パナマ帽

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パナマ帽とは

 エクアドル、コロンビアなどの中米産の椰子に似たパナマ草の若葉を細く裂いて日にさらし、それを手で密に編んだ盛夏用帽子の総称です。 柔らかさや耐久性に優れています。 少し黄みがかった色(クリーム色)が特徴で、中折れ帽型などさまざまな種類があります。
 もちろん、パナマのみやげとしても定番のひとつとなっています。
 日本は明治期に男性の外出に帽子を被っていたため、普及しました。 また、日本でも作られており、明治40年代から大正10年代は、沖縄のアダン葉も原料とされていました。

パナマ帽の名前の由来

 帽子の起源は14世紀中頃とされます
 パナマ運河建造中に技術者や労働者達が酷暑から身を守るために広く着用されたエクアドル製の帽子で 産地がパナマなのではなく、取引場所や出荷港がパナマ市のためとされる。
 また、1906年に米国大統領セオドル・ルーズベルトがパナマ運河で買い、好んで被った。

パナマ帽を扱う店
パナマ帽子の文二郎帽子店
トラヤ帽子店

パナマソウ


パナマソウ
新宿御苑温室にて
2003年4月29日
 パナマ帽やパナマ草履の原料となる植物で、南アメリカ北西部から中央アメリカの地域を原産とするパナマソウ科の多年草です。 エクアドルやコロンビアで広く栽培されており、ヤシに似た葉を持っています。パナマソウの名前はパナマ帽から由来しています。
東京の新宿御苑温室、筑波実験植物園などで見ることができます。 花は、 筑波実験植物園で咲いています(平成14年6月14日現在)

パナマソウに関するリンク
全体および果実?の写真
ラテン語植物科名