フィルムを買いに行ったカメラ屋でたまたま発見。 PEN EED です。 液漏れ電池 (MR9) が入ったままで、セルフのレバーがベロンと垂れ下がってます。 とりあえず巻上げてシャッターを切ってみる。 AUTO にすると、ちゃんと赤ベロが出てきます。 絞り値をセットしてみると 「ジャキーンジ~ッ」 と変な音を立てて動きます。 最悪、最低速度 (1/15秒?) での撮影は可能な様子です。 ■ 詳細チェック&清掃 まずは液漏れ電池を取り出して周りを洗浄。 そのまま新しい電池を入れてみると、なんと AUTO が機能し始めまた。 ただの電池切れですね。 続いて垂れ下がったセルフを見てみるとレバーを留めるカニ目が緩んでいる。 カニ目を締めこんでやるだけで何の問題もなく動作し始めました。 電池切れのネジ緩みのみの、ほぼ完動品ということですね。 うれしいけど、ちょっとガッカリなのは病気かな (笑) ファインダーはトップカバーを開けてクリーナーで拭くだけ。 レンズも特に問題なく分解できるのでクリーナーで拭いてレストア完了。 ■ 粘りか? 仕様か? スロー時には 「ジャキーンジ~ッ」 という音を立てて粘った様な動きをします。 35DC はスロー時に羽根がゆっくり動くという話です。 PEN EED はその 35DC のシャッター音にそっくりらしい。 ということは粘りではなくてこれで正常ってことですかね? 試写の結果も特に問題なさそうだし (スロー時の手ぶれ多発でしたけど(笑)) それにしても、PEN D2 同様、大口径レンズに直進ヘリコイド。 ハーフサイズカメラってただのコストダウンカメラではないんですね。 他の PEN シリーズとは少し異質だけど常に持ち歩きたくなるカメラです。 ■ 試写追加 持ち歩きたくなる。 とか言いながら持ち歩いてなかったので…
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