2020
JANUARY | 「この世界の(さらにいくつもの)片隅に」(映画) |
監督・片渕須直。漫画が原作の長編アニメ。 |
「ブラック・ジャック創作秘話~手塚治虫の仕事場から~ 1~5巻」(コミックス) | 原作宮崎克、漫画吉本浩二。 漫画家手塚治虫の制作現場の舞台裏を描いた実録漫画。 面白かった。手塚先生の作品への情熱は頭が下がります。 週刊少年チャンピオンの壁村編集長のキャラが濃すぎ。 |
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「はやぶさ/HAYABUSA」(TV映画) |
日本の小惑星探査機「はやぶさ」のプロジェクトとそれに参加した人々を描く。 |
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「劇場版メイドインアビス 深き魂の黎明」(映画) | 原作:つくしあきひと、監督:小島正幸。漫画が原作の長編アニメ。 人間の「リコ」とロボットの「レグ」、人獣の「ナナチ」が秘境の大穴『アビス』を探検する話。 TVシリーズの続きの話なので、これまでの話を知ってるのが前提です。 R15ですがそれほど残酷な描写は無かった。相変わらず痛そうな描写が上手い。 |
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「ルーザーズ~日本初の週刊青年漫画誌の誕生~ 1~3巻」(コミックス) | 作:吉本浩二。 日本初の週刊青年マンガ誌「漫画アクション」を刊行した、初代編集長「清水文人」の話。 双葉社の編集者は秋田書店に比べてキャラが薄い・・・ 「モンキー・パンチ」は最初からコンビ名じゃなかったんだなぁ。 |
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FEBRUARY | 「映像研には手を出すな! 5巻」(コミックス) | 作・大童澄瞳。 女子高生3人がアニメ制作を目的に「映像研究部」を立ち上げる話。 アニ研の面々の顔ぶれがすごい。。 作務衣でソファーであぐらをかく部長はまんま鈴木敏夫氏で笑った。 |
「ぱらのま 3巻」(コミックス) | 作・kashmir。 大人のお姉さんが鉄道で一人旅をするだけの漫画。 寂れた温泉街に一人で行くメンタルがすごい。見習いたい。 |
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「見かけの二重星 完全版」(コミックス) |
作・つばな。 二人が交代で学校に行く部分は「みきおとミキオ」を思い出した。 |
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「翔んで埼玉」(TV映画) | 原作:魔夜峰央。 被差別の地位に甘んじていた埼玉県民と千葉県民が結託して東京都庁に殴り込む話。 面白い。セリフが聞き取り辛い役者さんがいたのが残念。 |
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「劇場版クラッシャージョウ」(映画) | 監督・安彦良和。小説が原作の長編SFアニメ。 宇宙の何でも屋「クラッシャー」のジョウ、タロス、リッキー、アルフィンの4人チームのが宇宙海賊と戦う話。 4DXで観てきました。座席揺れすぎで集中できなかった。震えるだけだと良かった。。。 数十年振りに観たので思い出補正もあって、めちゃくちゃ面白かった! サントラ欲しくなりました。 |
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MARCH | 「王様ランキング 1~9巻(116話)」(webコミックス) | 作・十日草輔。 耳が聞こえず言葉も話せないボッス王国の第一王子「ボッジ」の成長を描く。 面白かった。途中から展開のテrンポが遅くなるのはジャンプ漫画っぽい。 しかし回想シーンの多い漫画だな~時系列が混乱する・・・ |
「エマ 1~10巻」(コミックス) |
作・森薫。 老婦人の元で働くメイドの「エマ」を中心に、ヴィクトリア朝時代のイギリスを描く。 脇のキャラが立ち過ぎて、エマは主人公だけど一番目立たなかった。。 巻末のおまけマンガの方が面白かった。 |
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「ホクサイと飯さえあれば 9巻」(コミックス) | 作・鈴木小波。 借家の一軒家に一人暮らしの女子大生「山田ブン」が、 ツッコミ役のぬいぐるみ「ホクサイ」と一緒に飯を作るインドア派グルメ漫画。 一旦完結。 結局ナギは「ただの近所の男子学生」ってことだったの? だとしたら初登場時のあの展開(突然他人の家にあがりこんで飯を要求)は、かなり無理があるのでは。 |
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「ドロヘドロ」(TVアニメ) | 原作・林田球。 魔法によって頭を爬虫類に変えられた男「カイマン」が、自分の本当の顔と失った記憶を探す話。 原作は読んでなかったけど面白かった。キャラの名前が覚え辛いのが難点。 カイマン役の高木渉さんがピッタリはまっていた。 |
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「映像研には手を出すな!」(TVアニメ) | 監督・湯浅政明。 女子高生3人がアニメ制作を目的に「映像研究部」を立ち上げる話。 この作品のアニメ化は湯浅監督以外はありえないくらいピッタリはまった。 声優さん、特に浅草氏の声もピッタリはまっていた。 2期制作してほしい! |
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「かくかくしかじか 1~5巻」(コミックス) | 作・東村アキコ。 作者自身が漫画家になるまでの女性漫画家版『まんが道』を想定して描く自伝エッセイ漫画。 メチャクチャ面白かった。笑いあり、涙あり。 特にアドバイスをもらった美大受験仲間が不合格になった話は、読んでいて胸が苦しくなった。 先生の通夜の後の飲み会の話は泣けました。元ヤンの今ちゃん、いい人だな~ |
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APRIL | 「写真屋カフカ 3巻」(コミックス) | 作・山川 直人。 消えそうなもの、無くなりそうなものを撮るのが趣味の写真家「可不可」が主人公の一話完結もの。 3年ぶりの単行本。 この巻はカフカの私生活の話が少なかった。 |
「時をかける少女」(TV映画) | 監督・大林宣彦。 女子高生が不思議な体験をする話。 原田知世らメインキャスト3人の演技がクサすぎて驚いた。監督が意図的にさせていたみたいだが。 |
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MAY | 「東京黄昏買い食い部」(コミックス) | 作・鈴木小波。 短身の部長と長身の部員、女子二人だけの買い食い部の話。 トーストシチュー美味そう。 柳川丼、どじょうは食した記憶が無いが、多分無理。 |
「塔の上のラプンツェル」(TV映画) | グリム童話が原作の3D長編アニメ。
映像が綺麗。 白馬がカッコイイ。 |
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「美女と野獣」(TV映画) | フランスの民話が原作の長編アニメ。 野獣は人間に戻らない方がカッコイイ。 |
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「隊長と私」(コミックス) | 作・クリハラタカシ。 とある『科学忍者隊』の隊長と私の約1年間の記録。 逆柱いみり氏の漫画を本秀康氏の絵で描いたみたいな印象。 どうやら三部作の最後の話らしい。 |
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「名探偵ピカチュウ」(TV映画) | 人間とポケモンが共存する街「ライムシティ」が舞台。 ティムは人語を話せるピカチュウと共に、父ハリーが事故死直前に追っていた謎の薬品を巡る事件について調べ始める。 ポケモンを遊んだことがないけど、面白かった。 コダックの技とか、知ってたらもっと楽しめたんだろうな~ |
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「ダンジョン飯 9巻」(コミックス) | 作・九井諒子。 妹をダンジョン深くに住むレッドドラゴンに飲まれてしまった主人公「ライオス」が、 経費削減のためダンジョン内の魔物を食いながら妹の救助のため旅をするグルメ漫画。 カブルーが2人目の主人公になってきた。 |
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JUNE | 「ドロヘドロ 1~23巻」(コミックス) | 原作・林田球。 魔法によって頭を爬虫類に変えられた男「カイマン」が、自分の本当の顔と失った記憶を探す話。 今まで読んでなかったのが悔やまれるほど面白かった。 アニメで予習していたので、独特の世界観もすんなり理解できた。 ベタベタした恋愛要素を一切排除した作風が良い。 マスクをかぶった魔法使いたちは、キャラの見分けがしやすいし、表情が見えない分想像の余地ができ、より感情移入できる気がした。 次回作も読もう。 |
「天国大魔境 3~4巻」(コミックス) | 作・石黒正数。 大災害後の世界。 「天国」を探して旅をする「マル」と用心棒「キリコ」 、謎の施設で暮らす「トキオ」の話を同時進行で描く。 学園の外と中の類似した人物同士がいつ合流するのかが楽しみ。 「マル」と「キリコ」 、お互い名前で呼び合わないせいか名前が覚えられない。 |
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「ジェッターマルス傑作選 増補改訂版」(コミックス) | 作・池原しげと。 手塚 治虫原作『鉄腕アトム』の後継的作品として作られた『ジェッターマルス』をコミカライズ。 アトムよりマルスのほうが好き 。 |
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JULY | 「アンチグラビティ」(映画) | 昏睡状態の人間の脳が作り上げた記憶の世界を舞台に、最新のVFX満載で描くロシア製SFアクション。 久々の映画館で「アンチグラビティ」鑑賞。 これは大画面で観るべき作品。面白かった。 「モジャ公」好きの方にお勧めです。 |
「バララッシュ 3巻」(コミックス) | 作・福島聡。 アニメ演出を目指す男子高校生「山口」と、天才的なアニメーターの才能を持つ「宇部」の話。 完結。 この作者では珍しく、最後までさわやか青春漫画だった。 千葉カントクがいい人。 |
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「惑星クローゼット 3~4巻」(コミックス) | 作・つばな。 女子高生「愛海」が、夢の中の怪物だらけの異世界に迷い込んだ少女「フレア」と冒険する話。 完結。タイムリープものだった。伏線が全部ちゃんと回収されているのは相変わらずお見事。 愛海メモが急に白紙になるのが怖かった。 |
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「羊角のマジョロミ 1巻」(コミックス) | 作・阿部洋一。 「僕」と後輩「澤田」以外の人間は全て眠ってしまった世界の話。 「マジョロミ」とは何だったのか。 |
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「BNA ビー・エヌ・エー」(TVアニメ) | TRIGGER制作のアニメ。 獣人たちだけが暮らす街・『アニマシティ』を舞台に、元人間のタヌキ獣人「影森みちる」とオオカミ獣人「大神士郎」の活躍を描く。 獣人たちのバスケアニメかとおもったら全然違った。 野球の回だけは面白かったが、あまりハマらなかった。 アクションパートは今石監督監修なので面白かった。 |
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「鬼滅の刃 1~21巻」(コミックス) | 作・吾峠呼世晴。 大正時代、鬼に家族を皆殺しにされた「竈門炭治郎」が、唯一生き残った妹と「鬼殺隊」に入って鬼たちと戦う 話。 グロテスクな雰囲気がJOJO第一部っぽくて面白い。 「我妻善逸」がキャラを無理やり立たせようとしてる感じがしてちょっと苦手。 |
「文豪春秋」(コミックス) | 作・ドリヤス工場。 文藝春秋創業者「菊池寛(の胸像や肖像画)」が、同社の女性編集者に文豪たちのエピソードを語る話。 とにかく文字が多い。文豪のエピソード部分は漫画というより挿絵っぽい。 甘味が好きな文豪の回が面白かった。 |
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AUGUST | 「2分の1の魔法」(映画) | PXER制作の長編CGアニメ。 文明が進んで魔法が使われなくなったファンタジー世界が舞台。 死んだ父親を復活させる魔法を探す、エルフ兄弟のロードムービー。 キャラデザインが好み。面白かった。 エルフ兄弟の肌の質感がセサミストリートっぽい。 「ラストの展開に驚いた」という感想を観る前に聞いていたので、すごいどんでん返しを期待していたが、普通に良い話だった。 あの父親、完全復活させたら別人だった、くらいの展開を期待していたのだが。 |
SEPTEMBER | 「星のさいごメシ 1巻」(コミックス) | 作・おおひなたごう。 人生さいごに何を食べる?がテーマのグルメ漫画。 前作からさらにギャグ要素が減ったのが寂しい。 近藤さんみたいなキャラがレギュラーにほしいなぁ。 |
OCTOBER | 「映像研には手を出すな!」(映画) | 原作・大童澄瞳の漫画を実写映画化。 女子高生3人が巨大ロボットアニメを作る話。 TVドラマの続きからの話。 浅草氏が生徒会にタンカを切る場面で涙腺が緩んだ。TVドラマのダイジェスト部分だけど。 台風のピュー子はドラえもんが元ネタなんだろうな~ |
「アダムス・ファミリー」(映画) | 長編3DCGアニメ。 現代の人間世界で生活するモンスター一家の日常を描くホラーコメディー。 思ったより毒が無く、ちょっと期待はずれ。 オババ2人のキャラデザインが良かった。 |
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「夜は短し歩けよ乙女」(小説) | 作・森見登美彦。 夜の京都の街を舞台に、「先輩」と「黒髪の乙女」が次々と珍事件に巻き込まれるラブコメディー。 映画が面白かったので読みました。 映像が頭にあるので話がスラスラ理解できて面白かった。 古本の神は美少年設定だったのか。 |
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NOVEMBER | 「ミッシング・リンク 英国紳士と秘密の相棒」(映画) | スタジオライカの長編人形アニメ。 イギリスの探検家が孤独なビッグフットをヒマラヤのイエティの国へ連れて行く話。 ストーリーは普通。旅の途中の豪華客船のアクションが良かった。 そこがピークで、その後はラストまで盛り上がりが無かったのは残念。 もっとスーザンがイエティ達相手に大暴れする姿が観たかった。 アニメーション技術はさすがライカ。素晴らしかった。 |
「劇場版鬼滅の刃 無限列車編」(映画) | 原作・吾峠呼世晴。 大正時代を舞台に竈門炭治郎が鬼と化した妹を人間に戻す方法を探すために戦う姿を描く和風剣戟奇譚。 原作コミックスを先に読んでいたが、面白かった。 猗窩座が登場してからは「煉獄さん映画」に変わった。エンドロールも煉獄さん一色。炭治郎もあんなに頑張ったのに・・・ |
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DECEMBER | 「魔女がいっぱい」(映画) | 監督・ロバート・ゼメキス。 ロアルド・ダール原作の「魔女がいっぱい」。 見どころは大魔女の怪演、これに尽きます。 CGネズミは他作品で見飽きてるので、何か一工夫ほしかった。 |
「おむすびの転がる町」(コミックス) | 作・panpanya。 短編集第7弾。 恐らく今までの話で一番長い話であろう「筑波山観光不案内」が一番面白かった。 どこまで真実なのか確かめに、筑波山行ってみたくなった。 「新しい土地」も地下の街の設定が良かった。吉田戦車氏の「いじめてくん」を思い出した。 |
2020年映画BEST5/10
第1位・・・ | 「アンチグラビティ」 |
第2位・・・ | 「2分の1の魔法」 |
第3位・・・ | 「映像研には手を出すな!」 |
第4位・・・ | 「劇場版鬼滅の刃 無限列車編」 |
第5位・・・ | 「ミッシング・リンク 英国紳士と秘密の相棒」 |