高見山 1月!

日時  2011年1月8日
天気 

登山コース(平野・高見山)
   平野(たかすみ温泉駐車場) ⇒ 高見杉 ⇒ 杉谷平野分岐  ⇒  高見山山頂    ⇒   平野(たかすみ温泉駐車場)
    10時                       11時15分(15分)  12時30分(50分昼食・展望)    15時
                                                                       (歩数 16179歩)

今季も高見山を歩いて来ました。
私の車は4WDなのでノーマルタイヤでも少々大丈夫と思い、如何してもダメなら引き返す覚悟で家を出ました。
大宇陀町では路肩に雪が少しある程度でしたが、伊勢街道(R166)を進み莵田野町付近から積雪が多くなってきました。
木津峠から先は路肩に大きな雪の溜まりができて片側1車線の道路は車1台が通れる幅しかありません
通れる道幅もアスファルト面が見えないぐらい白く、どう見てもスベリそうな感じで怖い。
伊勢街道を出合で左折、平野川沿いの道を“たかすみ温泉”までの3キロ程。
大宇陀から前を走っていた「なにわナンバー」のジムニーと「大阪ナンバー」の乗用車が、次々と少し広い所でハザードランプを点滅、
ギブアップです。
横を慎重にかわしゆっくり進むと後ろからチェーン装備のワゴン車に煽られ、前方の路面状況と後のワゴン車に気になりながら
かわすところも無く冷汗をタラタラと流しての運転、“たかすみ温泉”に架る橋渡って、ホッとしました。
“たかすみ温泉”の駐車場に9時30分ごろ到着、広い駐車場も雪が邪魔で狭く感じます。
10台ほどの先客が駐車しています。
準備をして、最初からアイゼンを着け出発。
赤い橋を渡って川と民家の間の登山口から登ります。
砂防ダムを過ぎ、ダラダラと杉林の中の道を登ると避難小屋と鳥居、その横に1本だけ大きな高見杉を見て進み、杉谷から来た道と出会い
プーさんの看板の前で立ったまま一息入れて先へ
自然林も少しずつ増え、いっそう積雪も多くなってきました。
樹氷のトンネルをくぐって、笛吹岩の岩頭からは、山頂まで広がる見事な樹氷と南に広がる台高や大峰の山々も望めました。
尾根筋を進む程、風が強くなって樹木に付いた樹氷が横に伸びて大きくなり、見事な“エビの尻尾”ができています。
これを観たくて今年も登って来ました。
前方には、上が展望台の避難小屋が見え、その奥に高角神社を祀る山頂です。
山頂からの眺めは、住塚山や曽爾村の兜岳・鎧岳・曽爾高原、三峰山、台高・大峰の山々が並び360度の展望
苦労して登山口まで来た登山客がどんどん登ってきます。
風が強く、冷たくて寒い。
立ったままコンビニおにぎり1個を頬張って軽く腹ごしらえして樹氷の写真を取り捲ります。
とにかく寒い。
指の感覚が無くなってしまいます。
十分樹氷を堪能し急いで下ります。
たかみ温泉駐車場 平野道登山口 杉林の道 高見杉
分岐にある熊出没の大きな看板 樹氷の尾根から曽爾村方面 曽爾村兜岳・鎧岳 大峰の山々
高角神社 青空と樹氷 見事なエビの尻尾 樹氷のトンネル
雪が解けた“たかみ温泉 たかみ温泉の氷柱 帰路、木津峠付近からの高見山

寒かったけど、去年以上に見事な樹氷が観れました。
下山後は“たかすみ温泉”で ポカポカと温まる。来る時は怖かったけど帰りは道の雪もだいぶ解けてひと安心。
道の駅“宇陀路大宇陀”に寄り休憩、かみさんのおみやげも買って我家へ・・・。


高見山の樹氷