ハウス音楽療法〜秋
 今日の療育はいつもの如く、挨拶からはじまった。
私の名前を聞いたところ〜????
あ〜〜〜〜やっぱりか〜ちょっと失望感が私を襲った。
ちゃんと私の名を覚えてくださっている方が今日は受診で遅れるとの
事でその場の雰囲気に盛り上がりがない。

「さー」と言ったら全然違う名前が出た・・・。
一ヶ月たつとこんな状態なんだと実感。
「歌の先生」というイメージは完全に植付けられているが・・
名はなかなか覚えて貰えない。
高齢認知症になると、昨日のことも記憶にないと言うがまさにその通り。

歌の大好きのYさんは、いつもは、後ろの方にいるが、
今回は一番前に来ていただいた。
リズムも良く声も良く出るので、全体を引っ張っていくのにはちょうど良い。

プログラムが進んでくると程なく・・
「ご飯を食べよう、ご飯が食べたい・・」という言葉が多くなってきた。
療法がはじまる時間は2時。
食事は12時・・・食べたばかりである。

Aさんの場合は、食に対する認知症が強いことがわかった。
しかし、食の話しから次ぎの音楽へという移行を上手くやっていけば、
それに乗ってくることが出来る。
やり方として、
「ご飯の歌を歌う」・・「ごーはんだごはんだーさー食べよー」

何回も歌って・・次に「ごちそうさまでした」と言う。
それを、Aさんに言ってもらう。
すると、ご飯を食べようと言わなくなりました。
この間、ほんの15分ですが〜とっても、静かな(笑)時間でありました。

今日も、太鼓を使って、東京音頭を歌ってみる。

そうしている間に、ふと、後ろに座っていたYさんが微笑んだ。
えっ?わが目を疑った・・・職員に「Yさんが笑ってるわ」と伝えた。
職員も「わ〜っ、すごいなぁ〜」と・・・
普段は決して微笑みもしない、笑いもしない方である。

う〜ん、来月が楽しみだ。

来月は歌を沢山歌いましょうとお約束をして終了。