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5月5日(月)

7時30分に起床。8時に出発という事だったのだが、7時40分にはドライバーが来たようだった。

シャハラまでの料金は「チャーターカー60$×2、別の4WD使用40$、セキュリティ30$」合計190$。1日での往復については不可との事で、1泊2日の旅程となる。

チェックポイントには8時30分頃に到着したのだが、飛行機が非常に多く飛んでいた。戦闘機のようだが、30分ぐらいの間に10機以上は飛んでいった。

9時過ぎに護衛のポリスが来て出発した。総勢6名のポリスだった。2時間程度は一緒に走ったのだが、その後はみかけなくなった。12時前に食事をした。ドライバーの食事はこちらが支払う事になっている。合計600リアル支払った。

途中までは整備された舗装路だったのだだが、未舗装区間を1時間程度爆走し、車を乗換える場所に到着した。

20分ほどで別の車が到着。オンボロのランクルだった。車に乗ったのは良いが、乗った週間から爆走しはじめた。ドライバーの機嫌が悪いのか非常に乱暴な運転であった。5分ぐらい走ったところで同じような車とすれ違おうとしたのだが、道を塞がれてしまった。

ドライバーが大声で言い争っていた。どうらや、私の事を取り合おうとしていた
ようだ。5分位言い争っていたが、何とか収まったようだ。

その後、「ようこそシャハラへ」と話しかけてきた。この後は、非常にフレンドリーな話で進んでいった。

最初、機嫌悪く見えたのも、他のドライバーに横取りされないために神経質になっていたのが原因のようだ。



シャハラに行くまでの景色はとても素晴らしい。途中でガイドらしき人物が乗り込んで来て、2日間1500リアルでガイドを行うと言ってきた。値段的には特に問題がないので了解した。

1日目はシャハラ周辺の案内。2日目はシャハラから途中の村までのトレッキングとの事(2時間程度で降りられるらしい)。

シャハラに行く山道はもの凄い悪路だ。
行くまでの景色は最高に素晴らしい。

ドライバーの話では、

「ビンラディンとフセインのせいで、イエメンには旅行者が来なくなった」
「シャハラにはほとんど旅行客は来ない」
「日本人はシャハラに水道を作ってくれたので大歓迎だ」
「アメリカ人は嫌いだ」

幾つかのポイントで写真を撮りながらシャハラに向かった。
1時間ほど走って村に到着。20分ほど歩いて目的の石橋に到着した。

シャハラの石橋は素晴らしい。


<シャハラの石橋> <石橋からの眺め>
シャハラの石橋


<シャハラで撮影> <シャハラの風景1>


<シャハラの街(対岸から撮影)> <対岸の風景>


橋を渡って対岸の頂上に登ってみた。1時間程度付近を歩き回った。

シャハラの村に戻ってホテルに宿泊しようとしたが、断られてしまった。村には2件のホテルが有るが、1件は休業中との事。どうらや、1人だけだと面倒なので宿泊させないとの事。

シャハラのホテルに泊ることが出来なかったので、2日目のトレッキングが行えなかったのが残念だった。18時過ぎに下山を開始した。行きに見かけた落ちかけの車を引き上げたりし
ていたので、下山には時間を要した。

20時前にホテルに到着。ホテルといっても、電気が点いていなかったので実感ができなかった。5分後、自家発電により電気が灯った。

簡単な食事を食べ寝ようとしたのだが、カートに誘われてしまった。屋上にて数名のイエメン人とカートをする事になった。

月が出てないので星がよく見えた。横になって星を見るのは、とても気持ちが良い。

2時間程度、雑談をしながらカートを楽しんだ。
カラシニコフを撃たしても良いと言ってきたのだが、流石にこれだけは断った。
今思えば、少し後悔している。


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