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Penske SuspensionSystem
いろいろなチューニングの順番があると思いますが、私の場合ノーマルの状態で2年ほど乗り、お金を貯めてからもっとも効果のあると思われるチューニングを一気に行いました。やり直しも必要ないですからね〜
ノーマルの状態を良くわかった状態でのチューニングなので、その効果もはっきりと体感できます。
私の場合町乗りメインの仕様なので、フロントスプリングはやわらかめの10kgでセッティングしてもらいました。(フロントは8kgから可能ですが、8kgだとノーマルとほとんど変わらないそうです。Penskeユーザーでは12kg以上が多いようです)
Penskeの印象は、「しなやかだがしっかり踏ん張る」(これはスプリングの硬さにかかわらず)という感じだと思います。町乗りでのいやな突き上げ感などのいやな感じはほとんどありません。私の知っている中では最高のサスペンションシステムだと思います。
Penskeのショックは縮み側6段(別タンからダイヤル式)、伸び側無段階(ショック上部より六角レンチ)で調整でき、ダイヤルは1段階で体感できるほど変化します。待ち乗りではやわらかめに[3]、サーキットでは固めに[6]というように使えます。
また、1つ1つの部品単位でのオーバーホールが可能です。まさに一生物ですね!
Panhard Bar Upper/Lower Lower Control Arms
パンハードバーについては、車高をおとす場合は必須のアイテムです。パンハードバーアッパーとロワーコントロールアームについては、足周りの合成アップにつながり安定したコーナーリングに貢献している、と、思いますが実感はあまりありません(笑)
Anti-Squat Kit
車高をおとすことによって変化してしまったロワーコントロールアームの角度をノーマルの角度に戻すためのパーツです。コーナーリング時のロールステアを調整してコーナーリングの向上とトラクションを確保する効果があるそうです。
ロワーコントロールアームのホーシング側に取り付け(溶接)ます。取り付け位置も調整でき、ノーマルの位置、それから下に4cmほど下がった位置、さらに2cmほど下がった位置の3つのポジションを選択できます。
このパーツは事故防止の為ホーシングへの溶接が必ず必要です。
このパーツはAE86乗りの人たちの間ではメジャーなチューニングパーツでトラクションブラケットと呼ばれているパーツです。AE86乗りの人たちの間でも効果について、「取り付けたところオーバーステアが極端につよくなってしまった」など、賛否両論があるようです。それは取り付け角度によるロースステアの影響だと思います。
交換前のロワーコントロールアームの状態は明らかに後ろ上がりになってしまっていました。このパーツをとりつけて、とりあえず4cmダウンのポジションにセッティングし、おろしてみたところ丁度ほぼ水平の角度になっているようです。コーナーリングの向上とトラクションを確保については、テストドライブ(一般道)の限りではその効果を体感できることはできません。また極端にオーバーorアンダーステアがでるといったこともないようです。これも一般道での話なので、本格的なインプレッションはサーキット走行後ということになります。
それよりも乗ってすぐに感じた第一印象は”乗り心地がよくなった”ということです。おそらくですが、リアサスペンションの動きがスムーズになりリアのバタつき感が少なくなった為ではないかと思います。これはいい傾向にある証拠?ですかね。
Advance Sway Bar
ロールがすごく気になっていたという訳ではないのですが、進入時のアンダー対策として取り付けてみました。
効果は体感できるものでした。まずコーナーでの頭の入りがよくなること、それからコーナー進入後フロント外側に加重がかかった時点で、グワッとロールがきてそのままアンダーという感じが押さえられ、いままでより浅い舵角でクリアーできる感触です。カマロの場合スプリングは比較的やわらかく、SwayBarでロールを抑えるというセッティングは"あり"だと思います。
Bump Steer Kit
ステアリング系の仕上げとして、バンプステアキットを取り付けました。これはサスペンションが沈みこんだ時に起こるトーの変化とステアを調整するパーツです。
ロールが起こった時には、タイロッドエンド側が上に上がり、起こし深く沈みこむにしたがって距離が短くなっていきます。このことによりステアやトーの変化が起こり、ステアリング感が悪くなります。また直線でのブレーキング時にはふらつきなどの原因にもなります。このパーツを見るとタイロッドエンドの取り付け部が延長してあり、その変化を吸収する仕組みになっていることがわかります。

Advance Tower Bar (マスターシリンダーストッパー付き)
タワーバーはHotchkisのものを付けていたのですが、Advanceのものに交換してさらに合成があがったことが体感できました。テンションをかけられるようになっているのが特長です。
マスターシリンダーストッパーはハードブレーキング時のマスターシリンダー自体の動きを抑制します。それによりブレーキのタッチが非常によくなりますが、最終的なブレーキの効きには変わりが無いので注意が必要です。
HOTCHKIS Tower Bar
車を購入した直後に取り付けてもらいました。サスペンションが1段硬くなったような印象を受けたと思いますが、はっきり覚えていません。
Subframe Connectors
これを取り付けると、いままでいかにボディがしなっていたのか実感できます。とくに盛り上がったマンホールなどに片足を載せたときに、一気にバンと乗り越えてしまうので、いままではまず前右があがって次に後ろがあがってという感じだったことに気がつきます。
ただ取り付けるだけではなく、ボディの数箇所に溶接してさらに合成をアップしています。

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