似非MSXシステム2 〜 ハードウェア


似非MSXシステム2の主要スペック、およびハードウェア写真です。
写真をクリックすると、大きな画像が見れます。


似非MSXシステム2は、I/O基板と拡張基板から構成されています。
これらの基板は、スタック接続して使用する事が出来ます。
現状では、I/O基板のみを使用して開発しており、拡張基板は使用していません。

I/O基板(左)と、拡張基板(右)
(部品面)

I/O基板(左)と、拡張基板(右)
(半田面)

スタックコネクタ
(PC104用)

     
     

I/O基板のみの状態

拡張基板をスタック接続可能

I/O基板もスタック接続可能
(ほとんど冗談ですが)

 

I/O基板は、MSX本体として必要な周辺装置との接続インタフェースを持ちます。(マスターモード)
また、MSX実機の周辺装置として動作させる事も可能になっています。(スレーブモード)
I/O基板のPLD使用率は、現在(MSX1程度の機能)の所Spartan2E(30万ゲート)の50%程度です。

カートリッジが使用可能
(FM-PAC動作例)

大容量ディスク搭載
(MEGA-SCSI下位互換)

I/O基板は、MSX実機と接続可能
(スレーブ動作モード)

     
     

I/Oコネクタ その1
JoyA、JoyB、KeyBoard

I/Oコネクタ その2
RGB、S-VIDEO、C-VIDEO、Phone

I/Oコネクタ その3
MSX本体接続端子、ACアダプタ

 


I/O基板と拡張基板は共通設計となっています。PLD/ISP-ROM/SRAM/電源が共通部です。
I/O基板は共通部に加え、先に(「I/O基板の特徴」で)述べた周辺I/O機能を付加しています。

PLD XC2S300E-5PQ208C Xilinx社30万ゲート相当FPGA無料開発ツールで使える最大デバイス。
コンフィグROM XC18V02VQ44C PLD(30万ゲート)に合わせた、2Mbits容量のフラッシュROM。
SRAM HM628511 512kバイト(4Mbits)のSRAM。アクセス速度12ns。
PLD コア電源 1.8Vレギュレータ 5V→1.8Vのリニアレギュレータ。
PLD I/O電源 3.3Vレギュレータ 5V→3.3Vのリニアレギュレータ。
CPU Z80A(3.58MHz)搭載。マスターモード時有効になる。
MMCスロット Multi Media Card(MMC)仕様準拠。
SDメモリカード(MMC互換モード)も使用可能。(Sep.2003)
MSXスロット MSX仕様、2.54mmピッチカードエッジ50ピン(メス)。
MSX本体接続 拡張スロットケーブル(フロントライン製)でMSX本体と接続する。
ジョイスティック MSX仕様(ATARI準拠)ジョイスティック端子×2ポート。
キーボード PIONEER製MSX用キーボードと接続する。
PS/2規格のキーボードを接続する仕様に変更しました。(Jan.2004)
映像端子 コンポジットビデオ、Sビデオ、RGB(15ピン、3段タイプ)端子。
音声端子 ヘッドホン(3.5mmφ)ジャック。
ACアダプタ DC5V(定電圧)入力端子。MSX本体接続時は使用しない。

MSX本体接続ケーブルを接続しない場合、マスターモードとして動作しオンボードのCPUが有効になる。VDPのポートアドレスは、98-9Bhとなる。

MSX本体接続ケーブルを接続した場合、スレーブモードとして起動し、オンボードのCPUが無効になる。VDPのポートアドレスは、88-8Bhとなる。


試作品たち


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