伝統行事
猛は中学生になった。
しかしただの中学生ではない。
高い競争率という難関を突破し、見事に有名私立校に入学したのだ。
姉がすでに通っているから弟も、という親の期待。
そういったプレッシャーを跳ね除け、合格できたことに一つの事を成し遂げた達成感と、これからの生活に対する喜びで猛の心は一杯だった。
後は可愛い恋人でもできれば最高なのだが、進学の事を考えるとオチオチ恋愛などしていられない。
次は高校の問題があるからだ。
付属校であるため、エスカレーター式に高等部に上がれるのだが、成績を落としたらそれも無くなってしまう。
女の体には興味はあるが、それに振り回されていては進学競争から脱落してしまうのだ。
そういった煩悩は何としても払わなければならない。
最近覚えたオナニーで肉欲を発散させ、勉学に勤しもう。
猛はそう思いつつも、やはり生の女の子とセックスしてみたいという欲望があるのも確かだった。
今日は入学式の次の日、学校についての説明が行われ、もうすぐ放課後になろうとしている。
これから上級生による新入生歓迎の催しがあるというので、猛たち一年生は少し大きめの多目的教室に移動していた。
そこは絨毯が敷いてある部屋で、上履きを脱いで上がり、出席番号順に一列に並んで床に座った。
男女が別々の部屋に集められているのが少々気になったが、これも恐らく何かの理由があるのだろう。
そう思っていると、目の前の壇上に一人の女生徒が立った。
制服の飾りから三年生と分かる。
「皆さんおまたせしました。私がこの学園の生徒会副会長です。これから皆さんにはちょっとした事をしていただきます。これは我が校に入学した男子が全て通る儀礼の様なものです。それにはパートナーが必要で、その役割を二年生が担当させていただきます。さ、入って……」
副会長が促すと、ぞろぞろと女生徒が入って来て、猛たちの隣に並んだ。
(あれ? 姉ちゃんだ……)
自分の隣にいるのは姉だった。
姉もこの中学に在籍しているのだから居るのは当然であり、しかも出席番号順に並べば同じ名字なのだから隣になってもおかしくは無かった。
「皆さんも中学生となり、思春期を迎えられたと思います。男の子にとって最大の関心事はやはり女性の体でしょう。その事で頭が一杯になり、勉強が手につかなくなるかも知れません」
妙な事を喋っている副会長に猛は呆気に取られた。
「しかし我が校は進学を第一としております。勉学がおろそかになってはいけません。そこで上級生が下級生の世話をする事が伝統となっているのです。隣にいる先輩にどうぞ童貞を捧げて下さい。これからその先輩が毎日セックスの相手をしてくれます」
その言葉と同時に一年生に動揺が走った。
思わず隣にいる上級生を見て、慌てて顔をそらしている生徒もいる。
猛は、とんでもない伝統のある学校に入学したものだと思いつつ、興奮が高まっているのも感じていた。
何しろセックスができるのだ。
まだボンヤリとしか内容の分からないセックスを、中学生の自分ができるというのである。
(でも隣って……)
隣の上級生とする。
つまり姉とセックスをする事になるのだ。
近親相姦になってしまうではないか。
そういった事に対する配慮はないのだろうか。
隣を見ると姉も困った様な顔をしている。
「では二年生の皆さん、新入生を導いてやって下さい。何しろ初めてですから、優しく接するのを忘れない様に。では、どうぞ……」
副会長が促すと列が乱れ、上級生に手を引っ張られてそれぞれ部屋の隅に散っていく。
猛と姉は呆然としたままその場に留まった。
動かない人間がいないせいか、偶然人が回りにいなくなる。
「あの……どうしようか……」
姉が困ったように尋ねてくる。
「どうしようかって、これってマジなの?」
どう考えても冗談にしか思えない。
「ええ……マジよ……私も去年、入学した時に先輩としたもの……」
「そうなんだ……」
つまり別の部屋に行っている女生徒も同じ様な状態になっているという事なのだろう。
「はぁ……困ったねぇ……まさか出席番号が同じになるとは思わなかったから……」
「これって絶対しなきゃいけないの?」
「絶対って訳じゃないけど、成績が下がった時には問題視されるよ」
「そうなの……?」
「当たり前でしょ。そのためにしてるんだから」
姉はそう言いながらある方向を見つめている。
気になって猛も見てみると、そこではすでにキスをしている生徒がいた。
ゴクッと唾を飲み込む。
キス自体はドラマや映画で何度も見ているが、実際目の前にすると強烈な衝撃があった。
「それに……こんな風に見せられて、我慢できる人ってそういないでしょ」
「あんっ……」
突然甘い声が部屋に響いた。
声のした方を見ると、そこでは制服の上から上級生の胸を激しく揉んでいる生徒がいる。
「ああんっ……」
それに見とれていると、今度は別の方向から同じ様に甘い声が聞こえ、そうこうしているうちに周りの生徒全てが上級生の体に触れ始めていた。
「んんっ……んっ……」
「あっ、あんっ……」
部屋に甘い声が満ちる。
(うわっ……!)
制服を捲り上げ、さらけ出した乳房に吸い付いている生徒まで出始めた。
(す、スゲェなぁ……)
周りのいやらしい様に興奮し肉棒を硬くしていると、突然姉が体を寄せてきた。
「ちょ、ちょっと姉ちゃん……」
驚いて囁く。
「しょうがないでしょ、こうしなきゃ怪しまれちゃうじゃない。何もしてないの私達だけよ」
確かにその通りだった。
(あ……姉ちゃん結構大きい……)
腕に当たる胸の感触に痺れる。
目線を向けると、制服を押し上げる豊かな膨らみが見える。
姉の胸などしげしげ見たことが無かったが、これはかなりの大きさだろう。
近くで見る顔も、姉というより女を感じさせる。
それぞれのパーツが、男とは違う美しさを放っているのだ。
特に桜色にプクッとした唇が何とも艶かしい。
思わず吸い付きたくなって、慌ててその考えを払う。
(何やってるんだ……相手は姉ちゃんだぞ……)
だがそうは言っても姉の体は魅力的だった。
グイグイと押し付けられ、形を歪ませている胸がたまらない。
思いっきり揉みしだきたい。
そんな考えが猛の頭を覆っていく。
「ああんっ、あっ、あああっ……」
そうこうしているうちに、とうとう肉棒を押し込んだ生徒が出た。
気持ちのいいくらいリズム良く腰が動いているのが見える。
(ああ……俺もしたい……姉ちゃんだからって何だよ……本当なら俺だってしてるはずなんだ……別にいいじゃんしたって……)
ムラムラと肉欲が募っていく。
だがやはり姉とするのには度胸がいった。
「ねぇ……する……?」
ボソッと姉が呟いた。
「え? い、いいのかよ……?」
驚いて聞き返す。
「だって、ここまでされちゃさ……我慢できないでしょ……」
「う……それはそうだけど……俺たちゃ姉弟だぜ……」
「いいじゃないそんなの。言わなきゃ分からないわよ……ね、しちゃおう……?」
それは猛も思っていたことだ。
「じゃ、じゃあ……するよ……」
「ん……いいよ……」
姉が目を瞑って唇を突き出す。
(き、キスか……)
ファーストキスの相手が姉とは何とも複雑だが、考えてみれば誰だか分からない女の子とするよりはいいのかも知れない。
唇を合わせる。
(や、柔らかい……)
その感触に痺れていると、姉が顔を動かして唇の角度を変え、何かを口の中に押し込んできた。
にゅるっとしたそれは口内を蠢くと、舌を探り当て絡ませてくる。
(ね、姉ちゃんの舌……)
その様なキスの仕方を知らなかった猛は、驚きながらも甘美な感触にぼぉっとする。
「んっ、んんっ、んんっ……」
左右に顔を動かし、激しく舌を絡ませる。
慣れてきた猛は舌をチューっと吸い上げると、負けじと姉の口内を刺激していった。
「んんぅっ、んっ、ぷはぁっ……なかなかいいじゃない……上手いよ……」
トロンとした姉の表情が興奮を誘う。
「ね、次は胸触っていい? 姉ちゃ……」
言いかけて唇を指で塞がれる。
「私は先輩……誰が聞いてるか分からないんだから、先輩って言いなさい。いいわね……?」
「ああ、分かったよ先輩……で、いい? 胸触って……」
「ふふっ……自由にしていいよ……でもあんまり力込めないでね、痛いから」
「うん……」
許可をもらい、制服の上から優しく揉んでみる。
「あんっ……」
途端、姉が甘い声を上げる。
「気持ちいいの?」
「うん……」
恥ずかしげに顔を背けながら言う姉が可愛くて、興奮が高まり今度は両手で乳房を揉んでいく。
「あっ、ああっ、あんっ……」
姉の甘くて可愛い声にたまらなくなった猛は、制服のチャックを外すとブラジャーに包まれた乳房をさらけ出した。
(うぁ……やっぱ大きい……)
揉んでいる時も大きいと思ったが、こうして目の前に見せられるとその大きさに驚愕する。
ちょっと前まで一緒に風呂に入り見ていた頃には、こんな膨らみなど存在しなかった。
姉は数年間で女として育っていたのだ。
そのままブラジャーも押し上げ、生の乳房を見つめる。
(わぁ……綺麗だぁ……)
その膨らみは雪の様に白く、頂点にある乳首だけが見事な淡い桜色をしていた。
触るのがもったいないと思えるくらい美しい乳房に手を添えると、優しく揉み上げる。
(うわっ……すげぇ……)
自分の手の動きに合わせて形を変える様が何ともたまらない。
「あっ、ああんっ……あっ、あっ……」
その刺激に姉が甘い声を上げ、興奮した猛はついに乳首に唇をつけた。
ペロペロと舐め、チューっと吸い上げるのを繰り返していく。
「あっ、あっ、ああっ……ああんっ、あっ、あっ……」
姉が背中に手を回し、ギュッと抱きしめてくる。
(姉ちゃん気持ちいいんだ……)
自分の行為で姉が快感を得ている。
その事が猛の興奮を煽った。
さらに舌の動きを早くすると、今までより強く乳房を揉んでいく。
「あぅっ、あっ、はぁんっ……猛、あっ……いいよ、ああんっ……猛ぃっ……」
姉が名前を呼びながら背中に回した腕に力を込めてくる。
もう猛の肉棒はギンギンになっていた。
「姉ちゃ、先輩……アソコ見せて……」
姉がコクリと頷くのを確認し、体を横たえるとスカートを捲り上げる。
白いパンティが見えたことに興奮しながら、それに手をかけゆっくりと引き下ろす。
少し脚を広げると、ついに女の秘所が目の前に現れた。
(こ、これが……)
初めて見るそこは、思っていたよりグロテスクだったが、凄く柔らかそうで、すぐにでも肉棒を押し込みたくなる様な感じだった。
「い、入れていい?」
「その前に……ちょっと舐めて……」
「え?」
「舐めてくれると……凄く気持ちいいの……ね、お願い……」
すぐにでも入れたかったが、姉の可愛らしいおねだりに逆らうことは不可能だった。
秘所全体を舐め上げる様に舌を這わせる。
「ああっ、あんっ、あああぅっ……」
姉が体をピクピクとさせている。
(うわ、面白い……)
乳房を揉んでいた時以上の反応を示す姉の姿に興奮した猛は、どんどん舌を這わせていった。
「あっ、ああんっ、あっ、はぅっ……いいっ、いいよ、ああっ……猛、いいぃっ……」
頭を左右に振って悶える姿がたまらない。
さらに気合を入れて舌を動かしていく。
「はっ! あぅっ! ああんっ、あっ……そこ、あんっ……そこよっ……そこをもっとぉっ……!」
ある部分で姉が激しく仰け反った。
何やら凄く気持ちのいい場所らしい。
猛はそこを重点的に舐めていった。
「あっ、あっ、ああっ……あんっ、あっ、ああんっ……やっ、いいっ、いいよぉっ……猛、あっ……猛、あんっ……猛ぃっ……」
首をブンブンと振り、太ももで頭を挟み、手で顔をグイグイ股間に押し付ける姉は最高に淫らだった。
「ね、もう入れていいでしょ……俺、我慢できない……」
ズボンとパンツを下ろしながら姉を見つめる。
「ふふ……凄いね……猛のってそんなに大きかったんだ……」
姉はジッと一物に目を向けている。
「え? そう? 普通だと思うけど……」
「じゃあ、今までしてた先輩が小さかったのかな? 何だか楽しみだなぁ。そんな大きいのが入ってくるなんて……」
うっとりと肉棒を見つめる姉の姿に、猛は自分の一物を誇らしく感じるのだった。
「入れていいよね? 駄目だって言っても入れちゃうよ」
体を震わせながら姉の膣穴に肉棒を近づけていく。
「そんなに慌てないで……逃げたりしないから……」
姉が笑ってなだめてくる。
「で、でも、我慢できないんだよぉ……」
震える手で肉棒を押し進めていく。
(あ、あれ……?)
だが穴に入らず、秘所を撫でるだけになってしまう。
「ふふ……ほら慌てるから……貸して……ね、こうして……ここよ……」
姉が誘導し、肉棒の先が何かに包まれた。
「うぁっ……気持ちいいっ……」
それだけで射精しそうなほどの快感が押し寄せてくる。
「まだまだだよ……もっと入れて……全部入れたら動かすの……そしたらもっと気持ち良くなるよぉ……」
(これより気持ちいいって……)
想像もできない快感に興奮した猛は、肉棒を押し込んでいった。
ズブズブっといった感じで膣に収まっていく。
「ああんっ……」
「うぐぁっ……」
姉弟の声が重なる。
(凄いっ、凄いよっ、こんなの凄いっ……)
信じられない快感に、猛は声を上げることもできずに感動していた。
「どう?……いいでしょ……?」
姉の問いに激しく首を縦に振って答える。
「ふふっ……かぁわいい……さ、動いて……もっと凄くなるから……」
「うんっ……」
そのまま腰を動かし出す。
どういう風にすればいいのか分からなかったが、一度動かした腰はまるで知っているかの様に見事な前後運動を繰り返す。
「あっ、あっ、ああっ……いいっ、いいよっ、上手ぅっ……あっ、あんっ、はぅっ……やっぱ猛の大きいぃっ……」
褒められて嬉しくなり、腰の動きを早めてみる。
「あぅっ、あっ、やんっ……ちょっと、あんっ……激し、あぅっ……やっ、あんっ、やぁんっ……」
面白い様に姉が悶える。
(ね、姉ちゃんがこんなになるなんて……)
普段しっかりしてる姉が、自分の一突き一突きで甘い声を上げ、体を震わせる。
それは物凄い興奮だった。
「やんっ、はぅっ、ああんっ……凄い、あっ……凄いよぉっ……やぁっ、はふっ、あんっ……猛、あっ……いいっ、凄いのぉっ……」
激しく動く体に合わせて、はだけた制服から豊かな乳房が上下に揺れるのが見える。
それを掴み、揉み上げる。
「ああんっ、オッパイっ……もっと握ってぇ、あんっ……もっとギュッてぇっ……あぐぅっ、あっ、ああんっ……」
言われた通り力を込めて握る。
「あぅっ、あっ、ああんっ……いいのぉっ……それっ、いいっ……ああんっ、たまらないぃっ……」
悶える姉を見下ろしながら、腰の動きを早める。
スカートで隠れているが、自分と姉は確かに繋がっている。
それも学校という場所で。
周りにも同じ様にして繋がっている連中はいる。
だが、姉弟でしているのは自分達だけだろう。
それが何とも言えない優越感、そして姉との繋がりの深さを感じさせて猛は興奮するのだった。
「うぁっ、姉ちゃ……俺っ、もう出るっ……もう出るよぉっ……」
射精感の高まりが限界を告げた。
「いいよ、はんっ……出して、ああんっ……出しちゃってぇっ……あっ、やんっ、はぅっ……」
最後の動きとばかりに腰を激しく突きこむ。
「やぁっ、ひゃぁんっ、あっ……凄い、やんっ……猛凄いよぉっ……私、ああっ……もう駄目、やぁぅっ……あっ、はぁっ、いやぁんっ……イっちゃう、あっ……イっちゃうの、ああっ……イっちゃうぅっ……ああああんっ……!」
叫びと共に、肉襞がギュッと肉棒を締め上げてくる。
「うぉっ……出るっ、出るっ、出るぅっ……!」
猛も叫ぶとついに精を放った。
ドクドクドクと凄まじい勢いで精液が注がれていく。
たまらない快感に体がガクガクと震え、射精に合わせて揺れ動く。
ドビュドビュっと肉棒が最後の放出を終えると、そのまま姉の体の上に倒れこんだ。
姉の荒い息が近くに聞こえる。
「猛……良かったよ……」
「ホント……?」
「うん……上手だった……凄く気持ち良かったよ……」
「俺も……凄く気持ち良かった……姉ちゃ、先輩の体って……最高だ……」
二人は笑い合った。
(セックスって凄いなぁ……こんな気持ちいいなんて……)
姉の体から降りて横に転がりながら、そんな事を思った。
周りに意識を向けると、あちこちから甘い吐息が聞こえ、その刺激に肉棒が硬くなっていく。
「姉ちゃ、先輩……もう一回いい?」
「え? そうねぇ……まあいいでしょ。まだ治まりそうもないし……」
それはこの催しの事なのか、猛の一物の事なのか、どちらとも取れる言葉を言って了解してくる。
「やったっ……じゃあ、今度はあれ、あれでしたい」
猛は視線である生徒たちを示した。
それは女生徒が四つんばいになっており、後ろから肉棒を押し込んでいるバックのスタイルだった。
「いいわよ……さ、いらっしゃい……」
すぐに四つんばいになった姉の背後に周り、ヒラヒラとしたスカートを捲り上げる。
その動作が何やら興奮を誘って、ますます肉棒がいきり立った。
「うわ、何かすげぇエッチだよこれ……興奮するなぁ……」
「何言ってるの……早くしなさい……」
恥ずかしそうに言う姉が可愛く思え、一気に肉棒を押し込む。
「あっ、あんっ……」
「うぁぅっ……」
入れた瞬間気持ちの良さが広がる。
(たまらないなぁ……姉ちゃんのここって最高だよ……)
動かなくてもジワジワと締め上げてくる姉の膣はとても気持ち良かった。
それに先ほどから可愛い表情を見せる姉も、普段と違って普通の女の子の様に見え、それがたまらない快感となっていた。
「じゃ、いくよ……」
声を掛けると同時に腰を動かし出す。
「あっ、あっ、ああっ……何かいいっ、後ろからだと、あっ……さっきより大きくて、ああんっ……猛の大きいよぉっ……」
挿入感が違うためか、肉棒をより大きく感じているようだ。
「やんっ、あっ、やぁんっ……はぅっ、あっ、ああんっ……もっと、あっ……もっと突いてぇっ……やぁっ、はんっ、ああっ……もっと激しくぅっ……」
要望に答えるべく、姉の体を持つと腰の動きを早くした。
「はっ、あっ、いやぁんっ……凄い、あんっ……凄いよぉっ……やっ、はぅっ、ああんっ……猛、いいっ……いいよ、あんっ……こんなの凄いぃっ……」
姉は快感に耐え切れないのか、腕を崩すと上半身全体で体を支え始めた。
「あっ、あっ、ああんっ……こんな、あぅっ……こんなの、ああんっ……凄い、やんっ……凄いよぉっ……はっ、あんっ、いやぁんっ……」
自分の行為で姉が息も絶え絶えに悶えている。
その様はたまらない興奮を誘った。
自然と腰の動きも激しくなる。
「ひゃうっ、あっ、やぁんっ……やっ、ああっ、ひゃんっ……私、あぅっ……もう駄目、あんっ……もう駄目だよぉっ……あっ、やっ、ひゃぅんっ……」
猛の肉棒も限界だった。
余りに可愛い姉の様子に、視覚的にも聴覚的にも刺激され、耐えられない状態だったのだ。
「俺っ……イくっ……もうイくよっ……」
「あぅんっ、私も、あっ……イくっ……一緒に、あんっ……イこう、あっ、ああっ、ひゃんっ……」
その言葉に猛の心臓は跳ね上がった。
(姉ちゃん……何て可愛いんだろ……)
姉に対する思いと射精感が一気に高まる。
「あっ、ああんっ、ひゃぅっ……激し、あんっ……猛、激しいよ、ああんっ……こんな、あっ……こんなのぉっ……やんっ、あっ、はぅっ……凄い、ああっ……凄いよぉっ……あっ、はぅっ、やぁんっ……私、はぅっ……私ぃ、ああっ……イっちゃう、あっ……イっちゃうのぉ、やんっ……猛ぃっ……ああああっ……!」
「うぁっ……姉ちゃぁんっ……!」
絶叫が重なる。
ドクドクドクと激しい勢いで精液が姉の体に流れ込んでいく。
凄い量の射精が行われている。
いつまでも続くかと思われる放出が終わると、力が向けた猛は姉の背中に倒れこんだ。
そのまま肉棒を抜くと、横に転がり倒れる。
「猛……今の凄く……良かったよ……」
「へへ……そう……?」
「うん……私が今までした中で……一番良かった……」
褒められて猛は嬉しくてたまらなくなった。
こちらを見ながら微笑んでいる姉を見ていると、心臓がバクバクと脈打つ。
「ね……まだできるみたいだよ……しよ……」
甘える様に擦り寄ってくる姉が可愛くてたまらない。
肉棒が一気に硬くなった。
「う、うん……」
起き上がると肉棒を押し込む。
「あんっ……やっぱいいっ……猛の最高っ……」
また褒められたのを嬉しく思いながら腰を動かし始める。
「あっ、あんっ、ああっ……いい、あんっ……いいよぉっ……」
自分の肉棒の動きに悶える姿を見ながら、猛は姉が愛おしくてたまらなくなっている自分に気づいた。
(これって……恋……?)
姉を見ているとドキドキする。
自分の物にしたくてたまらなくなる。
猛の心は姉で一杯だった。
愛しい相手とセックスをしている。
それは、たまたま出席番号が同じだという偶然が原因でしかない。
何という幸運だろう。
しかもこの学校にいる間はずっと姉とセックスできるのだ。
夢の様な日々に思いを馳せ、頑張って勉強したかいがあったと猛は思うのだった。
|