南極クルーズ速報版画像

表示が重くてゴメンナサイ!
ウシュアイアからのアップロードでは、記事中写真のうち、4枚しか表示出来ていないことが分かったので、
翌日(2月16日)ブエノスアイレスからの再アップロードです。
次はきっとニューヨークからね。



大揺れドレーク海峡通過中。

転げながらも写真を撮る逞しさもそこかしこに!
それをまた、一緒に転げながら撮る私(爆!)

ちなみに、行きの最大傾斜角度は47.8度、帰りは51.3度を記録したそうです。
20年に一度か二度、あるかないかの大荒れだとか・・・。

帰国したら詳しい日記を公開するつもりですが、ほんと、凄まじかったです。
お客にもスタッフにも負傷者続出。
最後には、ドクターやホテルマネージャーまで負傷して、この二人は帰港後ただちに病院に運ばれていったのでした・・・。
(ちなみに、お客で病院行きになるほどの負傷者は、幸いにもありませんでした。)

ところで私事ながら、身内の方で閲覧してくださっている方にお願い!
このような状況にあったこと、帰国するまで、親にはナイショにしといてくださいネ。
帰る前にこんな状況が分かってしまうと、すでにクルーズが終わったとは言え、さらにさらに心配をかけてしまうので・・・。
私と言えば、大きな怪我はありません。
ちょこちょこ痣は作ったけれど、文字を書いたり読んだりする集中力もいささか怪しかったけど(なんせ、揺れているものを見るのは大変なんで)、船酔いもせず、毎日食事に参加して、毎日興味のあるレクチャーに参加して、毎日写真撮って、毎日何かを作って、かなり元気に過ごしていました。


南極地域で初めて出会った船が密猟船!

(このサイズの画像だと分かり難いけど、日本語で「??丸」との文字が・・・)


やった!
初めて上陸したクーパービル島

至る所、ペンッ!ペンッ!ペンッ!


本土にて、ジェンツーペンギンの親子。

親は餌を吐き戻して給餌中。

雛の「オナカスイタヨ!」訴え声って、まぁまぁ!なんて可愛いのでしょ・・・。
あの甘え鳴きを無視できる親はそうそうあるまい・・・。


食堂係の陽気なフィリピンお兄ちゃん


厨房係さん集合写真。


最後の日は、コピー物だけど絵を頂いたりしちゃって、ありがとうございましたー。
(使わなかったホカロンを山盛りあげたお礼かしらん?)


とある日の夕食
メインディッシュでございます。

でも、行きのドレーク海峡通過中は、あまりの揺れに厨房が機能せず、皆、床に座って(時には転がりながらも)、果物にクッキーで飢えを凌いでいたのでした。

海峡通過中は三日目の夜にして、両手両足で踏ん張りながら、やっとまともな食卓にありつけました。
ても、食べようとするそばから、食べ物やフォーク、コップが飛んできました・・・。
ある時、通路を挟んだ席からトマトスープが飛んできた時は、さすがに熱くて悲鳴をあげそうになりましたが、同時に隣の人が転げてきたので、悲鳴をあげる前に下敷きになるのを避けることに無我夢中でした。

行きの海峡通過中の食事出席人数は、80名中18人で、その後も海峡を抜けるまで20名前後が続きました。
帰りの食事出席人数は30名〜40名という感じ。


流氷

イマイチ良い写真が撮れませんでした


ピーターマン島にて、
なにやらお急ぎ中のアデリーペンギン

ここではジェンツーとアデリーが同じ島に営巣中です。
島全体の右側がアデリー地区、左側がジェンツー地区なのですが、真ん中辺りともなると、すっかり混ざり合って、互いにつられるように行動するシーンも目撃!

でも観察していて思ったのは、アデリーよりもジェンツーの方が警戒心が薄いようです。
大胆不敵に、突然降って沸いたように訪れた人間達間をぬって、ぺんぺんぺん!と目的地まっしぐら・・・。
アデリーは、少し遠回りして目的地に向かいます。


デセプション島にて、
アザラシさんです


デセプション島に、独り現れた彼or彼女
ヒゲペンギンさんの御尊顔!
(本来ここは、オットセイのパラダイスなのでした)

このコのお写真は、帰国後いっぱい掲載しますネ。


気持ち良いのかどうなのか、いささか不明な温泉浴風景。
下は熱い、後ろから被ってくる海水は寒いんだそうです。

私も水着は持ってたものの、膝まで浸かって終わり。
もっぱらその凄まじい入浴ぶりをひやかしてしまいました。


デセプション島にあるスペイン基地の食堂にて
ここは夏だけの基地で、食べ物も新鮮なものが多く、種類も豊富。
また、女性隊員が複数名いらしたのも驚きでした。

南極ではビールも気が抜けてしまうことを初めて実体験しました。
うーっ!まずいっ!(折角の歓待を失礼・・・)
クリスマスのお菓子、チョコレートがけのピーナッツをいっぱい貰ったヨ。
パンまで失敬しちゃって、さらには特大サイズのチョコレートをオミヤゲに。

観光客の私としては、基地そのものや隊員の人達がアイドルの感覚なのに、何故だか私達の方がすんごい熱烈な歓迎を受けてしまいました。
こっちが写真をバチバチ撮るばかりかと思ったら、あっちにいっぱい撮られてしまって、あな恥ずかしや・・・。


ピーターマン島にて、ペンギンとディスコ号。

今回のクルーズは、悪天候続きのため、上陸回数も場所も非常に少なく残念だったのですが、これも南極の自然な姿。
そしてそれだけに、上陸出来た場所での経験は非常に鮮烈なものでした。

また行くじょー!

帰港直前の、水先案内人が乗ってきた夜には、南十字星や天の川が見れたヨ。


終わり


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