Last Update 30-OCT-2004
ロモ ルビテル2
Lubitel2
LOMO Lubitel2

おことわり
以下はあくまでも聞きかじりの素人仕事です。
はっきり言って、たまたま動いてラッキーだったというレベルです。
間違っても高価なお手持ちのカメラで真似などしないように...

話題に事欠かない(?) カメラが我が家にやってきました。
しかも2台も (笑)
お揃い
いつものように彩織さまからの借り物です。

確認
まずは状態を確認。
まず1台目、バルブ以外は全くスローが効かず全て最速で切れちゃいます。
スメ8 と同じガバナ音がする筈なのですが、その気配全くなし…
よくよく観察してみると隙間から1本小さなバネの端が飛び出ています。
ガバナの原動力になるバネ外れですね。

続いて2台目、これはチャージレバーが掛からず、すぐに戻っちゃいます。
ふ〜んこれはチャージレバーを引っ掛ける部品の変形が疑われます。
ひどい変形だと駄目かも。


分解
早速、分解開始。
イモネジを緩めてビューレンズとの連携リングを外す。
ロック用のカニ目を緩めてカバーを外す。
(小さな爪が3箇所有るのでベースの切欠きに合わせて外す)
あとは速度調整リングを外せばシャッターにご対面です。
パコッとな
セルフが付いてる事を除けばスメ8とほぼ同じ構造ですね。
1台目は黄色矢印のバネを掛け直して終了。
2台目は部品変形ではなく赤矢印のネジが緩んでました。
(微妙な変形部品の修正&調整も合わせて実施)

シャッター自身は復活しましたが、2台目のセルフが駄目です。
セルフタイマー自身は大丈夫なのですがそれを STOP/GO する事ができません。
1台目と見比べてみるとレリーズレバーから生えているバネが見当たりません。
まあなくても困るものじゃない (?) のでこれは断念です。
ピントグラス?
埃だらけのファインダー周りも清掃。
変わった形のピントグラスですな。


使ってみる
ファインダーのカバーをパタパタッと立上げます。
ファインダーは非常に明るいのですが、ここではピント合わせはできません。
真ん中のスリガラス加工された部分で合わせます。
が、ここだけ暗い。ルーペを起こしてのピント合わせが必須です。
試写
Fuji Neopan 100 ACROS D-76 (1:1)
ピント合わせ自身はまあ大丈夫なんですが、フレーミングが辛いです。
離れて見れば問題無しなんですが、近づいて覗き込むと…
四角いファインダーが丸く見えちゃいます、これで良いのか? (笑)

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