先日愛知県知事選挙がありました。
私自身はもちろん投票に行き、「周りにも選挙に行きましょう」と誘いをかけました。
でも今回の投票率は約38%程度。しかも名古屋市内はこれよりもさらに低い…。
なぜここまで低くなるのか…おそらく「選挙に行っても何も変わらない」とか、
「私一人行ったってどうなるの?」「誰がなっても同じ」「面倒!」という意見が大半なのでしょう。
でも、考えてほしいです。国民が政治に参加する権利を得るに至った歴史的背景を。
いったいどれだけの流血があったのか。どれだけの悔しい思いがあったのか。
彼らは今の自分たちの暮らしをもっと向上させ、
次の世代の者たちへ、苦労の少ない道を歩ませたい、という思いから立ち上がったのに、
その次の世代から何世代か経った現在の世代では、
そのようなことはお構いなしに、政治に参加する権利そのものを放棄しています。
また、さらにおかしなことは、今の政治に対して文句を言うことはするのに、
投票には行かない、という人が多いことです。
何も行動していない人にそのようなことを言う権利は全くないはずです。
なぜ選挙が必要なのか、今一度じっくりと考えてみてほしいものです。