母親
真(まこと)は病院にいた。
母が入院をしたのだ。
どうやら原因は過労らしい。
何しろこれまで必死に働いてきたのだから当然だろう。
それは別に母が働き者だという意味ではなく、好きになった男たちに貢ぐための必死さだった。
母はちょくちょく男に捨てられ、すぐに新しい男を見つけるという行為を繰り返していたのだが、その好きになる男というのが働かずに暴力を振るうだけのどうしようもない人間ばかりであったため、精神的にもかなり疲れていたに違いない。
数週間前のある出来事がきっかけで、そういった男たちとの関係を断ち切る事ができたのだが、それで気が緩み、疲労が一気に現れたのかも知れなかった。
そのある出来事とはセックスだった。
それも普通のセックスではない。
真との、実の息子とのセックスであった。
母は元々快楽を求める性格をしており、そのために暴力を振るわれても男たちから離れることができなかったのだが、その快楽を真が与える様になったため、男を必要としなくなったのである。
それは世間的には許されない関係であったが、真と母にとっては、落ち着いた環境を手に入れるための最良の手段だった。
真は見知らぬ男たちとの共同生活をせずに済み、母は暴力無しで快楽を得られる。
まさにこの近親相姦は母子を同時に救ったのである。
(お母さん、大丈夫かな……)
病室の近くにある椅子に腰掛けた真は深い溜め息をついた。
医者はしばらく安静にしていれば回復するだろうと言ってはいたが、それでも心配であった。
何しろ今まで病気らしい病気などした事のない母である。
真にとって母が病気になるなど初めての経験だったのだ。
母に対しては暴力を振るわれたり、母親らしい態度をされた事がないためずっと嫌っていたのだが、肉体関係を持つ様になってからは愛情が起こっていた。
母がそれまでと違って優しくなり、真をかいがいしく世話する様になったからだ。
それは息子に対するというより男に対する態度であったのだが、優しくされている事に変わりなく嬉しかったのである。
それに抱いていると母が可愛らしく見え、大事にしたくなる気持ちが湧き起こった。
その想いは母に対するモノなのか、一人の女に対するモノなのか分からなかったが、どのみち母子であり男女の関係でもあるのだからどちらでも構わないと真は思っていた。
そんな母が入院している。
真はたまらなく心配だった。
(そういや……入院費とかどうしよ……)
母子家庭であるため、収入は母が入院してしまった現在、全く無い状態だった。
そもそも保険にも加入していないため、入院費は全て自腹で払うしかないのだ。
中学生の真にはとてもではないが払える額ではなかった。
貯金など一切無い。
そんなものがあったとしても、母が連れてくる男たちによって全て使われてしまっていた。
(家賃もどうしよ……)
母が働けなくなった以上、アパートの部屋代自体が払えなくなる。
そうなったら自分は一体何処に住めばいいのか。
いや、母の入院自体いつまでさせてもらえるのか。
保険に入っていない事や貯金の無い事がバレれば、すぐさま追い出されてしまうだろう。
そうなったら病気の母を抱えて一体どうすればいいのか。
真は途方に暮れてしまった。
(くそ……)
心の中でどうしようもないイライラを吐き出したちょうどその時、チンっといった音が聞こえ、エレベーターがこの階に到着したのが分かった。
(え……?)
何気なく音につられてその方向を見た真は、一瞬我が目を疑った。
(お、お母さん……?)
エレベーターから降りてきたのは、今病室で寝ているはずの母だったからだ。
しかも今まで見た事のないキチンとした身なりをしており、まるでいいとこの奥さんといった風情をかもし出している。
信じられない面持ちでジッと見つめていると、母は真の目の前で止まり、にこやかな笑みを浮かべて軽く頭を下げてきた。
「あなたが真さんね。初めまして、私はあなたのお母さんの姉です」
「お母さんの……姉?」
つまり伯母という事らしい。
これまで親戚がいるなどと聞いたことが無かったが、目の前にある母ソックリの顔がそれを証明していた。
よく見ると微妙に違うところがあり、何よりその優しげな雰囲気が母には無い女性の魅力を感じさせた。
体全体も母よりふくよかで、どこを抱き締めても気持ちのいい弾力を返しそうな柔らかさを思わせた。
(う……)
座っているため必然的に伯母の胸が目の前に来る形になり、その豊かな膨らみを見た瞬間、真の股間の一物がビクンっと反応して硬くなった。
母にソックリな顔に微笑まれ、母よりも豊満な肉体に強烈な色香を感じ、肉欲が激しく湧き起こってしまったのだ。
数日前に母の体調がおかしくなってからというもの、全く性欲を発散させていない状態だったため興奮してしまったのである。
「聞いてなかったんでしょう? でもしょうがないの。あの子、あなたのお母さんは家出したものだから……」
「家出?」
それも初耳だったが、あの母ならばありえそうな話だった。
「ずっと居場所を探していたのだけれど、今回入院したことでようやく分かったのよ。まったく心配かけて……」
呆れた様に息を吐き出すと、伯母は病室の方を見た。
「じゃ、挨拶させてもらうわね。いいかしら?」
「あ、でも今寝てますよ……」
「そう……じゃ、ちょっとだけ顔を見させてもらうわ」
伯母はそう言うと病室の中に入って行った。
(伯母さんか……)
突然の親戚の出現に真は動揺してしまった。
これまで「優しい親戚が現れて母から引き離してくれないか」などと夢を見た事もあったが、実際に現れてしまうとどうにも戸惑ってしまう。
大体、親戚だからと言って優しいとは限らないのだ。
以前の母と同様に鬼の様な人間かも知れないのである。
(ま、あの人はそんな感じじゃなかったけどな……)
伯母と名乗る女性は凄く優しそうだった。
物腰からそれが伝わってくるのだ。
これまで乱暴な人間に囲まれて育った真には、そうした暴力に対する嗅覚があった。
(それに……凄くエッチだ……)
つい先ほどまで目の前にいた伯母の体を思い出し、肉棒が硬くなる。
母一人しか女性を知らないが、伯母の肉体はそれを上回る魅力に溢れており、思わず抱き締めたくなる衝動が起きていたのだ。
(あの大きな胸を揉んだりしたら……)
どれほど気持ちがいいだろう。
そんな妄想をしているとますます肉棒が硬くなっていく。
「思ったより変わってなくて安心したわ」
不意にかけられた声に驚いて意識を戻す。
いつの間にか伯母が目の前に立っており、今まで妄想していた豊満な胸が至近距離にあったため、その魅力的な膨らみにゴクリと唾を飲み込んでしまう。
「十数年ぶりだけど……ホント変わってない……」
優しげな表情を浮かべながら伯母は小さく呟いている。
その様子がまた色気をかもし出し、真は激しく動揺してしまった。
「あの……お母さんって、どうして家出したんですか?」
意識を変えようと、真は母について尋ねてみた。
何しろ母の過去に関しては、全く知らない事ばかりだからだ。
「うちは色々とうるさい家だから……あの子には耐えられなかったみたいなの……だから原因と言ってもこれがそうとは言えないのよ。積もり積もったものが爆発したんだと思うわ」
伯母はそう呟くと辛そうな表情をした。
確かに厳しい家だとしたらあの母では耐えられないだろう。
逃げ出す様に家出していたとしても納得できた。
「ところで真さん、あなたの事なんだけど……良かったら私の家で一緒に暮らさないかしら?」
「え?」
突然のことに驚く。
そういった誘いがあるのを夢には見たが、実際に言われるなど想像外の事だったからだ。
「悪いけど調べさせてもらったの……お母さんが働けないとなると、あなた生活できなくなっちゃうでしょう? だからうちに来て暮らしてもらえばいいと思って」
「でもそんな、ご迷惑をおかけする訳には……」
「遠慮しないで。あなたはまだ子供なのよ。一人で生きる力はないんだから大人を頼りなさい」
伯母の言葉には温かさが溢れており、これまでそういった優しさに触れた事のない真は戸惑ってしまった。
「そんなに深く考えないで……お母さんが元気になるまで下宿するつもりでいればいいのよ。それまでの間だと思えば、ね?」
「あ……はい……」
ニコリと微笑む伯母に見つめられると自然に首が縦に動いた。
何やら心地良い気分にさせられ、逆らえなかったのだ。
「ふふ、良かったわ……じゃあこれから一緒にうちに行きましょう」
「これからですか?」
「ええ、どうせなら早く行って慣れておいた方がいいでしょう? 何か必要な物があれば途中であなたの家に寄るから」
そう言われてしまうと特に反対する理由はなかった。
「分かりました。行きます」
「そう、ありがとう。じゃ行きましょう」
お礼を言って歩き出す伯母の後に続いて、真はエレベーターに向かった。
背後から見ると、その色っぽい容姿にゴクリと唾を飲み込んでしまう。
これからこの伯母と一緒に暮らす事を考えると、別に何かある訳でないにも関わらず、真は何やら興奮してしまうのだった。
「とんでもないところだな……」
真は溜め息をついた。
そこはかなり豪勢なしつらえをした寝室だった。
古い洋式の作りで、所々に高そうな装飾がなされている。
あれから病院を出て車に乗り、数時間ほど走った先に伯母の家はあったのだが、それは家と呼ぶより屋敷とした方がしっくりくる感じの建物だった。
何しろ門から玄関までかなりの距離があるのだ。
母の実家がこの様な金持ちであり、自分がその親族であるのかと思うと何とも言えない気持ちになってくる。
つい先ほどまで、入院費や家賃をどうしようかと悩んでいたというのに、今はこの様な豪華な部屋にいるのだ。
そのあまりに違いすぎる現実に真は面食らってしまっていた。
入院費などにしても、いつの間にか伯母が処理をしたらしく問題自体が無くなってしまった。
一応「後で返します」と言ってはみたものの、「子供なんだから大人を頼りなさい」と返され、それ以上は何も言えなくなってしまった。
確かに子供である自分では、金銭の問題を解決するなど不可能だ。
それにこれほどの金持ちであるならば、入院費や安アパートの家賃などは苦にならない出費なのかも知れない。
真はそんな事を考えながら、用意してもらった食事を伯母と一緒に食べた。
その時色々話をして分かったのだが、伯母の夫、つまり真にとって伯父にあたる人物は亡くなっているのだそうだ。
他の親戚にも会いたいと思っていた真にとってそれは残念な事であったが、どうやらイトコが何人かいるそうなので、彼らと会うのを楽しみに待つ事にした。
それから自分や母の事を話し、叔母の事を聞き、色々と話をした後、夜も更けてきたという事で今いる寝室に案内されたのである。
(あ〜〜、今日は何だか疲れたな……)
母の入院、伯母との出会い。
そして今までの生活からは考えられない豪華な屋敷に連れて来られた。
緊張していて当然だった。
真はゆっくりとベッドに横になると伸びをした。
(でも伯母さんって、いい体してるよな……)
屋敷に着いてからというもの、伯母は胸元が大きく開いた服を身につけていたため、豊満な胸の谷間が見えて興奮させられっぱなしだったのだ。
母が体調を崩してから禁欲状態であった真にとって、それはたまらない刺激だった。
食事中も胸の谷間に意識がいってしまい、料理の味がよく分からないくらいだったのである。
(伯母さんが……ヤらせてくれたらなぁ……)
真は股間で勃起してしまっている肉棒を掴んで軽くしごいた。
伯母の柔らかそうな肉体を抱き締め、舌を這わし、肉棒を押し込んで動かしたらどれほど気持ちがいいだろう。
あの優しい伯母なら、「駄目よ駄目よ」と言いつつ受け入れてくれるかも知れない。
(たまらないだろうなぁ……)
無論それは本気の想いではなかった。
母と肉体関係になったとはいえ、伯母とまで近親相姦をするつもりはないのだ。
母との行為はあくまで男を引き離す方便、仕方のない行為だった。
(そうだよ……僕は仕方なく……仕方なくしてるんだ……)
真は母との関係を苦痛に感じていた。
実際に肉欲が湧き起こり、体を繋げている間はそんな想いなど無いのだが、ひとたび冷静になって己の行為を振り返る時、激しい苦悩に襲われるのである。
母親とセックスをする。
それは真の倫理観において地獄に落ちる行為だった。
許されない関係。
だが止められないのも事実だった。
あれほどの快楽。
母を自由にして甘く喘がせる行為は、真の中で極上の喜びとなってしまっていたのである。
母を抱いてはいけない、いや抱くのだ。
その精神と肉体のせめぎ合い、葛藤を救っているのが「仕方が無い」という想いだった。
自分がセックスをしなければ、母はまた男を引き込み、真の生活を脅かすだろう。
だから自分は仕方なく母を抱くのだ。
それはどう考えても詭弁だったのだが、真が己の倫理を誤魔化すのには最も有効な手段だった。
それに体を繋げる様になってから、母はそれまでから考えられないほど優しくなった。
かいがいしく真の世話を焼く様になったのだ。
それはこれまで母が男たちにしてきた行為であり、母にとって自分が男となっているのを証明する、あまりに歪んだ母子関係だったが、それでも真は幸せだった。
これまでの人生で無かったゆえか、母が優しくしてくれるのがたまらなく嬉しかったからだ。
そしてセックスの時の甘えてくる姿。
それを想う時、真は母から離れられない己を感じた。
(お母さんっ……)
伯母を抱く妄想は、母とのいつもの行為と重なり、現実感を持って真を興奮させた。
何しろ伯母は母にソックリであったため、あまり違いを感じなかったのだ。
(はぁっ……お母さんっ……くっ……伯母さぁんっ……)
妄想の中で母の姿が伯母になり、伯母の姿が母になり、どちらとも分からない肉体を抱き締め、肉棒を収めようとする光景が脳内に広がる。
思っていたより逞しくなった妄想に肉棒への刺激が激しくなり、本格的にオナニーしようとティッシュに手を伸ばした時だった。
トントン。
突然ドアがノックされ、あまりに驚いた真は飛び上がる様にして起き上がった。
「ど、どうぞ……」
答えると同時にドアが開き、伯母がゆっくりと部屋に入ってくる。
(う……)
驚いた事に伯母はネグリジェ姿だった。
しかも黒いそれは生地が薄く下着が見えており、思わず唾を飲み込んでしまうほど刺激的であった。
(い、いつもこんな格好で寝てるのか……?)
あまりに色っぽい伯母の姿に、驚きで縮こまっていた肉棒が一気に硬く大きくなる。
「真さん……ちょっと宜しいかしら?」
「え? ええ……いいですけど……」
伯母は動揺する真をよそに近づいてくると、あろう事かかけ布団を持ち上げてベッドの中に入ってきた。
プンっと女の匂いが感じられ、クラクラしてしまう。
「ちょ……伯母さん……?」
あまりに大胆な伯母の行動に、真は慌てて腰をずらしてベッドの端に移動した。
「ふふ……遠慮しなくていいのよ……もう我慢できなくなっているのは分かっているから……お母さんが病気になってからしてないのでしょう?」
「!……」
まるで母との関係を知っているかの様な伯母の言葉に心臓が跳ね上がる。
「な、何をですか……?」
「一目見た時から分かったわ……あなたが童貞じゃないってことは……相手はあの子、お母さんでしょう?」
伯母は昼間と変わらぬ優しげな口調で語りかけてくるのだが、その声には女としての淫靡さが溢れていた。
「な、何を言って……」
事実の指摘に、真は動揺して手を震わせた。
母との関係は親戚と言えど知られて良い事ではなかったからだ。
「別に隠さなくてもいいのよ……あの子が男になったあなたに我慢できなくなるのは……分かるから……」
伯母は擦り寄ってくると真のパジャマのズボンに手をかけ、パンツと一緒に引き下ろした。
「あっ……」
猛りまくっている肉棒が勢い良く立ち上がる。
「ふふ……こんなに元気で……頼もしいわ……」
うっとりとした表情を浮かべつつ、伯母は上唇を舐めながら肉棒に顔を近づけてくる。
「素敵、よ……」
呟いた瞬間、伯母の口がパクリと肉棒を咥えた。
「うぅっ!」
途端、体中にゾクゾクする様な快感が走り抜け、真は体を仰け反らせた。
伯母の舌が亀頭に絡みつき、ベロリベロリと擦ってくる。
それはまるで蛇が卵を丸呑みするかの様に淫猥な光景だった。
「うぐっ……くっ……」
すでに真は我慢ができなくなっていた。
数度舌で舐められただけであるのに、射精したくなっているのだ。
何より伯母がトロンとしたいやらしい表情を浮かべ、熱心に肉棒を舐め上げているのがたまらなかった。
色気溢れる美女が己の肉棒を美味しそうに、愛おしそうに咥えているのだ。
これで興奮しない男はいないだろう。
「んぐ……ん……んぐ……出したかったら、んぐ……すぐに出していいのよ……んぐ、ん……」
伯母が優しく微笑みながら上目遣いに見上げてくる。
それは真の心にジンワリと染み入り、逆らう気力を奪う蕩ける様な甘さをもたらした。
「おば……伯母さぁんっ……」
情けない声で伯母を呼びつつ、ガクガクと体を震わせる。
「んん……んぐ……んふぅん……」
その様子を伯母は微笑みながら見つめ、さらに舌の動きを激しくしてきた。
亀頭が淫猥な伯母の舌に絡みつかれ、極上の快感を伝えてくる。
それはもう耐えられる限度を越えた快楽だった。
「で、出るっ……出ちゃうぅっ……」
叫んだ瞬間、肉棒が爆発した。
ドピュドピュドピュと、震えながら白い液体が吐き出されていく。
「ん……んん……」
伯母は一瞬顔を歪めた後、嬉しそうな表情でそれを美味しそうに飲み込んでいる。
真はたまらない開放感に浸りながら精を放ち、最後の放出を終えるとガックリと力を抜いた。
「はぅっ……」
次の瞬間伯母がベロンと亀頭を舐め上げ、強く吸引してきたため体を仰け反らせてしまう。
射精後の敏感なところにその刺激は強烈だった。
真は体を硬直させた後、グッタリと力を抜いてベッドに横たわった。
ただ射精しただけだと言うのに激しく疲労してしまっている。
それは信じられないほどに気持ちのいいフェラチオだった。
母との関係でこういった事には慣れているはずだったが、伯母の口はそれ以上に凄まじかったのだ。
「病院で会った時からしたかったんでしょう?……伯母さんにはお見通しなのよ……あんなにギラギラして……よっぽど女の体が欲しかったのね……」
ボンヤリとする意識の中で、伯母がネグリジェを脱ぎ、ブラジャーとパンティを外しているのが見えた。
(し、白い……)
目に映った肉体に息を呑む。
それは白い、あまりに白い肉体だった。
血管が透き通って見えるほどに白いその肉体は、それ自体が男を誘う淫靡な雰囲気を放っていた。
「好きなだけ抱いていいのよ……伯母さんは、真さんが欲しくてたまらないから……」
伯母がそう言いながら真のパジャマを脱がし、豊かな乳房を押し付ける様にして体の上に乗ってくる。
柔らかな肉の感触が体中に広がり、すぐさま肉棒が硬く大きくなった。
「うふ、もう大きくなった……あの子が夢中になるのも分かるわ……沢山したんでしょう? お母さんとは……」
「え……その……」
「伯母さんの体はどう? お母さんと比べて……したくならない?」
「そ、それは……」
したくないと言ったら嘘だろう。
何しろ熟れに熟れている熟女が、その淫靡な肉体を押し付けて誘惑しているのだ。
理性が拒否したとしても肉体がそれに従うはずがなかった。
「ねぇ抱いて……獣の様に激しく……伯母さんを気持ち良くしてぇ……」
目の前に迫る伯母の表情はたまらなくいやらしかった。
それだけでも魅力的であるのに、すでに体はその柔らかな肉に包まれている。
我慢できるはずがなかった。
「伯母さんっ!」
真は叫び声を上げると同時に体を入れ替えて伯母の上にのしかかった。
そのまま首筋に舌を這わせ、強く吸い付いていく。
「あんっ……はぁ……真さぁん……」
伯母が嬉しそうな声を上げる。
豊かな乳房を揉みしだくと指が面白い様に食い込み、手のひらにゾクゾクする様な快感が感じられた。
白い乳房の中でそこだけが薄ピンク色をした乳首がプクッと起き上がる。
それにチュパっと吸い付き、舌先で激しく舐め回すとたまらない快感が口の中に広がった。
「ああんっ、あっ、ああっ……いい、やっ……いいわ、はぅっ……いいのぉっ……」
伯母の甘い声が部屋に響く。
その肉体は柔らかく真を受け止め、まるで取り込むかの様にしてくる。
「伯母さん……ああ……伯母さぁん……」
数日ぶりに触れる女体に真の体は打ち震えた。
何しろ今抱いているのは極上の肉体なのだ。
母の体も素晴らしかったが、伯母の肉体はさらに上をいっていた。
やはり年齢の差か、肉の柔らかさ甘さが違っているのだ。
まるで凄まじく柔らかいクッションに包まれるかの様な心地良さがあったのである。
(たまらない……たまらないよぉ……)
真は落ち着かない衝動に急かされ、伯母の白い肉体全てに舌を這わせては吸い、あらゆる箇所を舐め上げていった。
その熟れた体は、セックスを覚えたての少年を夢中にさせるのに十分な魅力に溢れていたのである。
「あんっ、あっ、あはぁっ……真さん、はぁっ……真さん素敵よぉっ……ああっ、あっ、ああんっ……」
肉付きのいい太ももから足の指先まで一気に舌を這わし、チュパチュパと足の指を口に含み、再び脚の付け根まで舐めていく。
両脚を肩に担ぐ様にして持ち上げると、すでに洪水状態になっている秘所に唇を押し付ける。
「ああんっ、あっ、ああっ……やっ、やぁっ、やぁんっ……」
伯母がまるで少女の様な声を上げ、頭を左右に激しく振った。
貴婦人然とした伯母が可愛らしい声を上げるのはたまらなく興奮を誘い、そんな様子を見せられて我慢できるほど真の忍耐力は強くなかった。
すでに耐え切れないほど痛く勃起している肉棒を持つと、バクバクと心臓を鼓動させながら伯母の膣穴へと押し込んでいく。
ズブッ……。
「ああっ!」
「うぅっ!」
二人の声が重なった。
まだ亀頭が収まっただけであるのに強烈な快感が押し寄せ、意識しないでも勝手に腰が前に進み、ズブリズブリと肉棒を押し込んでいく。
「ぐっ……かっ……」
全て収まると膣襞がヌメヌメと絡み付き、奥へ奥へと引き込む様に動いてくるのがたまらない。
これほどまでに強烈な吸い込みは初めてであり、その快楽に肉体が反応して腰が前後に激しく動き始める。
「あんっ、あんっ、ああんっ……いいわ、あぅっ……いいの、あんっ……真さんいいわぁっ……」
伯母が嬉しそうに喘ぐ。
親しげに「真さん」と呼ばれる事が何やら興奮を高め、腰の動きが激しくなっていく。
「あっ、あはぁっ、あぐっ……凄い、あんっ……凄いの、ああっ……真さん凄いぃっ……」
最初の印象通り裕福な、まさにマダムという言葉が似合う伯母は最高の熟女だった。
その熟れた肉は真の体を包み込み、蕩ける様な快感と心地良さを伝えてくる。
何しろ触れている全てが柔らかく、二度と離れたくないと思わせるほどに気持ちが良いのだ。
特に肉棒はヌルヌルとした温かな肉に包まれ、気持ちのいいヒダヒダに揉みくちゃにされていてたまらなかった。
(凄い……ああ……凄すぎるぅ……)
真は脳が溶けてしまいそうな快楽に涎を垂らし、意識しないままただ腰を振り続けた。
「あんっ、ああっ、ああんっ……いい、ああっ……たまらない、あんっ……真さんいいのぉっ……」
伯母は頭をブンブンと左右に振っては止め、振っては止めを繰り返し、体を仰け反らせて潤んだ瞳で見つめてくる。
それは熟女の淫靡な色気に満ちており、見ているだけで心臓がバクンバクンと激しく脈打つほどだった。
「あっ、あっ、ああっ……凄い、凄い、凄いぃっ……あんっ、あんっ、ああんっ……まこ、あっ……まことさ、あぅっ……真さぁんっ……」
伯母の喘ぎと共に膣内も激しく蠢き、肉棒が強く弱くリズミカルに締め上げられ、膣襞がヌメヌメと絡み付いて奥へ奥へと引き込んでくる。
「うぐっ……おば、伯母さんっ……僕、ああっ……僕もうっ……」
その強烈な刺激に耐え切れなくなった真は、限界が近いことを伯母に告げた。
「あんっ、ああっ、あはぁっ……いいわ、あんっ……イっていいのよ、あんっ……伯母さんもイくから、やぁっ……一緒に、あんっ……一緒にぃっ……」
伯母が腕を背中に回し、脚を腰に絡ませ、ギュッと抱きついてくる。
それと共に膣がキュッと締まりさらなる快感を伝えてきた。
密着した肌と肌が擦れ合い、体全体が伯母の肉に包まれ快楽に染まっていく。
「ああんっ、あっ、あやぁっ……いいっ、いいっ、いいぃんっ……真さん、ああっ……真さん、あんっ……真さぁんっ……やっ、やっ、やぁっ……イっちゃう、ああっ……イっちゃうの、あっ……イっちゃうぅっ……あんっ、あんっ、あぁああああああああんっ!」
「伯母さぁんっ!」
二人の絶叫が部屋に響き、次の瞬間真は精を放った。
ドピュドピュドクドクドク……。
激しい勢いで精液が伯母の膣に注がれていく。
真はビクビクと体を震わせながら、何度も何度も精を放っていった。
(凄い……最高だ……気持ちいいぃ……)
これまで経験したどんな射精よりも強烈な快感が脳に押し寄せてくる。
終わりがないのではないかと思えるほどの長い射精を繰り返し、しばらくしてようやく全ての精を放ち終えた真は、力を抜いて伯母の体の上に倒れ込んだ。
ハァハァと荒い呼吸を繰り返しながら、その柔らかな肉の感触にうっとりとする。
まだ膣に収まったままの肉棒から、ドクンドクンといった脈動が感じられ、今自分が伯母と肉体を繋げているのだという現実を認識させた。
「ふふ、真さん……嬉しいわ……こんなに沢山出してくれるなんて……」
上気した顔をうっとりとさせながら、伯母が嬉しそうに呟いた。
「気持ち良かったです……伯母さん……」
真はその美しい顔を見つめながら微笑んだ。
「あら真さん……『伯母さん』じゃないわ……『お母さん』よ……」
「え……?」
意味不明な伯母の言葉に、真は驚いて顔を上げた。
「それってどういう……?」
「私はあなたの母親で、あなたは私の息子という意味……」
伯母はとんでもない内容を、何気なく、当然の事の様に呟いた。
「そ、そんな……僕の母親はちゃんといますよ……」
母は今病院で寝ているのだ。
それは伯母も知っているはずだった。
「確かにそうね。あの子はあなたの母親と言えるかも知れない。何しろ産んだのはあの子だから……」
「だったら……」
「でも私もあなたの母親なの……」
「?……」
意味が分からない。
産んだのは母であるのに、それでも伯母が母親だと言うのだ。
「代理出産って知っているかしら? 子供が産めない女性の代わりに出産する制度なのだけれど」
「し、知ってますけど……」
「あなたのお母さんはそれをしたの。だから産みの母ではあるけれど、遺伝子的には母親じゃないのよ。遺伝子的には私があなたの母親なの」
「……」
あまりの事に呆然となる。
母が代理出産で伯母の子供を産んだというのだ。
そしてその子供が自分。
それが本当の事ならば、確かに自分は母の息子であり伯母の息子でもあるという事になった。
「ど、どうしてそんな……」
「私は子供が産めなくなってしまったからあの子に頼んだのよ。そしてあの子は受け入れてくれた。でも途中であなたを取られるのが嫌になったみたいで、産む前に逃げてしまったの。それが家出の直接の原因よ」
あの母がそんな事をしていたとは驚きだった。
しかしそれが事実ならば、親戚に関して語らなかったことや、異常なまでの真に対する執着も理解できた。
全て伯母に自分を取られまいとする事が原因だったのだ。
「だけどようやくあなたは帰ってきたわ。私の中に……こうして男としてね……」
伯母はうっとりとした表情をして股間の結合部分を見つめている。
未だ繋がったままのそこでは、伯母の言葉に反応する様に膣が微妙に蠢いて肉棒を締め付けた。
「く……」
その刺激に反応し、見る見るうちに肉棒が硬く大きくなっていく。
「ふふ、また大きくなった……よっぽど母親の中が気持ちいいのね……真さんの体は正直だわ、可愛い……」
再び膣がキュッキュッと締まり、肉棒を気持ち良く刺激してくる。
「こんなに立派に……男になって……お母さんの中に戻ってきて……あんなに沢山精を注いでくれて……ああ……真さん、あなたは素晴らしいわ……」
伯母は嬉しそうに抱き締めてくる。
母ソックリのその顔は淫蕩に緩み、歪んだ喜びに満ち溢れていた。
それは二人が姉妹である事を証明するかの様に、真にとって見慣れた表情だった。
母が自分とセックスする様になってから見せる、女として、そして母親としての顔だったからだ。
男たちに甘えていた時には無かった、真を自分の物としている母親としての喜びを表す表情だったのである。
その事が混乱する頭の中でも、伯母の言っている事を真実だと真に理解させた。
(そ、そんな……伯母さんが僕の母親だなんて……僕には母親が二人いるっていうのか……?)
あまりの事に衝撃を受ける。
そしてそのどちらの母親ともセックスをしてしまった事に強烈な嫌悪感と罪悪感を覚えた。
(ぼ、僕は……二人の母親とセックスを……チンチンを入れて、射精して……)
すでに母とのセックスは何度もしていたが、禁忌の思いが無かった訳ではない。
母を抱いた後、「本当にこれでいいのか?」と必ず苦悩していたのだ。
とはいえ、セックスを止めてしまえば母がまた男を連れ込むのは明らかであったので、その事を免罪符にして己を誤魔化していたのである。
だが伯母との行為にはそういったモノがなかった。
ただ快楽のまま抱いただけだ。
たとえ伯母であっても肉体を繋げていい相手ではない。
許されない相手なのだ。
それにも関わらず、自分は肉欲に耐え切れず抱いてしまった。
何と愚かなことなのか。
(!……ぬ、抜かなきゃ……)
己のしている行為の恐ろしさに気づいた真は、慌てて腰を引き、未だに収まったままの肉棒を抜こうとした。
「あんっ……駄目よ抜いちゃ……まだまだこれからでしょ……?」
しかしそうはさせまいと、伯母の脚が腰に絡みついてガッチリ固定してしまう。
「で、でも……伯母さんは僕の母親なんでしょ? そうじゃなくても伯母さんである事には変わりないんだから、こんな事しちゃいけないよ……止めなきゃ……」
「あら、今更何を言っているの? あなたは母親と思っていた、いえ、産んではいるのだから確かに母親のあの子と何度もしたんでしょう? それに伯母と知っていて私ともしたじゃない。だったらこれから何度しようが変わらないわ」
伯母は微笑みながらギュッと強く抱き締めてくる。
すると膣内も締まり、肉棒がたまらない快感に包まれた。
「ぐ……う……だ、だけど……親子でするなんて……やっぱり良くないよ……」
全く説得力が無いのだが、湧き起こる嫌悪感はどうしようもない。
自分は二人の母親と体を繋げてしまったのだ。
その罪悪感は強烈だった。
「ふふ……親子でするから気持ちいいのよ……私は今最高に嬉しいわ……ずっと離れ離れだった息子が……私の中にオチンチンを入れて……必死に腰を動かして……沢山の精を放ってくれた……これほど母親として幸せなことはないわ……何しろ息子が一番気持ちの良くなる事をして上げられているんですもの……」
伯母はうっとりとした表情を浮かべながら、自ら腰をクニクニと蠢かした。
「く……か……」
それだけで膣に収まった肉棒が刺激を受け、そのたまらない快感に思わず腰を動かしたくなってくる。
「我慢しないでいいのよ……好きなだけ、思いっきり動けばいいの……」
「で、でも……伯母さんはお母さんだもん……やっぱり駄目だよ……」
「ふふっ、母親と息子がセックスするのがいけない事だなんて思うから辛いのよ……これは正しい事なの……セックスは愛の行為なんだから……母親が息子のオチンチンを受け入れて、その精を受けるのは……純粋な、そう、崇高な愛の形なのよ……私は真さん、あなたの体を抱き締めて……こうしてオチンチンを入れられていると……親子だって感じられて凄く幸せよ……」
そう言いながら伯母は涙を浮かべて優しく頭を撫でてくる。
伯母は母と同じだった。
母にとっての愛情はセックスであり、セックスさえあればどんなに暴力を振るう男であっても愛したし、息子ですら受け入れた。
快楽こそ全て。
それが母の愛であったのだが、伯母にとってもそうらしい。
息子との愛情を確認するのに、肉体の繋がりを求めているのがその証拠だった。
肉の繋がりで親子関係を認識する。
それは歪んだ方法と言えたが、真にしても母を母親として認識できたのはセックスをしたためなのだから、それを否定する事はできなかった。
そしてこうして伯母と体を繋ぎ、抱かれていると、何かホッとする様な幸せな気分になるのは、伯母を母親として認識しているためなのかも知れない。
母に母親を感じた時の、あの幸せな感覚、いやそれ以上の安らぎを得ていたのである。
何より肉棒が収まっている膣は、これまでにない一体感を感じさせ、己がこの肉から作り出され、その肉と再び一つとなっている様な心地良さがあったのだ。
それは同じ遺伝子を有している肉体ゆえの感覚なのかも知れなかった。
「息子をこうして受け入れていると思うと嬉しいわ……立派になって、私の中に帰ってきて……ふふ……愛しているわ真さん……」
伯母の腕が首に絡み、引き寄せてくる。
美しい顔が迫ったかと思うと、唇に熱い肉が押し付けられた。
湿りを帯びた舌が歯を割ってにゅるりと入り込み、口内を甘く刺激してくる。
「んんっ……んっ……んっ、んんっ……」
強烈に舌が吸い上げられ、肉棒がビクンと脈動する。
伯母の顔が左右に揺れて何度も唇が擦られ舌が絡んだ。
「んっ、んんっ……んふぅっ……ああ、素敵よ真さん……」
あまりに強烈な口付けに頭が朦朧としてくる。
そうしている間も股間の一物は膣襞になぶられ、快楽を伝えてきており、それはたまらなく気持ちのいい、体が震えるほどに落ち着きを無くす効果があった。
体の奥底から何かせずにはいられない激しい衝動が湧き起こり、肉棒がビクンビクンと動きまくる。
(うぅ……したい……したいぃ……)
もう我慢できなかった。
耐えられなかった。
伯母が母親であろうと知ったことではなかった。
目の前にいるのは極上の女。
自分はその女の中に肉棒を押し込んでいる。
後は好きなだけ動かし、思い切り精を放つだけだ。
何を迷う事があろう。
動け、そして放て。
「うおぉっ!」
脳内に押し寄せる肉欲の囁きが理性を駆逐し、真は叫び声を上げると同時に勢い良く腰を動かし出した。
「あんっ、あんっ、ああんっ……いいわっ、そうっ、そうよぉっ……」
嬉しそうな伯母の声が部屋に響き、再び母子は禁じられた交わりを再開した。
「あっ、あっ、あふっ……真さん、ああっ……真さんいいわ、あぅっ……真さんいいのぉっ……」
伯母は嬉しそうに喘ぎながら上唇を舐めている。
それはたまらなくいやらしさを感じさせ、肉棒が激しく猛り、腰の動きが早くなっていった。
「はぅっ、あっ、やぁっ……凄い、ああっ……凄いの、あんっ……真さん凄いのぉっ……あっ、ああっ、凄いぃっ……」
美しい顔を上気させ、虚ろな目で真を見つめながら、伯母は甘い声を上げ続けた。
(ああ……気持ち……気持ちいい……気持ち良すぎるぅ……)
真は股間から湧き昇ってくる快感に口から涎を垂らし、朦朧としながら激しく腰を振っていった。
伯母にしっかりと抱き締められているため、そのネットリとした肌と擦れ合い、柔らかな肉に体中が包まれ、心地良い感覚に身も心も恍惚となっていく。
「おばっ……伯母さぁんっ……くっ……凄いよぉっ……」
肉棒が強く弱くリズミカルに締め上げられ、ジワジワと蛇が這う様に快感が神経に染み入ってくる。
「『伯母さん』じゃないわ、あんっ……『お母さん』って呼んで、ああっ……『お母さん』って、ああんっ……」
(!……)
その言葉に一瞬抵抗を感じつつも、意識しないうちに真の口は声を発した。
「お母さんっ……くっ……お母さぁんっ……」
母と呼んだ瞬間、心臓がバクンと脈打つ。
それは入院している母への裏切りに感じられ、裏切りの思いは興奮へと繋がっていた。
自分は母を裏切り、伯母を母と呼んだ。
そしてその母と呼ぶ相手と肌を重ね合い、肉を擦り合わせている。
その恐ろしいまでの罪悪感は肉欲を刺激し、激しい興奮を呼び起こした。
肉棒がビクンビクンと勢い良く蠢き、それまで以上に腰の動きが激しくなっていく。
「ああっ……真さん、やぁっ……真さん、はぁんっ……真さん嬉しいわぁっ……あっ、あっ、ああんっ……」
膣がキュウっと締まり、肉棒に強烈な快感を伝えてくる。
伯母も母と呼ばれた事で興奮が高まっているらしく、それまで以上に体を激しく震わせている。
その美しい瞳からは、快楽のせいなのか、嬉しさのせいなのか、おそらく両方の理由からであろう、涙が流れていた。
「おか、お母さんっ……くっ……お母さぁんっ……」
母と呼ぶことで快感が高まることを無意識のうちに理解したのか、真は何度もそう叫んだ。
体もそれに引きずられる様に激しく動き、伯母の肉体を強く貫いていく。
「あんっ、あんっ、ああんっ……そんな、ああっ……そんなの、あぅっ……そんなのぉっ……はっ、はぁっ、はぁんっ……凄い、ああっ……凄いわ真さん、あんっ……凄いぃっ……」
頭を左右にブンブンと振り、口からは涎を垂らしながら伯母は乱れまくった。
腰の動きに合わせて豊かな乳房が上下に激しく揺れ動き、手はシーツを強く引き寄せている。
それらは全て自分が伯母に与えている快楽ゆえであり、その事を意識すると強烈な優越感、支配欲が押し寄せ、真は強い高揚を感じた。
(この人は……僕の……僕のお母さんだ……お母さんだから……チンチンを入れてると……こんなに……こんなに気持ちいいし……可愛くしてる姿を見てると……興奮してくるんだよ……)
母との交わりでは、母を支配することに興奮があり、親子としての繋がりを強く感じた。
それゆえか、こうして伯母を支配していると、伯母にも母と似た絆を感じ、二人が同じ存在の様に思えてくる。
(お母さんも……伯母さんも……僕にとっては母親だ……だってこんなに気持ち良くしてくれるんだもん……二人ともお母さんだよ……)
真が母と親子としての愛情を初めて感じたのはセックスであり、そのため母と快楽は常に共にある存在となっていた。
己を気持ち良く、心地良く包み込んでくれる存在。
それこそが母親であり、自分が最も愛し、安心できる存在だった。
今や真にとって伯母は母親だったのである。
「お母さんっ……お母さんっ……お母さぁんっ……」
伯母を母と呼びつつ、さらなる快楽を得ようと腰の動きに力を入れていく。
「ああっ……真さん、あぅっ……真さんっ、はぁっ……真さぁんっ……」
伯母は嬉しそうに微笑みながら、さらに真を己の身の内に取り込もうとするかの様にギュッと抱き締めてきた。
すると膣も強く締まり、まるで二度と離すまいとするかの様に肉棒を掴んでくる。
「ぐ……くっ……」
それは強烈な快感を与え、まだ経験の浅い少年の耐久力を弱めて射精感を一気に高めた。
ビクビクっと肉棒が膣内で蠢き、もう限界に近いことを訴えてくる。
「あんっ、ああっ、あやぁんっ……出るのね、あっ……もう出るのね、ああっ……いいわ、あぅっ……いいのよ、あんっ……出して、ああっ……思い切り、はぅっ……思い切りお母さんの中に、ああっ……お母さんの中に出してぇっ……」
その伯母の言葉は、甘くて心地良い、たまらない誘いだった。
母の中に精を放つ。
すでに経験しているとはいえ、新たな母として認識した伯母の中へ初めて射精するのだ。
それは強烈な罪悪感と共に、蕩ける様な快楽を感じさせる誘惑だった。
「く……お母さんっ……うぅっ……僕っ……僕出すよっ……お母さんの中にっ……くっ……お母さんっ……お母さんの中にぃっ……」
ギリギリまで快感を持続させようと、歯を食いしばり意識を集中させながら肉棒を激しく出し入れしていく。
「ああっ、あっ、ああんっ……いいわ、あぅっ……いいの、ああっ……出して、あんっ……出して、やぁっ……出してぇっ……あんっ、あんっ、ああっ……お母さんもイく、やぅっ……お母さんもイくの、あっ……お母さんもイくぅっ……あっ、あっ、あぁああああああああああんっ!」
「お母さぁんっ!」
伯母の絶叫に合わせて肉棒の栓を解放する。
ドピュドピュドピュ……。
激しい勢いで精が放たれ、真の体はビクビクっと何度も震えた。
「あ……ああ……ああ……」
膣に流れ込む精液を感じているのか、伯母は涎を垂らしながら悶えている。
ドクドクドクと、次から次へ息子の精液が母親の膣の中へと流れ込み、それを感じている母子はお互いの体をしっかり抱き締め合って涙を流した。
最後の放出を終え、体の力を抜いた真は、ゆっくり伯母へその身を預けた。
柔らかで温かな肉が受け止め、包み込んでくる。
(ああ……やっぱりこの人は……僕の……お母さんだ……)
精を放った後の余韻。
そこで感じる安らぎは、伯母が母親以外の何者でもない証しだった。
これほど自分を包み込み、受け入れてくれる存在は他にないだろう。
真は幸福感に包まれながら、その柔らかな肉体をギュッと抱き締めた。
「ふふ、気持ち良かった……?」
「うん……」
慈愛に満ちた目で見つめてくる伯母に答えながら頬を擦り付けて甘える。
「もっとしていいのよ……真さんが好きなだけ、お母さんを抱いていいの……」
「本当?」
その言葉に嬉しくなってくる。
放ったばかりだというのに、肉棒はすでにギンギンに硬くなっていたからだ。
「ええ、私たちは親子ですもの……何度したって構わないわ……好きなだけしなさい……」
本来なら全く逆であるはずの言葉を言いながら、伯母は優しく微笑んでくる。
「じゃ、今度は後ろからしていい?」
「いいわよ……さ、いらっしゃい……」
伯母は起き上がって四つんばいになると尻をこちらに向けた。
「いくよ……うっ……」
肉付きのいい尻を抱え、痛いほど勃起している肉棒を押し込んでいく。
「あんっ……あぁ……いいわぁ……真さんのオチンチン……素敵ぃ……」
ズブリズブリと肉棒が根元まで収まると、伯母は溜め息の様な声を漏らした。
「お母さんのここだって素敵だよ……凄く……気持ちいい……」
うっとりとしながら腰を動かし出す。
「あんっ、あんっ、ああんっ……嬉しいわ、あっ……真さん、ああっ……もっと、あんっ……もっとよぉっ……」
肉付きのいい尻を抱え、四つんばいになった伯母の背後から肉棒を突き込んで喘がせていると、自分が何やら強い存在になった様な気がしてくる。
「あっ、ああっ、あんっ……真さん、ああっ……真さん好き、あぅっ……真さん愛してるわぁ、ああんっ……愛してるのぉっ……あっ、あっ、あやぁっ……」
伯母が振り返って快楽に歪んだ顔を見せて微笑んでいる。
「僕もっ……僕も愛してるよお母さんっ……大好きだっ……」
それに答えながら豊かな乳房を背後からギュッと握り締める。
「ああんっ、あっ、あふんっ……オッパイ、やぁっ……オッパイいいの、ああっ……オッパイぃっ……」
頭を左右に激しく振り、長い髪を乱しながら、伯母は何度も仰け反った。
真は乳首をクリクリと捻りながら、小刻みに腰を動かし、その白い背中を舐めていく。
「ああっ、あっ、やぁんっ……真さん、ああっ……真さんいいっ……真さんいいのぉっ……」
伯母の様子には出会った頃の貴婦人然とした雰囲気は全くなく、ただ肉欲を求める女の姿がそこにはあった。
それは何度も抱いてきた母と重なり、二人が姉妹なのを感じさせた。
顔だけでなく、体や感じた時に見せる反応がよく似ていたのだ。
そしてそのどちらもが自分の母親であり、女となっている事に真は激しい興奮を覚えていた。
母親が二人いるのは義母という事で沢山いるだろうが、こうしてそのどちらとも体を繋げ合っている人間はそうはいないだろう。
その事が未だに罪悪感を感じさせるが、それゆえに強い興奮があるのも確かだった。
許されないという想いがたまらない気持ちの良さを感じさせ、母親に包まれているという幸福感が快感を高めた。
罪悪感による興奮、母親からの愛が相乗効果を生み、信じられないほどの快楽が押し寄せ、蕩ける甘さに満ちたこの行為を止めることなど、もはや真にはできなかった。
(僕は……僕は抱く……これからも二人のお母さんを……こうしてっ、こうしてっ、こうしてぇっ……)
今後も禁断の交わりを続ける事を決意しながら、真は強烈な突き込みを繰り返した。
「ああんっ、ああんっ、ああんっ……激し、あっ……激しい、ああっ……激しいのぉっ……あっ、あっ、ああっ……真さん激しいわ、あんっ……こんなの、ああっ……こんなの凄いぃっ……」
伯母が腕を崩して腰だけを高く上げる姿勢を取った。
それは激しい快感を与えている証拠の様に思え、ますます興奮した真は、腰を回転させる様にして強く突き込んでいった。
「あっ、ああっ、やぁんっ……駄目、ああっ……それ駄目ぇ、あんっ……それ駄目なのぉっ……ああっ、はぐっ、はぁんっ……」
伯母が可愛らしく叫び、シーツを手元に引き寄せている。
「ふふっ……お母さん気持ちいいっ?……僕は最高だよっ……」
そう呼びかけながら、伯母の背中が反り返るほど強く腰を叩きつける。
「ああっ、あっ、あんっ……いいわ、あぅっ……いいの、ああっ……いいのよぉっ……気持ち、あんっ……気持ちいいの、ああっ……気持ちいいぃっ……あっ、あっ、ああんっ……」
伯母はもう限界が近い様で息も絶え絶えに悶え狂っており、それを見た真は、一緒にイこうと腰の動きを早めていった。
「あんっ、あんっ、ああんっ……いいっ、いいっ、いいぃんっ……真さ、あぅっ……真さん、ああっ……真さぁんっ……はぅっ、はっ、はやぁっ……やんっ、やんっ、やぁあああああああああんっ!」
「お母さぁんっ!」
ドピュドピュドクドクドク……。
伯母の絶頂に合わせて精を放つ。
激しい勢いで精液が放出され、伯母の膣に注がれていく。
真は体をガクガクと震わせながら、何度も何度も精を放っていった。
「ああ……あ……ああ……」
微かな声を漏らしながら、伯母は上気した顔をうっとりとさせ、息子の精を受け入れている。
真は最後の放出を終えると、ゆっくり伯母の背中に体を預けた。
ハァハァといった二人の呼吸が部屋に響き、真は伯母の体を抱き締めたまま横に倒れ込んだ。
心地良い、温かな肉の感触に幸福を感じる。
(お母さん……気持ち……いぃ……)
真は伯母の肉体に溺れている己を認識していた。
もう決して伯母から離れることはできないだろう。
これほどまでに気持ち良く、蕩ける様な快感、そして心地良さを、伯母以外で味わえるとは思えなかったからだ。
「ね、もう一回していい?」
再び硬く大きくなってきた肉棒を感じた真は、甘える様に問いかけた。
「いいわよ。あなたが望むなら何度でもしていいわ……私はあなたの母親ですもの……」
優しげな表情で頷く伯母の体に頬擦りし、肉棒を押し込んでいく。
「あんっ……」
可愛らしく甘い声を漏らす伯母を見つめ、体中にジンワリと広がる快感にうっとりとしながら腰を動かし始める。
「あんっ、あんっ、ああんっ……やっ、やっ、やぁんっ……」
すぐさま伯母が嬉しそうに喘いだ。
その伯母の様子と、腰から伝わってくるたまらない感触に身も心も蕩けさせながら、伯母をもっと感じさせ様と激しく肉棒を出し入れしていく。
(そうだよ……これまでずっとお母さんには寂しい思いをさせちゃったんだから……こうしてっ、こうしてっ……沢山喜んでもらうんだっ……)
激しい腰の動きに甘く悶える伯母を見下ろしながら、真はその行為がまるで母親孝行であるかの様に肉棒を突き込んでいった。
伯母と自分はこうして再び親子となれた。
もっと愛情を高めるためには、さらに沢山セックスをするしかないだろう。
そんな思いを抱きながら、伯母の柔らかな肉体を抱き締めつつ、真は己の肉棒を激しく出し入れしていくのだった。
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