礼拝メッセージ 2024年3月3日/小坂叡華主任牧師
「罪の根源 / サタンの罠と嘘」
「主なる神は、土(アダマ)の塵で人(アダム)を形づくり、その鼻に命の息を吹き入れられた。 人はこうして生きる者となった」(創世記2:7<新共同訳>)神は天と地を創造された後に人を造られ、最初の人アダムをエデンの園に置かれました。 そして食べるのに良いすべての木を生えさせ、園の中央には「いのちの木」と「善悪の知識の木」を生えさせると、アダムに命じて仰せられました。「あなたは、園のどの木からでも思いのまま食べてよい。しかし、善悪の知識の木からは取って食べてはならない。それを取って食べるその時、あなたは必ず死ぬ」(2:16~17) 神が人に対する最初の命令でした。これをすり替えたのがサタンの嘘である。蛇(サタン)がエバに現れ「あなたがたは、園のどんな木からも食べてはならない、と神は、ほんとうに言われたのですか」(3:1)と罠をかけたのです。 エバはアダムから神の命令を聞いていましたが、蛇に「私たちは、園にある木の実を食べてよいのです。しかし、園の中央にある 木の実について、神は、『あなたがたは、それを食べてはならない。それに触れてもいけない。あなたがたが死ぬといけないからだ』と仰せになりました」(3:2~3) すると「蛇は女に言った。「あなたがたは決して死にません。 あなたがたがそれを食べるその時、あなたがたの目が開け、あなたがたが神のようになり、善悪を知るようになることを神は知っているのです」(3:4~5) 騙されたエバはアダムと「善悪の知識の木」から取って食べてしまったのです。神の命令に背くことによって、アダムは私たち人類を罪に陥れました。これが原罪です。人類最初の罪であり最も重大な罪はアダムの子孫である全人類が生まれながらに背負う罪になったのです。
<神のようになる> これがサタンの目的です。「善悪の知識の木」の実を食べると「神のようになれる」とエバを 欺きました。善悪を知る知識は神のみが持つ権威であり、神はこの木を通して被造物である人には限界があることを示されました。 人には神の前に越えてはならない一線があるのです。善悪を判断することは神がなさることです。この権威を認めず自らが善悪の判断を下すのは神のようになろうとすることであり人には許されていないのです。 これに反逆し神のことばをすり替えて全人類を罪に定めたサタンの罠だったのです。
<神との断絶> 必ず死ぬと言われたこの死は神との関係が断たれる=断絶を意味します。神は人が生きるた めにふさわしい最高の環境を備えてくださったのに、その中心である神との関係が断たれたためアダムとエバはそこから追放され、すべての祝福を失うことになりました。 神のことば を意図的に自分に都合よく判断し、自分の基準で、自分の好みや考えで勝手に解釈する時、神と共にあるいのちは断たれ、死がもたらされるのです。 黙示録には「私は、この書の預言 のことばを聞くすべての者にあかしする。もし、これにつけ加える者があれば、神はこの書に書いてある災害をその人に加えられる。また、この預言の書のことばを少しでも取り除く者があれば、神は、この書に書いてあるいのちの木と聖なる都から、その人の受ける分を取り除かれる」(22 :18~19)と警告しています。 しかし愛と憐れみに満ちた神はサタンに騙され罪を背負った人類のために、イエス様を遣わし罪を十字架に付けて救いの道を開いてくださいました。神は人を自由意思を持った存在、愛する対象として造られました。 人が与えられた 自由意思をもって神を愛し従い、心から神を信頼して生きることを願っておられるのです。 みことばに忠実に従っていきましょう。 (文責:叡華師)
「罪の根源 / サタンの罠と嘘」
「主なる神は、土(アダマ)の塵で人(アダム)を形づくり、その鼻に命の息を吹き入れられた。 人はこうして生きる者となった」(創世記2:7<新共同訳>)神は天と地を創造された後に人を造られ、最初の人アダムをエデンの園に置かれました。 そして食べるのに良いすべての木を生えさせ、園の中央には「いのちの木」と「善悪の知識の木」を生えさせると、アダムに命じて仰せられました。「あなたは、園のどの木からでも思いのまま食べてよい。しかし、善悪の知識の木からは取って食べてはならない。それを取って食べるその時、あなたは必ず死ぬ」(2:16~17) 神が人に対する最初の命令でした。これをすり替えたのがサタンの嘘である。蛇(サタン)がエバに現れ「あなたがたは、園のどんな木からも食べてはならない、と神は、ほんとうに言われたのですか」(3:1)と罠をかけたのです。 エバはアダムから神の命令を聞いていましたが、蛇に「私たちは、園にある木の実を食べてよいのです。しかし、園の中央にある 木の実について、神は、『あなたがたは、それを食べてはならない。それに触れてもいけない。あなたがたが死ぬといけないからだ』と仰せになりました」(3:2~3) すると「蛇は女に言った。「あなたがたは決して死にません。 あなたがたがそれを食べるその時、あなたがたの目が開け、あなたがたが神のようになり、善悪を知るようになることを神は知っているのです」(3:4~5) 騙されたエバはアダムと「善悪の知識の木」から取って食べてしまったのです。神の命令に背くことによって、アダムは私たち人類を罪に陥れました。これが原罪です。人類最初の罪であり最も重大な罪はアダムの子孫である全人類が生まれながらに背負う罪になったのです。
<神のようになる> これがサタンの目的です。「善悪の知識の木」の実を食べると「神のようになれる」とエバを 欺きました。善悪を知る知識は神のみが持つ権威であり、神はこの木を通して被造物である人には限界があることを示されました。 人には神の前に越えてはならない一線があるのです。善悪を判断することは神がなさることです。この権威を認めず自らが善悪の判断を下すのは神のようになろうとすることであり人には許されていないのです。 これに反逆し神のことばをすり替えて全人類を罪に定めたサタンの罠だったのです。
<神との断絶> 必ず死ぬと言われたこの死は神との関係が断たれる=断絶を意味します。神は人が生きるた めにふさわしい最高の環境を備えてくださったのに、その中心である神との関係が断たれたためアダムとエバはそこから追放され、すべての祝福を失うことになりました。 神のことば を意図的に自分に都合よく判断し、自分の基準で、自分の好みや考えで勝手に解釈する時、神と共にあるいのちは断たれ、死がもたらされるのです。 黙示録には「私は、この書の預言 のことばを聞くすべての者にあかしする。もし、これにつけ加える者があれば、神はこの書に書いてある災害をその人に加えられる。また、この預言の書のことばを少しでも取り除く者があれば、神は、この書に書いてあるいのちの木と聖なる都から、その人の受ける分を取り除かれる」(22 :18~19)と警告しています。 しかし愛と憐れみに満ちた神はサタンに騙され罪を背負った人類のために、イエス様を遣わし罪を十字架に付けて救いの道を開いてくださいました。神は人を自由意思を持った存在、愛する対象として造られました。 人が与えられた 自由意思をもって神を愛し従い、心から神を信頼して生きることを願っておられるのです。 みことばに忠実に従っていきましょう。 (文責:叡華師)