いとしのレイラ/デレク・アンド・ザ・ドミノス
1970年発売
 

曲目
アイ・ルックド・アウェイ、ベル・ボトム・ブルース、キープ・オン・グロウイング、だれも知らない、アイ・アム・ユアーズ、エニーデイ、ハイウェイへの関門、テル・ザ・トゥルース、恋は悲しきもの、愛の経験、リトル・ウィング、イッツ・トゥー・レイト、いとしのレイラ、庭の木

エクゼクティブプロデューサー       :トム・ダウド
プロデュース               :ザ・ドミノス
ギター、リードボーカル          :エリック・クラプトン
オルガン、ピアノ、ボーカル、ギター    :ボビー・ホイットロック
ドラムス、パーカッション、ピアノ     :ジム・ゴードン
ベース、パーカッション          :カール・レイドル
ギター                  :デュアン・オールマン

クリーム解散後、エリック・クラプトンはスティーヴ・ウィンウッドとのブラインド・フェイスの結成、そのツアーでデラニー&ボニーに出会い、そして1970年に初のソロアルバムリリースを行います。アメリカ南部の音楽に惹かれたクラプトンは、デレク&ザ・ドミノスを結成します。
ボーカルに目覚めたクラプトン。このアルバムは彼の活動の中期黄金時代と言えるでしょう。
特にデュアン・オールマンが参加したスライドギターが聴かれるブルースナンバーは素晴らしく、さらに後に当時のジョージ・ハリスンの妻(パティ・ボイド)に捧げられたと言わしめた(レイラ)が収録され、この曲は彼のライブの最後を飾るナンバーとなっています。
全曲ともゆったりとした聴きやすい曲ばかりで、演奏とともにロック史に残るマスターピースと言えます。