Last Update 30-NOV-2002
フジカ GER
FUJICA GER
FUJICA GER


いつものように、ジャンク籠に転がっていたものを救出。

状況
外観はそこそこ綺麗だけど、セルフのレバーが下がったまま。
シャッターはロックが掛かってまったく動きません。
フラッシュフジカ等では 「電池切れでロックが掛かります」 ってシールが貼られてますよね。
この GER でも多分同様だろうと判断して購入。


チェック
水銀電池 (HM-N) 2個を使用するようです。
初期の電子シャッター機に良くある組合わせですね。
HI-MATIC F の電池をアダプターごと拝借しシャッターを切ってみると、
いきなりセルフが動作し始めてパシャリ!

その他の動作もまったく問題ないようです。
単なる電池切れでジャンク扱いとなってしまったようですね。
随分ともったいない話です。 <-- 個人的にはとても嬉しい事ですが


距離計調整
距離計のズレがあるのでトップカバーをあけます。
今回は縦ズレのみの調整でOKでした。
(開けたところの写真は取り損ねちゃった)


使ってみる
シャッターを切るたびファインダー右横の マークが点灯します。
これって、本来低輝度時にのみ点灯するものなのでわ?

また、ファインダー内に常にストロボマークも表示されています。
これって AUTO を外してガイドナンバーを設定した時のみ表示されるものなのでわ?

気になったので ビュッカーさん のところに質問してみる。
結果 マークはバッテリーチェック&動作確認のようなもので問題なし。
ストロボマークについては、もともと専用のアクセサリシューカバーがあるとのこと。
このカバーを付けると明り取り窓が塞がれてマークが見えなくなる仕組みなんだそうです。
なるほど、それならカメラ内部にそれ用の機構を持たせる必要はありません、納得。
貴重な情報ありがとうございました。


おまけ
ロゴ
ロゴです。
R の文字だけ小さいですが、GER すべて同じ大きさの文字の物も有るらしいです。
何でそんな違いが有るんでしょうかね。
マイナーチェンジかな?


2003/11/16 追記
上部のプラパーツが外れた無残なジャンクが転がっていたのでつい確保。
試写
Kodak PLUS-X 125 D-76 (1:1)
部品を接着し、電池を入れたらなんだか動いちゃいました。

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