ロイ・ブキャナン/ロイ・ブキャナン
1972年発売
 

スウィート・ドリーム、逃亡者、ケイジュン、ジョンズ・ブルース、幽霊屋敷、ピートズ・ブルー、メシアが再び、ヘイ・グッド・ルッキン

プロデューサー                 :ピーター・K・シーゲル
リードギター                  :ロイ・ブキャナン
ドラムス                    :ネッド・デービス
オルガン、ピアノ                :ディック・ヘインズ
リズムギター                  :テディ・アイン
ボーカル                    :チャック・ティレイ
ベースギター                  :ピート・バン・アレン

ロイ・ブキャナンはロックギタリストの中でもプロに愛され、エリック・クラプトンやジェフ・ベックらに尊敬されていたギタリストです。
テレキャスターを愛用し、バイオリン奏法や高音弦のピッキングなど、彼にしか出せない特徴のあるテレキャスターサウンドを聞かせてくれます。
このアルバムは、長年ずっと音楽活動しながらレコードデビューをしていなかったキダリストとしてはあまりに遅すぎるデビューとなりました。ロイ・ブキャナンのサウンドルーツはカントリーとブルースで、アルバムの中のどの曲も彼の人柄が伝わってくるような暖かみのあるような音です。
お薦めはなんといっても「TheMessiahWillComeAgain/メシアが再び」です。この1曲だけでもこのアルバムを買う価値はあります。また、ライヴ盤として「Livestock 」や「 Live In Japan」などもお薦めです。
このように素晴らしいギタリストだったのですのが、泥酔して収容された刑務所での自殺という、信じられないあまりに哀しい結末での他界となりました。