パナマの世界遺産

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パナマの世界遺産

パナマには世界遺産が、5ヶ所あります。
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パナマのカリブ海沿岸の要塞化都市:ポルトベロ-サン・ロレンソ

(1980年文化遺産登録)
(英語:Fortifications on the Caribbean side of Panama: Portobelo-San Lorenzo)
 ポルトベロは、「美しい港」という意味でコロンブスが1502年に命名した。 地形と地理に恵まれたこの港は、スペインの重要な中米拠点として位置づけられ、 1597年に海賊の攻撃に備えるために強固な要塞と倉庫が築かれました。新大陸の富をスペインに運び、また本国から運ばれてきた物資を中南米各地に送るための拠点でした。

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世界遺産の旅
高間亮行世界遺産日記
ユネスコ(英語)

●ダリエン国立公園

 1981年自然遺産登録
(英語:Darien National Park)
 パナマとコロンビアに広がる約5800kuの地域。 南北アメリカ大陸を縦断するパン・アメリカン・ハイウェイはここダリエン国立公園間のみ途切れている。 これは自然保護の観点のみならず開発による先住民たちの生活の変化、さらには恐ろしい伝染病の伝播防止に役立った。 熱帯雲霧林の森には3百種類を超す樹木や数千種にのぼる蘭などの草花が自生するとみられている。 むろん生息する動物の種類も豊富である。

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ユネスコ(英語)

タラマンカ地方−ラ・アミスタッド保護区群/ラ・アミスタッド国立公園

1983/1990年自然遺産登録
(英語:Talamanca Range-La Amistad Reserves/La Amistad National Park)
 「タラマンカ地方−ラ・アミスター自然保護区群(Talamanca Range-La Amistad Reserves/ La Amistad National Park)」とは、 コスタリカとパナマの国境に広がる次の国立公園、自然保護区を含んでいます。
 ・バルビージャ国立公園 Barbilla National Park : 12,830ha
 ・チリポ国立公園 Chirripo National Park : 50,150ha
 ・イトイ・セレーレ生物保護区 Hitoy Cerere Biological Reserve : 9,154ha
 ・ラ・アミスター(タラマカ)国際公園 La Amistad (Talamanca) National Park : 193,929ha(コスタリカ) 207,000ha(パナマ)
 ・ラス タブラス 保護区 Las Tablas Protected Area : 19,062ha
 ・マチョ川森林保護区 Rio Macho Forest Reserve : 69,640ha
 ・タパンティ国立公園 Tapanti National Park : 6,080ha

このほとんどの地域は、コスタリカに広がるものですが、パナマには、ラ・アミスター国際公園 があります。国際公園というように、コスタリカとパナマの両国にまたがっています。
この地域は、中央アメリカで最も広大な原始の熱帯雨林が残されています。 第四紀(160万年前〜現代)の数度の氷河期や間氷期の繰り返しによって、 北アメリカと南アメリカの動物相および植物相が異種交配されたのです。 この地域には4つの先住民族(Bribri, Cabecar, Brunca, Guaymi)のみ居住が許され、 互いに協力しています。

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ユネスコ(英語)

パナマ・ビエホの考古遺跡およびパナマ歴史地区

Archaeological Site of Panama Viejo and the Historic District of Panama

1997年文化遺産登録 全アメリカ会議を提唱し1826年にパナマ会議を開いたシモン・ボリーバルの歴史的会議場。また、1519年にパナマ・ビエホにアメリカ大陸の太平洋岸では最初のヨーロッパ人が入植。

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世界遺産の旅
ユネスコ(英語)

コイバ国立公園とその海洋保護特別地帯

 2005年7月14日、パナマのコイバ諸島国立公園(Coiba National Park)が世界自然遺産として登録されました。 魚類760種、鮫33種、クジラ類20種の住むところとして評価されました。
 コイバ諸島国立公園は、ベラグアス県の太平洋側に位置し、地上面積53,528ヘクタール、海域は216,543ヘクタールという広大な海洋保護地域となっています。
ユネスコによる解説