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光なき世界 |
1970年12月発売
曲目
光なき世界、レディ・ウィスキー、あやまち、悲しみの女王、ハンディ、フェニックス
プロデュース :デレク・ロウレンス
リードギター、ボーカル :アンディ・パウエル
リードギター、ボーカル :テッド・ターナー
ベースギター、ボーカル :マーティン・ターナー
ドラムス、パーカッション :スティーブ・アプトン |
このアルバムはウィッシュボーン・アッシュのファーストアルバムです。
デビューアルバムでは、ひとことでいうとプログレッシヴ的な要素を匂わせたつくりとなっています。
ウィッシュボーンの魅力はギターアンサンブルにつきますが、曲そのものはフォークロック的なつくりも加味されていて誰でも嫌味なくきくことができるのも人気の理由で、ボーカルコーラスが爽やかで新鮮です。
「ハンディ」はベースラインから始まる構成が素晴らしく、そしてノスタルジックな甘いギタートーンが心地よく耳に響きます。
「フェニックス」は代表的ナンバーともいえ、長いインプロビゼイションを展開し、素晴らしいギターソロが楽しめます。 |
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巡礼の旅 |
1971年9月発売
曲目
よみの国へ、巡礼、ジェイル・ベイト、唯一人、子守歌、告別、明日はいずこへ
プロデュース :デレク・ロウレンス
リードギター、ボーカル :アンディ・パウエル
リードギター、ボーカル :テッド・ターナー
ベースギター、ボーカル :マーティン・ターナー
ドラムス :スティーブ・アプトン |
インプロビゼイションとよりプログレッシヴ志向を強めた曲が多く、初期のアルバムとしては味わい深い曲が多く含まれています。
「巡礼」はうねりのある技巧的な曲で、後期のジェフ・ベックや初期のイエスにも近いプロフェッショナル志向のサウンドです。
「ジェイル・ベイト」はシングルカット向きのロックン・ロール・ブキ、4曲目はジャムセッション風のツインギターが哀愁を誘い、5曲目「子守歌」でリリカルなギターの生の音を生かした小品と続きます。
「告別」で叙情性の階調豊かなギターサウンドが全開となり、アッシュの魅力が爆発しています。
「明日はいずこへ」は1971年5月ロンドンでのライヴ演奏を収録しています。演奏はスリリングで、ギタートーンが綺麗です。初期の彼らがデビュー前に英国のクラブなどアンダーグラウンドシーンでライヴをこなしながら成長してきたのがうなずけます。 |
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百眼の巨人アーガス |
1972年5月発売
曲目
時は昔、いつか世界は、ブローイン・フリー、キング・ウィルカム、木の葉と小川、戦士、剣を棄てろ
プロデュース :デレク・ロウレンス
リードギター、ボーカル :アンディ・パウエル
リードギター、ボーカル :テッド・ターナー
リードボーカル、ベースギター :マーティン・ターナー
ドラムス、パーカッション :スティーブ・アプトン |
この「ARGUS」は彼らの代表作となったもので、柔らかいトーンに美しいリフとツインギターのアンサンブルが絶妙のコンビネーションを聴かせてくれます。初期のジャズ、フォーク風アレンジから洗練されたリフを加味して、しっとりした英国の香り漂うサウンドを醸し出しています。
わたし自身彼らのアルバムではこのアルバムが最初に手にしたものです。最初の印象では、線の細い頼りない音だと思いながらも、よく聴いたのは「ブローイン・フリー」、「キング・ウィル・カム」が好きでした。その後、ウィッシュボーンのアルバムを聴き込むうちにこのアルバムでは「剣を棄てろ」が一番好きな曲となりました。ユニゾンで奏でるリフレインの折り重なりが絶妙で、叙情性に富んだ傑作だと思います。 |
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ウィッシュボーン・フォー |
1973年発売
曲目
ソー・メニー・シングス・トゥ・セイ、ビーコンのバラッド、ノー・イージー・ロード、エブリバディ・ニーズ・ア・フレンド、ドクター、ソレル、シング・アウト・ザ・ソング、ロックン・ロール・ウィドウ
プロデュース :ウィッシュボーン・アッシュ
ギター、ボーカル :アンディ・パウエル
ギター、ボーカル :テッド・ターナー
リードボーカル、ベースギター :マーティン・ターナー
ドラムス、パーカッション :スティーブ・アプトン |
ASHの持ち味はツインリードギターですが、それ以外にもメロディックなベースラインと爽やかなコーラス、アコースティックセンスも抜群で、さらにメンバーもなかなかの甘いマスクなので当時はギターファンはもちろん女性ファンも多いバンドでした。
このアルバムはASHが初めて自分たちでプロデュースを手がけたアルバムです。
ギター音色は乾いたサウンドでカントリー調の味付けも加味され、前作のような叙情性は幾分後退し、落ち着いたサウンドに仕上がっています。
ASHはアルバムの最後にいい曲をもってくる傾向があります。ここでも「ロックン・ロール・ウィドウ」が聞きものです。 |
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ライヴ・デイト |
DISC1
キング・ウィル・カム、戦士、剣を捨てろ、ロックン・ロール・ウィドウ、ビーコンのバラッド、ベイビー・ホワット・ユー・ウォント・ミー・トゥー・ドゥー、フェニックス(CDボーナストラック)
DISC2
巡礼、ブローイン・フリー、ジェイル・ベイト、レディ・ウィスキー、フェニックス
ギター、ボーカル :アンディ・パウエル
ギター、ボーカル :テッド・ターナー
リードボーカル、ベースギター :マーティン・ターナー
ドラムス、パーカッション :スティーブ・アプトン |
前作フォーで開花したテッド・ターナーのスライドギターが数曲で聴かれます。
CDボーナストラックのDISC1の「フェニックス」は、1972年のプロモーション用EPの「Live From Memphis」からのライヴテイクとなっています。これがほかのナンバーより断然に音が良く聞こえます。
「ジェイル・ベイト」なども「巡礼の旅」でのライヴナンバーと比べて、どうも今ひとつ精彩に欠けているような感じです。 |
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永遠の不安 |
1974年11月発売
曲目
シルバー・シューズ、ドント・カム・バック、永遠の女神、ホーム・タウン、レディ・ジェイ、F.U.B.B
プロデューサー :ビル・シムジク
ギター、マンドリン、ボーカル :アンディ・パウエル
ギター、バンジョー、スチールギター、ボーカル :ローリー・ワイズフィールド
リードボーカル、ベースギター :マーティン・ターナー
ドラムス、パーカッション :スティーブ・アプトン |
このアルバムではリズムセクションが強調されて、ポップ調のつくり
になっています。
「永遠の不安」からはテッド・ターナーからローリー・ワイズフィールドに代わっています。ローリーのギターはカントリー的なコードが交じり、バンジョーを効果的に使用しています。
アルバムは、「アーガス」を凌ぐほどの全曲完成度100%の出来です。
彼らは、ハードなギタープレイはありませんが、アコースティックで流れるようなフレー ジングを多用した端正な音楽を得意とし、ドラマチックで アコースティックな爽やかな曲を提供してくれます。
推薦曲は6曲目のF.U.B.Bです。ノンボーカルですが、ツインリードギターの絶妙な掛け合いとリズムセクション
では粘るようなベース音が、実にドラマティックで最高です。 |
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限りなき束縛 |
1976年発売
曲目
レスト・イン・ピース、ノー・ウォーター・イン・ザ・ウェル、ムーンシャイン、シー・ワズ・マイ・ベスト・フレンド、イット・スターテッド・イン・ヘヴン、ハーフ・パシィ・ラヴン、トルースト・イン・ユー、セイ・グッドバイ
プロデューサー :トム・ダウド
ギター、ボーカル :アンディ・パウエル
ギター、ボーカル :ローリー・ワイズフィールド
ボーカル、ベースギター :マーティン・ターナー
ドラムス、パーカッション :スティーブ・アプトン |
今のところ、自分にとってはフォーに負けず劣らず、あまり聴く回数の少ないアルバムです。
トムダウドのプロデュースの影響度かどうかわかりませんが、ドライなサウンド志向になっています。
曲は悪くないのですが、前作と比べると音に力強さが足りないのは明白です。
とはいえ、「It Started In Heaven」などは、ローリーの特徴のあるボーカルがなんとも好きです。「Trust In You」もローリーが歌っていて、ハイキーな声が新鮮です。 |
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ニュー・イングランド |
1976年発売
曲目
マザー・オブ・パール、ユー・レスキュー・ミー、ランナウェイ、ローレライ、アウトワード・バウンド、プレリュード、ホエン・ユー・ノウ・ラヴ、ロンリー・アイランド、キャンドルライト
プロデューサー :ロン・アルバート、ハワード・アルバート
ギター、ボーカル :アンディ・パウエル
ギター、ボーカル :ローリー・ワイズフィールド
ボーカル、ベースギター :マーティン・ターナー
ドラムス、パーカッション :スティーブ・アプトン |
1曲目「マザー・オブ・パール」からキレのあるサウンドが展開し、元気全開のサウンドです。
前作よりもより音の密度が濃いものになっていて、80年代風のカラッとしたサウンドに仕上がっています。
本来のアッシュの格調高い中にもウェット感を沸きたてさせる味わいの曲は、「プレリュード」以降の曲にじわじわと出てきます。
「ロンリー・アイランド」はアーガス時代を感じさせる名曲です。 |
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フロント・ページ・ニュース |
1977年発売
曲目
フロント・ページ・ニュース、ミッドナイト・ダンサー、グッバイ・ベイビー・ハロー・フレンド、サーフィス・トゥ・エアー、714、カム・イン・フロム・ザ・レイン、ライト・オア・ロング、ハート・ビート、愛の日々、ダイアモンド・ジャック
プロデューサー :ロン・アルバート、ハワード・アルバート
ギター、ボーカル :アンディ・パウエル
ギター、ボーカル :ローリー・ワイズフィールド
ボーカル、ベースギター :マーティン・ターナー
ドラムス、パーカッション :スティーブ・アプトン |
アルバムタイトルとなっている「フロント・ページ・ニュース」といいボーカルに比重を置いた作風となっています。
見開きのCD紙ジャケットを見ると、クラプトンの461オーシャンブールバードとよく似たデザインの写真が現れてきます。このアルバムもマイアミで録音されています。
ただ、アッシュが作るとアメリカナイスドされた乾いたサウンド一辺倒では終わらず、英国調のメロディックなフレーズは顕在で、単なるボーカルアルバムでも、清涼感のあるメロディックな音に仕上がっています。
このアルバムでは「グッバイ・ベイビー・ハロー・フレンド」がちょっと哀愁があっていいです。 |
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因果律 |
1978年発売
曲目
怒りの炎、天使、大空の翼、恐喝、アンガー・イン・ハーモニー、子供のように、ザ・ウェイ・オブ・ザ・ワールド(パート1)、ザ・ウェイ・オブ・ザ・ワールド(パート2)
プロデューサー :デレク・ロウレンス
ギター、ボーカル :アンディ・パウエル
ギター、ボーカル :ローリー・ワイズフィールド
ボーカル、ベースギター :マーティン・ターナー
ドラムス、パーカッション :スティーブ・アプトン |
プロデュースを初期のアルバムを手がけたデレク・ロウレンスに委ねて、ブリティッシュサウンドをめざしています。
お薦めは「アンガー・イン・ハーモニー」です。アッシュはツインリードギターバンドです。今までありそうでなかなかなかったアンディとローリーのツインギターの掛け合いが久々に登場します。
この70年後半は、ロック不毛の時代ではなかったかと思います。いくつかのパワフルなロックもありましたが、多くはポップス化した軽いアメリカンロックとフュージョンの時代でした。そんな中で、次のステップへと目標を置き、あえて昔のスタイルの再演を避けたのも、生き残りの手段だったのかも知れません。ともあれ、アルバムを出しつづけた彼らは素晴らしいと思います。 |
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ジャスト・テスティング |
1980年発売
曲目
偽りの証明、ホーンティング・ミー、不眠症、ヘルプレス、ペイ・ザ・プライス、ニュー・ライジング・スター、変装の名人、ライフライン
プロデューサー :マーティン・ターナー
ジョン・シェリー
ウィッシュボーン・アッシュ
ギター、ボーカル :アンディ・パウエル
ギター、ボーカル :ローリー・ワイズフィールド
ボーカル、ベースギター :マーティン・ターナー
ドラムス、パーカッション :スティーブ・アプトン |
なんといっても「LivingProof」の「I Gotta
have proof・・」というリフレインに、ギターがからんでくるところが好きで、このサビの部分が何度聴いてもたまりません。
ウィッシュボーンアッシュというのはジャズ、ブルース、カントリー、トラッドフォークなどいくつもの音楽嗜好が感じられて不思議なバンドです。決してギタープレイオンリーのバンドではなく、ボーカルなどはフォーク調のナチュラル志向です。
このアルバムではクレア・ハミルというソングライターが参加していて、とくに「Master of Disguise」はクレア・ハミルのバッキングボーカルが爽やかでいいです。
マーティン・ターナーはこのあと1980年10月に脱退したものの1987年にテッド・ターナーと再びアッシュに戻っています。 |
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ストレンジ・アフェアー |
1991年5月発売
曲目
ストレンジ・アフェアー、ウイングス・オブ・ディシア、レネゲード、ドリーム・トレイン、サム・カンバセイション、セイ・ユー・ウィル、ローリン、ユー、ハード・タイムス、スタンディング・イン・ザ・レイン
プロデュース :マーティン・ターナー
ボーカル、ギター :アンディ・パウエル
ボーカル、ギター :テッド・ターナー
ボーカル、ベース、キーボード:マーティン・ターナー
ドラムス :レイ・ウエストン
ドラムス :ロビー・フランス |
このアルバムにはスティーブ・アプトンの名前はなく、言うなればパウエル以外のグループ結成時の初期メンバーとしてずっと残っていたアプトンの脱退が、ASHの終わりを暗示していたのかも知れません。もちろん、ASHは現在でも活動していますが、このアルバム以降の正式スタジオ盤は「イルミネーション」まで待つことになりました。
マシンリズム的な単調さがあるものの、全体的には弾けるようなリズムを強調していて、ポップ志向の曲で占められています。
最後のテッドターナー作の「スタンディング・イン・ザ。レイン」はなかなかよく、ようやくASHらしいギターソロも出てきます。 |
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イルミネーションズ |
1997年発売
曲目
マウンテンサイド、オン・ユア・オウン、トップ・オブ・ザ・ワールド、ノー・ジョーク、テイルズ・オブ・ザ・ワイズ、アナザー・タイム、ア・サウザンド・イヤーズ、ザ・リング、コンフォート・ゾーン、ミステリー・マン、ウエイト・アウト・ザ・ストーム、*ザ・クラック・オブ・ドーン
*ボーナストラック
プロデュース :アンディ・パウエル、ロジャー・フィルゲイト
ボーカル、ギター、マンドリン :アンディ・パウエル
ボーカル、ギター、キーボード :ロジャー・フィルゲイト
ドラムス :マイク・スタージス
リードボーカル、ベース :トニー・キシュマン |
このアルバムは久々のウィッシュボーンアッシュのスタジオ盤として1996年にリリースされました。国内盤は1997年です。
アッシュは1982年から1992年にかけてメンバーチェンジがかなり行われています。テッド・ターナーはこのアルバム作成を始めた段階で息子の死によってグループを去っています。そのためか2曲目「オン・ユア・オウン」はテッドの名前がクレジットとして載っています。
初期のようなインプロビゼイション的展開はみられませんが、曲そのものはかなり丁寧につくられていて佳曲が多く含まれています。
おなじみのメンバーはアンディ・パウエル一人だけですが、全体としてはウィッシュボーン・アッシュサウンドは継承されているように思います。
推薦曲は「アナザー・タイム」で、ウィッシュボーンアッシュらしい清涼感のある楽曲です。 |
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ライヴ−タイムライン |
1997年発売
曲目
ロスト・コウズ・イン・パラダイス、スタンディング・イン・ザ・レイン、ジス・ストレンジ・アフェアー、キング・ウィルカム、剣を捨てろ、イン・ザ・スキン(インストゥルメンタル)、ホワイ・ドント・ウイ、ウイングス・オブ・デザイアー、時は昔、ザ・リヴィング・プルーフ、ブローイン・フリー、よみの国へ、明日はいずこへ
ギター、ボーカル :アンディ・パウエル
ギター、ボーカル :テッド・ターナー
リードボーカル、ベースギター :マーティン・ターナー
ドラムス、パーカッション :スティーブ・アプトン |
91年5月の名古屋のボトムラインでのライヴと後半の2曲のみ、70年のBBCでのセッション(モノラル)が加えられています。
91年5月といえば、ストレンジ・アフェアーのリリースとほぼ同じくしてのライヴです。演奏曲は彼らの代表曲が聴けてまずまずの演奏で、音はかなりいいので楽しめます。
70年のライヴの方は、音はあまりよくありません。「明日はいずこへ」は「巡礼の旅」収録のものとは違っています。
ライナー(翻訳されたもの)はアンディです。彼曰く「イギリスで最も愛されている”知られざるバンド”の一つの音楽を楽しんでほしい」とあります。 |
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Discography |
*はライヴ盤、ベスト盤を除くスタジオ盤です。
「ILLUMINATIONS」以降はオフィシャルページにてご確認ください。 |
主な作品 |
メンバー構成 |
70年*「光りなき世界」
71年*「巡礼の旅」
72年*「百眼の巨人アーガス」
73年*「ウィッシュボーンフォー」
73年 「LIVE DATE」
74年*「永遠の不安」
76年*「限りなき束縛」
76年*「NEW ENGLAND」
77年*「FRONT PAGE NEWS」
78年*「NO SMOKE WITHOUT FIRE」
79年 「LIVE IN TOKYO」
80年*「JUST TESTING」
80年*「NUMBER THE BRAVE」
80年 「LIVE DATES VOLUME TWO」
81年 「HOT ASH」
82年*「TWIN BARRELLS BURNING」
85年*「RAW TO THE BONE」
87年*「NOUVEAU CALLS」
89年*「HERE TO HEAR」
91年*「STRANGE AFFAIR」
92年 「LIVE IN CHICAGO」
92年 「Classic Ash」
92年 「Time Was」
94年 「Blowin' Free」
95年 「Live in Geneva」
95年 「From The Archives」
96年*「ILLUMINATIONS」 |
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