1万円で出来るサンドブラスターボックスの作り方
![]() サンドブラスターボックスの価格は、 安くても三万円、普通でも七万円以上 しますので、手作りすると一万円で 作製できます。 ★ハンドル材の接着剤として、2液式エポキシ接着剤、2液式準構造用 接着剤、1液式準構造用接着剤、瞬間接着剤各種などが有りますが、 これらの性能を最大限引き出す為、シースナイフならタング部、 フォールディングナイフならライナー材へ、サンドブラスト処理を施し、 その後接着すると良いでしょう。 エアコンプレッサーは1MPa(10kg/cu)以上圧力のでる物を用意して 下さい。 ホームセンターで¥15,000.−位であると思います。 ★材料表
後必要なものは、やる気と根気と重箱の隅を突付く様な性格と 1.エアブラスターガンノズルの改造 ![]() エアブラスターがんのノズルを図のように改造します。 7mmの丸棒に2mm径の穴を開け、ノズルにいれ瞬間接着剤で 止める。 ノズルの先の穴を5mm径に広げ、ノズルの横に4mm径の穴を 開ける、その時7mmのブラスの丸棒になるだけ近かずける、 4mmパイプを入れ7mm丸棒の2mm径の穴の外周に4mm パイプの切断面を合わせる。 そうする事によってAからエアーが出た時、4mmパイプ付近が 真空になり、Bより砂を吸い上げてCより、エアーと砂が吹き出し ます。 仮組みをしてエアーを出し4mmパイプからエアーが確実に吸い 込む様に調整して下さい。 ![]() 仮組み終了後瞬間接着剤で止めて エアー用ホースに雌のジョイントを 取り付けて、エアーガンに組み込み ます、サンド用ホースを4mmパイプ に入れ込みます。 2.蓋の加工 ![]() 中が見え易い様に蓋を切り抜いて、 透明のアクリル板をシリコンシーラント で隙間を埋めボルト止めします。 3.エアークリーナーの取り付け ![]() 後部側面にエアークリーナーが入る位の 穴を開けエアークリーナーを取り付けます。 ここにもシリコンシーラントで隙間を埋め、 ボルト止めします。エアークリーナーは ボックス内にエア ーを吹き込んだ際、砂を 外に出さずにエアーだけ逃がす為ですが、 蓋に気密性が無いためそこからエアーが 逃げるようです。エアークリーナーは 不要かも知れません。 4.左側部手袋の取り付け ![]() 手袋を取り付ける穴を開けます。手袋の径 に合わせて幅10mmのドーナツ状の板を、 アクリル板で左右2枚作ります。 手袋の口元をアクリル板に被せてボルト 止めします。 5.右側部手袋の取り付けとエアーホース用の穴あけ ![]() 左側部と同じ様に手袋を取り付けます。 その時左右の手袋の傾きを作業しやすい 様に調整します。エアーホース用の穴を あけホースを通して雄ジョイントを ホースに取り付けます。 6.砂用タンクの作成 ![]() ビール缶の蓋の部分を缶きりで開けて4mmの 穴を開け4mmパイプを図のように加工して 瞬間接着剤で止め、内径4mmのホースを 取り付けその端をエアーガンの4mmパイプに 取り付けます。 7.セット ![]() 内に入れます。 使っていくとビール缶内の砂は減ります のでボックス内の砂を移しながら使います。 8.サンドブラスト処理 ![]() サンドブラスト処理したタングです。 エアー圧は1MPa(10kg/cu)以上で使用 されると効率が良い様です。 ガラスのエッチングなど他にも使い方が 有ると思いますので、工夫して使ってみて 下さい。 |