フィルモア・イースト・ライヴ/オールマン・ブラザーズ・バンド
1971年発売
 

曲目
ステイツボロ・ブルース、誰かが悪かったのさ、ストーミー・マンディ、ユー・ドント・ラブ・ミー、アトランタの暑い日、エリザベスリードの追憶、ウィッピング・ポスト


プロデューサー              :トム・ダウド
ギター                  :デュアン・オールマン
ギター                  :ディッキー・ベッツ
ベースギター               :ベリー・オークリー
キーボード、ボーカル           :グレッグ・オールマン
ドラムス、パーカッション         :ブッチ・トラックス
ドラムス                 :ジェイ・ジョニー・ジョハンソン

アメリカンブルースロックの大御所オールマン・ブラザーズ・バンドの1971年の歴史的なライヴの名盤です。アルバムの解説によると「フィルモア最後の日」でトリを務め、午前2時頃登場し、朝の7時頃まで演奏し続けたとなっています。1曲目の「ステイツボロ・ブルース」のスライドギターのひとつひとつのフレーズはいまでも新鮮に耳に心地好く入ってきます。 デュアン・オールマンのギタープレイは彼独自のもので、高低のある切れ味のするどいフレーズで、まるでギターが歌っているように聞こえます。
オールマン・ブラザーズ・バンドもザザンロックの中のバンドとして紹介されますが、ボーカル以外はどちらかというとジャズとブルースの融合のような音楽スタイルです。基本的にはブルースが主体として自由なインタープレイを聴かせてくれます。
なお、デュアン・オールマンは71年に、そして72年にはベリー・オークリーも同じバイク事故で亡くなっています。