淫靡な関係


 大学生になってから初めての夏休みを大志(たいし)はのんびりと過ごしていた。
 サークルに入らなかったため予定としては何も無く、せいぜい友人とどこかへ出かけるかも知れないという曖昧なものしかなかった。
 本当ならば恋人でも作って楽しい夏休みとしたかったところだが、そう上手くいかないのが現実というもので、虚しく一人でダラダラとした夏休みを過ごしているのだった。
 トントン……。
 今日も特にする事もなく自分の部屋でゴロゴロしていると、不意に部屋のドアがノックされた。
 開いているドアの方へ視線を向けると、部屋の入り口には妹の夏音(かのん)が立っていた。
 十二歳の小学六年生で、腰まで長く伸びた黒髪がトレードマークのなかなかに可愛い、いや、身内の贔屓目を除いたとしてもかなり可愛い少女だった。
 何しろ街中でモデル事務所にちょくちょくスカウトされると言うのだから大したものだろう。
「お兄ちゃん、ちょっといい?」
 小学生らしくスラリとした体つきに、タンクトップにショートパンツという涼しげな格好をした妹はそう言いながら部屋に入ってくる。
 胸元で第二次性徴を思わせる膨らみが少し揺れ、日焼けしていないのか白い太ももが何とも眩しかった。
(こいつも女らしくなってきたなぁ……)
 ボンヤリとそんな事を思いながら近づいてくる妹を眺める。
「ねぇ、これ飲む?」
 傍まで寄ってきた妹は持っていたビンを差し出してきた。
 それは栄養ドリンクの様な大きさのビンで、水滴が周囲に付いているところから冷えているのが分かった。
「くれるのか? なら飲む」
 差し出されたビンを手に取り、何のジュースかと思いラベルを見るが、そこにはミミズがのたくった様な文字が書かれているだけで全く読めなかった。
「何だこれ? 外国のかよ」
「うん、友達にもらったんだ。外国土産だって」
「ふ〜〜ん。何だか栄養ドリンクみたいだけど、そうなのかなぁ」
「何か凄く元気になるんだってよ。お父さんが大事にしてたのをこっそり持ってきちゃったんだって」
「おいおい、そりゃ駄目だろ」
「だよねぇ。でも沢山あったからバレないってさ」
「まあ、沢山あったっていうのならいいか……」
 親とはいえ、人の大事にしているものを黙って持ち出すのは良くない事だと思ったが、どのみち自分は全く知らない相手なのだからそれほど気にしてもしょうがないだろう。
「んじゃ飲むか」
「うん」
 ちょうど喉が渇いていたため、ゴクゴクと一気に飲み干す。
「……別に普通だな。外国とか言ってもそうそう中身は変わらないって事か」
「そうだねぇ、これじゃちょっと失敗かなぁ」
 同じ様に飲み終えたらしい妹が不満そうに呟いている。
「ま、変わったところは無かったけど、美味かったしありがとな」
「どういたしまして、って、それで済まされちゃ困るんだよぉ」
 大志が礼を告げると、妹は唇を尖らせながらこちらを見つめてきた。
「困るって何がだよ?」
「えっとね、実は外国土産を飲んだ引き換えにちょっと頼みごとしたかったから」
「何ぃ? お前そういうのは飲む前に言えよな。詐欺じゃねぇかそんなの」
「だぁって、先に言ったらお兄ちゃん飲まないでしょ?」
「そりゃそうだ。ジュース一本でそうそう頼みごとされてたまるか」
 大志は面倒くさがり屋であったため、頼まれごとをされるのが嫌いだったのである。
「でも飲んじゃったよね? それにただのジュースじゃないよ、外国土産。だからちょっと手伝って欲しいなぁって」
「まあ、それは事実だからな。断りにくいと言えば断りにくい。しょうがねぇ、ジュースの分は働いてやるよ。でも外国土産ってところは無しな。別に特別面白くもなかったし」
「言うと思ったぁ。もぉっ、何でこんな普通のジュースを大事にしてたのかなぁ。別に日本で買うのと同じじゃん」
 先ほど飲み終わった後にガッカリしていたのはこの理由もあったのだろう、妹は残念そうに息を吐き出している。
「んで、何をやらせたいんだ?」
「あ、うん。部屋の模様替えしてるんだけど、重い物を移動させるの手伝って欲しいんだ」
「このクソ暑いのにそんな事してるのか? うわぁ、ジュース一本でそいつはキツイぜ」
「でも飲んだんだから少しは手伝ってよね」
「しょうがねぇなぁ。分かったやるよ」
 一応自分は兄である訳だし、歳の離れた妹相手にいつまでも駄々を捏ねるのもカッコ悪いと思った大志は頼みごとを引き受ける事にした。
「やったぁ、ありがとうお兄ちゃん。じゃ、早速部屋に来て」
 妹は嬉しそうに笑うとさっさと部屋から出て行っている。
 それに続いて廊下に出た大志は、「そういえば夏音の部屋に入るのも久しぶりだなぁ」などと思いながら、隣にある妹の部屋に入った。
 プンっとした女の匂いが鼻に付き、昔は気にならなかったその香りに、妹が少女から女になりつつあるのだという事を意識する。
(あれ……?)
 次の瞬間、何やら股間が勃起したため驚いた。
 短パンを押し上げる一物が痛いほどに硬くなり、ビクビクと震えているのである。
(おいおい、一体どうしたんだ? 何も興奮する事なんか無いじゃんか……)
 確かに妹の匂いを感じたりはしたが、その程度で興奮するなどありえない事だ。
 しかし原因はともかく勃起してしまっているのは事実であるため、大志はそれがバレない様に少し腰を屈めると、Tシャツを短パンの上にかけ直した。
「そんで、何を動かしたいんだ?」
 気を取り直しながら妹の方へ視線を向ける。
(え……?)
 次の瞬間体が硬直した。
 何故だか分からないが、目の前にある妹の顔がとんでもなく可愛らしく見え、その美しさに目が離せなくなってしまったのだ。
 これまでも可愛いとは思っていたが、今見ている顔はそうした次元を超え、体が震えるほどの刺激を呼び起こしていたのである。
 後光が刺しているかの様に輝いた妹の顔は、ただ美しいだけではなく、見ているだけで射精しそうなほどの色気に溢れていた。
 タンクトップから出ている肩と細い腕は雪の様に白く、胸元を押し上げている膨らみは小学生らしからぬ大きさを主張し、ショートパンツから伸びる太ももはこれまた真っ白で、むしゃぶりつきたくなる衝動を呼び起こして大志の心から落ち着きを無くさせていった。
(か、夏音……)
 今や妹は家族ではなく、一人の女となっていた。
 まだ幼いその肉体は男を誘惑する女の魅力に溢れていたのだ。
 なぜ突然そんな状態になっているのか分からなかったが、ただ確実なのは今自分が妹を襲いたくてたまらないという事だった。
(俺……俺ぇ……)
 フラフラと足が動き、妹の傍へと近づいていく。
「お兄ちゃん……何か熱い……体が熱いよぉ……」
 どうやら妹もどこかおかしいらしく、顔を上気させ、はぁはぁと荒い呼吸をしながらこちらに身を寄せてくる。
 ヨロヨロと寄りかかってきたのを受け止めると、思った以上に柔らかい肉体の感触にドキンと心臓が跳ねた。
「わたし、わたしぃ……熱くておかしくなりそぉ……お兄ちゃぁん、何とかしてぇ……」
 妹はギュッと抱き付きながら上目遣いで見上げてくる。
 体全体が押し付けられ、その肉の感触に大志は頭がくらくらしてくるのを感じた。
(夏音……夏音の体って……気持ちいい……)
 妹とはいえ初めて異性に抱きつかれた事に興奮が高まり、先ほどから異常なまでに肉欲が湧き起こっているためそれはかなりの刺激だった。
「こうしてるとぉ、気持ちいいぃ……おにぃちゃん気持ちいいよぉ……」
 妹はクネクネ動きながらやたらと体を擦り付けてくる。
 すると露出している腕や太もも同士が擦れてたまらない快感を呼び起こした。
 さらに小学生にしては大きめの胸の膨らみが押し付けられ、薄い布地を通じてその感触が伝わってくるのは刺激が強すぎた。
 上から見下ろすとタンクトップの隙間から胸の膨らみが見えたため興奮が高まり、大志は湧き起こってくる肉欲を抑えるのに必死になった。
(相手は妹だぞ……だからこんないやらしい事……考えちゃ駄目だ……)
 肉親に対して欲情するなどあってはならない事である。
 しかもこのまま押し倒してその肉体にむしゃぶりつきたいと考えるなど、頭がおかしくなってしまったとしか思えなかった。
 だがそんな大志を誘惑するかの様に、妹はさらに激しく体を擦り付ける様にしてきた。
「あっ……はぅ……ああ……何かこうするとぉ……こうするといいぃ……」
(!……)
 あろう事か股間を大志の太ももに押し付け、グニグニ動かしているのだ。
「わたしねぇ……こうすると、はぁ……気持ち良くてぇ……こうすると凄く、はぁ……すごぉく気持ちいいのぉっ……」
 股間を擦り付けつつ、続けて背中に手を回してギュウっと抱きついてくる。
 密着感が高まり、さらに強まった温かくて柔らかな肉の感触に大志の頭はどうにかなりそうだった。
「おにぃちゃん、ギュってしてぇ……ギュって……そうしてくれるとぉ……夏音気持ちいいのぉ……おねがぁい……」
 何年ぶりに聞くだろうか、妹は幼児の様な口調でおねだりしながらジッと見上げてくる。
 潤んだ瞳が上目遣いにこちらを見つめ、半開きになった口の間から舌が伸びて上唇をペロリと舐めた。
(!……)
 それはあまりに淫靡な女の媚を持つ仕草であり、もはや大志は我慢できなくなってしまった。
「夏音っ……俺っ……俺ぇっ!」
 叫ぶと同時に妹を抱き締める。
 体を密着させた瞬間、そのあまりの柔らかさに驚き思わず力を緩めるが、伝わってきた肉の感触にすぐさま再び強く抱き締める。
「あ……おにぃちゃぁん……」
 ボンヤリとした妹の声が耳元に響く。
 潤んだ瞳で見上げてくる可愛らしい顔に体が震え、白い顔の中で唯一薄いピンク色をした唇が微かに開いているのにいやらしさを覚える。
「夏音……夏音っ……」
 その幼い中に色っぽさを感じさせる様子に我慢できなくなった大志は、落ち着き無く妹の顔に唇を寄せていった。
 相手は妹、妹なんだ、と理解しつつも体は止まらず、ついに妹の唇に触れてしまう。
「ん……」
 一瞬、ビクンと震えたのが分かるが、そのまま構わず押し付けていく。
 柔らかな感触が唇を通じて伝わり、今自分が妹とキスを、しかもファーストキスをしているのだという事実に心臓が激しく鼓動した。
 物凄く長く感じられる時間そうした後、ゆっくりと唇を放して妹の顔を見つめる。
「……」
 妹は何も言わず、ただトロンとした表情をしてこちらに甘える様な視線を向けてきた。
 今触れていた唇を微かに震わせているのが何ともいやらしい。
(もっとしたい……)
 この可愛らしい妹の唇を、体を、全て舐め回し吸い付いて己の物としたい。
 そんな欲求が大志の体に押し寄せ、抑えきれない衝動に押されながら再び唇を重ねていく。
「んっ……んんっ……んっ……」
 先ほどは触れるだけのキスだったが、今度はそれだけで我慢できずに舌を口内に押し込み、妹の舌に絡ませて強く吸い上げると、ビクビクと体を震わせるのに興奮が高まる。
「んんっ、んっ……んぁっ、んふぅっ……」
 妹が体をブルブルと震わせ、ギュッとしがみ付きながら自らも激しく舌を絡ませ吸い上げてくるのに嬉しさと快感を覚えながら負けじと舌を動かしていく。
「んんっ、んっ……んはぁ……ああ……おにぃちゃ……」
 しばらくしてゆっくり唇を放すと、妹はくたくたと床に座り込んだ。
 ボーっとしたまま潤んだ瞳でこちらを見上げ、何をされたのか理解していない様に微笑を浮かべている。
「おにぃちゃぁん、もっとぉ……」
 それがどういう意味を持つのか分かっているのか、妹は大志を誘う言葉を発してきた。
 本来ならば兄としてもう止めるべきだったが、すでに肉欲で頭がおかしくなっている大志にはそんな理性は無くなっており、ただ目の前にいる女を貪りたい欲求しか存在せず、言われた通り再び口付けてしまう。
「んっ……んんっ……んんっ……」
 唇が擦れ、舌が絡むたびに快感が股間を貫き、ビクンビクンと肉棒が震えると、「もっとこの肉体を味わいたい」という欲求で頭が一杯になった。
 クチュクチュと口の間から漏れる音をいやらしく感じながら、キスをしたまま妹の体を抱き上げ、ベッドの上へと移動してゆっくり横たえる。
「んぁっ……んっ、んっ、んふぁっ……ああ……おにぃちゃぁん……」
 唇を放し、可愛らしく自分を呼ぶ妹を見つめながらゆっくり起き上がる。
 妹はハァハァと荒い息を吐いており、呼吸に合わせてタンクトップの胸元が上下に動いているのが見えた。
(夏音の……胸……)
 今まで「大きくなった」という感想を持った覚えはあるが、それを見たいと思う事はなかった。
 だが今の自分はその幼い膨らみを見たくて仕方が無くなっており、それ以上に揉みしだき、舐め、吸いまくりたい欲求に支配されていた。
 興奮を隠しもせず、鼻息を荒くしながらゆっくりと手を伸ばしてタンクトップを捲り上げる。
(き、綺麗だ……)
 現れた膨らみは雪で作られたかの様に白く、その頂点には薄いピンク色をした乳首が可愛らしく存在していた。
 よく見ると勃起しているのが分かり、先ほどのキスで妹が欲情したのだというのが分かった。
(まだ小学生なのに……感じるんだな……)
 その事が嬉しく、また妹がすでに男の愛撫を受け入れられるまでに成長している事が分かるとさらに興奮が高まっていった。
 幼い乳房に手を伸ばし、軽く掴んでみる。
(柔らかいっ……)
 それは力を入れるとどこまでも吸い込むのではないかと思えるほど柔らかく、それでいて手を放すとすぐさま元の形に戻る弾力性を持っていた。
 その事に興奮して何度も胸を揉みしだいてしまう。
「あっ……はんっ……」
 するとピクっ、ピクっ、と妹が体を震わせ、こちらをジッと見つめてきた。
 だが一言も制止する言葉を発しないところから、行為を受け入れているのだと勝手に解釈し、さらに強く揉みしだいていく。
「あっ、あっ……ああっ、あんっ……」
 乳房に指が食い込むたびに妹が可愛らしい声をあげ、体を微妙にくねらせるのに興奮が高まる。
 手を動かすと小さな乳首の位置が変わり、その事が面白さと共に今自分が女の乳房を揉んでいるのだという実感を持たせて嬉しくなった。
 手を離すと膨らみがプルンっと揺れ、その誘う様な動きに我慢できなくなった大志は、ピンク色をした突起に口を付け、チュパっと吸い上げていった。
「あくっ、あっ……やっ、やぁっ……」
 すると妹がビクンっと体を大きく震わせながら甘く悶え、その反応に気を良くした大志は続けてチュパチュパと何度も乳首を吸っていった。
「あっ、あんっ……やっ、そんな、はぅっ……やぁっ……ダメぇっ……」
 頭を左右に振り、激しく悶える妹の様子に心臓をバクバクと鼓動させながら、荒々しく乳房を揉み、乳首にむしゃぶり付いていく。
「あんっ……あっ……やぁんっ……はっ、はぅっ……ああっ……」
 それは何ともたまらない状況だった。
 幼いとはいえ女の乳房を生で見、思い切り揉みしだき、乳首を吸って舐め回しているのだ。
 これまで妄想上でしかできなかった、女にしたい行為を今自分はしているのである。
 しかもそれによって妹は甘い声を上げ、可愛らしく体をくねらせるのだから興奮は高まるばかりだった。
「あぅっ、あっ、ああんっ……やっ、やぁっ、やぁんっ……」
 しばらくしてようやく乳房への愛撫に満足した大志は、続けて細い首筋に舌を這わせていった。
「あっ……やぁっ……お兄ちゃ、ああっ……」
 顎をのけぞらせる妹の耳を甘く噛み、穴に舌を入れてくすぐる。
「やっ、あっ……んんっ、んっ……」 
 再び唇に吸い付き、口内を陵辱しつつやわやわと乳房を揉みしだく。
 唇を放すと同時に起き上がり、妹の姿を上からジッと見つめる。
 ハァハァと呼吸を乱した妹と目が合い、その一瞬「自分は妹に対して何という事をしているのか」と思うが、すぐさまその思いは消え去っていった。
 何しろタンクトップが首までまくれ上がり、白い膨らみを顕わにした妹の姿はたまらなく可愛らしく、そしていやらしかったからだ。
 この様な肉体を目の前にして止めることなどできる訳がないだろう。
(俺はしたい……夏音にもっと……色々したいんだ……)
 湧き起こった欲情は妹と最後の一線を越えるまで治まりそうもなかった。
 この可愛らしい肉体の中に、己の欲情を思い切り吐き出したらどれほど気持ちがいい事だろう。
 そう想像すると「このまま一気にしてしまえ」という囁きが頭に聞こえ、もはや肉欲を抑えることなど不可能となってしまった。
 いよいよ妹の女の部分を暴くのだと思った大志は、すでにまくれ上がっているタンクトップを剥ぎ取り、ショートパンツに手をかけて下着ごと脱がした。
「あ……」
 微かな声が聞こえるが、抵抗を全くしないところから容認しているのだと判断し、自分も服を脱いで裸になる。
(綺麗だ……)
 産まれたままの姿で横たわっている妹は信じられないほどに美しかった。
 染み一つ無く、日焼けすらしていないその肉体はまさしく真っ白であり、感動と共に激しい欲情を呼び起こした。
 スラリとした小学生らしい幼い体型の中で、胸だけがプクンと膨らみを示しており、その頂点にある桜色をした乳首が呼吸に合わせて位置を変えるのが何とも美しくもいやらしい光景だった。
 口の中に唾液が次から次へと湧き起こり、この肉体を舐め回し吸い付きたい欲求が押し寄せてくる。
 ゴクリと唾を飲み込むと、その細い脚を持ち、太ももに舌を這わせていく。
「あ……ん……」
 ビクッと妹が体を震わせるのに興奮しながら、それほど肉の付いていない太ももをチュパチュパと吸いつつ、脚全体を唾液で塗装するかの様に舐め回す。
「やっ……はんっ……そんなとこぉ、あっ……」
 可愛らしい足の指を口に含んで飴玉の様に舌で弄ぶと、妹がくすぐったそうに体を震わせた。
 もう一本の脚にも同じ様に舌を這わせ、チュパチュパと太ももの肉を引きちぎるかの様に強く吸っていく。
「あっ……やっ……おにぃ、ああんっ……」
 上半身をクネクネと動かし、逃れる様にするのが何とも可愛らしい。
 それをグイと引き寄せた後、いよいよ秘所を見るのだと両脚に手をかけて左右に開く。
(こ、こんななんだ……)
 顔を近づけて覗いたそこは、内臓を思わせる肉の襞が存在しており、濡れているのかテラテラと光を放っていた。
 その様子に意識せぬまま体が動き、唇を近づけるとベロリと舐め上げる。
「ああっ!……あっ、あんっ……」
 次の瞬間妹がビクビクっと体を震わせ、甘い声を漏らした。
 その反応の凄さに一瞬驚いたものの、男と同じで股間を舐められると気持ちが良いのだと理解した大志は、続けて舌を這わせていった。
「あっ、ああっ……やっ、やぁっ、やぁんっ……おにぃちゃ、はぅんっ……それ、あっ……それ凄いよぉっ……あっ、あっ、ああんっ……」
 妹はブンブンと頭を激しく振りながら、大志の後頭部に手を添えて股間に押し付けてくる。
 その様子から非常に気持ちがいいのだという事を推測した大志は、もっと良くしてやろうとさらに舌の動きを激しくしていった。
「あっ、あんっ……あぐっ、あっ、ああんっ……こんな、はぅっ……こんなのぉっ……ああっ、あっ、ああっ……わたし、あぅっ……わたしぃ、ああっ……ダメぇっ……あぁあああああっ!」
 突然絶叫したかと思うと、妹は体を硬直させ、しばらくしてからゆっくりと力を抜いた。
 どうやら絶頂に至ったらしい。
 何とも凄まじい妹の反応に驚きつつも、そんな様子を見せられては我慢できるはずもなく、大志はすでにギンギンに硬く大きくなった肉棒を持つと、今舐めていた秘所へ近づけていった。
(入れるんだ……)
 それがどういった意味を持つ行為であるのかという事はすでに頭に無く、大志はただそうしたいという肉体の欲求に促されるまま腰を進めた。
 ズブッといった感触と共に亀頭の先が収まる。
「あっ……」
「くっ……」
 兄妹の声が部屋に響いた。
(こ、これが女の中……)
 強烈な快感が股間から背骨を通じて全身に広がっていく。
 その気持ちの良さは、大志がこれまでの人生で感じた事のないたまらないものがあった。
 ヌルヌルとして温かく、信じられないほどの快感が押し寄せてくるのだ。
 さらなる快楽を求めて自然と腰が進み、肉棒を押し込んでいく。
 ズブ、ズブ……。
「あっ……んっ……ああっ……」
 そのたびに妹の体がピクピク震え、大志は今自分が妹と繋がっているのだという実感を持った。
「あぐっ、痛っ……うっ……」
 不意に妹が体を硬直させ、痛みを訴えてきたのに驚くが、それが処女膜を破ったことなのだと認識してそのまま腰を進める。
「痛っ……お兄ちゃん痛いよぉっ……」
 苦痛の声を上げるのを少し可愛そうに思いながらも、押し寄せてくる快楽にまかせ、大志は肉棒を全て押し込んでいった。
(全部……入った……)
 そこは何とも温かく、ヌルヌルとしてとんでもなく気持ちのいい場所だった。
 絡み付く襞が肉棒を愛撫し、周囲の肉が締め付けてくるのがたまらず、そのまま射精してしまいそうになるほどだ。
 見れば妹は体を硬直させ、手を宙に彷徨わせながら辛そうな表情を浮かべている。
(すぐに終わらせてやるからな……)
 そう思いながら、一応妹を気遣ってゆっくり腰を動かし出す。
(くっ……はっ……)
 だがその瞬間湧き起こった快感に意識が朦朧とし、そのまま一気に腰の動きを早めてしまう。
「あぅっ……痛っ……あっ、おにぃ、あぐっ……痛いよぉっ……」
 痛みのせいか、妹がギュッとしがみ付いてくるのに歪んだ嬉しさを感じつつ、さらに腰の動きを激しくしていく。
「痛っ……ぐっ……痛いぃっ……はぅっ……はっ……」
 苦痛の声であるにも関わらず妹の荒々しい呼吸は耳に甘く響き、大志は精神的にも快感を得ながら激しく腰を振っていった。
 何しろ痛みとはいえ、与えているのは自分であり、まるで妹を支配しているかの様な錯覚を感じていたからだ。
「あぐっ……あっ……痛っ……ぐっ……はんっ……」
 グチュグチュグチュと、愛液と血の混じった液体がピストン運動でいやらしく音を立て、それと共に肉棒はたまらない快感を得ており、これまでの人生で経験した事のない最高の快楽に、大志は夢中になって腰を振りまくっていった。
(すげぇっ……すげっ……すげぇよぉっ……き、気持ちいいぃっ……)
 顔はだらしなく緩み、涎が漏れているのにも気づかず、とにかく腰を動かすことにしか意識が向かない。
「あぐっ、あっ、痛っ……痛っ、あんっ……って、あ? あっ、ああっ……痛く、あんっ……ない、あっ……」
 不意に妹が痛みを否定する言葉を発した。
 これほど早く痛みが無くなるとは驚きだったが、何にせよそれはありがたい事だった。
 自分は気持ちがいいにも関わらず、妹が痛がっている事に少々気が引けていたからである。
「ああっ、あっ、ああんっ……凄い、あぅっ……凄くいい、ああっ……これなに? ああんっ……凄く気持ちいいよぉっ……」
 痛みを感じなくなると同時に今度は激しい快感を覚え始めたのか、それまでの苦痛の顔が嘘の様に妹はだらしない表情を浮かべて笑っている。
 それはとても小学生とは思えない淫蕩なものだった。
「やっ、やっ、やぁんっ……お兄ちゃんいい、あぅっ……お兄ちゃんいいの、ああっ……おにぃちゃ、ああんっ……はぅっ、はっ、はぁっ……」
 快楽をさらに求める様に自ら腰を振り、グイと大志の体を引き寄せて口から涎を垂らしながら妹は悶え狂った。
 それはまさしく快楽に取り憑かれた女の姿であり、妹とはいえ美少女である夏音がいやらしく喘ぎながら自分を褒め称えてくるのに興奮が激しく高まる。
「いいっ、いいっ、いいよぉっ……おにぃちゃんもっと、あぅっ……おにぃちゃんもっとだよ、ああっ……おにぃちゃんもっとしてぇっ……」
 自分が動けば動くほど妹が喜び、求める声を発するのに自尊心が刺激を受け、そうする事が妹に対する自らの優位さを示す様に思えた大志は、男としての自信が強くみなぎってくるのを感じた。
(俺はっ……俺は凄いっ……俺は凄いんだっ……俺は凄いんだぁっ……)
 心の中でそう叫びながら妹の体をギュッと抱き締め、小刻みに激しく腰を振っていく。
 するとすべらかな肌が擦れ、何とも言えない快感が体中を駆け巡った。
 胸元では幼い肉の弾力がクッションとなって体を受け止め、二つのポツンとした突起がくすぐってくるのに興奮が高まる。
「ああっ、あっ、あふんっ……お兄ちゃんわたし、ああっ……わたし変、あっ……わたし変だよぉ、ああっ……怖いっ、怖いのぉっ……あんっ、あんっ、ああんっ……」
 快感が恐怖となっているのか、夏音がギュッと抱き付いてくる。
「大丈夫だっ……俺が、兄ちゃんがいるぞっ……兄ちゃんがいるから大丈夫だぁっ……」
 本来ならば強姦している人間の言葉ではなかったが、大志は妹を犯しているという感覚は無かった。
 気持ちのいい行為を分かち合い、互いに喜びを感じていると思っていたのだ。
 幼い頃に一緒に遊んだ思い出と混ざり合い、まるで楽しい遊戯をしているかの様な感覚でセックスをしていたのである。
「お兄ちゃん、ああっ……お兄ちゃん怖い、あぅっ……お兄ちゃん怖いよぉっ……やっ、やっ、やぁんっ……」
 妹も同じなのか、まるでお化け屋敷に入った時の様に、頼れる相手を求めて大志の体にしがみ付いて震えている。
 元々可愛く想っている妹が、まるで全てを預けるかの様に自分を頼ってくるのに興奮が高まり、大志の射精感は限界まで達した。
「やんっ、やんっ、やぁんっ……おかし、あぅっ……おかしくなっちゃう、ああっ……わたしおかしくなっちゃうよぉっ……何か、あっ……何かがぁっ……あっ、あっ、あぁあああああああああっ!」
「夏音っ!」
 兄妹の叫びが重なると共に、大志の肉棒から精が放たれた。
 ドピュドピュドクドクドク……。
 凄まじい勢いで兄の精液が妹の膣へと注がれていく。
「あ……ああ……あ……」
 それを感じているのか、妹は体を小刻みに震わせて吐息を漏らしている。
「くっ……ぐっ……くはっ……」
 大志もくぐもった声を発しながら、体中に押し寄せる快感に身を震わせた。
 数度腰を振って射精を繰り返した後、全てを放出し終えた大志はゆっくりと妹の横に倒れ込んだ。
 ハァハァという荒い呼吸が部屋に響き、二人はジッとしたままお互いを見詰め合った。
(俺、夏音としちまった……)
 射精して冷静になったせいか、自分がとんでもない事をしてしまったのに気づく。
 何しろ実の妹を強姦してしまったのだ。
 それは許されない行為であり、何より妹はきっと悲しみ、自分の事を憎んでいるに違いないと思うと辛くなった。
 どう言い訳し、慰め、許してもらおうかと考えながら妹の顔を見つめると、驚いた事に、そこにはそうした負の感情を思わせる表情は全く無かった。
 どちらかと言えば満足した様な、どこか嬉しそうな表情があったのである。
「あ〜〜、気持ち良かったぁ……お兄ちゃん良かったよぉ……凄いのぉ……」
 そう言いながら甘える様にして抱きついてくる。
「お、おい……」
「ね、もう一回しよぉ……夏音、もっとしたいぃ……」
 そして幼女の様な口調でおねだりしてくる。
 胸に乳房が押し付けられ、その気持ちの良さに肉棒がビクンと震えた。
(って、もう大きくなってら……)
 あまりに早い回復に驚きつつ、それと同時に激しい肉欲が湧き起こってくるのに面食らう。
 つい先ほど妹と交わった事にマズさを感じていたというのに、今は再び抱きたくて仕方が無くなっているのだ。
(男って……節操ないのな……)
 体が離れていればまだ我慢できたのかも知れないが、裸で抱き付かれ、柔らかな肉を押し付けられては無理だろう。
 しかも信じられないほどに可愛らしい顔で、甘える様におねだりされてしまっては、ちょっとやそっとの理性の強さがあってもすぐに崩れてしまうに違いなかった。
「セックスって気持ちいいねぇ。最初はちょっと痛かったけど、後は凄いんだもん。私もっとしたくなっちゃったぁ」
 妹はのしかかる様にしながら見つめてくる。
 長い髪が生の肌に触れ、そのサラサラな感触にくすぐったい様な心地良さを感じると、あまりに可愛らしい妹の様子に頬が緩むのを抑えられなかった。
「ねぇ、お兄ちゃんもう一回ぃ……いいでしょぉ?」
 ギュッと抱きつき、顔をクニクニ胸に押し付けてくるのが愛らしい。
 こんな妹を見るのは何年ぶりだろうか。
 昔はこうして甘えてくるのにブツクサ言いながら相手をしてやったものだ。
 そんな事を思い出したためか、先ほどまであった近親相姦に対する恐怖はどこかへ消え失せ、何やら遊びをしているかの様な感覚に大志の気持ちは変わっていった。
「お前なぁ……俺たちゃ兄妹なんだから、ホントはしちゃいけないって分かってるか?」
 禁忌の想いが薄らいだせいか、軽い口調で尋ねてしまう。
「だぁってぇ……わたし体が熱くて、お兄ちゃんとこうしてないとおかしくなりそうなんだもぉん……お兄ちゃんの体に触って……お兄ちゃんに触ってもらって……お兄ちゃんのオチンチンを入れて動いてもらうと……とぉっても気持ち良くて……もうたまらないのぉ……お兄ちゃんって最高ぉ……わたしぃ、お兄ちゃん無しじゃもう生きていけなぁ〜〜い」
 自分に対する凄まじい執着とも思える言葉を言ってくる妹にこそばゆい嬉しさを感じて思わず頬が緩んでしまう。
 胸にフニフニと顔を擦り付けてくるのが何とも可愛らしくてたまらない。
(でもこいつ……一体どうしちゃったんだ?)
 今までこれほど自分に対して好意を示した事など無かったのに、先ほどからまるで幼い子供がおねだりするかの様に必死に求めてきているのだ。
 それはかなりおかしな状態と言えただろう。
(って、それは俺も同じか……)
 大志にしても心の底から妹が可愛くてたまらず、見つめているだけで頬が緩み、その肉体を貪りたい激しい衝動に包まれていたのだ。
 今までの人生でこれほど妹の存在を愛おしく感じた事などなかった。
 まるで何かおかしな薬でもやっているかの様に気分が高揚してしまっているのである。
(薬?……そういやあれ飲んでからおかしくなったよな……)
 思えば自分たちが変になったのも、あのジュースを飲んでからだった。
 それからすぐに襲いたくなったのだし、妹にしてもまるで誘うかの様に体を押し付けてきたのだ。
 外国語であるため読めなかったが、もしかしてあれはただの栄養ドリンクではなく、精力剤や媚薬の類なのではないだろうか。
 そうだとすれば今の自分たちの状況も納得できた。
「ねぇ、おにぃちゃぁん……もっとしよぉ……もっとしようよぉ……」
 兄妹でセックスするという異常事態を全く意識せず、逆に急かして来ている妹の様子は、まさに精神状態がおかしくなっていると言えただろう。
 自分にしても今すぐにでも妹を抱きたくてたまらなくなっているのだから、これは完全にどうかしているとしか思えなかった。
「おにぃちゃぁん……ふふ……夏音、おにぃちゃんとぉ……もっとしたいのぉ……」
 あまりに可愛らしい甘えの仕草に心臓が激しく跳ね上がる。
 妹の上気した顔が色っぽく微笑み、潤んだ瞳に見つめられると我慢できなくなってくる。
 本来ならばすぐにでも離れ、薬の効果が切れるまで近づかない様にした方が良いのだろう。
 しかしそれはあくまで薬の効力から逃れられている場合の事であり、今実際に薬に冒されている大志には選択できない行動だった。
 もしそう思えたとしても、そんな考えはすぐに肉欲によって駆逐されてしまうのだ。
(薬のせいだろうが構うもんかっ……俺はっ……俺は夏音としたいんだぁっ……)
 心の中で結論付けてしまうと、微かにあった躊躇はどこかへ吹き飛んでしまい、もはや大志の頭には満足するまで妹の肉体を味わいたい想いだけが残った。
「夏音っ!」
 叫ぶと同時に幼い体を抱き締め、桜色をした可愛らしい唇に吸い付いていく。
「んんっ……んっ……んんっ……」
 クチュクチュと口元から唾液の音が聞こえてくるのをいやらしく感じながら、前歯を舐め、小さな舌に絡ませて思い切り吸い上げつつ肌と肌を擦り合わせる様にして動いていく。
 その度に触れている体がピクピクと震え、ギュッとしがみ付いてくるのがたまらない。
 薄目を開けて見ると、細い眉を眉間に寄せて快楽に耐える可愛らしい顔が目に映り、それに興奮した大志は舌を激しく動かしながら荒々しく口内を蹂躙していった。
 密着しているスベスベの肌が擦れ、柔らかな肉に体が受け止められるたびに気持ちのいい感触が体中に広がっていくのがたまらず、夢中になって妹の唇を貪っていく。
「んっ、んっ、んんっ……んっ、んはぁ……」
 しばらくキスを繰り返した後ようやく唇を放すと、頭がぼぉっとし、頭の中には妹の事しか存在しなくなっていた。
(夏音……夏音……可愛い夏音……)
 妹に対する愛情を高めつつゆっくり体を起こすと、はぁはぁと荒い呼吸をしながらこちらを見上げている愛らしい肉体をジッと眺める。
 真っ白く小さな細い体は、抱き締めたらポキンと折れてしまいそうでありながら思ったよりも肉が付いている。
 まとわりつく黒髪は腰までの長さがあり、肌の白さと相まってとても美しく見え、そのサラサラの感触は触れているだけで心地良かった。
 胸元には丸い膨らみが、少女から大人の女へと変わっている証しとして存在を主張し、ピンク色をした乳首が吸って欲しいと言わんばかりにプクンと勃起していた。
 それは何とも可愛らしくも美しい、清らかな様でいていやらしい肉体だった。
 この体を自分は自由にしていいのだ。
 いや、したくてたまらない。
「夏音……」
 大志は小さく呟くと、そのまま妹の体にのしかかっていった。
「あんっ……おにぃ、ああっ……」
 額にキスをし、その可愛らしい顔を舐めまくり、首筋から胸元へと舌を這わせる。
 そのたびにビクっ、ビクっ、と妹が体を震わせるのに欲情が高まっていく。
 細い体には不似合いなほどに大きくなっている乳房を荒々しく揉み、プクンと勃起したピンクの乳首を口に含んで舌先で弄びつつ、チュパチュパ何度も吸い上げる。
「ああっ……あっ……やっ、はぁんっ……」
 クネクネと体を動かす妹の姿にいやらしさを覚えながら、太ももに吸い付き、唾液で塗りたくる様にして舐め上げていく。
 可愛らしい足を舌でくすぐり、小さな指を一本一本しゃぶると、まるで妹の全てを自分の物にしているかの様な優越感が押し寄せてきた。
「あんっ……あっ、そこぉ、あふんっ……」
 グイと細い両脚を開き、先ほど陵辱した秘所に舌を這わせる。
 幼い花園はすでに男を受け入れたためか、歓迎するかの様にビクっと震え、トロトロと愛液を垂らしまくった。
「あぐっ、あっ、いやぁんっ……そ、それダメぇ、はぅっ……それ凄いのぉっ……」
 可愛らしいクリトリスを舌で弄り膣穴を指で刺激すると、シーツを掴んで引き寄せ激しく悶える。
 よほどこの刺激がお気に入りらしい。
 そう思った大志はチュパチュパと何度も吸い上げ、舌先で突付き、膣内を指先でクニクニといじっていった。
「はっ、はぅっ……あっ、ああんっ……おにぃちゃ、やぅっ……おにぃちゃんもうダメぇ、ああっ……早く、あっ……早く頂戴ぃっ……おにぃちゃんの、ああっ……おにぃちゃんの太いのぉっ……」
 快楽に上気し、涙を流しながら可愛らしい顔でおねだりされては逆らえるはずが無かった。
 しかも肉棒自体を求められている事が何やら男としての自尊心をくすぐられ、さらに求めているのが幼い少女であるところに何とも言えない背徳感を感じ、大志の体は興奮に激しく震えた。
「じゃ、入れるぞ……」
 要望通り、体を起こして肉棒を持つと膣穴に近づけていく。
「早く早くぅっ……」
 急かす言葉に苦笑しつつ、それだけ自分が求められている事に嬉しさが込み上げてくる。
 ズブっ……。
「ああっ……」
「くぅっ……」
 二人の呻きが重なった。
 そのままズブリズブリと肉棒が入り込み、やがて全てが収まる。
 再び兄妹による禁断の繋がりを持った事にゾクゾクする様な興奮を覚えつつ、大志は腰を勢い良く振り始めた。
「あっ、あっ、ああっ……いいっ、いいっ、いいよぉっ……やっぱりお兄ちゃんの、あぅっ……お兄ちゃんのいいっ……お兄ちゃんのオチンチン気持ちいいよぉっ……」
 可愛らしく喘ぎながら褒め称えてくる妹に愛しさが高まり、大志はもっと気持ち良くさせてやろうとさらに腰の動きに力を入れていった。
「あんっ、あっ、あぅっ……はっ、はっ、はぁんっ……凄い、ああっ……凄いよぉ、あっ……お兄ちゃん凄いぃっ……」
 頭を左右に振り、長い黒髪を乱しながら悶える妹の姿は最高だった。
 汗で額に張り付く髪が何ともいやらしく、またその幼い肉体を今自分が陵辱し、支配しているのだと思うと落ち着かない衝動が湧き起こっていった。
(俺がっ……俺が夏音をっ……夏音を自由にしているんだっ)
 これまでの人生でこの様な高揚感は初めてだった。
 他人をここまで支配する快感。
 それは何とも言えない充足と満足を感じさせる喜びだった。
「あぐっ、あっ、ああんっ……おにぃちゃん、あぅっ……おにぃちゃん凄いよぉっ……もっとっ、もっとっ、もっとしてぇっ……」
 おねだりしてくる妹があまりに愛おしい。
 妹は自分の物。
 今目の前にいる女は己の物なのだという意識が芽生えてくる。
(夏音は俺のだっ……他の誰にもっ……他の誰にもやるもんかぁっ……)
 激しい独占欲が押し寄せ、この小さな体全て、精神すらも己が物としたい欲求で大志の心は一杯になった。
「うおぉっ……夏音っ、夏音っ、夏音っ……!」
 ベッドに両手を付くと、体を勢い良く前に押し出す様に荒々しく肉棒を突き込んでいく。
「ああんっ、あっ、ああっ……おにぃちゃん凄い、あっ……おにぃちゃん凄、ああぅっ……おにぃちゃ、はぁんっ……ダメっ、こんなっ、ダメっ……あんっ、あんっ、あふぅんっ……」
 妹はまるで恐ろしいモノから逃れるかの様に頭を激しく左右に振り、涙を流しながらシーツを掴んで引き寄せ、体をクネクネと動かしながら悶えた。
 だが両脚はガッチリと大志の腰に絡んでおり、それは決して逃すまいとする態度に見えたため、大志は嬉しさと興奮が高まるのを感じた。
 快楽に恐怖する一方でそれを求め、受け入れつつも恐れを感じているその姿は、穢れを知らぬ少女が大人へと変わっていくさまを見るかの様だった。
 そしてそうさせているのが他ならぬ自分自身だと思うと、精神的な快感が体中に溢れ、大志は誇らしさでおかしくなりそうだった。
「夏音っ……夏音好きだっ、愛してるっ……大好きだぁっ……」
 快楽によって精神が高ぶり、普段なら恥ずかしくて言えない様な愛の言葉を叫ぶ。
「あっ、ああんっ……わたしも、あぅっ……わたしも好きっ、お兄ちゃんのこと、あっ……お兄ちゃんのことが大好きぃっ……愛してるのぉっ……」
 妹も同じらしく、大志に愛の告白をしてくる。
 精神が高まると肉体にも作用するのか、膣内がキュッキュッと締め上がり、続けてまるで吸い込むかの様に肉棒が引き込まれ、体の中身が持っていかれる感覚に大志は体を震わせた。
 その「早く精を吐き出せ」と言わんばかりの女体の蠢きに初心者である少年が耐えられるはずもなく、大志は限界である己を感じた。
「夏音っ……イくぞっ……俺っ……もうイくっ……」
「ああっ、あっ、ああんっ……わたしも、あっ……わたしもイく、はぅっ……わたしもイくのぉっ……やっ、やっ、やぁんっ……」
 グイと引き寄せられ、体が密着する。
 そのまま激しく腰を振ると肌が擦れてたまらない快感が生じた。
「あんっ、あんっ、ああんっ……おにぃちゃ、あぅっ……おにぃちゃんダメ、ああっ……おにぃちゃんもうダメなのぉっ……夏音、やっ……夏音もう、やぁっ……夏音イっちゃうぅっ……あっ、あっ、あぁあああああああああんっ!」
「夏音っ、夏音っ、夏音っ!」
 ドピュドピュドピュ……。
 絶叫すると共に、大志は妹の中に精を放った。
 ドクドクドクと凄まじい勢いで精液が注がれていくのが伝わってくる。
「くっ……ぐっ……あぅっ……」
 そのまるで魂を抜き取られるのではないかというほどの快楽に歯を食いしばりながら、大志は何度も何度も射精を繰り返していった。
 しばらくして全ての精を放ち終えるとゆっくり横に倒れ込む。
 ハァハァと荒い息を吐きながら、今体験した快楽の余韻に浸る。
(女って……女ってスゲぇ……)
 目の前で甘い吐息を漏らしている妹は、快楽に染まっているせいか色っぽさを感じさせはするものの、まだまだ子供にしか見えない。
 だが今自分の肉棒に喰らいつき、全ての精を吸い取ろうとせんばかりに蠢いた膣は、この幼い肉体の中に確かに存在しているのだ。
 そんな事を思うと、まるで幼い外見が偽りであるかの様に今の妹は女の淫靡さを感じさせた。
 年下の妹が、遥かに年上の熟女の様に見えたのだ。
「お・に・い・ちゃんっ……もう一回しよぉ……ね、もう一回ぃ……」
 まだ息が乱れているというのに、もう妹はおねだりしてきた。
「ちょっ、ちょっと待て……まだ……」
「関係ないよぉ。わたしが早くしたいのぉ……それにぃ、ここはもう準備万端じゃぁん……」
 ギュッと掴まれた肉棒は、驚いた事にすでに硬く大きくなっていた。
(嘘だろ? いくら何でも早すぎる……やっぱあのジュースにヤバイ薬でも入ってたんじゃ……)
 あまりに凄すぎる回復の早さ、妹の異常なまでのセックスに対する欲求。
 これはどう考えてもおかしかった。
 肉体的にも精神的にも休息を取り、できれば薬の成分が抜けきるまで大人しくしていた方がいいだろう。
「早くしてよぉ……夏音、もう我慢できないぃ……」
 トロンとした目をしながら、妹が肉棒をさすってくる。
「く……ちょっと、おい……」
「おにぃちゃぁん……夏音とエッチぃ……しよぉ……」
 そうして可愛らしく上目遣いで見つめながらおねだりされたら大志の負けだった。
 薬のことなど頭から吹っ飛び、妹の事しか考えられなくなる。
「うおぉっ、夏音っ!」
 勢い良く起き上がると妹の体にのしかかり、貫かんばかりに肉棒を押し込んでいく。
「ああんっ……やっぱいいっ、おにぃちゃんのいいっ、おにぃちゃんのオチンチン最高っ……」
 嬉しそうに笑う妹の顔は、している行為のいやらしさとは反対にあまりに無邪気に見えた。
 それは薬の作用でそうなっているのか、それとも妹自身の意思としてそうなのか分からなかったが、そんな事はどうでも良かった。
 問題は自分が妹の体を自由に貪り、快楽を味わえるという事実だけだ。
 大志はそう考えると、とにかく今感じている気持ちの良さをさらにもっと高めようと、夢中になって腰を振っていくのだった。


 椅子に腰掛けた大志は、微妙な快感に体を震わせていた。
 足元では可愛らしい顔をした妹が小さな口を大きく広げ、勃起した肉棒をしゃぶっている。
 んぐ、んぐ、と口元が動くたびにたまらない刺激が体中を走り抜け、舌が亀頭に絡まり、吸い付いてくるのが最高だった。
 長く美しい黒髪が時折顔にかかるのを鬱陶しげにかき上げる姿は、美少女であるのも相まって、とんでもなくいやらしく見えた。
「おにぃちゃん……気持ちいい……?」
 口から肉棒を出し、ニコリと微笑みながら尋ねてくる妹に頷く。
「ああ、夏音の口は最高だよ。すげぇ……」
 そう大志が答えると、妹は嬉しそうに再び肉棒を口に含んだ。
 あの初めて交わった日から、兄妹はこうした淫らな行為をずっと続けていた。
 次の日になり、全くいつも通りの様子になった妹にホッとしつつも残念な思いを持ったりもしたのだが、両親が出かけると同時にそれが芝居である事が分かった。
 妹は自ら服を脱ぎ去ると、可愛らしくもいやらしい声で誘い、甘くおねだりしてきたのだ。
 その様な事をされて耐えられるほど大志の理性は強くなく、また一度越えてしまった禁忌の壁は、すでに存在しないと言えるほどに薄く低くなってしまっていたのである。
 何よりその幼い肉体を味わう快楽に、大志自身が取り憑かれてしまっていたのだから断ることなど不可能だった。
 もし妹が誘わなければ、自分から襲っていたに違いない。
 それほど妹との交わりは気持ちが良かったし、止められない魅力に溢れていたのである。
 すでにあの異常なまでの肉欲の高ぶりはなくなっており、薬の効果が切れているのは明白だったが、それでも妹の痴態と大志の興奮は変わらなかった。
「んぐ、んぐ……んん……ねぇ、そろそろいいでしょ? 入れようよぉ……」
 顔を上げ、肉棒をクニクニと捻りながら妹がおねだりしてくる。
「そうだな……もう十分回復したし……よし、入れるか……」
「やったぁ。早くぅ、早くぅ……お兄ちゃん早く入れてぇ……」
 四つんばいになり、尻を可愛らしく振る姿が何ともいやらしい。
 染み一つ、日焼け跡すら無い妹の肌は真っ白でとても美しく、その中で唯一ピンク色をした秘所がテラテラと光を放っているのが肉欲をそそった。
「じゃ、入れるぞ……」
 細い腰を持ち、ゆっくりと肉棒を押し込んでいく。
 ズブズブ……。
「ああんっ……はぁ……いい……最高ぉ……」
 うっとりとした声を震わせながら妹は頭を仰け反らせた。
 一方大志にしても、妹の中の感触は何度味わってもたまらない気持ちの良さ、心地良さに溢れていて最高だった。
 入れた瞬間、キュッと掴まれる様な締め付け具合に、ムニュムニュと絡み付いて奥へ奥へと引き込んでくる膣襞の蠢きは、まさに天国とも極楽とも言える快楽の泉だったのだ。
「あっ、あっ、ああっ……いいっ、いいっ、いいのぉっ……おにぃちゃん気持ちいいよぉっ……」
 それに何よりこうして悶える妹の姿がたまらなかった。
 自分が腰を一振りするだけで可愛らしく喘ぎ、体をプルプルと震わせてさらなる快楽を求める様に甘い吐息を漏らすのが、もうこのまま死んでもいいと思わせるほどに気持ち良かったのだ。
 この小さな幼い肉体を自分は自由にできる。
 この可愛らしくもいやらしい少女の体を、自分は好きなだけ味わえるのだと思うと、それだけで射精しそうになるのである。
「あんっ、あんっ、ああんっ……おにぃちゃん凄い、あぅっ……おにぃちゃん凄いよぉ、ああっ……おにぃちゃん凄いのぉっ……あっ、あっ、あはぁんっ……」
 振り返り、こちらを見つめる妹の瞳は快楽に蕩け、さらなる快感を求める様に訴えている。
 その甘え、おねだりしてくる姿に大志は逆らえず、より快感を与えようと必死になって腰を振っていった。
「やっ、やっ、やぁっ……はぅっ、はっ、はぁんっ……それもっと、ああっ……それもっとお願いぃっ……あっ、あっ、ああんっ……」
 妹が頭を仰け反らせると美しい黒髪がバサバサと乱れ、真っ白な背中にかかる様子に興奮が高まる。
 腰の動きに合わせて小さな体が前後に揺れ動き、体重が軽いせいか前にズレるのを引き寄せてさらに深く貫く。
「ああんっ、あっ……凄、あくっ……凄いの、ああっ……おにぃちゃ、はぐっ……やぁっ、やっ、やぁんっ……」
 快感に耐え切れなくなったのか、妹は腕を崩して上半身を床につけ、尻だけを高く掲げる姿勢になった。
 眼下にある白い背中がまるで歪んだ滑り台の様になだらかな曲線を描いており、大志は覆いかぶさって体を密着させると、突き破るかの様な勢いで肉棒を突き込んでいった。
「あぐっ、あっ、あはぁんっ……それ、あっ……それぇ、ああっ……ダメ、はぅっ……当たる、あっ……当たるのぉ、はんっ……子宮に当たるよぉっ……ああっ、ああっ、ああんっ……」
 手元にシーツを引き寄せ、涙声で喘ぐ妹の姿に興奮が最高潮に達し もっと悶え狂わせたいと思いながら腰の動きをさらに強める。
「あっ、ああっ、ダメ、ああんっ……それ、あんっ……ダメって、ああっ……ダメなのぉっ、あっ……おかしく、ああっ……おかしくなっちゃうよぉっ……」
 あまりに快感が凄すぎるのか、耐えられない様に膝をブルブル震わせているのを見かねた大志は、ゆっくり体をひっくり返して仰向けにし、優しく見つめながら唇に吸い付きつつ腰を動かしていった。
「んんっ、んっ……んぁっ……んんっ、んんっ、んんふぁっ……」
 妹は涙を流しながら口内を舐め回し強く吸い付いてくる。
 大志の背中に小さな手を回し、腰に細い脚を絡ませて逃がすまいとするかの様に密着してくるのが可愛らしい。
「んっ、んんっ……んはぁっ……好き好き好きぃっ……おにぃちゃん大好きぃっ……あんっ、あっ、ああんっ……愛してるっ、愛してるのっ、愛してるんだからぁっ……」
「ああっ、俺だってっ……俺だって愛してるぞっ……夏音が大好きだっ……愛してるっ……」
 互いに愛の告白をし、求める様に体を絡ませる。
 もう何度もそうして愛の言葉をかわしながら交わってきたが、言わない時よりも言った時の方が快感が増すのだ。
 好きと言われて不快に思う人間はそういるものではなく、精神の喜びは肉体の快楽に繋がっているのか気持ち良くなるのである。
「やっ、やっ、やぁんっ……もっとっ、もっとだよぉ、あぅっ……もっとしてぇっ……」
 妹の言葉にビクンと肉棒が跳ねる。
 大志にとって妹のおねだりは最高の快楽だった。
 甘えてくる妹を喘がせる。
 それこそがたまらない快感だったのである。
「ぐっ……夏音俺っ……もうっ……もうイくぞっ……いいかっ……?」
 妹への愛おしさが高まると同時に射精感も限界に達した。
「あっ、あっ、ああっ……いいよっ、いいっ、いいのぉっ……」
 容認なのか快感に対する言葉なのか分からない言葉を発して妹はギュッと抱き付いてくる。
 それによって膣が締まり、さらに追い詰められた大志はラストスパートとばかりに腰の動きを早めていった。
「あんっ、あんっ、ああんっ……もうイく、あっ……もうイくの、ああっ……もうイっちゃうぅっ……あっ、あっ、ああっ……おにぃ、あぅっ……おにぃちゃ、ああっ……おにぃちゃぁんっ……やんっ、やんっ、やぁああああああああんっ!」
「夏音っ!」
 兄妹の絶叫が重なり、精が放たれた。
 ドピュドピュドクドクドク……。
 激しい勢いで放出される精液を感じながら、大志は体をビクビクと震わせて歯を食いしばった。
「あ……ああ……はぁ……」
 妹の甘い吐息が耳に響き、それを聞きながら射精を繰り返していく。
 しばらくして全ての精を放ち終えた大志は、ゆっくり肉棒を引き抜き横に倒れると、ハァハァといった荒い息を吐き出しながら心地いい余韻に浸った。
「おにぃちゃぁん……気持ち良かったよぉ……」
 妹が甘える様に胸に頬擦りしてくる。
 そうされると何か温かな想いが心の中に広がっていくのを大志は感じた。
(俺は……夏音が好きだ……大好きだ……)
 妹として愛しているのはもちろんの事、もしかしたら一人の女としても愛しているのかも知れない。
 これほど可愛らしく甘えられては、そうなってしまってもおかしく無いだろう。
 何よりたまらない快楽を与えてくれる相手なのだ。
 身も心も夢中にならない方がどうかしている。
「ね、もう一回しよ?」
「え? でももう母さんが帰ってくるぞ」
 妹のおねだりに少し躊躇する。
 さすがに母にバレたらただでは済まないからだ。
「まだ大丈夫だよぉ。だからしよぉ」
「でもなぁ……」
「いいじゃん、また舐めてあげるからさぁ。おにぃちゃん好きでしょ? わたしにオチンチン舐められるの」
「そ、そりゃ好きだ」
「じゃあ決定……舐めるからねぇ」
 妹は張り切って起き上がると、肉棒をいじりだした。
「ふふ、可愛い……あ〜〜ん……」
 そう言いながらパクリと肉棒を口に含む。
 途端、たまらない快感が股間から湧き起こってきた。
 んぐんぐと唸りながら、熱心に頭を動かす姿を可愛らしく思いつつ、美少女である妹がそうして自分の肉棒を口に含んでいる様子に興奮が高まっていく。
(ああ……夏音は可愛いなぁ……)
 大志は自分がとんでもなく幸福者だと思いながら妹の頭を撫でた。
 そうしていると母がもうすぐ帰ってくるという事が些事として感じられてしまう。
 何しろこれほどの美少女に肉棒を舐められているのだ。
 そんな至福の時を止める事など不可能だろう。
 母に見つかったらその時はその時。
 それまでは妹との行為を楽しもうではないか。
(そうだよ……俺は夏音をもっと抱きたいんだ……)
 心行くまで妹の肉体を味わい、己の体を味合わせ、兄妹仲良く快感を与え合っていきたい。
 激しい欲情に身も心も包まれ、そのたまらない快楽が大志の中から危機感を消し去って妹の事だけに意識を集中させていく。
「んんぐ……んんぅ……んぐ……」
 可愛らしい声を上げつついやらしい行為を続けていく妹を愛おしく見つめながら、大志は押し寄せてくる快楽に身を委ねていくのだった。












あとがき

 薬シリーズ第三弾です。
 母、姉とやったんで妹って事で。
 今回は妹ですからあちらから甘えてくる感じで作ってみました。
 まあ、ありえない妹像ってやつですな。
 エッチとか抜きにしても、こんな風に甘えてくる妹なんぞいやしないでしょう。
 それともどこかには存在しているのかな?
 そしたら結婚なんかしないで一生妹と過ごす事を夢見る兄になるのでありましょうなぁ。
 って、妹には恋愛感情持たないから成立しないですか。
 現実でそうそう兄妹で恋人になるなんてありえないですからねぇ。
 近親相姦してると精神的にも恋人関係になるのかどうなのか。
 実際近親相姦している人に聞いてみたいものですわ。
(2006.9.20)



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