アボカド・ベイビー(絵本)の紹介

アボカド・ベイビー
●あらすじ
 お母さんもお父さんも子供たちも丈夫でない家族に赤ちゃんができましたが、やっぱり丈夫ではなく、食事も好きではありません。困ったお母さんは、食卓に置いてあったアボカドをすりつぶして、赤ちゃんにあげてみると、ペロリと食べて、それから赤ちゃんは、ものすごく元気になって、赤ちゃんなのに泥棒やいじめっこ達まで退治してしまう。という愉快な物語。

●コメント
 作者は、イギリス生まれの絵本作家のジョン・バーニンガムで、日本でも多くの絵本が出版されています。絵本の表紙裏には、アボカドの花や実のスケッチが描かれていて、作者がアボカド好きなことが分かります。
 日本では赤ちゃんにアボカドを食べさせるという発想はないとおもいますが、南米ではすりつぶして離乳食として食べさせているようです。
 Amazonの書評には、この本を読んでから、3歳児が喜んで食べてますとありました。インターネットで調べてみると、けっこう、離乳食として食べさせている方もいるようです。アボカドは、栄養価世界一の果物で、植物性脂肪で消化もよいのでしょう。