MATSUSAKI KNIVES


バーキングホイルワーク

 ナイフショーで、よくお客様に2インチとか5インチとか、バーキングではどの様にホイルをセッティングするのですか?
   と言う質問をされますので、ここに一例として説明いたします。



左から、ステンレス2mm板で作った座金、ネジ回りの穴が傷まない様に使う。
 アングル鋼に、8mmのネジを立て、D2熱処理済み(30mm×50mm)の鋼材に
 8mmのネジ穴を開けてワークレストにして使う。
 ワークレストを固定する、アーム2本。なるべく厚めの物を使う、ネジ穴を
 任意の所に開けておく。













  10インチホイル用ワークレストとアーム
  アングル鋼に、ATS34の2mm厚、熱処理済みの板をネジ止めする。
  最初にきっちりと、直角が出る様に調整してネジをガッチリ締めておく。
  2mm〜4mm位の鋼材の断面は直角になるのでワークレストを
  調整しなくても良い。













 純正プラテンの面が削られないように、ATS34 2mm厚熱処理済みの板を
 ネジ止めして使う。たまに、平面だしをしなければならない(後記)。
 厚い板を使うと、ベルトがたわんであまり良くない。
 アーム用のネジ穴を開けておく。















  2インチ、3インチホイルセッティング例
  この時、アイドラーホイルは、6インチ。

















  5インチホイルセッティング例
  この時アイドラーホイルは8インチ。

















 2インチと5インチホイルの間を使って、ハンドル回りのたわみ加工に使う。

















 8インチホイルカバー+プラテン
 ナイフメーカーアタッチメントに使う、プラテンの平面だし専用に
 だいじに油をひいて保管しておく。





















 8インチ、10インチホイルセッティング例
 8インチ用ワークレスト・アームと自作のアームで共用する。
















 
 10インチ外形削り専用。


















 ヒルトやボルスターの断面に角度を付けて、削る時、ワークレストを
 調整して使う
















ナイフメーキングツールへ戻る