国産アボガド

リスト記号 果物の郷 おくむら
 静岡県産の「駿河のアボカド」を販売していましたが、無農薬栽培のためか病害虫の被害で全滅してしまったそうです。
日本最大のアボカドの木 左の写真は、山田寿太郎さん(静岡県沼津市)が栽培する日本最大のアボカドの大木です。幹回りは3mもあり、テレビにも登場したことがそうです。写真の品種はフエルテですが、ヤルナとズタノにも同じような大木があるそうです。なお、山田さんは、「寿太郎温州みかん」を発見したことでも有名な方です。

リスト記号 橋爪農園
 和歌山県の橋爪農園では、アボカドや苗木を通信販売しています。アボカドの品種は、熟すと黒くなるハス種と熟しても緑色のままのベーコン種。

アボカドの成っている様子
アボカドの実。緑色の実が5つほど成っています。
以下の文は、橋爪農園の橋爪さんに書いていただきました。
 橋爪農園は、家族3人とパートさん4名で農業をしています。メインは、キュウリで、他に、めずらしい果物を楽しみに栽培しています。その1つが、アボカドです。アボカドは、亜熱帯果樹ですから、冬の寒さが厳しい年は、不作で、最近のように、暖冬になると、大豊作です。うちで栽培しているアボカドは、ベーコンとハスです。ベーコンは、早生系で、早い年で10月中旬から収穫できます。ハスは12月上旬から3月まで収穫出来ますが、遅くまで収穫を遅らせると、野鳥のヒヨドリに食べられてしまいます。従って、あまり収穫を遅らせる事は出来ませんが、果実が落下し始めると、適熟と判断して、収穫します。3月まで樹上で完熟したハスは、油脂分が多くて、大変美味しくいただけます。輸入品には、負けない美味しさと、鮮度が売り物です。
 ことしのアボカドのできは、大豊作でした。これは、去年の冬が暖冬で、枝の枯れ込みが少なくすみ、たくさんの花が咲いて実がなりました。アボカドの花は、枝の先端に咲くので、冬の寒が厳しいと、枝の先端から枯れ込みます。そんな年は、殆ど花が咲かずに実も成りません。最近の暖冬傾向が、アボカドには幸いしています。[2002/12/12]

リスト記号 日本国内のアボカドの産地
愛媛県松山市
 愛媛県松山市正岡地区では、産地化を目指し、20人がアボカドを導入(2009年12月現在)。農業指導センターがアボカドの苗を安価で提供し、低樹高栽培の研究や栽培指導も行っている。

のうみん:生産者 松山市高浜 森氏。12月〜1月に収穫し、1ヶ月冷蔵庫に入れてから出荷する

リスト記号 井上潤二さん
 「どっちの料理ショー」などテレビで度々紹介されている方。和歌山県で約10アール栽培されています。

リスト記号 沖縄県
 小規模で栽培している農家がいくつかあって、販売もしているようです。家庭果樹として一般的で、苗も普通に販売されているようです。

リスト記号 香川県のtetywestさん
 「どっちの料理ショー」でちょっと紹介された方で、日記に取材の様子が書かれています。品種は、ベーコンとフエルテで、市販はしていないようです。