パナマのお祭り

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パナマ・グアラレのフェスティバル・デ・ラ・メホラーナ

フェスティバル・デ・ラ・メホラーナ 毎年9月にグアラレで行われるフェスティバル・デ・ラ・メホラーナには、 パナマ各地から踊りのグループが集まり、連日連夜、爆竹とともに音楽とダンスを繰り広げます。 現在パナマ滞在中の方々が、パナマのインテリオール (パナマ人は地方、田舎のことをこう呼んでいます) に目を向けて、民族舞踊の宝庫であるフェスティバル、 フェリアに出掛けると嬉しいなと思います。
1985年9月の写真です。写真及び文:宮崎ツヤ子さん。
写真をクリックすると拡大できます. グアラレ(Guarare)の場所
踊りは夜明け近くまで続く
踊りは夜明け近くまで続く
踊りは夜明け近くまで続く
出番を待つ子供たち
出番を待つ子供たち
出番を待つ子供たち
今は真夜中、、、さすがに疲れた表情
頭上にろうそくを灯して踊るグループ
コロンから来たアフリカンダンスのグループ
ウストゥプ島から来たクナ族のダンス
グループ別、楽器別にコンテストがある
グループ別、楽器別にコンテストがある
背中にコブのある牛が山車を引く。少年が手にしているのがメホラーナ
メホラーナに寄り添う赤いポジェラの女(ひと)
オクーから来たグループ。刺しゅうを施した男性の民族衣装が素朴で美しい
『家族で参加しました!』
パレードに町中が興奮する。よくもこれだけの人が、、
パレードに町中が興奮する。よくもこれだけの人が、、
パレードに町中が興奮する。よくもこれだけの人が、、
パレードに町中が興奮する。よくもこれだけの人が、、

カーニバル

■ パナマのカーニバル
 パナマ最大のカーニバル(Carnaval)は、首都のパナマシティではなく、地方の都市のラス・タブラス(Las Tablas)で、 ペノメノ等の都市でも盛大に行われています。開催時期は、2月下旬〜3月上旬ですが、年によって日が異なります。

 ちなみに、カーニバル(謝肉祭)とは、  キリスト教社会で始まった祝祭のひとつで、復活祭(イースター)に先立つ 四旬節の直前の3日ないし1週間にわたり行われ、四旬節の肉食絶ちの前に思 いっきり羽をのばす行事。古いヨーロッパの風習では水鉄砲、卵投げなど多様 な悪ふざけが行われたそうです。

■ カーニバルでの死者
 2002年のパナマのカーニバルは、4日間で27人死亡したそうです。 7人が溺死、2人が自殺、4人がナイフに刺され死亡、4人が銃撃、 死因不明は4人、交通事故による死者は6人という内訳。
 カーニバルは160万ドル(約2億円)を投じて開催され、1万5000人を超 す観光客が訪れ、経済効果は1500万ドルとのことです。

◆吉田信威のホームページ
パナマシティのカーニバル:大きな写真が20枚ほどあります。

◆兵藤三尚のホームページ
カルナバル見物旅行:ペノメノ

◆Las Tablasのカーニバルの写真(英語)
Carnaval in Las Tablas 1999
carnivals

クリスマス

パナマ牛生産性向上計画 吉田信威様より、お便りをいただきました。

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  当方のホームページにパナマのクリスマスの写真を掲載いたしました。
 常夏の国ではありますが、やはりクリスマスには橇に乗ったサンタクロ ースがつきものなのでしょうね。当地でもサンタクロースが橇に乗ってい るところを演出しているものもあります。
 Calle 50の大通りに面した所及びその近くはかなり大がかりな飾り付け を行っているところが多く、今回掲載したクリスマス関連の画像のかなり の部分はCalle 50とその近くで撮影したものです。
 クリスマスツリーも12月に入るとスーパーマーケットの店の前等で売 られるようになります。それらの中には「作り物」の木もありますが、2 m内外の長さの本物の木を地際から切り取ったものがかなり売られています。
 木の種類も冷温帯にあるもののようです。外国からの輸入なのでしょう か。それにしてもほんの1か月にも満たない期間を飾るために何年もかけ て育った木を切るというのはちょっと考えさせられます[2001/12]

<閑話休題>
 パナマは多くの人がカトリック教徒です(敬虔かそうでないかは別にして)。 クリスマスはキリスト教徒の祝祭行事ですので、パナマでも祝われます。12 月24日及び25日は休日となります。  12月25日は多くの店も休業になります。普段は日曜日も営業している店 も多くが休業してしまいます。キリスト教と関係ないはずのユダヤ人関係の店 もなぜか25日は閉まっていました(Super Kosher(スーパーマーケット)や、 パイティージャにある商店街、Bal Harbourにあるレストラン等)。
 私達日本人がクリスマスで先ず思い浮かべるのはサンタクロースです。しか し、サンタクロースは北欧で始まったもので、カトリック教ではこの風習を認 めていません。しかしパナマはアメリカ文化に強く影響されているためでしょ うか、街角等では多くのサンタクロースが見受けられます。  カトリックでは「東方の3博士」がベツレヘムに行き、その帰りに子供達に プレゼントをするとされており、それは1月6日(3博士の日)とされていま す。「3博士の日」は子供達の日であるとともに、クリスマス期間の終わりの 日でもあります。サンタクロースのお話は「東方の3博士」のお話と聖ニコラ ウスのお話が混じり合ってできたのではないでしょうか。  また、北欧由来のサンタクロースの影響でしょうか、当地は南国で雪には縁 がないはずなのですが、雪だるまや雪に因んだ飾り付けも見られます。クリス マスツリーにしても寒地に生える針葉樹を使ったり針葉樹の葉を模した飾り付 けも多く見られます。
 なお、2002年は2000年や2001年に比べて街角等屋外でのクリスマスの飾り付 け全体がやや少なくなっている感じがあります。2001年に見たオマール公園の かなり大がかりな飾り付け(子供向けの「おとぎの国」風のもの)については 今年(2002年)はありませんでした。
 なお、今回ホームページに掲載した写真は2000年、2001年及び2002年撮影の ものから編集していますので、過去に撮影したものの中には今年は既に飾られ ていないものも含まれます。

セマナ・サンタ

時期は、3月〜4月で、年により日が異なります。 セマナ・サンタ(semana santa,聖週間,英語ではEaster Week)

セマナ・サンタとは,キリスト教徒のお祭りで、復活祭に先立つ一週間のことです。 復活祭は日曜日に祝われるため、年によって日が異なります。 新約聖書の故事である、イエス・キリストのエルサレム入城(枝の日曜日)、期晩餐、磔刑(聖金曜日)、三日目の復活(復活祭:イースター)を再現します。