「 変形性股関節症による人工関節置換術手術」のために 2004年11月より 約10ヶ月間、
弓道を休止していましたが術後の経過もよく2005年 練習を再開いたしました。
2011年現在、
術後6年になりましたが、人工股関節の脚は痛みもなく 相当、疲れはしますが 快調です。
しかし、未術足の具合がよくありません。
再び手術かと思いますがそれまで頑張ります。
現在は立射にて修練中です。
今後も修練を重ねていきたいと思いますので、ご指導お願い申し上げます
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名古屋市にある区スポーツセンター弓道練習場で日々修練を重ねている。
同センターの横は庄内川の河口で名古屋港の潮の香りがし、
; なんとなく、心が広くなったような気がするのは自分だけなのか。
この道場に来られる先生方も大変熱心で安心して指導を受けることができるから
大勢の受講者が弓道を楽しみに来る。
そして、和気あいあいと仲間たちと共に修練にいそしんでいるのである |
平成4年9月 当センター主催の弓道教室受講
25名の受講者がおり年齢層は中学生から60歳までの方が
初めて弓道なるものを体験し、最初にゴム弓を引かせてもらった。
ゴムが顔に当たり痛かった記憶がいまだに残っている。
それから18年、まだまだ弓を引く楽しさがやめられず道場通いを続けている。
身体で一番の困難としては、
○ 腰が歪んでいる事(変形性股関節性のため)で両足の力関係がいびつであること
○ 退き胴になりやすいことや足の付け根の痛みで縦線が上手く出来ない
弓手については、手の内が上手く整わない等いろんな問題をかかえている。
身体のこと、射のこと等たくさんの問題をかかえつつ今なお修練中。
平成17年8月術後6ヶ月で弓道再開
足の長さの違いから思うように歩行や力の入れ方がわからない。
射は座射から立射に〜
(理由は股関節を110度以上曲げられないので座った状態から立てない)
立射もことのほか大変である〜
第一に 同じ姿勢を保っていなければならないので腕がしびれ打ち越しが出来なくなる。
第二に ずっと膝に弓をおいているが3〜5番立ちだと弓がいくどとなくずり落ちる。
これが一番の難儀、しかし、いろいろ工夫をし弓を楽しむことを第一に考え
頑張ろうと決意をした。
多くの弓道愛好家とネットで知り合う機会が増えるにつれ、
「自分だけが悩んでいるわけではない 」
特に、高校生や大学生の若い力に誘発され、気持ちがだんだん前向きになっている
自分を発見。
持ち前の性格から「がんばらなくっちゃ」と自分に言い聞かせ、
焦らず慌てず諦めず 「何度でも初心に返る事が大事だ」と、
常々師匠から言求されていることを忘れずに楽しく弓を引きたいと思っている。
師に、仲間に友人に励まされ、時には叱咤されながら
「目標を持っていれば、いつかきっと開かれる時が来る」と信じて
今尚、自分と射に挑んでいる。
総じて「弓を引くことが好き」だからこそ我慢強くできるのかもしれない。
そして、理屈ぬきに「音楽を勉強することと共通する何かがある」 ことがまたうれしいのである。
弓道は道という芸術かもしれない!

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