Last Update 03-NOV-2002
オリンパス ペンEED
PEN EED
Olympus Pen EED

おことわり
以下はあくまでも聞きかじりの素人仕事です。
はっきり言って、たまたま動いてラッキーだったというレベルです。
間違っても高価なお手持ちのカメラで真似などしないように...

フィルムを買いに行ったカメラ屋でたまたま発見。
PEN EED です。
液漏れ電池 (MR9) が入ったままで、セルフのレバーがベロンと垂れ下がってます。

とりあえず巻上げてシャッターを切ってみる。
AUTO にすると、ちゃんと赤ベロが出てきます。
絞り値をセットしてみると 「ジャキーンジ〜ッ」 と変な音を立てて動きます。
最悪、最低速度 (1/15秒?) での撮影は可能な様子です。


詳細チェック&清掃
まずは液漏れ電池を取り出して周りを洗浄。
そのまま新しい電池を入れてみると、なんと AUTO が機能し始めまた。
ただの電池切れですね。
続いて垂れ下がったセルフを見てみるとレバーを留めるカニ目が緩んでいる。
カニ目を締めこんでやるだけで何の問題もなく動作し始めました。
電池切れのネジ緩みのみの、ほぼ完動品ということですね。
うれしいけど、ちょっとガッカリなのは病気かな (笑)

ファインダーはトップカバーを開けてクリーナーで拭くだけ。
レンズも特に問題なく分解できるのでクリーナーで拭いてレストア完了。


粘りか? 仕様か?
スロー時には 「ジャキーンジ〜ッ」 という音を立てて粘った様な動きをします。
35DC はスロー時に羽根がゆっくり動くという話です。
PEN EED はその 35DC のシャッター音にそっくりらしい。
ということは粘りではなくてこれで正常ってことですかね?
試写の結果も特に問題なさそうだし (スロー時の手ぶれ多発でしたけど(笑))

レンズ
それにしても、PEN D2 同様、大口径レンズに直進ヘリコイド。
ハーフサイズカメラってただのコストダウンカメラではないんですね。
他の PEN シリーズとは少し異質だけど常に持ち歩きたくなるカメラです。


試写追加
持ち歩きたくなる。
とか言いながら持ち歩いてなかったので…
試写
ILFORD PAN F Plus D-76 (1:1)

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