ダイヤモンドトレール!(屯鶴峯〜水越峠)

日時   2005年12月29日
天気                                                    

登山コース (ダイトレ屯鶴峯起点石・岩橋山・大和葛城山・水越峠)
   近鉄上ノ太子駅…ダイトレ屯鶴峯起点石 ⇒ ダイトレ北入口   ⇒   竹内峠    ⇒     岩橋山    
    8時15分                       9時30分                      12時20(昼食)

   ⇒ 大和葛城山 ⇒ 水越峠
      15時       16時        (歩数 途中万歩計が身体から外れた ≒32000歩)

前回UPした最後に
「屯鶴峯から水越峠、来年早々には必ず歩いてみたい!」と言ってましたが、結局年末になってしまいました。(^^ゞ
自宅から行きと帰りの交通不便な難所を如何して歩くか
近鉄南大阪線上ノ太子駅で下車してダイトレ起点石まで歩くかタクシーを利用する。
帰りの水越峠では携帯が繋がらないと思うので、葛城山頂の公衆電話から、かみさんに電話して1時間後、水越峠へ迎いに来て貰う予定
でした。
上ノ太子駅に着いたのが8時15分、もう少し早く着きたかった。 8時30分に歩き始めたかったが仕方がない!
駅の窓口はカーテンが閉まっていて誰も居ない様子。
向かいのコンビニ??のおじさんに 「すいません!穴虫峠(ダイトレ北入口)まで行きたいのですが」
道順を聞いたがややこしそう。
「歩いてどのぐらい掛かりますか?」「エッ、歩いて行くの?」「そうです。そこから山道を水越峠まで歩こうと思っています。」
「エ〜何のために?そんなん、歩いていけるの?」「ただ、歩きたいだけです。」 すごく遠いことだけ分りました。
「タクシー乗場教えて下さい」「呼んだら古市から来るよ」「ゲェ!」 ここには無いらしい!
歩いて穴虫峠まで行くことにしましたが、道を間違ったのか、新興住宅地の中に入ってしまい、駅に戻ってタクシーを呼ぶことにしました。
古市で下車してタクシーに乗り穴虫峠まで行くのが、一番早かった。
タクシーに乗って穴虫峠に着いたのが9時過ぎ、親切な運転手の人で車から降りてダイトレ起点石を一緒に探してくれました。
ダイトレ入口は、起点石から車道を400mほど大阪側に戻った所にあります。この道路は狭くダンプカーが多いので注意が必要です。
長々と書きましたが、やっと本題の山歩き出発です。1時間遅れのスタート 水越峠に明るい内に到着するか心配でした。
二上山までの登山道は小さいピークが幾つもあって、登り始めから丸太階段が多いのにはウンザリします。
道は少し細めですがしっかりしています。でも両脇に笹が覆い茂って眺望はよくないです。
二上山に登りたかったが、今日はダイトレを歩くのが目的、次回に  岩屋峠から竹内峠に下りる。
近鉄上ノ太子駅 ダイトレ北入口 整備された道   木々の間から
  河南町・富田林方面
   左竹内峠
   右二上山馬ノ背
R166(竹内街道)を10分ぐらい歩き林道に入る。暫く行くと地道になり、これから先コースはゆっくりとした登りとなります。
途中小道がありますが、ダイトレの標識や人が沢山通った後を歩き平石峠に着きます。
木製ベンチと標識、ダイトレの石版があります。
岩橋山への登りから積雪があり、
また、高度をかせぐにつれて歩き始めから、ず〜と、聞えていた耳ざわりな下界の騒音がなくなりました。
岩橋山の山頂でランチに、 昼食と暫しの休憩で体力が回復し出発です。
急な階段を一気に下りると岩橋峠です。
峠まで下りれば、また、長い登りが続きます。ダイトレは、山々を越える数が多くて起伏も大きい この繰り返し
道は整備されて木の階段が多いので、膝に負担が掛かります。一日歩けば、膝がガクガクです。
杉林の持尾辻を過ぎて、キツイ階段が何度も続き、登りきると葛城山は近いです。
R166(竹内街道) ダイトレはこの林道を入る 平石峠 岩橋山への登りから積雪   岩橋山(658m)で
  記念写真
岩橋峠 スギ美林の持尾辻   忍海道分岐から
  富田林方面
  奈良県側はブナ林
  大阪側はスギ林
   登りきったら
   もうすぐ葛城山頂
葛城山キャンプ場、ビジターセンターの前を通り、きれいなログハウスで出来たトイレの向いに公衆電話があります。
公衆電話の下に葛城山の石版があり、そこを曲って山頂へ。3時到着!!
山頂は高原で360度展望もよく、家族連れがソリで雪遊びしています。
公衆電話から自宅に連絡し葛城山を下山する。
冬枯れのヤマツツジの間を通り、植林の中の急な木階段が続く、そして石の階段と石畳になり水越峠に到着です。
下山途中にかみさんから電話が繋がり、道が凍結して水越峠まで行けないとの事、金剛山から下山して来た登山者に交じって車道を歩き、
かみさんの車をやっと見付け乗せて貰う。 疲れ〜〜たぁ!
車中でかみさんと話しをしていて、次第に意識が遠のき車に揺られながら自宅まで爆睡してました。
葛城山キャンプ場 葛城山頂の二等三角点
(959.2メートル)
葛城山頂より金剛山   冬枯れのヤマツツジ
   の間を
水越峠まで1.8km
コナラ林の登山道 金剛山を見ながら下山 水越峠
3回に区分して、やっとダイトレ踏破しました。
歩いた季節が7月「水越峠〜紀見峠」、12月「紀見峠〜槙尾山」「屯鶴峯〜水越峠」人気の自然歩道でありますが、
二上山・大和葛城山・金剛山・岩湧山・槙尾山への登山客は多いが、ダイトレを縦走している人は少ないです。
今回も師走の忙しい時期に歩いたせいか、ダイトレでは一人も出会わなかった。
整備され変化に富んだ登山道なので、是非多くの方が歩いて欲しいです。
私も、見付けていない石版があるので、また歩きたいと思っています。