モントローズ/モントローズ
1973年発売
 

曲目
ロック・ザ・ネイション、バッド・モーター・スクーター、スペイス・ステイション#5、アイ・ドント・ウォント・イット、グッド・ロッキン・トゥ・ナイト、ロック・キャンディ、ワンシング・オン・マイ・マインド、メイク・イット・ラスト

プロデュース              :モントローズ、テッド・テンプルマン
ギター                 :ロニー・モントローズ
ボーカル                :サミー・ヘイガー
ベース                 :ビル・チャーチ
ドラムス                :デニー・カーマッシ

モントローズはロニー・モントローズをメインとしていたバンドで、ギブソン・レスポールを用いて、スピード感のある当時としてはかなり進んだハードロックを聴かせてくれるバンドでした。1973年時点で普通にこのサウンドを出していた というのが驚異的と思えます。そして後のアメリカンハードロックバンドのルーツとも言える存在であったことがわかるでしょう。というのは曲と曲の間のとりかたとか、楽曲の構成など現在のロックでも通用するくらいの新鮮さをもっています。
ボーカルは後にバン・ヘイレンに加入することになるサミー・ヘイガーで、この時点ですでに完成されたボーカルと評価できるレベルにあります。とにかく時代を先取りして発売されたこのアルバムは、もっと評価されてもいいと思えます。