Message メッセージ




  礼拝メッセージ 2024年5月5日/小坂叡華主任牧師

「神のタイミング」

神様はいつも完璧なタイミングで私たちの人生を導かれます。この神のタイミングに従って歩んでいくために、必要なみことばを学びます。

1)私の人生の責任者は神である…「主は、昼は、途上の彼らを導くため、雲の柱の中に、夜は、彼らを照らすため、火の柱の中にいて、彼らの前を進まれた。彼らが昼も夜も進んで行くためであった。昼はこの雲の柱、夜はこの火の柱が民の前から離れなかった」(出エジプト13:21~22)イスラエル民族のカナンへ向かう旅路は先の分からない荒野でした。しかし、神ご自身が昼は雲の柱、夜は火の柱で民の先頭を導かれたのです。雲の柱・火の柱はいつ動き出すか分かりませんでした。何ヵ月も留まる時もあり、毎日のように移動する事もありました。っしかし神は荒野での数十万人の移動を彼ら離れずに責任を持って導いてくださったのです。

2)主に尋ねて確信を得て…「あなたの足の道筋に心を配り、あなたのすべての道を堅く定めよ。右にも左にもそれてはならない。あなたの足を悪から遠ざけよ。」(箴言4:26-27)主が語られることを先延ばしにしてはなりません。主の御思いを確信したなら、しっかりと道を定め、途中で道を逸れてはならないのです。

3)焦ったりせず平安な心で…「機会を十分に生かして用いなさい。悪い時代だからです。愚かにならないで、主のみこころは何であるかを、よく悟りなさい」(エペソ5:16-17)神のタイミングに遅れるのではないかと焦ったり、プレッシャーを感じたりすることなく、平安のうちに進むことを学ばなければなりません。神の御心を悟るのは祈りしかありません。しかし自分の思いに神を引き寄せるような祈りではなく素直に神に尋ねる祈りが必要なのです。神の時を待たずにイライラと焦って自分の考えで進むことがないようにしましょう。

4)自分の計画を優先しない…自分の計画通りにならなくても、神様の導きが最善であることを聖書は教えます。使徒パウロはチームと共にアジアへみことばを伝えようと計画をしていました。しかしなんと神は「アジアでみことばを語ることを聖霊によって禁じられた」(使徒16:6)そこで次にビテニヤに行こうとすると再び「イエスの御霊がそれをお許しにならなかった」のです。しかし神はパウロに幻を与えられました。「ある夜、パウロは幻を見た。ひとりのマケドニヤ人が彼の前に立って、「マケドニヤに渡って来て、私たちを助けてください」と懇願するのであった。パウロがこの幻を見たとき、私たちはただちにマケドニヤへ出かけることにした。神が私たちを招いて、彼らに福音を宣べさせるのだ、と確信したからである。」(16:9-10)このような神のタイミングにパウロは平安のうちに従うことが出来たのです。神の福音はまずヨーロッパに伝えられ、それからアジアに向かう世界宣教の道備えとなったのです。これが神の宣教のご計画だったのです。

<神のなさること>
神の時<タイミング>を信頼して神の平安の内に進む、これが私たちの人生を祝福に導きます。「神のなさることは、すべて時にかなって美しい。神はまた、人の心に永遠への思いを与えられた。しかし、人は、神が行なわれるみわざを、初めから終わりまで見きわめることができない」(伝道者3:11)神のなさる事は完璧です。そして美しく麗しいのです。人は神の御業を見極めることが出来ませんが、神は私たちから離れずに「これが道だ、これに歩め」と導いてくださいます。ハレルヤ!


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