持ち物予定&チェック表 

自分自身のための覚え書きなので、言葉遣いは荒っぽいです・・・


クリックするべしばし(^_^)/

衣料品     袋物
カメラ
携行品 旅先通信道具
小遣い その他


クリックするべしばし(荷造り別)

大型ナップザック   旅先通信バッグ
ウェストポーチ スーツケース


クリックするべしばし(やらんとあかんこと!)

お買い物    その他




今回の旅行荷物を省みて・・・
(実際には必要のなかった物、逆に必要を感じた物、現地事情など)

撮影機材関係 カメラの電池・バッテリー
旅先通信用道具&通信事情   船内の電源
衣料品関係(主に生活用) 衣料品(主にデッキ上&上陸用)
袋物
船酔いのこと、薬のこと 旅行生活用品
お小遣い




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衣料品

  セーター 4
  トレーナー 1
  Tシャツ(パジャマの上としても利用) 2
  スラックス 3
  スパッツ(パジャマの下としても利用) 1
  下着セット 5
  ババシャツ 8
  タイツ 6
  大型ストール 1
  フード付きの防寒&防水ジャケット(ダウンと防水と2枚仕立てになってるやつ) 1
  防寒&防水ズボン(これは一枚仕立て) 1
  イヤーマフ 1
  単純な防水防寒手袋 1
  親指・人差し指・真ん中指の部分が外れる釣り用手袋(掌側はゴム付き) 1
  第二関節までのインナー手袋 1
  軍手 2
  水着 1
  サングラス 1

  ウォーキングシューズ
  つっかけ
  ゴム長靴
  ビーチサンダル

携行品

  常備薬各種(薬・バンドエイド・生理用品・トラベルミン・ウェット綿棒・毛抜き・爪切り)
  日焼け止めクリーム・リップクリーム
  携帯用化粧品(ポーチ用化粧水・目元ひんやりシート・ウェット綿棒も)
  洗濯粉
  洗濯ピッチ&洗濯紐
  ボディーシャンプー・リンス入りシャンプー
  バスタオル&ハンドタオル
  目覚まし時計
  釣り用ヘッドランプ
  コンタクトレンズ日数分&眼鏡
 
  小型メモ帳&ボールペン
  ガイドブック
  旅用辞書
  ハンカチ・ティッシュ・ウェットティッシュ・便座クリーナー
  空気枕&イヤーウィスパ&アイマスク
  電卓(電池式)
  インスタント食品
  ホッカロン
  密閉用ビニール袋大中小
  タッパーウェア大中小
  輪ゴム・ガムテープ・荷造り紐・新聞紙・配送用ダンボール箱
  パスポート&写真&緊急連絡メモ&スケジュール表 4セット
  ホテルクーポン&観劇チケット
  ソロモンの指輪

小遣い

  日本円現金
  USドル現金
  トラベラーズチェック
  クレジットカード
  財布3種

袋物

  スーツケース
  ウェストポーチ
  大型リュック
  旅先通信バッグ
  超薄トートバッグ
  小型ナップザック

カメラ類

  デジタルビデオカメラ&バッテリー
  生テープ
  デジタルスチールカメラ&PC-CARD&充電池セット
  スマートメディア
  レンズクリーナーキット
  電池
  双眼鏡
  星図

旅先通信道具

  変圧器&変換プラグ
  テーブルタップ(ロングコード)
  みの虫クリップ
  カプラー
  回線チェッカー
  ミニドライバー類&超ミニドライバー
  モジュラーコード4芯&2芯&(長・短・超短)
  モジュラー延長プラグ
  カッター
  ライター
  ガムテープ&マジックテープ
  モデム&予備モデム
  ノートパソコン&バッテリー&ACアダプター
  PC-CARD型ハードディスク
  CDロムプレイヤー&ACアダプター&CD
  AP一覧&接続手順&ATコマンド表
  システムディスク

その他

  ネームタグ




大型ナップザック

  大型ストール・パジャマ・下着2セット タイツ2
  サングラス
  レインコート&傘
  つっかけ
  軍手
  空気枕&イヤーウィスパ&アイマスク
  常備薬・ウェット綿棒・化粧水・目元ひんやりシートの最小セット
  タオル
  コンタクトレンズ最小セット&眼鏡
  ボールペン
  ガイドブック&旅行辞書
  ホッカロン最小セット
  密閉用ビニール袋
  写真&緊急連絡メモ&スケジュール表
  小遣い類

ウェストポーチ

  小型メモ帳&ボールペン
  ハンカチ&ティッシュ&ウェットティッシュ&便座クリーナー
  電卓
  パスポート&緊急連絡メモ&スケジュール表&航空券
  小遣い類

旅先通信バッグ

  釣り用ヘッドランプ
  ボールペン
  写真&緊急連絡メモ&スケジュール表
  小遣い類
  旅先通信道具の全て
  カメラ類の全て

スーツケース

  パジャマを除く衣料品全部と下着セット
  ゴム長靴・ビーチサンダル・軍手
  日焼け止めクリーム・リップクリーム・化粧品
  洗濯用具&バス用具&バスタオル
  目覚まし時計
  小型メモ帳&ボールペン
  ガイドブック
  インスタント食品
  ホッカロン
  密閉用ビニール袋
  タッパーウェア
  輪ゴム・ガムテープ・荷造り紐・新聞紙
  写真&緊急連絡メモ&スケジュール表&ホテルクーポン&観劇チケット
  小遣い類
  トートバック&小型ナップザック
  電池
  生テープ
  双眼鏡
  変圧器(予備)
  N.Yへの土産一式



お買い物


 終わりっ!!

その他

 終わりっ!!



今回の旅行荷物を省みて・・・


撮影機材関係

 私の場合、デジタルスチールカメラとデジタルビデオカメラを持っていったのですが、レンズ関係については大反省!

 まず、望遠レンズを持っていかなかったことを後悔しています。
 (船の上では泳ぐ鯨や飛ぶ鳥のアップ、上陸後はアザラシのアップが全く撮れなかった!)

 それから広角レンズを買って行けば良かったと・・・。
 (一枚の写真に収めたい風景が大き過ぎました)

 マクロレンズは、私の場合、結局使う必要を感じませんでした。

 水の中を映し出せるような偏光レンズは、生き物発見にコーフンし過ぎて精神的余裕がなく、装着を忘れてしまいました。
 (でも余裕があれば使ってみたかったです。そうすれば水面下の鯨やペンギンも撮影出来たかもしれません)

 同室のWALLABYさんが上陸時の撮影に用意された一脚、あれはイイですねー。
 出来れば三脚の方が、より安定度が高いのでしょうが、限られた上陸時間・気ままに移動していく生き物達・デコボコの大地、と、タイミングを逃す前に一人でセッティングするのは、かなりに大変作業じゃないかと思います。
 その点一脚は一点固定で済みますので、余裕のない状態での撮影では大活躍してくれるんじゃないかナ。
 移動撮影中、手ブレ対策用のバラスト代わりにもなるわけだし。

 船からの撮影は、かなりに苦しいものがありました。
 元々が揺れている船のデッキ、手持ちでカメラを固定したくても、手の甲に風がビュ〜ンビュン!撮り上がった写真もブ〜レブレ!という状態が頻発。
 後になって、船の手摺に腕やカメラを置いて固定することで、多少の状況改善がなされましたけど、考えることは皆同じ。
 手摺争奪戦(笑)で、うまいポジションを獲得できない場合は、ブ〜レブレ(爆!)

 保護レンズを付けておいたのですが、これは功を奏したのではないかと思います。
 ゾディアック乗船中は波飛沫に襲われることが多く、たとえ本船のデッキ上でも雪や波飛沫に襲われることがありました。
 雪はまだしも、波飛沫となると塩水ですものね・・・。

 カメラ全体の防水には、最初っから冷凍食品用のフリーザーパックを利用するつもりでいました。
 手を入れる余裕やボタン操作の余裕を残して、カメラの形なりにビニールテープで固定。
 そしてレンズ部分を鋏で切り抜くという作業をしましたが、“ないよりはずっとマシ”という状態で、旅行中何度か、この防水袋を作りました。
 (防水の用意を全くなさっていなかった方達、なかでもゾディアック乗船中にカメラ撮影を試み、水をかぶってしまった方達には、壊れて泣きをみるケースが複数件あったようです。)

 私の場合は防水手段が甘かったので、ゾディアック乗船中は、片手を離しても大丈夫なほどの穏やかな海の時か、それ且つエンジン不調で海の真ん中で停止してしまった時に撮影できたのみでした。
 旅行前、夫が、水中撮影用の防水カメラケースの購入を勧めてくれたのを、お値段渋らずに聞き入れておけば、沢山の撮影チャンスを逃さなくて済んだのかもしれません。
 でも、それはそれで、「じゃぁ、そんなデカブツになったカメラ、たいして身動きとれない状態で、背負ったリュックの中から取り出せるの?」という問題が出てきちゃいますけど・・・。

 念のため!と持っていったクリーニングキットは、ほんと、私にとって必需品でした。
 過去、これだけカメラを毎日毎回掃除したことってなかったなぁ・・・。

 以上をまとめると、次に行く時の用意は、
 カメラ本体のほかに、保護・望遠・広角・偏光レンズ、一脚、クリーニングキット、もうちょっとマシな防水手段を考えたいと思います。


カメラの電池・バッテリー

 寒さのために、ビデオカメラのバッテリーの消耗も通常時より早いと聞いてはいたのですが、私の場合、その違いがあまり分かりませんでした。
 少なくとも、ホッカロンでバッテリーを暖めなければならないほどの異常な消耗の早さは感じませんでした。

 いずれにしろ、上陸していられる時間は2時間ほど。
 その間ずーーっと撮り続けているわけではありませんので、デジタルビデオカメラ(SONYのPC-1)の予備バッテリーは1つで充分でした。

 予備バッテリーは、PC-1用バッテリーの中でも一番大きいサイズを持ってったのですが、これが本体に装着したままポケットに入れられない!と、非常に不便。
 ディスコ号に戻った後、そのまま船内撮影にも使えていたことを考えると、上陸用予備としては中間サイズを1つ、その間に船の客室で普通サイズを1つ充電させておけば良かったかな?と思います。

 デジタルスチールカメラ(OLYMPUSのC-1400XL)は、専用の、再充電可能な電池を利用したのですが、一日のうちに予備を必要とすることは全くありませんでした。
 念のため、一日交代で電池を取り替え、余ってる方は常に客室で充電させておいたのですが、本当に余裕綽々。
 果たして予備電池は必要だったのかしらん?
 C-1400L時代の、普通の単三電池の消耗の激しさを考えると、嘘のよう・・・。


旅先通信用道具&通信事情

 ブエノスアイレスで泊ったホテルはアメリカと同じ電話設置状況で、回線確保用の小道具は一切必要ありませんでした。
 ただし回線の品質は非常に悪く、ネゴシエーション後の接続が非常に困難。
 夜は全く駄目で、朝になってようやく繋がったという状況でした。
 ホテルの部屋からの通信に拘る必要がなく、時間的な余裕があるならば、街中のインターネットカフェを利用したほうが良いと思います。

 船からの通信は、パソコンのキーボードの調子が悪いこと、もとい大揺れのために両手を使って文字を打つのが危険だったこと、通信士さんにFAX&肉声以外の通信を断られてしまったことが重なり、不可能でした。
 インマルサットBシステムが導入されていて、船の連絡業務のためにはE-MAILが使われていた様子なだけに残念です。

 ウシュアイアには泊る予定がなかったことと、団体で移動中の公衆電話からの通信は諦めていたのですが、インターネットカフェが数箇所あり、下船後の通信は、ツアーのお昼御飯を断り、その時間を利用してインターネットカフェからメールの送信&ホームページの更新を済ませました。

 しかしインターネットカフェのパソコンって、キーボードがスペイン語仕様なため、使いにくい〜!

 3日間滞在したニューヨークのホテルは、あまりにアッサリ繋がるところがアメリカ!(笑)でした。


船内の電源

 大抵の場合、旅行前に旅行社から教えてもらえるのは電圧&コンセント形状程度の情報。
 その数までは乗ってみないと分かりません。

 どこの国籍か、どのくらいの規模の船か、そしてどのくらいの客室クラスかで事情が異なると思うのですが、デンマーク船ディスコ号の場合は恵まれているらしく、2人用客室に3ヵ所のコンセントがありました。
 今回の場合、同室のWALLABYさんは電源を必要とする物を一つもお持ちにならなかったので、ありがたく全てのコンセントを私一人で使わせていただける状況でした。

 でも、次に行く時も同室者の方がそうだとは限らないので、“コンセントは一つ使えればラッキー!”と考えて用意した方がいいかも・・・。
 変圧器一つに対して、最低でも自分が必要とする数だけのコンセント口のある延長コード、可能ならばその数に余裕がある延長コードが、必要だと思いました。
 そのためにも、変圧器の容量はケチらないで用意するべきかも・・・。

 今回は、こんな感じ<壁際コンセント口→変換プラグ→変圧器→3つ口延長コード→各電子機器:ノートパソコン・デジタルスチールカメラ・デジタルビデオカメラ>で使ってましたけど、もし大元のコンセントが1つしか使えない状態でヘアドライヤーを必要とする髪型だったら、泣けてたかも(笑)。


衣料品関係(主に生活用)

 “衣料品は多めに”と、旅行社からのアドバイスがあったのですが、セーターやババシャツ、ズボン、タイツに関しては、持っていった1/3くらいしか使いませんでした。
 寒さを感じるのは、動いている船のデッキ上や、片道約5分間のゾディアック乗船中など、自分自身はあまり動けず風を受けてしまう場合。
 上陸後は自分自身があっちゃこっちゃと動いている上、気分的にもコーフンしているので、ほとんど寒さを感じませんでした。
 (つまりは防寒&防水仕様のジャケットとズボンさえしっかりしてれば、ほんと、旅行前の説明会で言われた通りで、インナー衣料品は深刻に考えなくても良かったんです)

 船内生活ではでクリーニングも頼めるのですが、ドレーク海峡通過中はどうも洗濯機がマトモに機能してなかったようです。
 客室付きのバスルームの洗面は真水なので、ここで小物を洗うことが出来ます。
 ただし、今回のような特殊な大揺れの場合は、洗濯作業自体が、かなりの困難を伴う作業でした。
 (そういう意味では、ほんとの下着は毎日使い捨て感覚で用意するべきだったかも)

 逆に枚数の必要を感じたのは、Tシャツです。
 ブエノスアイレスはまさしく真夏で、汗をいっぱいかきました。
 けれどホテル到着後、洗っても乾燥させるだけの時間的余裕はありませんでしたので、湿ったままビニール袋に入れ、ウシュアイアへ移動。
 乗船後に出して客室のどこかに干そうか?・・・ということになったのですが、客室では小物以外の衣料品を干す空間がなく、結局“乾かしてもらう”ためにクリーニングを頼むことになりました。
 (スイートルームのような広いお部屋なら話は別だと思いますが・・・)

 つるつるな壁でも大丈夫なように、吸盤付き物干し縄を用意していたのですが、それらをセッティングする前に大揺れドレーク海峡に突入してしまったため、バスルームでの物干しは、ほぼ不可能になってしまいました。
 私の場合は下段ベッドでしたので、上段ベッドの裏側のワイヤー部分に洗濯ピッチを取り付けたり、物干し縄を引っかけたりして、小物を干し干ししてました。
 上段ベッドの人は、そういったとっかかりの部分がなかったみたいです。
 (WALLABYさんは上段ベッドだったのですが、下着セットを日数分お持ちになっていたので、そも洗濯の必要がなかったようです)

 以上をまとめると、次に行く時の用意は、
 汗でずぐずぐになる衣料品は枚数多めに、そうでないものは少なめに、ほんとの下着は日数分を考えたいと思います。


衣料品(主にデッキ上&上陸用)

 釣り具屋さんで買った手袋の掌側が滑り止め加工されていたため、軍手は全く使いませんでした。
 この手袋、3本の指の部分が、細かい作業時には第二関節部分から手の甲側に外せる仕組みのもの。
 そのため完全防水にはならず、ゾディアック乗船には不向き。
 2回目のゾディアック乗船には単純な防水手袋を使っていたのですが、こちらは掌に滑り止めがなく、やっぱり不満あり。

 全ての指が第二関節までのインナー手袋は活躍しました。
 上陸後は、ごわごわごつごつした防水手袋を脱ぎ、インナー手袋だけになる方がカメラも扱いやすかったです。
 (船のデッキ上では、風のために露出している指がかなり寒かったけど、カメラ操作をとるか我慢をとるかとなると、カメラ操作の方を優先してしまったのでした)

 だから次に行く時の用意は、
 掌に滑り止めの付いた完全防水手袋・第二関節までのインナー手袋・3本指が外せる防寒手袋を考えたいと思います。

 首から上は、帽子もマフラーも持っていかなかったのですが、イヤーマフ&ジャケットに付いてたフードの組み合わせで事足りてしまいました。
 たかが5分、されど5分の、風吹きすさび波かぶるゾディアック乗船。
 耳や頭、首を露出させている人は結構辛いシーンも多かったようです。

 私の場合は、あのジャケットが思ったよりも南極向き(笑)のものだったんでしょうね。
 襟も高く、マフラーの必要なし。
 フードも紐で顔に沿わせられるほど締められるので、風を受けても後ろに外れちゃうことがありませんでした。
 上陸中はフードを後ろに外して、せいぜいイヤーマフだけでいることが多かったです。
 (自然の生み出す音を聴いていたいために、イヤーマフさえ外してしまうこと、多々あったなぁ・・・)

 長靴は、底に防寒シート(ふわふわしたやつ)を敷いただけ。
 靴下は薄手のと厚手のの2枚履きをしていたので、靴底に敷くホッカロンは全く不要でした。

 サングラスは全く使いませんでした。
 悪天候のため、全体にいつも曇っていて、眩しくはありませんでした。
 (そういう意味では、サングラスの色を通して風景を見なければならないような状況が避けられ、嬉しかったですね)
 ただゾディアック乗船中、風が強かったからでしょうか?「目が痛い」という方はいらして、そんな方は曇りでもサングラスが重宝していたようです。
 (近眼の私は、コンタクトレンズを装着していたから感じなかったのかしらん?)

 ホッカロンは、あれだけ重い思いをし、スーツケースの空間をさいて持っていったのに、一つも使いませんでした。
 自分の体を温める必要も、デジタルビデオカメラのバッテリーを暖める必要もありませんでした。




 旅行移動中や船の中ではウォーキングシューズ一つで充分でした。

 ゴム長靴は、やはり膝丈までの長さじゃないと、その着用が無意味になってしまうほどの水の深さの所でゾディアックから降りなければならないことが多々ありました。

 デセプション島での波打ち際温泉浴用にと持って行ったビーチサンダルは、つっかけ型なので、船内客室でも重宝してました。
 逆に、客室用に持っていったつっかけは、踵の高さが3センチくらいあったため、揺れに対処できるか不安。
 結局履かずじまいに終わりました。


袋物

 袋物は、同室のWALLABYさんに呆れられるほど沢山の種類を持っていったのですが、(^^ゞこれはその時の状態なりに使うことが出来たので、重宝しました。

 密閉できるフリーザーパック(ビニール袋)の大中小は、なんやかやと必須アイテムでした。
 あまりビニール袋をお持ちでなかった御様子のWALLABYさんは、洗濯リクエスト用の客室備え付けビニール袋や、船内あちこちにある吐き袋!を上手に御利用になられていたみたい。
 (と、ここでまた暴露話をゴメンネ〜>WALLABYさん)
 なるほど、あの日増しに減っていった吐き袋、本来の目的のためだけではなく利用されていたのかもしれませんネ。


船酔いのこと、薬のこと

 ドレーク海峡通過時は、通常の天候でも90%の人が船酔いになると言われています。
 今回の旅行、ドレーク海峡突入後の翌朝の食事出席人数は80名中18名だったそうです。

 この人数は、ドレーク海峡を抜けるまでの間、そうたいして変化がなく、20名前後の人達が船内を元気にさ迷ってました(笑)。

 私の場合は、パソコン通信でも旅行経験者のお話を伺っていたため、ブエノスアイレスの夜から酔い止めを服用していました。
 酔い始めてから飲んだのでは少し遅い、とも聞いていたからです。
 (薬の処方に従わず、倍の量・倍の回数を服用してました)
 その効果があったのか?普段は横浜−新橋までの水上バスでさえ酔ってしまう私が、全く船酔いせず。

 もっとも、他の人が酔い始めた頃、私は荷物の整理やスーツケース滑り止め作成にカッカしていて、それどころではなかった!という説もあります。

 また、今回のドレーク海峡は、旅行説明会で聞いていた“嫌な揺れ方をする”というより、“ともかく激しく揺れる”ので、胃の中身だけが、どうんどうんと揺れるのではなく、体ごと滑っていくぅ〜!吹っ飛んでっちゃう〜!という感じ。
 船酔いの心配よりも、転倒による怪我の心配の方が大きかったです。

 帰りのドレーク海峡では、行きでは全くお見かけしなかった方達が大勢客室から出ていらっしゃいました。
 その中の方には、「酔い止めを飲まなくても船酔いしなかったけど、怪我が心配で客室から出られなかった」という方が複数名いらっしゃったのに驚き!
 あまりに激しい揺れの場合、逆に船酔いの確率は低くなるのかもしれませんね。

 結果として、私は8泊9日のクルーズ中、3箱分近くのトラベルミンを服用しました。

 日本では風邪が流行っていたため、参加者のどなたかから風邪をもらって南極本番で寝込むことのないようにと、念のため m(_ _)m に、船に乗り込むまでは風邪薬(風邪の初期用、葛根湯)を服用していました。
 が、これについての効果は不明。
 風邪らしい兆候は、旅行中を通して全くありませんでした。

 思ったより使ってしまったのがバンドエイド。
 長時間に渡る移動のために、いつしか指先はボロボロに。
 甘皮部分が擦り切れちゃって痛かったので、指先はバンドエイドで保護していることが多かったです。
 あと、大揺れに耐え切れず、ベッドの梯子の下にぶつかった時に擦り傷を作ったので、やはりバンドエイドのお世話になりました。

 船にはローリーさんという女医さんがいらして、船酔いの酷い人は、即効性のある酔い止めを注射器で打たれたようです。
 これがどこまで真実かは人伝ですので分かりませんが、“服の上からブッ刺された!”、“注射器の中には気泡が入ったままだった!”という噂が流れ、いささかゾォ〜っとしてしまいました。(~_~;)


旅行生活用品

 今回の旅行では、改めて「しまったっ!用意し忘れた!」という物はなかったのですが、乗船後に初めて気づいた必要品というのがありました。
 それは小型(500ml入り程度)のペットボトル

 客室付き洗面所の水も飲めるのですが、今回は揺れに揺れたため、洗面所の棚に置いてあった使い捨てビニールコップは床の上、しかも便器の裏辺りで転がっていました・・・。
 洗えば済むことなのかもしれませんが、食器用洗剤が備え付けてあるわけでもなく、また、必要を感じる度に洗って使うなんて面倒だったんです。
 いちいち24時間給湯サービスのあるメインデッキに行くのも面倒だし、食堂が開き缶飲料をリクエストできるようになるまでは、非常に不便な思いをしてしまいました。

 ウシュアイアに到着してから買い出しをするだけの時間的余裕があったなら、ペットボトルを買うことも思い付いたのかなぁ・・・?

 大揺れだったから余計に不便を感じたのかもしれませんが、マグカップや空缶などの口が開きっぱなしのものは、こぼさないようにと扱いにも気を使うしで、ああ!ペットボトルの偉大さを痛感!


お小遣い

 アルゼンチンはペソとアメリカドルの両方が流通していて、1ペソ=1ドルでした。
 ブエノスアイレスの街中やウシュアイアの商店街では、そのままアメリカドルが使えました。
 (ただし中心地を離れてしまうと、アメリカドルは使えなかったそうです)

 出来る限り少額紙幣を利用しないと、時々ペソでおつりが返ってきました。
 トラベラーズチェックは街中と言えども、使える場所は免税店など限られていたようです。

 船の支払いは、アメリカドルの現金か、アメリカドルのトラベラーズチェックが使えました。
 でも、大荒れ予想のドレーク海峡をまた通過するため、清算は当初の予定より早くに行われ、その後のバーや食事での飲み物代は、アメリカドルの現金のみの受け付けとなりました。

 私の場合はお小遣いの全てをアメリカドルの現金で用意していたこと、たまさかですが、中心地からは離れなかったことが、不便を感じずに済んだ理由のようです。

 日本の銀行でドルを買う時、「少額紙幣にしてね」とお願いしたのに混ざってきた高額紙幣は、船での清算と、後のニューヨークで少ぉしリッチなお食事をした時&市内一日観光の清算に利用したのみ。

 以上をまとめると、次に行く時の用意は、
 アメリカドルの現金(出来る限り少額紙幣)。郊外に出る予定があるならペソの現金を用意・・・を考えたいと思います。



 ・・・とまぁ、こんなところでしょうか・・・・。
 また何か思い付くことがあったら、それはその時にでも追加してゆきますね。