っていないその動きは何も意味を成さなかった。
「お母さん……僕……僕ぅ……」
 光一は快感に腰を動かしつつ、何とも言えない気持ちの良さに浸っていた。
 こうして母を抱き締め、肉棒を擦り付けるのはたまらなく最高の気分だった。
 特に母は自分よりも大きな肉体であるためか、体の全てを受け止めてくれ、包んでくれているかの様な心地良さがあったのだ。
 まさしく極上のクッションと言えただろう。
「や……ダメよ……あ……やめなさい……光ちゃ、ああん……」
 温かな体温と甘い体臭が、今自分が母を組み敷いているという実感を持たせて肉欲を激しく高める。
 目の前に白い首筋が見え、母が動くたびに反り返るその様子がまるで誘っているかの様に感じられた光一は、思わずそこに舌を這わせて吸い付いていった。
「あんっ……はぁ……」
 母がピクンと体を震わせるが、何も言ってこないのをいいことにさらに首筋を舐め回し、続けて耳を甘く噛む。
「やっ……あんっ……光ちゃんダメぇ、あっ……そこは、やんっ……」
 ピクっ、ピクっ、と反応を示す母の様子に興奮が高まり、それが己の中に起こった激しい性的欲求である事に気が付いた光一は衝撃を受けた。
(僕……お母さんを抱きたい……セックスしたいんだ……)
 それは本来許されない行為であり、普段の光一ならば考えもしない事だった。
 そもそも母に対して欲情などした事が無いのだから当然だろう。
 しかし今の自分は母の肉体を貪り、肉棒を押し込みたい衝動に支配されてしまっている。
 おそらくこれが媚薬の効果に違いなかった。
 とにかく目の前の女体を抱き、思い通り喘がせ、その胎内に射精したいという欲求に心も体も支配されてしまっているのだ。
 その対象が実の母親である事など関係なかった。
 何しろ今自分が触れられる女は母のみであり、他に選択肢が無い以上、ヤるしかないのである。
 それにここまで欲情して止める事などもはやできる訳がないし、母にしても同じ様な状態になっているのだから何の遠慮もいらないはずだった。
 その証拠に母の体は先ほどからいやらしくくねり、光一を引き離すどころか受け入れている。
 同じ媚薬を飲んだ以上、自分と同様にかなり欲情しているのは確実だった。
 それならば、無理やり抱いたとしても母は怒らないのではないだろうか。
(そうだよ……僕はお母さんとする……するんだ……)
 その思いが決意を後押ししたのか、いや、そうするまでもなく体がすでに限界だったのか、手が勝手に動いて母の胸を掴んだ。
「あんっ……あっ……」
 手のひらに肉の潰れる感触がした瞬間、母の口から可愛らしい声が漏れ、それと共に気持ちの良さが広がった。
(凄い……これがオッパイ……)
 服の上からとはいえ、自意識が芽生えてから初めて触れた女性の乳房は最高だった。
 柔らかい様でいて弾力があり、手のひらを押し返してくるのがたまらない。
 光一はその感触に誘われるまま、荒々しく母の胸を揉んでいった。
「あっ、あんっ……ダメよ、あっ……光ちゃんダメ、あぅっ……こんな事しちゃぁ……あ、あんっ……」
 力を込めて揉みしだくと、母が体を仰け反らせて悶える。
 その事に雄として激しい興奮を覚えながら、布越しである事に物足りなさを感じた光一は、シャツを捲くり上げてブラジャーに包まれた乳房を顕わにした。
「あ……ダメ、見ちゃだめよぉ……」
 母が恥ずかしげに顔を逸らすが、光一は初めて見るその白い塊に肉欲を高め、さらに全てをさらけ出させようとブラジャーも押し上げた。
(き、綺麗だ……)
 プルンっと現れた乳房は、まるで雪の塊でこしらえたのではないかと思えるほど白く、その頂点にはピンク色をした乳首が母の興奮状態を示す様ににょっきりと勃起しているのが見えた。
 それはまるで吸って欲しいと言わんばかりにフルフルと揺れており、その様子に我慢できなくなった光一は、唇を乳首に押し付け強く吸い上げた。
「ああんっ、あっ……そんな、あぅっ……ダメよダメ、あんっ……そんな風に吸っちゃぁ、いやんっ……」
 たまらなく可愛らしい声を上げる母に興奮を高めながら、光一は乳首を舌で絡みつかせる様にして舐めつつ、チュパチュパと激しく吸引していった。
「あんっ、やめ、ああっ……ダメって、はぅっ……ダメって言ってるで、はぁんっ……」
 叱責の言葉は途中で快感の喘ぎとなってしまっている。
 すでに母は肉体の快楽に取り憑かれつつあるのだろう。
 しょせん人間の理性など体から伝わる快感には敵わないのだ。
 実際自分も母の肉体に夢中になっている。
 母にこの様な事をしてはいけないと思いつつも、その魅力に取り憑かれてしまっているのだ。
「ああっ、あっ……あんっ、やぅっ……はぅんっ……」
 乳房を両手で持ち、握り締める様にして荒々しく揉みしだくと母が甘い声を上げる。
 それは普段の様子からは想像もできないいやらしい姿だった。
 白い膨らみの頂点では、ピンク色をした乳首が光一の手の動きに合わせて位置を変えており、先ほど吸ったせいか唾液で光を放っているのが何とも興奮を誘う。
「あぅっ、あんっ……そんな、ああっ……そんな強くぅっ……」
 乳房をギュッと掴み、チュウっと思い切り吸い上げると、母が頭を仰け反らせて悶え、その様子に満足な思いを感じた光一は、そのまま乳房を回す様に揉みしだきながら乳首を何度も吸っていった。
「あっ、ああんっ……やめ、はぅっ……ダメよ、ああぅっ……光ちゃぁんっ……」
 さらに激しく喘ぐ母の姿に男としての征服欲を満足させつつ、光一はゆっくりと顔を起こした。
 母はハァハァと荒い呼吸を漏らしながらこちら虚ろな目で見つめており、髪がアップされているせいかうなじが色っぽく見え、上気した頬とだらしなく半開きになっている唇がいやらしく感じられた。
(吸いたい……)
 チロチロと微かに蠢く舌がたまらず、光一はゴクリと唾を飲み込むと唇を押し付けていった。
「んんっ! んっ、んんっ……」
 驚いた様に母が声を上げるが、口が塞がれているためくぐもった声が響くだけだ。
 舌を押し込み口内をヌメヌメと舐め回しつつ、母の舌に絡ませて強く吸っていくと、鼻から荒々しい息が漏れて体から力が抜けていくのが分かった。
「んっ……んんっ……んふぅっ……ああ……光ちゃぁん……」
 しばらくして唇を放し、ぼんやりとした表情でこちらを見上げてくる母に興奮を高めつつその柔らかな体から一旦降りる。
 目の前にある母の肉体を上から順に見つめながら、股間に視線が行ったところで光一は心臓が激しく鼓動するのを感じた。
(見たい……)
 母の女の部分。
 股間にある男とは違う花園。
 未だ知らないその部分を見てみたくなったのだ。
 スカートに手を伸ばし、そのままパンティごと一気に引き降ろす。
「あ……」
 母はまだ意識が朦朧としているのか、少し声を上げただけで何も言ってこない。
(いよいよだ……)
 光一は心臓を激しく鼓動させながら、肉付きのいい太ももに手をかけ、グイと開いて秘所を顕わにした。
(こんな風に、なってるんだ……)
 そこは貝の様な肉の襞がある箇所だった。
 すでに愛液でヌメヌメと光を放っており、実にいやらしい状態になっている。
(入れたい……)
 不意に強い衝動が湧き起こった。
 それはおそらく雄の本能なのだろう。
 秘所を見た瞬間、居ても立ってもいられないほどの激しい欲求に身も心も包まれ、無性に母の中に肉棒を押し込みたくなったのだ。
(入れるんだ……)
 落ち着かない衝動に押されつつ服を全て脱ぎ捨て丸裸になると、肉棒を手に持って母にのしかかる体勢になりながら秘所へと近づけていく。
(うぅっ……!)
 ツプっといった感触と共に、亀頭が膣穴にハマるのが分かった。
(うおっ、凄いっ……くっ……何だこりゃっ?)
 押し寄せてくる激しい快感に頭を仰け反らせる。
 まだ先端が入っただけだというのに、凄まじい刺激が体中を駆け抜けたのだ。
「あんっ……え? 嫌っ……ダメよダメ、光ちゃんやめてっ……あっ、あぅっ……」
 母の驚きの声が上がり体を放す様に押されるが、そのままグイと腰を進めると甘い声と共に体から力が抜けていくのが分かった。
(す、凄いっ……これが女っ……女の中なのかっ……)
 肉棒が進むたびにヒダヒダが絡み、強くも弱くもない圧迫で締め付けられるのが気持ち良くてたまらない。
 意識せずとも勝手に腰が動き、さらに肉棒を奥へ奥へと押し込んでいく。
「あ……ああ……ダメ……あん……」
 ピクンっと反応する母の様子に興奮を高めつつ、押し寄せてくる快感に光一は手をギュッと握り締めて耐えた。
(全部……入ったぁ……)
 もうこれ以上進めないという所まで肉棒を押し込むと、一旦大きく息を吐き出して力を抜く。
 股間からドクンドクンと鼓動が伝わり、今自分が母の肉体と繋がっている事を意識させる。
 それは何とも晴れ晴れとしたたまらなく嬉しい状態だった。
(僕……お母さんのここに……女の中に入れたんだ……)
 男として初めて女を貫いた喜びが湧き起こってくる。
 体中に自信がみなぎると共に、もっと母を喘がせ、気持ち良くなりたい衝動が押し寄せてくる。
(確か……この後は動くんだよな……)
 拙い知識からそうしようと体勢を整え視線を下に向けると、驚愕の表情をした母と目が合った。
「ああ……光ちゃん何てことを……抜くの、抜くのよ……」
 媚薬に意識を犯されつつも、そこはやはり母親としての理性が働いているのか、恐怖に目を見開きながら体を放そうとしてくる。
 だがすでに肉棒からたまらない快楽を受けている光一にとり、それは受け入れられない事だった。
(こんな気持ちのいいの……止められる訳ないじゃないか……)
 逆にそんな母をもっと犯したくてたまらなった光一は、手をしっかり床に付くと、ゆっくり腰を動かし始めた。
「あっ、駄目よ、あんっ……そんな風に、ああっ……動かしちゃ、あっ……」
 ズリ、ズブ、ズリ、ズブ、と腰が前後するのに合わせて幼い肉棒が母の膣から現れては消える。
 そのたびに漏れ聞こえる甘い声と股間から押し寄せる快感に、光一は夢中になって腰を振っていった。
「あっ、あっ、ああんっ……駄目、あっ……早くしちゃ、あぅっ……それ、あんっ……嫌、あっ……駄目、あふんっ……」
 否定しつつも可愛らしく喘ぐ母の姿は光一を激しく元気付けた。
 こうして母を少女の様に愛らしくしているのは、他でもない自分自身なのだという思いが男としての自信となり、もっと乱れさせ、喘がせたいという欲求に繋がっていたのだ。
 何より肉棒が擦れるたびに信じられないほどの快感が押し寄せてくるため、意識しなくとも勝手に体が動いたのである。
「あぅっ、あっ、やめて、あんっ……光ちゃ、やんっ……ダメ、ああっ……嫌よ、あっ……そんなのぉっ……」
 嫌がる言葉を発しつつも、まるで求める様にしがみ付いてくる母の様子に、光一はたまらない興奮を覚えていた。
 何しろ自分は十三歳の子供でしかなく、体も母に比べて小さいため、その小さな体で大きな母の肉体を自由にしているのが最高に気持ち良かったのだ。
 それは幼い少年の征服欲を激しく満足させ、より母を喘がせ悶えさせる事を求めさせた。
(凄いっ、凄いよっ……僕がっ、僕がお母さんをっ……)
 初めて女を自由にする快感を得、光一は凄まじい興奮状態になっていた。
 何しろ相手は長年面倒を見てきてくれた母だ。
 常に上の立場から褒め、叱り、導いてきてくれた存在である母を、今自分は組み敷き、甘く喘がせているのである。
 それはいわば立場の逆転であり、まさしく母を男として征服した瞬間だった。
 自分が男であり、母が女である事が強く意識され、今自分が優位な存在になっている現実がたまらなく嬉しかった。
(僕はっ……僕は男なんだっ……お母さんをっ……こうしてっ、こうして好きな様にできるっ……男なんだぁっ!)
 男としての自信が激しく湧き起こってそれが凄まじい快楽となり、光一は何も考えられずただ無茶苦茶に腰を動かしまくった。
「ああっ、あっ、あはぁんっ……そんなにしたら、あぅっ……お母さん、あんっ……お母さんダメ、あっ……おかしく、ああっ……おかしくなっちゃうぅっ……」
 そう喘ぐ母にギュッと抱きつくと、次の瞬間体中が包み込まれる様な錯覚に陥った。
 体格差のせいか、母の肉が自分の全てを取り込み、温かく抱き締めてくれている様に感じられたのだ。
 実際肉棒は母の胎内に入り込み、強く優しく揉みくちゃにされているのだからその想いも当然だったのかも知れない。
 そしてそれは、先ほどの母を支配下に置いた満足感とは正反対の、母に依存する喜びを呼び起こした。
 母に包まれ、その存在と一体となる事がたまらない心地良さとなり、もっと甘え、全てを任せてしまいたい欲求が湧き起こったのだ。
 それはまさに母親を頼る子供の本能と言えただろう。
 光一の中には、男として女である母を犯し優位性を感じる喜びと共に、息子として母に甘え、依存する喜びの二つが存在していた。
(ああっ、お母さんっ、お母さんっ、お母さぁんっ……)
 そんな相反する複雑な想いが愛情を高め、光一は母を求める様にして体全体をピッタリとくっつけ、豊かな乳房に顔をうずめながら腰を激しく前後に動かしまくった。
(ぐっ……凄いっ……くぅっ……何て気持ちいいんだろぉ……)
 そうすると体の全てが母の肉に擦られ、その極上とも言える心地良さに蕩けそうになる。
 自然、腰の動きも勢いを増し、自分でも信じられないほどの速度で肉棒が出し入れされていった。
「いや、あぅっ……もう、あんっ……そんな、ああっ……そんなぁ、あぅんっ……い、あっ……いい、ああっ……いいのぉっ……」
 それが功を奏したのか、ついに母が快楽を認める言葉を発した。
 快感のせいで今自分がどういう状況に置かれているのか分からなくなったのだろう。
「光ちゃん凄い、ああっ……光ちゃん凄いのぉ、あんっ、あんっ、ああんっ……それ、あっ……それをもっと、あぅっ……それをもっとよぉっ……」
 一度言ってしまうと抑えが利かなくなるのか、母は息子を褒め称える言葉を叫び、肉棒から与えられる快楽を求めて抱きついてくる。
 淫靡に満ちた表情からはすでに母親としての顔は消え、男を取り込む女の顔が顕わになっていた。
 それを光一が喜ばないはずはなく、ついに母を落とし、自分の物とできた嬉しさに腰を回転させる様にして激しく動かしていく。
「ああんっ、あっ、ああっ……それ凄い、あぅっ……それ凄くて、ああんっ……光ちゃん素敵、ああっ……光ちゃん素敵よぉ、あふっ……お母さんたまらないわぁっ……」
 背中に腕が回り、ギュウっと抱き締められる。
 これまでも母にそうされた事は何度かあったが、これほど満足感と嬉しさ、そして気持ちの良さに包まれた状況なのは初めてだった。
 そうした精神的な高まりが肉体に作用したのか、一気に射精感が高まっていく。
「お母さんっ……出るっ……僕出るよぉっ……」
 母のタプンとした肉に埋もれ、息苦しさと快感に顔を激しくしかめながら、最後とばかりに腰を強く早く動かす。
「出る?、あんっ……光ちゃん出るの? あっ……そんな、あぅっ……まだ子供なのに、あんっ……もう出るって、ああっ……」
 十三歳の少年が射精する事が信じられないのだろう、母は戸惑いの言葉を発しつつも、本来ならば慌てて抜く様に指示すべきところであるにも関わらず何も言ってこない。
「僕、くぅっ……もう我慢、ぐっ……できないぃっ……」
 射精を耐える限界を示す様に光一の腰は高速で動きまくった。
「あんっ、あんっ、ああんっ……ちょっと待っ、ああっ……出るって、あっ……あれが出るの? あぅっ……そんな、ああっ……そんなのぉ、あんっ……あっ、あっ、あぁあああああああああっ!」
「お母さぁんっ!」
 どうやら子供が射精するという事に興奮を高めたらしく、絶頂に至った母の声と共に光一は肉棒の栓を開いた。
 ドピュドピュドクドクドクドク……。
 体がビクビクと震え、精液が母の膣へと放出されていく。
(す、凄い……気持ちいいぃ……)
 ドピュっ、ドピュっ、と射精が行なわれるたびに快感が体を走り抜ける。
 これまでしてきた自慰とは比較にならないその気持ちの良さに光一は体を強く震わせた。
「ああ……嘘よ……こんな……光ちゃんのがぁ……」
 己の胎内に幼い息子の精液が注ぎ込まれているのを感じているのか、母は驚きとも恐怖とも思えない声を上げている。
「く……うぅ……ふぅ……」
 しばらくして射精を終えた光一は、ゆっくりと力を抜いて母の体に身を預けた。
 ハァハァという荒い呼吸が部屋に響き渡る。
(僕……お母さんと……しちゃった……)
 激しい満足感と達成感が押し寄せ、それと共に恐怖が湧き起こってくる。
 何しろ母親とセックスをしたのだ。
 本来許されない母子での交わり。
 それを自分はしてしまったのである。
(それに……中に出しちゃったよ……)
 している最中は夢中で意識していなかったが、母の胎内に射精してしまったのだ。
 下手をしたら妊娠させてしまうだろう。
 それはとんでもない事だった。
(う……また、僕……)
 だがその恐怖は、再び湧き起こってきた肉欲によって駆逐された。
 先ほど飲んだ媚薬はよほど効果が強いのだろう、肉棒は痛いほどに勃起し、近親相姦や妊娠の恐怖をどこかへ消し去るほどに強烈な欲求を湧き起こさせていた。
 そうなってしまえば、すでに女体の甘い味を知ってしまった少年が我慢できるはずもなく、光一の身も心も再び母の肉体を貪りたい衝動に包まれ始めた。
(お母さんの体って……何でこんなに気持ちがいいんだろ……?)
 触れている肌の感触、体重を受け止める肉の弾力は、光一をさらなる肉欲の世界へと誘っているかの様だ。
 そしてこの美しい造形。
 男には無い、女だけが持つ肉体の美しさ。
 見ているだけで射精してしまいそうになるほど整った体。
 そうした女としての魅力が光一の中にある雄を刺激し、母の肉を求めさせる要因となっていた。
「光ちゃん……」
 不意にかけられた声に視線を向けると、母がぼんやりとした瞳でこちらをジッと見つめているのが目に映った。
 それは潤みを帯びており、母も自分と同じく再び快楽を求めている様に感じさせた。
「僕、気持ち良かった……気持ち良かったよ……」
 鼻息を荒くしながら母をギュッと抱き締め、その豊満な乳房に顔を押し付ける。
 すると顔中が柔らかな肉に包まれてたまらない心地良さと快感が全身に広がり、肉棒がビクンと震えた。
「あ……光ちゃん、もうそんな……」
 それを感じたのだろう、母が驚きの中にどこか嬉しそうな雰囲気を臭わせる声を漏らした。
「僕、お母さんとまたしたい……ね、もう一回していいでしょ?」
 甘える様に上目遣いをして母を見つめる。
「いえ駄目よ……もうしちゃ駄目なの。これは親子でしちゃいけない事だから……」
 母は表情を引き締め、強く左右に首を振った。
 それはおそらく自分自身に対する言葉でもあったに違いない。
 何しろ先ほどから母は「まだしたりない」といった表情をしていたからだ。
 おそらく母には媚薬に負けない理性が残っているためそうした拒絶ができるのだろう。
 だが光一にはそれほど強固な理性は存在しておらず、先ほど味わった母の肉体の甘さをもう一度体験したい欲求に身も心も包まれていた。
「でももうしちゃったじゃん……僕、お母さんともっと気持ち良くなりたい……したいんだ……ねぇ、しようよお母さぁん……」
 甘える様に母の首筋に頬擦りし、ジッと顔を見つめる。
「だ、駄目よ……親子なんですもの……こういう事は、んんっ……」
 何か言いかける唇にもう我慢できないとばかりに吸い付き、舌を押し込んで黙らせる。
 その間、母は逃げる様にして体を押してくるが、舌を激しく吸い上げ、乳房をギュッと掴むとすぐさま力を抜いた。
「んんっ……んっ、んんぅっ……んふぅっ……」
 しばらくして唇を放すと、母はハァハァと荒い呼吸をしながらボンヤリとした目で見つめてきた。
「光ちゃんダメよ……もうしちゃぁ……」
 その言葉を無視し、すでに硬くそそり立っている肉棒を一気に押し込んでいく。
「あ、あんっ……あ、ああ……」
 ズブリズブリと膣内を擦り上げて肉棒が収まっていくと、母は逃げる様にして体を上方へと動かすが、それを追いかけて思い切り突き込むと大人しくなった。
「あぅっ……あ……どうして……どうして光ちゃん……」
 母は悲しげな顔を浮かべながらこちらを見つめてくる。
「お母さんがこんなにエッチな体してるからだよ。僕、もうたまらないんだっ」
 そう叫びながら腰を前後に激しく動かし出す。
「あっ、あっ、ああっ……だからって、あんっ……親子でこんな、ああっ……いけないわ、あっ……いけないのよ、ああんっ……」
 母は弱々しく手を上げ、何かを遮る様にしながら呟く。
「でも僕はっ……お母さんだからっ……お母さんだからしたいんだっ……お母さんだからしたいんだよぉっ……」
 無論、他の女性ともセックスできるとなればまた話は別だろうが、今現在光一が抱ける唯一の存在は母だけであるのだから、それは仕方の無い理屈だった。
 それに先ほども感じたが、母が相手であるためか、甘えながらセックスできるところに魅力を感じている部分もあったのである。
 それは他の女性では決して味わえない、母であるがゆえの独特の快楽に違いなかった。
「そんな、ああっ……駄目よ、あぅっ……親子で、ああっ……親子でなんてぇっ……」
 母の叫びにゾクゾクとした快感が走る。
 そう、今自分は親子でセックスをしているのだ。
 実の母、己を産んでくれた母の胎内に肉棒を押し込んで動かし、男女の快楽を味わっているのである。
 自らが産まれた膣に、成長した己の一部を突き込んで甘く喘がせているという事実が何とも言えない背徳感を感じさせ、震えるほどの快感をもたらしていく。
「そうだよっ……僕たちは親子で、母親と息子でいけない事をしてるんだっ……僕のチンチンをお母さんのここに入れてっ……動いて、気持ち良くなってるんだよぉっ……」
「ああんっ、だ、駄目ぇっ……やっ、やぁっ……言わない、あっ……言わないでぇ、あんっ、あっ……そんな事を言われたらお母さん、ああっ……いやぁっ……」
 光一の言葉に、母は体を震わせて頭を仰け反らせた。
 どうやら母子で交わっている事に興奮しているのは光一だけではない様だ。
 母にしてもそうした事を口にするのが快感を呼んでいるに違いなかった。
「お母さんっ……僕、気持ちいいよっ……お母さんのここがっ……僕のチンチンを締め付けてっ……すっごく気持ちいいっ……これって、お母さんだからだよね? お母さんだからっ……お母さんの体だから、僕はこんなに気持ちがいいんだよねっ……?」
 母の体を強く抱き締め、体を前へ前へと押し出す様にして動いていく。
「ち、違うわ、ああんっ……違うのよ、あぅっ……お母さんじゃなくても、あっ……女の体なら、あぅっ……気持ちいいの、ああっ……光ちゃんは勘違いしてるのよ、あぅっ……」
「でも僕はっ……お母さんだからいいんだよっ……他の女の人としたってっ……こんなに気持ちいいはずがないよっ……だって、だってお母さんは僕のお母さんなんだもんっ……お母さんが一番に決まってるじゃないかぁっ……」
「!……」
 その言葉に母は驚きの表情を浮かべた。
 母だから一番気持ちがいい。
 それは十三歳らしい子供の理屈であり、普通ならば認められるはずもない考えだったが、何やら母には思いのほか効果があったらしい。
「そうね、あぅっ……そうよ、ああっ……光ちゃんだからいいのよ、あんっ……光ちゃんだからこんなに、ああっ……」
 そう呟きながら何やら嬉しそうな顔をして見つめてくる。
 そこにはこれまでと違う、行為を受け入れる様な雰囲気があった。
「お母さんっ……お母さん大好きだよぉっ……僕、お母さんが大好きだぁっ……お母さんっ、お母さんっ、お母さぁんっ……」
 激しく突き込みながら母への愛を叫ぶ。 
 そうする事で母が自分を受け入れ、求めてくれる事を望んだのだ。
「光ちゃん、あんっ……光ちゃん好きよ、ああっ……お母さんも光ちゃんのことが、あんっ……大好きぃっ……だからもっと、あんっ……だからもっとしてぇ、あぅっ……もっとお母さんを気持ち良くしてちょうだいぃっ……」
 それに答える様に母がギュッと抱き締めてくる。
 そこにはもうセックスを否定する雰囲気は無く、逆により求める様子が見てとれた。
 今した会話の内容が母の中の何かを変えたらしい。
 母子で感じる快楽。
 近親相姦だからこそ得ている快感に、母は喜びを見い出したのだろうか。
「お母さんっ……僕と、僕といけない事してるの気持ちいいっ……?」
 それを探ろうと問いかける。
「あんっ、あっ、ああっ……いいわ、あっ……いいの、あんっ……いけない事だけど、あぅっ……いけない事だからいいのぉっ……だって、あんっ……だって光ちゃんとしてるんですもの、あっ……光ちゃんのオチンチンが、あぅっ……こんなに強く、あっ……こんなにぃっ……」
 まさしくそうだとする答えを母は叫んだ。
 思えばセックスには愛情を確認し高める効果があるのだから、親子とはいえ愛する者同士が結ばれれば、それまで以上の想いを相手に抱いてもおかしくはなかった。
 そして愛情が高まれば肉体的繋がりを求めるのも必然であり、母がセックスを受け入れる様になっても当然と言えただろう。
 その事に嬉しさを感じた光一は、さらに母との繋がりを強めようと、腰をグルグルと回転させる様にして強く突き込んでいった。
「あぅんっ、あっ、ああんっ……それ、あっ……それ凄いぃ、あっ、ああんっ……光ちゃん凄いわ、ああっ……光ちゃん凄いの、あんっ……光ちゃん凄いぃっ……」
 光一に対する愛情、そして肉欲が高まったせいなのか、母は放すまいとするかの様にギュッとしがみ付いて背中に爪を立ててくる。
「あっ、あっ、ああんっ……そうっ、そうっ、そうよぉっ……やっ、やっ、やぁんっ……光ちゃんもっと、ああっ……光ちゃんもっとよぉ、あんっ……光ちゃんもっとしてぇ、やぁんっ……」
 母はトロンとした表情を浮かべ、だらしなく口を開きながら甘い喘ぎを上げ続けた。
 そこには先ほどまでの光一との行為を否定していた様子は影も無く、ただ快楽を貪る雌が存在しているだけだった。
 それは自分という雄に身を捧げた姿であり、光一の中の征服欲を激しく刺激するたまらない光景であった。
 もう母は自分の物だ。
 他の誰の物でもない。
 光一が所有する女なのだ。
 喜びが体中に溢れ、肉欲が激しく高まる。
 射精感が一気に押し寄せ、光一は最高の状態で精を放とうと腰を激しく動かしていった。
「あんっ、あんっ、ああんっ……駄目、あぅっ……お母さん駄目よ、ああんっ……もうイく、あっ……もうイくの、イっちゃうぅっ……やっ、やっ、やぁあああああああんっ!」
「お母さぁんっ!」
 母子の絶叫が重なり、それと同時に光一は精を放った。
 ドピュドピュドクドクドクドク……。
 激しい勢いで精液が放出されいく。
「ぐっ……くっ……ぐぅっ……」
 光一は体を震わせながら、何度も何度も射精を繰り返した。
「あ……ああ……あ……」
 母のか細い声が耳に響き、それに心地良さを感じながら精を放っていく。
 しばらくして最後の射精を終えると、力を抜いてガックリと母の体に身を委ねる。
 ハァハァと二人の荒い呼吸が部屋に響き、光一は何とも言えない幸福感に浸った。
(また……お母さんの中に出しちゃった……)
 それは妊娠するかも知れない行為だったが、その事が何やらゾクリとする快感になり、恐怖よりも快楽として認識されていた。
 中に射精する行為が、母を己の物とする証しの様に思えてたまらなかったのだ。
 女を所有する快感。
 それは今まで光一が味わった事のないものだった。
(だけど……僕はしたんだ……)
 母とはいえ、女を組み敷き、喘がせてその胎内に精を放った。
 男としての喜びを知ったのである。
(もっと……もっとお母さんを抱きたい……)
 目の前の母は頬を上気させ、ボンヤリとした瞳であらぬ方向を見ている。
 それはあまりにいやらしく、再び肉棒を硬く大きくさせるのに十分な魅力に溢れていた。
「お母さん、もう一回しよぉ……」
「え? ちょっと光ちゃん……そんな、もうできるの?」
 母が驚きの声を上げて起き上がろうとする。
「そうだよ。僕はすぐにできるんだ……」
 それを抑える様にして肉棒を押し込み、腰を動かし出す。
「ちょ、待ってもう駄目、あんっ……あっ、あっ、ああっ……ここじゃもう、あっ……ベッドに行って、ああっ……やんっ、やっ、やぁんっ……」
 先ほどと違い、セックス自体を否定してこないのに嬉しさを覚えつつ、こうして嫌がる母を犯すことに光一は喜びを感じていた。
「いいじゃないっ……もう少しここでしよ、ねっ?」
 手に余る乳房をギュッと握り締め、光一は腰を激しく振っていった。
「ああっ、もうっ……強引なんだから、やぁんっ……」
 可愛らしく言ってくる母に心臓がドクンと跳ねる。
(うぅっ……か、可愛い……お母さん可愛い……)
 それはたまらなく愛らしく映り、また絶対的に上の存在であるはずの母が同年代の少女の様に思えて興奮を誘った。
 光一はそのことでますます猛った肉棒を勢い良く出し入れしながら、母の肉体を貪っていくのだった。


「あんっ、あんっ、ああんっ……やっ、やっ、やぁんっ……」
 ベッドがギシギシと軋む中、母の甘い喘ぎが部屋に響いていた。
 そこは父と母の部屋であり、ダブルベッドという本来ならば夫婦の営みが行なわれる場所だった。
 しかし今母の相手をしているのは父ではなく息子の自分だった。
 父が留守であるのをいい事に、夫婦の証しとも言えるダブルベッドの上で母を犯しているのだ。
 それはどこかゾクリとする快感を感じさせ、今自分が父を裏切り、父の物である母を自由にしているという現実を強く認識させた。
(ゴメンねお父さん……僕、お母さんとしちゃってるんだ……)
 心の中で父に詫びつつ、その事がさらなる背徳的な快感を呼んで腰の動きを激しくしていく。
「ああんっ、あっ、あはぁっ……光ちゃん凄い、あんっ……それ凄いわぁっ……あっ、あっ、ああんっ……」
 目の前では裸になった母が体をいやらしくくねらせ、ベッドの上で悶えている。
 その様子は先ほど居間で組み敷いた時とは違う視覚的刺激があった。
 こうしてベッドの上に裸の女が横たわっているという構図に何やら欲情をそそられたのだ。
 布団と裸という組み合わせが、これまで経験した事のない光景として意識され、自分が大人の世界に入り込んだ様に感じられたのである。
 ベッドでセックスをする。
 それは十三歳の少年が初めて経験する大人の領域だった。
「あんっ、あっ、あはぁんっ……光ちゃん、あっ……光ちゃんいいのぉ、やっ、やっ、やぁんっ……もっとよ、あぅっ……もっとしてぇっ……」
 激しい喘ぎを上げる母は、潤んだ瞳を向けながら可愛らしい声で叫んだ。
 最初あれほど拒んでいたのが嘘の様に、今の母は甘える様に光一におねだりしてくる。
 繰り返される快楽のせいで、もはや理性が無くなってしまっているのだろう。
 それは自分とて同じ事であり、母を抱く事に戸惑いは全く無くなっていた。
 セックスが愛する者同士の行なう行為だと考えれば、親子とは言え、長い間愛し合っている自分たちがお互いの体を求めるのはおかしくない様に思えたのだ。
「あんっ、あっ、ああんっ……もう駄目、あっ……もう駄目よぉっ……あっ、あっ、ああんっ……お母さんもう、あぅっ……お母さんもう駄目なのぉっ……」
「僕もっ……僕もイくよっ……僕もイくから一緒にっ……お母さんっ……」
 絶頂が近いらしい母の声に、光一も射精しようと腰の動きを早める。
「いいわ、いいの、あぅっ……一緒にイきましょ、ああんっ……光ちゃんと一緒、やぅっ……光ちゃんとぉっ……やんっ、やんっ、やぁああああああんっ!」
「お母さぁんっ!」
 絶叫と共に精が放たれる。
 光一は母の引き締まった腰を強く掴みながら、ガクガクと体を震わせて射精した。
「あ、ああ……あ……」
 ドピュッ、ドピュッ、と光一の精液が母の膣内に注ぎこまれていく。
 その感触に母を己の物とする実感を味わいながら、光一は何度も何度も射精を繰り返していった。
 しばらくして最後の放出を終えると、ゆっくり肉棒を引き抜き横に転がる。
 ハァハァと荒い息を吐きながら、光一は隣にある母の美しい顔を見つめた。
(お母さん……)
 もう何度母を抱いただろうか。
 甘く喘がせ、可愛らしく悶えさせただろうか。
 白くドロリとした精液を温かい膣の中に注ぎ込んだだろうか。
 本来それは許されぬことだ。
 媚薬のせいとはいえ、父を裏切り母を抱いた事に光一は恐怖を覚えていた。
 肉欲に囚われている時には意識しないが、こうして精を放ち、再び欲情するまでの短い間は、冷静に自分を見つめる事ができるからである。
「光ちゃん、どうかしたの……?」
 そんな事を考えていると、不意に母が声をかけてきた。
 その表情は実に優しげであり、昔からよく知っている笑顔が浮かんでいる。
 だが今の母の顔には、それだけでなく女としての媚も混じっていた。
 男に快楽を求める女の媚が……。
「何でもないよ。ちょっと考え事……」
「そっか、考え事か……」
 そこまで言うと母は少し黙った。
「ねぇ、光ちゃん。媚薬のせいとはいえ、私たちとんでも無い事しちゃったわよね?」
「うん……」
 まさしく今自分が考えていたのと同じ事を聞かれ、驚きながら頷く。
「その事、後悔してる?」
「少し……」
 本来ならば全て否定すべきなのだろうが、光一にとって母を抱けた事は喜びの想いもあったためできなかった。
「少し、か……じゃあ、後悔してない部分もあるのね?」
「うん……だって僕、お母さんのこと好きだもん……だからこういう事になって、ちょっと嬉しいんだ」
「そうなんだ……ふふ、実はお母さんもなのよ」
「え?」
 予想外の言葉に驚く。
 てっきり母は自分に犯されたことを酷く悲しんでいると思っていたからだ。
「もちろん光ちゃんとこんな事しちゃったのは良くないと思うんだけど……でもね……母親として、息子に愛してもらえているって実感が得られた様にも思えて……凄く嬉しいのよ……」
「そうなんだ……」
 それは光一にも自覚があった。
 肉体関係になってからというものの、それまで以上に母を愛おしく感じられていたからだ。
「それにお母さん……光ちゃんの事が、もっともっと好きになっちゃったの。今までより凄く、ずっと凄く光ちゃんの事が好きで好きでたまらないのぉっ」
 母はそう叫びながらギュッと抱き付いてくる。
 すると顔が豊かな胸の肉に包まれて心地良さが広がり、肉棒が一気に元気を取り戻して、ムラムラと母を再び抱きたくなる欲求が湧き起こってきた。
「僕だってお母さんのこと好きだよ。こうしてまたしたくなるくらい」
 そう言いながら起き上がり、肉棒を押し込んでいく。
「まだするの? あぅんっ……もういい加減、あっ……やん、駄目よ……少し休ませ、ああんっ……あっ、ああっ……」
 制止の言葉を無視して腰を進める。
 もう何度こうした言葉を聞いただろうか。
 確かに自分でも休んだ方がいいのではないかと思うのだが、性欲が湧き起こるとしたくてたまらなくなるのだから仕方が無かった。
「もう馬鹿、あぅっ……少しはお母さんを労わ、あんっ……やっ、そこは、あっ……駄目よ、ああんっ……」
 可愛らしく悶える母をギュッと抱き締め、腰を激しく動かし始める。
「でもお母さんもっ……僕としたいんでしょうっ?」
「そ、それは……あっ、ああんっ……確かにお母さんも光ちゃんとしたいわ、やんっ……本当はいけない事だけど、あぅっ……光ちゃんとなら、あんっ……お母さん地獄に落ちてもいい、あんっ、あんっ、ああんっ……」
「僕だってそうさっ……お母さんとこうしてできるならっ……どんな事になったってっ……」
 それはゾクリとする快感だった。
 世間では許されない近親相姦。
 それを自分達は繰り返し行なっている。
 しかも止められないほどの深みにまでハマってしまっていた。
 すでに媚薬はお互いが交わるための言い訳にしかなっていない。
 何故ならそんな薬の効果など、とっくに切れている事は光一たち自身が一番よく知っていたからだ。
 いつ効果が切れたのかは分からない。
 だがその様な事は些細な問題だった。
 もう母子はお互いを求めずにはいられないほど、許されぬこの交わりに夢中になってしまっていたからだ。
 自分は母の肉体から離れる事はできない。
 おそらく母も同じだろう。
 それだけお互いの体は気持ち良かったし、母子だからこその愛情も感じられて抑えきれない衝動に包まれていたのだ。
「あんっ、あんっ、ああんっ……光ちゃんっ、光ちゃんっ、光ちゃんっ……あっ、あっ、あはぁっ……」
 自分を愛情溢れる声で呼ぶ母の姿はあまりに愛おしく、この様な母を見られるのならどんな禁忌を破っても怖くはなかった。
「お母さんっ、お母さんっ、大好きだよぉっ!」
 母を求める様にして叫びながら、体全体を前へ前へと押し出すかの様にして激しく突き込んでいく。
「やっ、やっ、やぁんっ……いいわ、いいの、いいぃんっ……素敵、あぅっ……素敵よ光ちゃぁんっ……」
 ギュッと抱き付いてくる母の肉の感触に気持ちの良さが体中を走り抜ける。
 こうして裸で抱き合い、肌を擦り付け、互いの肉と体温を感じる行為は何と心地良い事なのだろう。
 十三年前に一つだった母子の肉は性器を通じて再び交じり合い、一体となって凄まじい快楽を呼び起こしていた。
 それはたまらなく気持ちが良く、止めることなどできない行為だった。
「あっ、あぅっ、ああんっ……もう駄目、あっ……お母さんもう駄目よ、あぅっ……もう、ああっ……もうイっちゃうのぉっ……」
「僕もっ……僕もだよっ……お母さん一緒にぃっ……」
 二人の言葉が重なり、それと共に腰の動きも加速していく。
「やっ、やっ、やぁんっ……激し、あっ……激しくて、あぅっ……激しいのぉっ……もうっ、もうっ、もぉっ……あんっ、あんっ、あぁあああああああああんっ!」
「うっ、うぅっ!」
 母の絶頂と共に光一の肉棒から精が放たれた。
 激しい勢いで精液が膣内へと注ぎ込まれていく。
「あ……ああ……あん……」
「く……くぅ……く……」
 母子はお互いをギュッと抱き締め合い、押し寄せてくる快感に耐える様にして体を震わせた。
 しばらくして射精を終えると、光一は力を抜いて母の体に身を預けた。
(気持ち良かった……お母さんの体って最高だよ……僕、幸せだぁ……)
 激しい幸福感が押し寄せ、他の事がどうでも良くなってくる。
 父に見つかろうが、妊娠しようが構うものか。
 今自分はこうして母を抱き、母を己の物とし、気持ち良くなっているのだ。
(そうだよ……僕はお母さんさえ居てくれれば幸せなんだ……他の事なんか知らない……)
 快楽こそ全て。
 欲情を抑えられない今の光一にとって、それはまさしくピッタリの言葉だった。
 これからも冷静になれば母との関係や父に対する罪悪感で悩みもするだろう。
 しかし母さえ傍に居てくれれば、母の体さえ抱けるのなら、自分は何とかやっていける。
(僕は……お母さんが大好きなんだから……)
 光一はそう思うと、まだ荒い呼吸をしてグッタリとしている母を抱え、再び硬く大きくなった肉棒をその熟れた膣へと押し込んでいくのだった。












あとがき

 興奮してお互いを求めてしまう。
 今回はそんな話にしてみました。
 こういう設定は「まさに肉欲」って感じで好きなんですよね。
 母親であっても襲いたくなってしまう衝動が湧き起こり、母親の方も同じ状態になっているからあまり逆らえない。
 抵抗はするんだけれども快感に流されて受け入れてしまうのですな。
 いや〜〜、いいですねぇ、こういうの。
 強姦なんだけど和姦でもあるという部分が楽しいのですな。
 まさに近親相姦の醍醐味ってやつですか。
 まあ、本当にしたらどうなるか分かりませんけど(笑)
(2006.7.19)



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