似非MSXシステム2の主要スペック、およびハードウェア写真です。
写真をクリックすると、大きな画像が見れます。
似非MSXシステム2は、I/O基板と拡張基板から構成されています。
これらの基板は、スタック接続して使用する事が出来ます。
現状では、I/O基板のみを使用して開発しており、拡張基板は使用していません。
![]() |
![]() |
![]() |
I/O基板(左)と、拡張基板(右) |
I/O基板(左)と、拡張基板(右) |
スタックコネクタ |
![]() |
![]() |
![]() |
I/O基板のみの状態 |
拡張基板をスタック接続可能 |
I/O基板もスタック接続可能 |
I/O基板は、MSX本体として必要な周辺装置との接続インタフェースを持ちます。(マスターモード)
また、MSX実機の周辺装置として動作させる事も可能になっています。(スレーブモード)
I/O基板のPLD使用率は、現在(MSX1程度の機能)の所Spartan2E(30万ゲート)の50%程度です。
![]() |
![]() |
![]() |
カートリッジが使用可能 |
大容量ディスク搭載 |
I/O基板は、MSX実機と接続可能 |
![]() |
![]() |
![]() |
I/Oコネクタ その1 |
I/Oコネクタ その2 |
I/Oコネクタ その3 |
I/O基板と拡張基板は共通設計となっています。PLD/ISP-ROM/SRAM/電源が共通部です。
I/O基板は共通部に加え、先に(「I/O基板の特徴」で)述べた周辺I/O機能を付加しています。
- 基本スペック(I/O基板/拡張基板で共通)
PLD | XC2S300E-5PQ208C | Xilinx社の30万ゲート相当FPGA。無料開発ツールで使える最大デバイス。 |
コンフィグROM | XC18V02VQ44C | PLD(30万ゲート)に合わせた、2Mbits容量のフラッシュROM。 |
SRAM | HM628511 | 512kバイト(4Mbits)のSRAM。アクセス速度12ns。 |
PLD コア電源 | 1.8Vレギュレータ | 5V→1.8Vのリニアレギュレータ。 |
PLD I/O電源 | 3.3Vレギュレータ | 5V→3.3Vのリニアレギュレータ。 |
- I/O基板スペック(共通部に含まれないもの)
CPU | Z80A(3.58MHz)搭載。マスターモード時有効になる。 |
MMCスロット | Multi Media Card(MMC)仕様準拠。 SDメモリカード(MMC互換モード)も使用可能。(Sep.2003) |
MSXスロット | MSX仕様、2.54mmピッチカードエッジ50ピン(メス)。 |
MSX本体接続 | 拡張スロットケーブル(フロントライン製)でMSX本体と接続する。 |
ジョイスティック | MSX仕様(ATARI準拠)ジョイスティック端子×2ポート。 |
キーボード | PS/2規格のキーボードを接続する仕様に変更しました。(Jan.2004) |
映像端子 | コンポジットビデオ、Sビデオ、RGB(15ピン、3段タイプ)端子。 |
音声端子 | ヘッドホン(3.5mmφ)ジャック。 |
ACアダプタ | DC5V(定電圧)入力端子。MSX本体接続時は使用しない。 |
- マスターモードとスレーブモードに関して
MSX本体接続ケーブルを接続しない場合、マスターモードとして動作しオンボードのCPUが有効になる。VDPのポートアドレスは、98-9Bhとなる。
MSX本体接続ケーブルを接続した場合、スレーブモードとして起動し、オンボードのCPUが無効になる。VDPのポートアドレスは、88-8Bhとなる。
![]() |
試作品たち |
Copyright 2000-2005 ESE Artists' Factory all rights reserved.