『 いろいろ言いたい広場 』






2008/01/06

国立特別支援教育総合研究所は?
ケアンズ
 私も学校法人明晴学園が認可されたというニュースを見て、本当に嬉しく思っている一人です。これで、ベトナムから遅れること11年、日本にやっとバイリンガルろう教育の実践校が誕生するのですね。

ところで、明晴学園の母体であるBBEDろう教育センターのHPや「NPOろう学校をいっしょに創ろうブログ」を見ると、明晴学園の設立には特総研(独立行政法人・国立特別支援教育総合研究所)に関する話がいっさい出てきません。特総研がまったく関係していないとしたら、特総研は多額な税金を使ってろう教育の何を研究して来たのでしょうか?もう何年も前から「聴覚口話法の限界」が叫ばれて来ました。特総研こそが、諸外国のろう教育の実態を調査し、客観的な分析を行い、混沌とした日本のろう教育に新たな選択肢としてバイリンガルろう教育の開設を提案するべきだったのではないでしょうか?

国の研究機関である特総研とは別に、BBEDろう教育センターが独自にバイリンガルろう教育の学校を設立したのだとしたら、特総研のろう教育研究の必要性は極めて薄く、まさに税金のムダ使いだと思います。また、特総研のろう教育担当者はバイリンガルろう教育の導入を遅らせた責任を取るべきではないでしょうか?

BBEDろう教育センターの保護者は、学校設立に必要な4500万円を会社訪問や街頭募金などで集めたそうです。国は、特総研ではなく明晴学園に研究費を払うべきだと思います。

明晴学園のみなさん、どうぞ頑張って下さい。応援しています。


2008/01/06

意見書の受け取られ方
聾学校で先生に
「日弁連の意見書は聾学校ではどのように受け止められているか」質問しました。
「あまり重くは受け止めていません。あれはそういう考え方の方たちの意見で、
親の中にも、手話・口話その他いろいろな考え方がありますから、
全部手話にはできません。」との答えでした。
そうではないことを説明しましたが、やはり、というか、
全部(の学校が)手話だけで教えて欲しいという風に誤解して
受け取られているのが多いのかなと感じました。残念です。

2007/12/23

学校法人明晴学園認可
おめでとう!!
今日(20日)、学校法人明晴学園が認可されたそうです。
手話ニュースで紹介されていました。

ろう児がろう児の言語である
「日本手話」で学べる学校が
本当に誕生したのですね。
心からお祝い申し上げます。

ろう学校への要望や人権救済申立、
講演会、研究会の開催、そして龍の子学園への支援など、
保護者の皆さんの大変なご苦労があってこその
結果だと思います。
思いもかけない困難や根拠のない批判などにも
負けず、お子さんのために頑張ってこられた
皆さんには敬服します。
本当におめでとうございます!!

今日(20日)はろう教育の歴史を大きく変えた一日でした。
ぜひバイリンガルろう教育を日本中に広めていきたいと思いました。

2006/12/13

まだ、こんな人が・・・・
ろう学校教員でない教員
 はじめまして。教員歴25年ほどの中年です。
聴覚障害教員ですが、今は聾学校以外の学校に勤めています。

 あるサイトで知りました。まだ、こんなことをいう「古狸」がいるんですね。
先日、北海道教委が手話の導入を検討すると報じられていましたが、
それに対する抵抗でしょうか・・・・

http://osaka.yomiuri.co.jp/possibility/news/ps61207b.htm


2006/11/30

「バイリンガルろう教育センター学芸会」
ガグミ
 25日に行われたバイリンガルろう教育センター(龍の子学園)の学芸会を見ました。
子どもたちの劇やリズム、手話ストーリーは大人顔負けの演技力で、改めてバイリンガルろう教育を受けているろう児の言語力の高さに驚きました。
ろう学校の学芸会や文化祭では、先生主導で一生懸命努力している子どもの姿しか見ることができませんでした。
でも、龍の子学園の学芸会は舞台も会場も一緒になって楽しんでいました。会場に入りきらないほどの人で立ち見も出ていたようです。
時代は変わりつつあるのですね。子どもたちの笑顔と、会場の拍手がバイリンガルろう教育の成果をはっきり証明していると思いました。




2006/10/21

「聾学校選びの一考」
裏事情
専攻科がある聾学校の場合について。高等部本科と専攻科の設置コースをみて、一致している場合と全然違う場合があります。一致しているばあいは、そのコースについてそれなりの力量を身につけることが可能でしょう。一致していない場合は・・・・。考えれば分かりますね。コースを見て学校選びをしている保護者の方々。よく考えて下さい。

2006/09/18

「内部告発」
裏事情を知るもの
 「ろう者は学年対応の勉強など無理!」と決めつけている学校。
高等部の先生たちが一般入試を導入しようとしてもどこかで圧力のかかる学校。
知的障害があれば、一般入試は難しいかもしれない。しかし、単一であれば、一般入試を導入しなければ、一般的な学力がどの程度あるのかわかりやしない。そういう学校は、掲示物や行事に注目してみると、小学校低学年ぐらいのレベルで行われていることが多い。環境が人を育てる。下にあわせる幼い環境では育つものも育たなくなる。全校の目に触れる場所の掲示や、行事は上の部にあわせ、わからない子には、勉強していけばこういうのがわかるようになる!と励ましていけんば下はどんどん伸びる。下がどんどん伸びれば、上はそれに負けじと更に頑張る。ごく当たり前の流れ。下にあわせろという、幼稚な学校では上がやってくれなきゃ下はできないと、下はいつまでたっても甘えてばかり。あげくの果てには、上の部がだめだから下の部ができないなんて事まで言う始末。そんな意識では大して育たないから、上ものんびりお気楽後気楽。そだちゃしない。
ろう児をできない扱いする学校では、こんな悪循環になっている。あなたの学校の雰囲気を「育てる環境かどうか」と言う視点で見て下さい。何が見えてきますか?




も ど る

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