昭和の大作家、太宰治の追憶を求めて津軽に旅することになった。太宰の作品の中で「津軽」だけは異彩を放っている。逃れ去った故郷の津軽を訪ね、数々の思い出の人々との再会が懐かしく回想され、読者を思わず心の旅に引き込んでしまう魅力が隠されている。
苦しいから旅に出る……、4年後に命を絶ってしまわなければならなかった太宰が、生まれ故郷をもう一度その目に焼きつけておくために、旅をしなければならなかった宿命がここに隠されているような気がする。
(1994年6月)
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富嶽百景の世界へ
御坂峠から見た富士山
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上野から夜汽車で
十和田湖と碇ヶ関温泉
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最後の小坂鉄道へ
時間の合間にふと訪ね
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「古雅な街」弘前
太宰ゆかりの弘前城へ
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津軽鉄道に乗って
ローカル私鉄で金木町
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太宰の家に泊まる
斜陽館に泊まって思う…
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小泊村での偶然
物語クライマックスの地
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絶景の岬へ行く
小泊町の岬、権現崎へ
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幻の国道を通って
竜泊ラインで竜飛岬行
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太宰が見た竜飛崎
本州の袋小路に着く
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太宰が見た風の町
蟹田で海峡の風を浴びて
■執筆後記・解説
(2002/8/11)
津軽鉄道や金木、津軽の観光地化に太宰も苦笑?
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