家族風呂


 智也は母と温泉地に旅行に来ていた。
 母が商店街のクジで旅館の宿泊券を見事に当てたのである。
 当初父と三人で来る予定だったのだが、急に入った仕事のために父は来れなくなってしまった。
 次の機会にと予定を変えようと思っても、宿泊券の使用期限が迫っており、仕方なく母と二人で行くことになったのだ。
「ふ〜〜、疲れたわねぇ……」
 旅館の部屋に着くと、母は荷物を置いて伸びをした。
「あら、眺めがいいわねぇ。いい部屋だわここ……」
 窓に駆け寄り開けると、そこから見える風景に感心している。
 楽しげな母の様子に、旅行することを渋っていた智也だったが、やはり来て良かったかな、と思った。
 何しろ父は仕事が忙しく、こういった旅行をする機会がないため、いつも家にいる母は少し鬱憤がたまっていた様に思えたのだ。
 十四歳になり、親が少々ウザったく思える年齢になった智也にとって、母と二人きりの旅行というのには抵抗があったのだが、母の楽しそうな様子を見ているうちにその思いも無くなっていた。
 旅先だという開放感もあるのかも知れない。 
「ねぇ、温泉行きましょう」
 母がこちらを振り返って言う。
 その顔には、父が旅行に行けなくなったと知ってから見られた憂鬱な表情は全くなかった。
「あ、うん。いいよ」
 その事を喜びながら返事をする。
「そうだ。ねぇ、せっかく二人きりなんだし、家族風呂に入らない?」
「うん。それでいいよ」
 軽く返事をしながら、智也は家族風呂の意味が分からなかった。
 取り合えずご機嫌な母に合わせて返事をしたのだ。
(ま、変なもんじゃないだろ。どうせ風呂なんだし)
 ウキウキと入浴の支度をしている母を見ながら、智也は自分も準備をしていくのだった。

 
 母と脱衣場で別れ、服を脱ぐと風呂場に入っていく。
 体にお湯をかけた後、温泉にゆっくりと浸かった。
(ふ〜〜、やっぱいいなぁ……)
 温泉の気持ち良さに体を伸ばしながら浸る。
(そういや、家族風呂って何が違うんだろ……?)
 見回しても特に普通の風呂と変わりが無い。
 名称の意味が分からず悩んでいると、ガラガラと音がして誰かが入ってくるのが聞こえた。
「あら、もう入ってるの。早いわねぇ」
 それは母だった。
(お母さん……何で……!)
 どうして母が入ってくるのかが分からない。
 こっちは男湯のはずだ。
(まてよ……家族風呂ってそういう意味なのか……?)
 確かに名前から考えればすぐに分かりそうなものだ。
 智也は自分のうかつさを悔いた。
 思春期真っ盛りの少年にとって、自分の裸を見られることほど恥ずかしいことはない。
 すぐ出るのもあまりにも不自然であるし、どうしたものかと悩んでいるうちに母の姿が現れてしまった。
 当たり前のことながら母は全裸で、タオルで隠しているとはいえ、ところどころに見える白い肌に、智也は一物が硬くなっていくのを感じた。
 慌てて目を逸らす。
 母の裸を見るのは何年ぶりか、子供の頃は平気で見ていたものの、現在大人になり始めた智也にとって、女性の肉体は凶器そのものだ。
「あ〜〜、いいお湯ねぇ……」
 母が隣に入ってくる。
 触れんばかりの距離にある女体に、見なくてもその事実だけで興奮してしまう智也の肉棒は、すでにビンビンに勃起していた。
「あら、智ちゃんもう真っ赤。面白いわねぇ」
 母は楽しそうに笑っている。
「こうして一緒に入るのも何年ぶりかしらねぇ。智ちゃんはすっかりたくましくなって……」
 母の視線を感じて慌てて体を縮める。
「ふふっ……恥ずかしがっちゃ駄目よ。せっかく旅行に来てるんだから。もっと大らかに気を持ちなさい」
 そうは言っても恥ずかしい。
 股間を母に見られたらきっと笑われる。
 決して股間だけは見られたくない。
 智也は膝を体につけ、股間が見えない様にした。
「ね、体洗いましょ。お母さんが智ちゃんの背中流してあげるから」
「い、いいよ! 自分で洗うから!」
 慌てて断る。
「何言ってるの。せっかく一緒に入ってるんだからそれくらいしましょう。ほら立って」
 母に腕を取られ持ち上げられる。
 生の肌に触れられビクッと反応してしまう。
「大丈夫、恥ずかしくなんかないわよ。それにお母さんだって裸なんだからお互いさま」
 母は智也が裸を見られることを恥ずかしがっているのだと思っている様だ。
 確かにそれも恥ずかしいが、それより今はそそり立っている肉棒を見られる方が死ぬほど恥ずかしかった。
 母にグイグイと引っ張られ、観念した智也は湯を上がり、すぐさま股間にタオルを回して一物を隠した。
「さあ、ここに座って」
 椅子に腰掛けると、母はその後ろに座りタオルに石鹸を付け始めた。
「よし、洗うわよぉ。智ちゃん大きくなったからやりがいがあるわねぇ」
 ごしごしと背中が擦られる。
 楽しげな母に比べ、智也の頭は興奮でいっぱいだった。
 母が裸で背中を洗っている。
 つまり自分の少し後ろには、乳房があるということだ。
 智也は股間を見られたくないと思いながらも、母の乳房に偶然でいいから触れないかとも思っていた。
(ちょっと後ろに動けば……)
 そう思い、気づかれない様に微妙に体を動かすが、その程度では母の乳房に届くことは無かった。
「じゃあ、次は前ね。こっち向いて」
 母がとんでもないことを言ってきた。
「え? いいよ前は。自分で洗う」
「せっかくだから洗ってあげるわよ」
「い、いいよ」
 正面で向かい合ったら、タオルをかけているとはいえ、股間の膨らみがハッキリと分かってしまう。
 それだけは阻止したかった。
「う〜〜ん、しょうがないわね」
 どうやら諦めてくれた様だ。
 智也はホッと息を吐き出した。
「じゃあ、このまま前も洗うわ。ちょっとやりにくいけど」
「い、いいよ。いいって」
 慌てて断る。
「何言ってるの。それ位はさせてよぉ」
 母は幼い少女の様な口調で言うと、前にタオルを回してくる。
(!……)
 その瞬間、背中に柔らかい感触が感じられ智也は固まった。
(オッパイ……?)
 前を洗うのに接近したため、母の乳房が微妙に触れたのだ。
 先ほど望んでいた状態に不本意ながらもなった事に智也は喜び、ずっと妄想していた乳房の感触に痺れた。
「あら? まあ……元気なのねぇ、智ちゃん……」
 奇妙な声に意識を戻すと、母は智也の股間を見つめて面白そうな表情をしている。
(見られた……!)
 乳房の感触に意識が向いているうちに、股間を隠すことを忘れてしまったのだ。
 いつの間にかタオルがずれ、勢い良く立ち上がっている肉棒が母の視線にさらされている。
「ふふっ……智ちゃんも大きくなったわねぇ……こんな立派なオチンチン……」
 何やら母がボンヤリとした声を出している。
「ここも洗わなくちゃね……」
 肉棒がギュッと握られる。
 タオルではなく、直接手で握られているのだ。 
「お、お母さん……?」
 不意に襲った刺激に智也は身動きできず震えた。
「オチンチンは大事なところだから……お母さんがちゃんと綺麗にしてあげる……」
 そう言うと、母は肉棒をゆっくりと上下に擦りだした。
「うっ……」
 股間からえもいわれぬ快感が押し寄せ智也は悶えた。
 いつの間にか押し付けられた、背中に感じる乳房の柔らかな感触がたまらない。
 二箇所ポツンと硬いモノが擦り付けられている。
(乳首……)
 股間の快感に震えながら、さらに背中から伝わる母の乳房の感触に快感が増していく。
「ちゃ〜〜んと……綺麗に……しないとねぇ……」
 手の動きが早くなっていく。
「はぅっ……おかぁ……うぅ……」
 たまらない快感に智也は射精感が高まっていった。
「智ちゃん……お母さんが洗うと……気持ちいいでしょう……?」
 すでに母の手の動きは智也に精を吐き出させようとする動きでしかない。
 さらに母の体は智也に抱きつくように密着し刺激を与えてくる。
 背中全体に感じられる柔らかな女体の感触によって、智也の忍耐力は限界に達した。
「うぁっ……出るっ、出るよぉっ……!」
 絶叫と共に白い液体が噴水の様に放出されていく。
 数度ドピュドピュと勢い良く射精した後、肉棒は力を失っていった。
 激しい快感と脱力を感じた智也は、ガックリと上半身を前に倒す。
「智ちゃんも大人になったのねぇ……こんなに元気に出して……」
 母は背後から智也を抱きしめると、首筋に唇を押し付けている。
 その感触にゾクリと痺れる。
「ね、次はお母さんを洗ってくれない?」
 母は智也の体にお湯をかけると、甘く囁いてくる。
「お、お母さんを……?」
 まだ射精の脱力が抜けきれない智也は、ぼぉっとした声で聞き返す。
「そう、お願い」
 母は後ろ向きに座りなおして待っている。
「分かった……」
 智也はなぜ母が自分を射精に導いてくれたのか混乱していた。
 だが、今度は自分を洗えと言う言葉の中に、背中だけでなく前、つまり乳房に触れることができるのではないかという思いに頭が一杯になってしまい、母の行為を追及する気は失せてしまった。
「洗うよ……」
「ええ……」
 タオルに石鹸を付け、母の背中を擦っていく。
 タオルを通じても母の柔らかい肉体が感じられ、すぐに肉棒が硬くなっていく。
 しかも顔を横にずらせば、母の豊かな乳房が見えるのだ。
(綺麗だ……)
 母の白い肌の中でも、乳房の白さはまた格別だった。
 その形良く豊かな膨らみは、掴んだら実に気持ちが良さそうだ。
 先ほど背中で感じはしたが、まだ手で触れたことのない柔らかそうな乳房に智也の肉棒は痛いほど勃起していく。
「ああ……いいわぁ……人に洗ってもらうのって気持ちいい……」
 母が気持ち良さそうな声を上げる。
「ね……次は前も洗って……」
 甘い声で囁き、智也の手を掴むと乳房の上に置く。
「ここは……智ちゃんの手で洗って欲しいの……」
 タオルを取り上げ、両手を智也の手に重ねて乳房を揉みあげる。
(柔らかい……)
 母の柔らかい乳房の感触がたまらない。
 まるで吸い込まれる様な感じでありながら、力を緩めるとすぐに形を戻すのが興奮を誘う。
 智也は鼻息を荒くしながら母の乳房を揉んでいった。
「はっ……あっ……はぁっ……」
 母の吐息に甘いものが混じっていく。
 智也は体を押し付け、股間を擦り付ける様に動かす。
 肉棒は女の肉体に触れている喜びに震え快感を伝えてくる。
「あっ……はぁっ……ああっ……智ちゃんっ……はぁ……いいわぁっ……はぅっ……智ちゃん洗うの、上手ねぇっ……」
 母は未だに体を洗っている建前を崩していなかった。
「次は……口で……乳首を洗ってぇ……」
 振り返ると智也を見つめてくる。
 ついに正面から母の裸体を見た智也は、その美しい様子に感動と興奮の混ざった思いを持った。
 そしてコクリと頷くと揺れ動く乳房に口を付けていく。
 乳首を舐め、吸い上げる。 
「あんっ、あっ、はぁっ……上手いわぁ……智ちゃんいいっ……」
 コリっとした乳首を強く吸うと、母が頭をギュッと抱きしめてきて、その感覚に幼い頃を思い出し心地良さを感じた。
 乳首をチューっと吸い上げ、ポンと離す。
 ぽよよんと揺れる乳房の動きがたまらない。
 数度それを繰り返すと、乳首の周りをレロレロと舐める。
「あっ、はぁんっ、あぅっ……あんっ、ああっ、ああんっ……」 
 母は頭を左右に振って悶えている。
 智也は自分の愛撫で母が反応するのが面白く、舌の動きに力を入れ、乳房を揉んでいった。
「ああっ……智ちゃん……オッパイ洗うの……はぁっ……ホント上手ねぇ……ああっ……でも……そろそろまた……オチンチン汚れてきたでしょう……」
 体を離しながら母が股間を見つめている。
 確かに先漏れの液によって智也の肉棒はヌルヌルとなっていた。
「お母さんが……口で綺麗にして上げるわ……」
 そう言うと一気に肉棒を口に含む。
「うぅっ……」
 智也は突然のとてつもない快感に悶えた。
 先ほど指でしごいてもらった時も気持ちが良かったが、口でしてもらうのは比較にならない。
 何しろ母の温かい体温と、口内のヌルヌルとした感触、そして自在に動く舌が、ハーモニーとなって肉棒に快感を送ってくるのだ。
 オナニーでは決して味わうことのない感触に智也は激しく体を震わせた。
(お、お母さんが口で……口でしてくれてる……凄いぃ……)
 母は本当に汚れを落とそうとするかの様に、ネットリと舌で肉棒を擦り、敏感な部分を舐め上げていく。
「うぁっ……お、お母さぁん……」
 あまりの快感に智也は幼い子供の様な声を上げてしまう。
「んぐっ……ふふっ、智ちゃん可愛い……んぐっ……」
 母は嬉しそうに笑うと、さらに激しく舌を絡めていく。
「うぅっ……うあっ……」
 肉棒は、すでに耐え切れない状態になっていた。
 一度射精していたため、かなり敏感になっていた肉棒に凄まじい快感が送られているのだ。
 まだ経験のない少年に耐え切れるわけがない。
「出るっ……お母さん出ちゃうよぉっ……」
 まるでおしっこを我慢している子供の様に訴える。
「んぐっ……いいわ。出しちゃいなさい……んぐっ……お母さんが飲んで上げるから……んぐっ……」
 母は口をすぼめると、チュポチュポと激しく肉棒を出し入れし始めた。
(お、お母さんが……飲んでくれる……?)
 あの白い液体を、母が飲んでくれるというのだ。 
 自分の肉棒を咥えているというだけでも凄いのに、さらにそこから出るモノまで飲んでくれるというのか。
 その何とも言えない卑猥な想像に智也は興奮し、そこまでしてくれる母の愛情に嬉しさが込み上げていった。
 肉棒は母の口内で揉まれ、吸い込まれ、しごかれていく。
 それをする母は、トロンとした何とも嬉しそうな表情をしていた。
 そのいやらしい顔に、智也の我慢は限界に達した。
「うがっ……出るっ、出るよぉっ……お母さぁんっ……!」
 絶叫と共に精を放つ。
 ドクドクドクと凄い勢いで精液が母の口内に注がれていく。
 母はそれを一適でも漏らすまいといった様子で嚥下している。
 最後の放出を終えた智也が、全身の力を抜こうとした瞬間、肉棒が激しく吸引された。
「うぁっ……」
 腰を持っていかれるのではないかという吸い込みに智也は悶え、手を母の肩に置いて耐える。
 吸引が終わると、今度は舌が肉棒に絡みペロペロと舐め上げていく。
「うぅっ……」
 放出してすぐの敏感な肉棒にその刺激は強烈すぎた。
 智也は母の肩を掴むと体をブルブルと震わせる。
「ふぅ〜〜、綺麗になった……どう? 智ちゃん。お母さん、洗い方上手でしょう?」
 そう問いかけてくる母の顔は、今まで見たことのない、実に淫蕩な表情をしていた。
「じゃあ、次は……智ちゃんがお母さんのここ洗って……凄く汚れちゃったの……」
 母は横たわると、ガバっと両脚を広げた。
 股間にある母の女の部分が丸見えになった。
 今まで見たことのない女の秘所に、智也は吸い込まれる様にして顔を近づけていく。
 まるで貝の様なそこは、ヌルヌルとして光を放っていた。
「ほらぁ……すっかり汚れてるでしょう……さっきお母さんがしたみたいに……智ちゃんにそこを洗って欲しいのぉ……」
 母に促され、智也は黙って舌を伸ばした。
 軽く舐め上げる。
「はぅっ……!」
 途端、母が体を震わせる。
「いいわぁ……そんな感じでお願い……」
 母の反応に驚きながらも、興奮した智也は舌を激しく動かしていった。
「あっ、ああっ、ああんっ……いいわっ、そうっ、はぁうっ……」
 母は気持ち良さそうに悶えている。
 さらに舌の動きを強めていくと、ある部分に触れた瞬間、母が激しく体を仰け反らせた。
「ああっ! あぅっ、はぁっ……そ、そこよっ、そこをたくさん洗ってぇ……!」 
 智也は母に言われた通り、その部分を重点的に舐め上げていく。
「あぅっ、あっ、ああっ……いいわ、あんっ……いいのぉ、ああんっ……もっとぉ、もっとよぉっ……」
 母の悶えが激しくなった。
 それに興奮した智也の舌の動きも激しくなっていく。
「ああぅっ、あっ、ああんっ……もう駄目、ああっ……お母さんもう駄目よぉっ……はぅっ、あっ、はぁんっ……智ちゃん、あんっ……お母さんイっちゃう、あっ……イっちゃうのぉっ……ああああっ……!」
 母は体を跳ね上げると、仰け反ったまま体をブルブルと震わせ、しばらくすると力を抜いた。
 荒い息を吐いて気持ち良さそうに横たわっている。
(お母さん、イったんだ……)
 初めて見る女性のイく姿に智也は何やら感動を感じた。
 その一方で肉棒はギンギンに反り上がり、先漏れの液をダラダラと垂らしまくっていた。
「ふふっ……智ちゃんあんまり上手いから……お母さん寝ちゃったわ……」
 母はそう言うと嬉しそうに笑っている。
 そしてその目は、智也の股間をジッと見つめていた。
「智ちゃん……またオチンチンが汚れちゃってるわ……しょうがないわね……」
 呆れている内容の言葉とは裏腹に、嬉しそうな口調をしている。
「でもお母さんも智ちゃんのこと言えないわ……お母さんのここも……また汚れてるの……」
 母はそう言うと、クイっと己の秘所を広げる。
 膣穴が広がり、童貞の智也でもどこに肉棒を入れればいいのか分かるほどだ。
 そのヌルヌルとした様子に、智也は肉棒を入れたくてたまらなくなった。
「ねぇ、智ちゃん……お母さんのここに……智ちゃんのオチンチンを入れて……洗ってくれないかしら……?」
 母の言葉に心臓がビクンと跳ねる。
「ちょうどここって……智ちゃんのオチンチンが入る大きさだから……オチンチンを押し込んで……ゴシゴシ洗って欲しいのぉ……」
 トロンとした目をしている熟女のいやらしい誘いを、童貞の少年が断れるはずがない。
 智也はコクリと頷くと肉棒を手に取り、母にのしかかる様な姿勢になると、膣穴に向けて腰を進めた。
 ズブッといった感触と共に亀頭が収まる。
「うぅっ……」
「あぅんっ……」
 母子の気持ち良さそうな声が重なる。
 智也は初めて入った女の中の凄まじい快感に浸っていた。
 まだ先っぽを入れただけだというのに、何という快感なのか。
 ヌルヌルとした肉壁が亀頭を包み、ヒダヒダが微妙に動いて奥へと引き込もうとしているのだ。
「もっと……もっと奥よぉ……もっと押し込んでぇ……」
 母の切なげな声に答え、腰を進める。
 ズブズブといった感じで、肉棒が全部収まった。
「うぁっ……」
「あぅっ……」
 再び母子の声が重なる。
 智也はあまりの快感に身動きできず、歯を食いしばって悶えた。
 肉棒は肉襞によって包まれ、その温かでヌルヌルとした感触だけでイってしまいそうになる。
 しかもまだ動いていないというのに、膣襞がヌメヌメと精を吐き出させようと蠢いているのがたまらなかった。
「はぁっ……智ちゃん……そのまま動いて……腰を動かしてお母さんの中を擦り上げてぇ……」
 母のいやらしい言葉に反応し、腰が動き始める。
 初めてであるにも関わらず、見事に前後運動を繰り返した。
「うぅっ……うぁっ……」
 動き始めたことにより肉棒が膣の中で擦られ、智也は凄まじい快感の渦に飲み込まれていった。
「あんっ、あっ、あぅんっ……いいわぁ、あんっ……そうよ、ああっ……そのまま動かしてぇっ……」
 押し込むとさらに引き込もうとし、抜こうとすると逃がすまいと蠢く母の膣は、信じられない快感を伝えてくる。
 その刺激は経験のない少年にとって、たまらない快感をもたらす天国であり、すぐに射精させ、その快感を終わらせようと誘う地獄でもあった。
「あんっ、あっ、ああんっ……そうっ、そうっ、智ちゃんそうよぉっ……あぅっ、ああっ、はぁっ……」
 母は気持ち良さそうに悶えている。
「ああんっ、はぅっ、あはぁんっ……いいっ、いいわぁっ……智ちゃん上手ぅっ……あんっ、あっ、ああんっ……もっとっ、もっと腰を振ってぇっ……」
 すでに二回射精し余裕があるとは言え、やはりそこはまだまだ経験の浅い少年である。
 母のあまりにいやらしく悶える姿に、すでに我慢は限界になりつつあった。
「うぅっ……お母さんっ……出ちゃうよっ……もう出ちゃうっ……僕駄目だぁっ……」
「あんっ、あっ、はぁっ……いいのよ、あっ……出しなさい、ああっ……お母さんの中に、あんっ……たくさん出してぇっ……」
 母が背中に腕を回し、ギュッと抱きしめてくる。
 腰にも脚が絡むと、その途端まるで精液を引き出そうとするかの様に膣がギュッと締まり、肉棒を絞り上げてくる。
 それによって射精感が一気に高まった智也は、これで最後と気合を入れて腰を動かした。
「やんっ、ああっ、はぅんっ……智ちゃ、ああっ……激しい、あっ……激しいのぉっ……ああんっ、やぁっ、いやぁんっ……凄い、はぅっ……智ちゃん凄いわぁっ……やっ、はぁっ、ああんっ……お母さん、あっ……もう駄目、あんっ……イくわ、ああっ……イっちゃう、あんっ……イっちゃうのぉっ……ああああっ……!」
 母の絶叫と共に抱きしめられ、膣がギュッと締まった。
 肉襞が精を寄越せと激しく肉棒に吸い付いてくる。
 その凄まじい快感に、智也はついに精を放った。
「うあぁっ……凄いっ……凄いよぉっ……お母さぁんっ……!」
 ドクドクドクと激しい勢いで精液が放出されていく。
 母の指と口によって射精した時には感じられなかった、まるで意識が吹き飛ぶような快感が智也を襲った。
 目の前が真っ白で何も見えず、音も聞こえない。
 ただ股間から感じる精液が出ていく感触と、それに伴う快感だけが智也の感覚全てだった。
 ビクッビクッと肉棒が脈打つのに合わせ、上半身を振り動かす。
 それはまるで体全体が肉棒と化したかの様な動きだった。
 やがて長かった射精が終わると、そのまま智也は力を抜いて母の肉体に身を預けた。
 母と自分の荒い息がうるさいほど耳に聞こえ、優しく頭を撫でられているのを感じる。
 母の胸に抱かれ、頭を撫でられていると、まるで幼い頃に戻った様な気がして心が休まっていった。
「智ちゃん……」
 静かな声で名前を呼ばれる。
「ごめんなさいね……」
 母は悲しげにそう言うと立ち上がり、何度かお湯で体を流すとそのまま出て行ってしまった。
(お母さん……)
 智也は母の急な態度の変化に戸惑い、呆然としてしばらくそのまま寝転んでいた。


 その後、夕飯を食べている時も母の様子は変わらず悲しい表情をしたままだった。
 食事を終えると、トイレに寄っている母を待たずに一人で部屋に戻った智也はその理由を考えた。
 原因が自分とした行為にあるのだろうと思うのだが、あれは母が誘ったことであるのに、どうしてそれで悲しんでいるのかが分からない。
(僕が下手だったから……?)
 上手くないと女を満足させられない、そんな話を聞いたことがある。
(そうか……そうなのかな? 僕が下手だったからお母さん悲しんでるのかな……?)
 行為が終わった後に悲しくなるとしたらそれしか理由はないだろう。
(でも、僕初めてだったし……いや、初めてでも下手すぎたのかな?……だから、自分の息子が下手すぎたから、お母さん悲しくなっちゃってあんな風に……)
 智也は自分の不甲斐なさにショックを受けた。
(このままじゃいけない……何とかしなきゃ……そうだ、もう一度してそれで頑張ろう……お母さんは嫌がるかも知れないけど……今度は絶対上手くして上げるんだ……)
 そう決意すると、股間の肉棒が熱くたぎってくるのを感じる。
(お母さんともう一度する……お母さんと……)
 母の艶かしい肉体を思い出し、鼓動が激しくなっていく。
 部屋のドアが開く音がして母が入ってきた。
「今日はもう寝ましょう……」
 そっけなくそれだけ言うと、布団に横になる。
「うん……」
 智也も電気を消して布団に入った。
 窓からは月明かりが部屋を照らしている。
「お母さん……」
 恐る恐る声をかける。
「なに……?」
 相変わらずの悲しげ声で母が返事する。
「その……ごめんなさい……」
「え?」
 急に謝った智也に母は驚きの声を上げた。
「僕が下手だったから……お母さんガッカリしちゃったんだよね……僕……初めてだったから……分からなくて……だから……今度は上手くやるから……そんなに悲しまないで……」
「な、何を言ってるの?」
 母は智也の言っている意味が分からず動揺している。
 智也は起き上がると、母の布団をめくった。
「ちょ、ちょっと智ちゃん?」
「お母さん、嫌だろうけど僕頑張るから……だから少しの間我慢してね……」
 そういって母にのしかかると浴衣を左右に広げ、まろび出た豊かな乳房に吸い付いていった。
(お母さんのオッパイだ……やっぱ綺麗だなぁ……)
 全裸の時と違って、浴衣からはだけている様子が興奮を誘う。
「と、智ちゃん……何を、あっ……」
 舌で乳首を転がし舐め上げていき、乳房をやわやわと揉み込んでいく。
「あんっ、ちょっと、あっ……止めなさ、あんっ……何でこんな、はぅっ……」
 まだ経験が浅いとはいえ、母を満足させたいという必死の思いが未熟さを補って快感を与えていく。
「はんっ……駄目、あっ……智ちゃ、ああんっ……止め、はぅっ……」
 だんだんと母の制止の声が弱くなっていく。
 智也は乳房から顔を上げると、母の顔を見た。
 はぁはぁと息を乱して頬を上気させている。
「智ちゃん……こんなことし、んっ、んんっ……」
 何か言いかける母の口を唇で塞ぐ。
 先ほどはキスをしなかったのがいけなかったのかも知れないと思ったのだ。
 母の舌を探し当てると、絡ませ強く吸い上げる。
「んんっ、んっ……んんんっ……」
 母は頭を動かし逃れようとするが、逃がさない様に頭を抱え、さらに激しく舌を絡ませる。
 しばらくそうして唇を合わせていると、母の体から力が抜けていった。
 唇を離し、上から母の体を見つめる。
 ボウッとした表情を浮かべながら、荒い息に合わせてはだけた乳房を上下に動かしている。
 浴衣姿の母は色っぽかった。
 薄い布から母の白い肌が見えるのがたまらない。
 激しく動いたせいか、太ももがあらわになっているのも艶かしかった。
 智也は浴衣とパンツを脱ぐと、母のパンティに手をかけ引き下ろした。
 浴衣を脱がさないのは、今の状態の方が興奮すると思ったからだ。
 両脚をグイと開くと、秘所はすでにヌルヌルに濡れていた。
 智也が肉棒を入れようと腰を進めると、それまで静かだった母が急に体を反転させた。
「だ、駄目よっ……智ちゃん駄目ぇっ……」
 そして必死に止めてくる。
「どうして? どうしてなの?……お母さん、僕とするの嫌? 僕が嫌いなの?……そうだよね、僕下手だもん……」
 自分は下手だと思っている智也は、それを理由にされては無理強いする気力が萎えてしまう。
「そうじゃないわ……智ちゃんのことは大好きよ……そ、それに、下手じゃないわ……上手よ……」
 母の予想外の言葉に智也は驚く。
「じゃ、じゃあ、どうしてそんなに悲しい顔をしてるの? 僕が下手だったからじゃないの?」
「違うわ……お母さんが悲しんでるのは、智ちゃんのせいじゃないの……」
「え?」
「お母さんね……智ちゃんとあんなことして……それを悲しんでるの……」
「どうして? だってお母さんからしたんじゃないか……」
 自分からしておいてなぜ悲しむのか、訳が分からない。
「あの時お母さんおかしかったのよ……智ちゃんの元気なオチンチンを見てたらたまらなくなっちゃって……智ちゃんにあんなことして……母親失格だわ……」
 母は涙を流している。
「でも……僕嬉しかったよ……お母さんにしてもらって……凄く気持ち良かったし……凄く嬉しかった……」
 智也は母を元気づけようと必死に言う。
「ああ……ごめんなさい……私があんな事したばっかりに……」
「何で謝るのさ? 僕は嬉しいんだよ?」
「親子であんな事、しちゃいけないの……それをお母さんは自分の欲に負けて……智ちゃんを利用しただけなのよ……」
 母は智也を見ていられないのか顔を背けた。
「どういう事……?」
「お父さんが忙しいのは知ってるわよね……そのせいでお母さん、しばらくお父さんに抱いてもらってないの……だから欲求不満になっちゃってて……智ちゃんのオチンチンを見たらつい欲しくなっちゃったのぉ、ごめんねぇっ……」
 母は自分たちの性生活を明かしながら智也に謝っている。
 智也はようやく母がどうして突然あんな事をしたのかが分かった。
 要するに母は、父とセックスできずにモンモンとしていたという事らしい。
 その気持ちは智也にもよく分かった。
 母とするまでは、セックスする事など無かったのだから常にオナニーで発散していたのだし、セックスを知った今となってはオナニーでは我慢できないのもよく理解できる。
 何しろ現在、母にお預けを食らって肉棒がいきり立ったままなのだから。
「なぁんだ……じゃあ別にいいんじゃない……」
 明るい智也の声に、ハッと母がこちらを見た。
「僕がお父さんの代わりをすればいいんだよ……そうすればお母さんも満足できるし、僕だって気持ちいいしね……」
「な、何を言ってるの……」
 母は智也の言葉が信じられないといった顔をしている。
「さ、やろう……お母さんの欲求不満を僕が解消してあげるよ……僕だってこのままじゃ欲求不満になっちゃう……」
 にじり寄る智也から逃げる様に母が体を起こす。
「と、智ちゃん……親子でしちゃいけないの……それは近親相姦といってしてはいけない事なのよ……」
「そんなの関係ないよ……あんなに気持ちいいこと、しないでいられるもんか……それに僕、お母さんが好きなんだ……大好きなお母さんとだからしたいんだよ……」
 息子の告白に、母は複雑な顔を浮かべている。
「智ちゃんがお母さんのことを好きだっていうのは嬉しいわ……私も智ちゃんのこと大好きよ……でもね、親子はセックスしちゃいけないの……好きでもしちゃいけないのよ……」
 今にも襲い掛かりそうな智也の様子に、母は何とか説得しようとしている。
「そんなの関係ないって言ったろ……僕はしたいんだ……お母さんとしたいんだよぉっ……」
 叫ぶと同時に母に飛び掛かる。
「あ、駄目よ、駄目……智ちゃん駄目ぇっ……」
 母は逃げる様にして四つんばいになると、布団の上を動く。
 だが智也は母の腰を掴むと、グイっと引き寄せた。
「と、智ちゃん……離して……お願い……いい子だから、分か、あぅんっ……」
 何か言っている母を無視して背後から膣穴に肉棒を押し込む。
 その途端、たまらない感覚が体中に広がっていく。
「智ちゃん、駄目ぇ……こんな……抜くの、抜く、ああっ……」
 小刻みに腰を動かし出すと、さらに強烈な快感が押し寄せてきた。
(ああ……やっぱいい……お母さんの中は最高だ……)
 肉棒を包む肉襞がヌメヌメと蠢き、再びやって来た事を歓迎するかの様に激しく絡み付いてくる。
「あぅっ、あっ、はぁっ……駄目、あっ……智ちゃ、はぅっ……駄目よぉっ……こんな、あぅっ……親子でこんなぁっ……」
 背後からの挿入感は、正面からした時とはまた違った感触があった。
 視覚的にも、目の前に母の背中が見え、長い黒髪が乱れ動く様は興奮を誘った。
(まるで動物みたいだ……そうだよ、僕とお母さんは親子でしてるんだから動物だ……)
 自分たちの行為が人間としては間違っている事を理解しながも、そこから生まれてくる背徳感による興奮を智也は捨てることなどできなかった。
 浴衣を引っ張って背中の途中まで脱がすと、何とも言えない色っぽさがあってたまらなかった。
 体を倒して背中に口付けていく。
「あんっ、はぅっ、ああんっ……智ちゃん、あっ……智ちゃん止めてぇっ……お願い、あぅっ……しちゃ駄目なのよぉっ……」
「なんでさっ……こんなに気持ちいいじゃないっ……お母さんは気持ち良くないのっ……僕は凄く気持ちいいよっ……」
 背後から乳房を掴み揉んでいく。
 重力に引かれている乳房は重量感があった。
「はぅんっ、あっ、ああんっ……気持ちいいから、はぁんっ……気持ちいいから駄目なのよぉっ……やぅっ、はっ、ああっ……親子で気持ち良くなっちゃ、やんっ……いけないのぉっ……」
 頭を左右に振って激しく悶える。
「親子だからいいんじゃないかっ……親子だからっ……お母さんとだからっ……こんなに気持ちいいんだよっ……こんな気持ちいいのっ……もう止められないよぉっ……」
 乳首を捉えるとクリクリと摘みあげる。
「あぐぅっ、あっ、やぁんっ……と、止めるの、あぅっ……止めなきゃ駄目なの、はんっ……止めないと、ああっ……お母さんも止まらなくなっちゃうぅっ……」
「そうだよっ……お母さんもすればいいんだっ……このまますればっ……二人で気持ち良くなればいいっ……」
 激しく腰を突き上げる。
「ああぅっ……そんな、あんっ……駄目よ、はぅっ……駄目なのに、ああんっ……どうして腰が、ああっ……動いちゃうのぉっ……」
 母の腰が動き出した。
 精神で否定しても、肉体が快楽を受け入れているのだろう。
 一度動き出してしまうと母の快感は止まらなくなった様で、今まで以上に激しく悶えている。
「お母さんっ……僕とっ……僕と気持ち良くなろうっ……これからずっとっ……二人で気持ち良くなるんだっ……お母さんとならっ……僕っ……死んでもいいっ……」
「やっ、やぁんっ、あぅっ……何言うの、あっ……死ぬなんて言っちゃ駄目よ、ああっ……お母さんは、はぅっ……智ちゃんと一緒にいたいぃっ……」
 あまりの快感に力が抜けたのだろう、母は腕を崩すと上半身で体を支え始めた。
 腰だけが突き出されていていやらしい。
「だったらっ……僕と一緒にっ……気持ち良くなろうっ……ずっと一緒にっ……気持ち良くなるんだっ……」
「ああぅっ、あっ、はぁんっ……そうね、あっ……お母さんも、はぅっ……智ちゃんと気持ち良くなりたい、ああんっ……もっと、あっ……もっと気持ち良くなりたいのぉっ……」
 快楽に朦朧としたのか、それとも本当にその気になったのかは分からないが、ついに母は近親相姦を受けいれる言葉を言った。
 だが智也にとっては、それだけで十分だった。
 母が自分を受け入れてくれた事が嬉しかったのである。
 智也は母を反転させると、正常位になって上から腰を激しく突きこみ始めた。
「お母さんっ……僕っ……お母さんが大好きだぁっ……」
「お母さんも、あんっ……智ちゃん大好きよぉっ……」
 ギュッと抱きしめ合うと唇を擦りつけ、舌を激しく絡ませていく。
「んんっ……んっ……んんっ……」
 母の脚が腰に絡み、その動きによって肉棒もキツク締め上げられる。
 射精感が高まるのを感じた智也は、さらに激しく腰を動かしていった。
「あっ、ああっ、やんっ……智ちゃんもっと、あっ……智ちゃんもっとぉっ……やっ、はぅ、ああんっ……いい、あんっ……いいわぁっ……智ちゃんいいのぉっ……」
 母が力を込めて抱きついてくる。
 そうすると母と一体になっていく感じがして心地良さが広がっていく。
 胸で潰れる乳房の感触がたまらない。
「ああんっ、あっ、やぁっ……智ちゃん凄い、ああっ……智ちゃ、あぅんっ……智ちゃん凄いのぉっ……やっ、はぅっ、ああんっ……お母さん、あっ……もう駄目、ああっ……もう駄目よぉっ……」
 母の腰の動きが激しくなった。
 絶頂が近いのだろう。
 智也も限界が近づいたのを感じ、最後とばかりに腰を振っていく。
「あっ、ああっ、ああんっ……智ちゃん、あっ……とも、ああぅっ……智ちゃぁんっ……やっ、はぁぅっ、はぁんっ……お母さん、あっ……お母さんイく、あんっ……お母さんイくのぉっ……あんっ、あっ、ああっ……お母さんイっちゃうぅっ……ああああっ……!」
「僕も出るぅ……出るよぉっ……お母さぁんっ……!」
 母の叫びと同時に智也も精を放った。
 ドクドクドクと肉棒を通過する精液がその勢いの激しさを伝えてくる。
 どこにこれだけあったのかと言わんばかりの量が母の膣に注がれていく。
 膣襞は全ての精液を搾り取ろうと締め上げ、それに促される様に肉棒も激しく放出し続けた。
 智也はガクガクと体を震わせ、最後の射精を終えると全身の力を抜いて母の体の上に倒れこんだ。
 親子二人の荒い息が静かになった部屋に響く。
「智ちゃん……」
 母が静かに声をかけてくる。
「良かったわ……智ちゃんって凄く上手……」
 また悲しまれるかと思っていた智也は、母の自分を褒め称える言葉に嬉しさが込み上げてくるのを感じた。
「お母さん……その……これからもしていい……?」
「え?」
「僕……お母さんともっとしたいんだ……もっともっとお母さんを気持ち良くさせてあげたい……」
 母はジッと智也を見つめている。
「その……駄目かな……?」
 母はあれだけ近親相姦を嫌がっていた。
 受け入れてくれるとは思えない。
「ふふっ……ホントは智ちゃんが気持ち良くなりたいんでしょ……?」
 微笑みながら母が優しく言ってくる。
「え? うん、それはもちろん……僕、お母さんとするの凄く気持ちいいんだもん……」
「だったらお母さん、智ちゃんとしてあげる。お母さんも智ちゃんを気持ち良くしてあげたいから……」
 母が受け入れてくれた、智也は激しく興奮した。
「お母さん……」
「智ちゃん……」
 ゆっくりと唇を合わせる。
「んんっ、んっ……んんっ……」
 激しく舌を絡ませ、吸い上げていく。
「ねえ、お母さん。またしていい?」
 唇を離した後、智也は母を見つめながら囁いた。
「え? できるの?」
 風呂から合わせると、もうかなりの回数射精している。
 母はその事を言っているのだろう。
「大丈夫だよ。まだほら、こんなだから……」
 智也は股間を母に示した。
 そこにはすでにギンギンに硬くなっている一物があった。
「凄いのねぇ……やっぱり若いだけあるわ……」
 母はうっとりと肉棒を見つめている。
「ね、今日はたくさんしよ。僕、お母さんといっぱいしたい」
「ええ……お母さんも智ちゃんといっぱいしたいわ……」
 母は起き上がり智也の上に乗ってくると、肉棒を掴んで自ら膣に入れていく。
「さあ、智ちゃん……智ちゃんのオチンチンで、お母さんのここを洗ってちょうだい」
「うん、僕のオチンチンでお母さんのここを綺麗にしてあげるよ」
 風呂での言葉にかけてきた母の言葉に笑いながら答えると、智也は激しく腰を動かし始めた。
「ああっ、いいわっ、やっぱりいいっ……智ちゃんの若くていいのぉっ……」
 母は髪を振り乱しながら悶えている。
「そんなにっ……いいのっ?……僕のオチンチンっ……」
「あぅんっ……いいのっ、凄いのっ……ああっ、あふっ、ああんっ……お父さんのなんか、あっ……比べ物にならない、ああんっ……硬くてっ……太くてっ……すぐ大きくなるのぉっ……」
 母は涎を垂らして悶えている。
 父に優越感を感じながら、智也は腰を突き上げ続けた。
「ああっ、いいっ、智ちゃんいいのぉっ……ああっ、あんっ、ああんっ……こんな、あっ……こんなオチンチン、ああんっ……最高よぉっ……」
「お母さんのっ……ここもっ……最高だよっ……」
 腰に力を入れて思いっきり突き上げる。
「あふんっ、あっ、ああんっ……ホント? ああっ……本当に? ああんっ……お母さんのここ、あっ……気持ちいいのっ……?」
「いいに決まってるだろっ……それにオッパイだってっ……凄く綺麗でっ……たまらないっ……」
 乳房に手を伸ばすと揉み上げる。
「ああんっ、ああっ、いいのぉっ……オッパイ、あぅっ……気持ちいいっ……」
「こうやってっ……抱きしめるとっ……お母さんがっ……僕のモノになったみたいでっ……嬉しいっ……」
 智也は体を起こすと、腰を動かしながら母を抱きしめる。
「あんっ、あっ……そうよ、あっ……お母さんは、ああっ……智ちゃんのモノよ、ああんっ……だから、あっ……もっとしてぇっ……」
「でもっ……お父さんはっ?……お母さんはっ……お父さんのモノだろっ……」
 母の体を横たえ、上から激しく突き込みながら尋ねる。
「はぁんっ、あっ、ああっ……あの人は、あんっ……お母さんのことなんか、あっ……ほったらかし、あんっ……今回の旅行だって、ああっ……仕事だって言って、あっ……来ないし、ああんっ……智ちゃんみたいに、あっ……こんな風に、あんっ……激しくしてくれないものぉっ……」
 確かに父は仕事人間だった。
 その事を母はかなり不満に思っているのだろう。
 せめてセックスだけでもすればいいものを、それすらもしていないらしい。
「じゃあっ……僕がっ……お父さんの代わりにっ……お母さんにいっぱいしてあげるっ……満足できる様にっ……毎日してあげるよっ……」
「ああんっ、あっ、はぁっ……毎日ぃ? あっ……こんな凄いのが、ああっ……毎日ぃ? ああんっ……智ちゃんが毎日してくれるのぉっ……?」
「するよっ……僕するっ……毎日お母さんを気持ち良くさせてあげるっ……」
「ああっ……智ちゃぁんっ……あぅっ、はぁっ……智ちゃん大好きよぉっ……」
 母はギュッと抱きしめると、自らも激しく腰を動かした。
 その刺激で射精感が高まっていくのを感じながら、智也は母を見つめた。
 目は虚ろに、口からは涎を垂らしながら頭を激しく振っている。
 普段の様子からは想像もできないあまりに淫靡なその様に、智也は、母が相当淫乱なのだと思った。
 セックスに対する欲求が激しいのに、父はまったく抱いてくれない。
 それではおかしくなって息子を襲ってしまっても仕方ないだろう。
 だがこれからは違う。
 息子の自分が母を満足させていくのだ。
 それに母の血を引いているのか、自分もかなりセックスに対する欲求が強い様である。
 淫乱な母と子が、お互いを満足させるためにセックスをする。
 何の悪いことがあろうか。
 他人を襲うよりよっぽどましだ。
 智也はそう結論付けると、激しく腰を動かしていった。
「ああぅ、あっ、はぁんっ……いいの、あっ……智ちゃんいいのぉっ……もっと激しく、あんっ……もっと激しくしてぇっ……」
 母の要求に答えるべく、腰の動きを早くする。
「あぐぅっ、あんっ、はぁっ……智ちゃん、ああっ……智ちゃ、あぅっ……智ちゃぁんっ……やぁっ、はぅっ、ああんっ……凄い、はぁんっ……すご、ああっ……凄いのぉっ……」
 母は腰に脚を絡めてギュッと体を引き寄せ、そのまま腰を激しく動かしてきた。
 肉棒がキツク捉まれ、肉襞はヌメヌメと精を吐き出させようと蠢く。
 その快感が、智也の耐久力を奪った。
「お母さんっ……僕っ……出るよっ……もう出るっ……」
「いいわ、あんっ……出して、はぁっ……お母さんの中に、あんっ……いっぱい出してぇっ……」
 母の言葉にこれが最後とばかりに腰を激しく動かした。
「ああんっ、はぁっ、ああっ……お母さんもイく、あっ……お母さんもイくわ、はぁんっ……お母さんもイくのぉっ……ああっ、あぅっ、はぁんっ……智ちゃん、あっ……とも、あんっ……智ちゃぁんっ……ああああっ……!」
 母の膣がギュッと締まり、肉襞が精液を寄越せと奥へと吸い込んでくる。
 その吸引に耐え切れなくなった智也は、ついに肉棒の栓を開いた。
「出るっ……出るぅっ……お母さぁん、出るよぉっ……!」
 自分の叫び声が聞こえないほどの快感が襲ってくる。
 目の前が真っ白になり、体の感覚が無くなっていく。
 ただ肉棒だけが、激しい勢いで精液を放出しているのが感じられた。
 ビクビクっと最後の射精を終えた肉棒が震えると、それに合わせて感覚が戻り、力が抜けた智也は母の体の上に倒れこんだ。
 母の荒い息が聞こえる。
(これから……毎日……お母さんと……できるんだ……)
 その想像に嬉しさが込み上げると同時に、再び肉棒が硬くなっていく。
「と、智ちゃんったら……凄い……」
 まだ刺さったままの肉棒の復活を感じたのか、母が驚いた声を上げた。
「お母さん……いいでしょ? しよ……」
 体を起き上げ腰を動かし始める。
「あんっ……どうして、あぅっ……こんな、ああっ……」
「お母さんが気持ちいいからだよっ……僕は止まらないって言ったろっ」
「だけど凄すぎるわ、あっ……こんな、あぅっ……」
 驚く母に笑いかけながら、智也は母の体に突き込んでいく。
(やっぱり旅行に来て良かったな……お母さんとこんな気持ちのいい事ができる様になったんだから……)
 クジで当たらなければ旅行は無かった。
 父の仕事が無ければ母と二人きりでは無かった。
 家族風呂に入らなければ母とセックスはしなかった。
 あらゆる偶然が、母と智也を結びつけたのである。
(偶然って面白いなぁ……)
 智也はそんな事を考えながら、目の前で悶える母の様子を可愛く思い、ますます腰の動きを早めていくのだった。
 母子の夜はまだまだ明けそうになかった。












あとがき

 お風呂での誘惑。
 これはやはり基本でしょう(笑)
 母親と一緒に風呂に入るといった、ありえない訳じゃないシチュエーションだからこそ、より興奮するのですな。 
 親子はいつから一緒に風呂に入らなくなるのか。
 本来ならずっと一緒に入っていたんだから、別に入ってもおかしくないんですよね。
 それで母親の乳房とか股間を見ちゃって、大きくなったオチンチンを見つかりしごかれてしまって……
 そういった夢がこの設定にはある訳です。
(2004.8.10)



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