大普賢岳 10月!
日時 2004年10月11日 天気 ![]() ![]() 登山コース 和佐又ヒュッテ ⇒ 和佐又のコル ⇒ 日本岳のコル・石ノ鼻 ⇒ 奥駈道合流 ⇒ 大普賢岳山頂 ⇒ 水太覗・弥勒岳 ⇒ 8時30分 8時45分 9時50分 11時(昼食40分) 大普賢岳山頂 ⇒ 岩本新道入口 ⇒ 無双洞分岐 ⇒ 和佐又のコル ⇒ 和佐又ヒュッテ 13時 13時50分 14時45分 15時 (歩行時間 約5時間10分) 弥生、八経ヶ岳に登りたかったのですが、天川村からは行者還トンネル西口手前の大川口付近で落石があって通行止とのこと.。 国道169号線からは、地図で見るとすごいクネクネ道で時間も掛かりそうなので諦めました。 今年中には復旧出来ないらしいです。 天気も良さそうなので登ったことがない大普賢岳に登ろうと思い、5時起床、5時45分出発、川上村に入り高い山はガスの中です。 国道169号線を新伯母峯トンネルを抜けると、直ぐ左に折れ和佐又谷沿いの林道に入り和佐又ヒュッテまで登ります。 駐車場には15台ぐらいの先客が、和佐又ヒュッテは小学校の時、通った木造校舎のような建物で、前の芝の広場ではガイド犬が走り回り、 キャンプをしている家族もいます。 ヒュッテのおばちゃんに駐車料金500円を払い、登山計画書を提出して出発! 目指す大普賢岳と後方の大台ケ原はガスの中です。 自然林に覆われた和佐又山を左に見てキャンプ場を過ぎれば、穂が少し色付いたススキの林道と自然林の中を登れば和佐又のコルです。 ここから1時間ほど尾根を詰めれば朝日窟、笙の窟の前に出ます。 窟は修験道の行場で、上の奥駈道辺りから行者がホラ貝を吹く音が聞こえてます。
日本岳のコルに出て狭い尾根の鉄梯子を登って石ノ鼻に立てば、大峰の山々が一望できます。 東の大台ケ原は、やはりガスの中です。 小普賢岳の頂を越えずに山葵谷の方を絡み、急坂を下がって鉄の梯子、階段、岩の鎖などの連続を登れば、奥駈道に合流します。 ここから10分も登れば山頂です。
山頂に着くと西側のガスも切れ、山上、稲村、バリゴヤノ頭が一望でき、特に神童子谷の樹海を挟んでそびえる雄大な稲村ヶ岳の眺めが 素晴らしいです。 『山頂からの眺めと原生林』 山頂より南に少し下がった岩頭で大パノラマを楽しみながら昼食です。 食後のコーヒーも頂き、大満足! (^o^*) 山頂から国見岳、七曜岳まで奥駈道を縦走し無双洞に巡るコースが良いらしいが、このコースだと大普賢岳山頂に10時頃着かなければ、 下山途中で夕方になるらしいです。 大普賢岳が見たくて稜線を南に水太覗まで急坂を下がって岩壁が少し色付いた山頂を眺めた後、下山する事にしました。
鷲ノ窟手前の岩本新道を下りる事に、ここはブナの原生林が見事で登山者が少ない静かなコースで無双洞との分岐に合流し、 和佐又のコルまで木々が美しい登山道です。 途中、今年の台風で倒れたと思われるブナの大木がありました。 堅い木も分解されて来年の秋にはキノコがいっぱい出来るのでしょう! 和佐又ヒュッテまで戻り、東方の大台ヶ原のガスも取れ、山々やドライブウェイも望めます。
大普賢岳は、登り始めから自然林の中で、特にブナの原生林の中を歩くのはすごく気持ちいいです。 山頂からの眺めも良く、南方の奥駈道稜線の山々も美しいです。 石ノ鼻付近から岩場で梯子や鎖が続き転落事故には要注意です。小普賢岳の岩礁の木に「〜君、安らかに!」と書いたプレートがありました。 「大普賢・・・・・スゴクイイです。 また、登りたい!」
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