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2017

JANUARY 「プラネテス 1〜4巻」(コミックス

作・幸村誠
2070年代の地球が舞台。

宇宙ゴミ「デブリ」回収作業員の「ハチマキ」を中心に、宇宙で働く面々を描くオムニバスもの。

デブリの恐ろしさが良く分かった。
姉さん「フィー」がカッコ良かった。
これがデビュー作とは・・・凄い。

「ユーリー・ノルシュテイン監督特集上映『アニメーションの神様、その美しき世界』」(映画) 旧ソ連に生まれたロシア人アニメーター、ユーリー・ノルシュテイン
ソ連時代の6本の短編作品を世界初となるHD画質のデジタルリマスターで公開。


懐かしかった・・・ ミニシアターに行ったのも数年振り。
一時期はロシアやチェコアニメを観にあちこち巡ってたなぁ。
  「アリーテ姫」(映画) 監督・片渕須直
城の塔にとじこめられて育てられた姫が自立する話。

下北沢のミニシアターで開催しているSTUDIO4℃の特集上映の中の1作品。
久しぶりに観たが、途中危うく寝てしまいそうになった。。。
「ホクサイと飯」(コミックス) 作・鈴木小波
締め切りが迫ろうとも食事に関しては妥協しない、
一人暮らしの女性漫画家「山田ブン」が主人公のインドア派グルメ漫画。


角川版で未収録だった話も収録した完全版。
掲載誌の休刊で打ち切りになったとか。こっちの続きも読みたい。
  「映像研には手を出すな! 1巻」(コミックス) 作・大童澄瞳
女子高生3人がアニメ制作を目的に「映像研究部」を立ち上げる話。

面白い。 特にセリフ回し。
絵もアニメを意識した動きのあるタッチで良い。パースがつくフキダシも斬新。
突然見開きの設定画が挿入されるのは「宮崎駿の妄想ノート」へのリスペクトか。
  「ポジティブ先生 石黒正数短編集(2)」(コミックス 作・石黒正数
コメディー中心の短篇集
  「Present for me 石黒正数短編集」(コミックス 作・石黒正数
コメディー中心の短篇集


初期の作品も収録。絵が微妙に違う。
  「藤子・F・不二雄 大全集 新オバケのQ太郎 1、3巻」(コミックス) 作・藤子・F・不二雄

1巻は小学校低学年向け。 3巻は小学校高学年向け。
Q太郎はF先生の思い入れが強いのか、数あるキャラの中でも1番性格が良く描けている気がする。
「新オバQ」は正太より、兄の伸一の方がキャラが立っている。
「大あばれ人魚姫」が一番面白い。
「伊豆漫玉日記」(コミックス) 作・桜玉吉
都内漫画喫茶生活から伊豆の一軒屋に引っ越した作者の随筆漫画。

宣伝4コマ漫画「読もう!コミックビーム」も収録。
何故急に伊豆に引っ越したのか、その経緯が描かれて」いないのでもやもやした。
FEBRUARY 「それでも町は廻っている 16巻」(コミックス) 作・石黒正数
東京下町に住む女子高生「嵐山歩鳥」が主人公の日常コメディー。


最終巻。 今までの伏線が回収されている。
最終話はミスリードネタ。 時間軸バラバラシステムはこのためにあったのか。
エピローグはウルっときました。
  「ダンジョン飯 4巻」(コミックス) 作・九井諒子
妹をダンジョン深くに住むレッドドラゴンに飲まれてしまった主人公「ライオス」が、
経費削減のためダンジョン内の魔物を食いながら妹の救助のため旅をするグルメ漫画。


対レッドドラゴン戦。

回復呪文に伴う「回復痛」 や、生き返りの過程がリアルで面白い。
「狂乱の魔術師」は、あの絵の中で会ったダークエルフなのか?
  「目玉焼きの黄身 いつつぶす? 8巻」(コミックス) 作・おおひなたごう
料理の「食べ方」に異常にこだわる男「二郎」が
他人の料理の食べ方に納得できず悩みまくるグルメ漫画。


「白メシ愛」に笑った。
見開き2ページ使った枝豆薄皮の大ゴマ
に笑った。
若いときの二郎が作者にそっくりで笑った。
 

「燐寸少女 5巻」(コミックス)

作・鈴木小波
火を灯すと、その人の「妄想」が具現化する不思議なマッチを売る少女の話。

子ギツネの話が良かった

この人老人を描くのが上手いなぁ。
  「ミス・ペレグリンと奇妙なこどもたち」(映画)

監督・ティム・バートン
謎の死をとげた祖父が若い頃暮らしていたという島を訪れた少年「ジェイク」。
そこには人とは異なる奇妙な能力を持った子どもたちが暮らす屋敷があった。


面白かった。
パイププカプカのミス・ペレグリンがカッコいい。
タイムループものは好きだが、
「インプリン」の「時間をループさせる」能力の明確な設定を理解しないまま話が進むので、ちょっと混乱した。
遊園地のガイコツバトルでバートン監督が1カット出ていた気がしたが、 気のせいか?

MARCH 「藤子スタジオアシスタント日記〜まいっちんぐマンガ道〜」(コミックス)

作・えびはら 武司
藤子不二雄のアシスタントとして、藤子スタジオに勤務していた時期のエピソードを集めた漫画。

面白かった。以前「コミックゴン」にも同様のアシスタント時代の漫画が載っていた。
当時チーフアシだった故K倉陽二氏が、作風とは違ってかなりワイルドな性格だったのが意外。

APRIL 「藤子スタジオアシスタント日記 まいっちんぐマンガ道 名作秘話編」(コミックス) 作・えびはら 武司
藤子不二雄のアシスタントとして、藤子スタジオに勤務していた時期のエピソードを集めた漫画の第2弾。
『ドラえもん』『オバケのQ太郎』『魔太郎がくる!!』『パーマン』『プロゴルファー猿』『ポコニャン』『怪物くん』『バケルくん』など、
誰もが知っている名作のウラ話が多い。

第2弾なので内容が薄くなってるかと思ったが、面白かった。
今回は我孫子先生のエピーソードが多め。

『「バケルくん」と「ドラえもん」を同じ雑誌に同時連載して、人気のあった方を連載継続させる』なんて、
当時は自分の作品同士で対決させるようなことをやっていたんですねぇ。
だからバケルくんとドラえもんのコラボ漫画(桃太郎のなんなのさ)があったのか。なるほど。
  「夜は短し歩けよ乙女」(映画) 監督・湯浅政明
夜の京都の街を舞台に、「先輩」と「黒髪の乙女」が次々と珍事件に巻き込まれるラブコメディー。
四畳半神話大系と同じスタッフでアニメ映画化。

面白かった!
ロバート秋山の「パンツ総番長」の演技も良かった。
TV版とは違う「樋口師匠」の声も上手くはまっていました。
「ジョニー」 のハイテンションの安心感が凄い。
また京都に行きたくなりました。

「エリア51 14巻」(コミックス)

作・久正人
人外の住む地下の町「エリア51」が舞台。
人間の女探偵「マッコイ」が主人公のアクション漫画


日本VSギリシャの神話抗争終結編。
次巻で完結?もっと読みたい。
MAY 「キングコング:髑髏島の巨神」(映画) ベトナム戦争直後の時代、謎の「髑髏島」を調査しようと乗り込んだアメリカ人たちが、怪獣たちに遭遇する話。

細かい理屈無しに怪獣たちが暴れまくる、お涙頂戴的な感動は一切無しの「正統派怪獣映画」でした。
できれば3Dで観たかった。
しかし何故ゴリラが主役だとライバルは爬虫類なんですかね?
「へうげもの 1〜23巻」(コミックス 作・山田芳裕
戦国時代、織田信長、豊臣秀吉に仕えた戦国武将・古田織部を主人公として描いた歴史漫画。

茶道や茶器、美術や建築など、戦国時代に花開いた「美」や「数奇」にスポットライトをあてているのが特徴。

歴史もの漫画はあまり読まないのだが、これは面白かった。
古田織部の顔芸が面白い。
織田信長、千利休の死に様が凄かった。
豊臣秀吉の最期の話は「ビッグフィッシュ」のような展開で感動した。
織部と上田宗箇と小堀作介は良いトリオ。
13巻ではとうとう織部に幕府転覆の容疑が。次巻で終わる?
  「ミトコン ペレストロイカ 6巻」(コミックス)

作・まん○画太郎
王家の姫「マゴコンドリア」、お付きのメイド忍者「お汁」、怪盗パパンの娘「ヌスミ」の3人が旅する話。

連載存続をかけた「ミトコン打ち切りキャンペーン」だったが、残念ながら打ち切り決定。
7個集める予定の珠も3個まででおしまい。
珠探しの旅は勇者の後継者を仲間にするように、パパンが計画したものだったのか。実はボケてなかったのか?
この終わり方だと、またどこかで続きを描くのかも知れない。続き読みたい。

 

ソング・オブ・ザ・シー 海のうた」(BD)

監督・トム・ムーア
アイルランド神話をベースにしたアイルランドの長編アニメ。
小さな島の灯台から始まる、幼い兄妹の大冒険。

昔の東映まんが祭りの、良質な長編アニメを見ているような気分。
妹「シアーシャ」が主役かと思いきや、兄の「ベン」が主役だった。
アイルランド神話の3部作の1つだとか。次回作も観てみたい。
  「夜明け告げるルーのうた」(映画) 監督・湯浅政明
寂れた漁港の町・日無町(ひなしちょう)に住む中学生の少年「カイ」が、
「災いをもたらす」という伝説のある人魚の少女「ルー」と出会う、という話。

面白かった。魚を食べたくなる映画だった。
ただ主人公「カイ」の気分の浮き沈みが激しく、いまいち感情移入できなかった。
バンド仲間の2人が気の毒に見えてしまった。
ルーのパパはもっと人間を憎んでも良いと思うのだが。
  「ジャレコ・アーカイブズ」 (単行本) ゲームメーカー「ジャレコ」がテレビゲーム業界で活躍した約20年間の活動を一望できるアーカイブズ。
膨大な資料と画面写真で全タイトルを紹介。 関係者への取材も多数収録。


元ジャレとしては買わねばならない本。
元開発者へのインタビューが興味深かった。
用賀の自社ビルも今ではマンションに。。。
  「寫眞館 Blu-ray豪華版」(BD) 監督・なかむらたかし
明治・大正・昭和を通じて 一人の女性と写真館の主人の交流を描くノスタルジック短編アニメーション。

素晴らしかった!
サイレントでも物語を雄弁に語っていました。
長編よりもこういう作品の方が好みになってきたみたいだ。
  「コウノトリ大作戦!」(BD) ワーナー・ブラザース・アニメーション制作もフルCGアニメーション。
コウノトリの宅配便会社の騒動を描いたドタバタ冒険もの。

キャラの造形が好きだった。
メインストーリーは「コウノトリが赤ん坊を家まで届ける」というだけなのだが、
宅配便会社の権力争いや、途中からいきなり出てくる赤ん坊製造工場の設定などが邪魔して、
頭カラッポでドタバタを楽しめなかったのが残念。
「けものフレンズ」(TVアニメ) 監督・たつき
動物が人間の姿をした「フレンズ」と呼ばれる少女たちが暮らすサファリパーク型動物園「ジャパリパーク」を舞台に、
パークに迷い込んだ少女の正体や仲間がいる場所を知るための冒険と旅を描く。

話題になったのでニコ生で全話を一気鑑賞。
面白かった!
キャラはフル3DCGなので表情などは限界があるのだが、それがクサすぎくて良い味を出していた。
作品のクオリティは演出しだいだと再認識させられた。
髪もほとんど動かさないのも潔い。「gdgdフェアリーズ」を思い出した。
「中年スーパーマン左江内氏」(TVドラマ) 監督・福田雄一。原作・藤子・F・不二雄
ごく平凡な中年サラリーマンの「左江内」が、ある日ひょんなことから「スーパーマン」と
なって正義のために活躍する話。

珍しくゴールデンタイムのドラマを観た。
小池さんと警官のコンビが好きだった。
JUNE 「新 血潜り林檎と金魚鉢男 2巻」(コミックス 作画・阿部洋一
雨上がりに出没し、人間の血を吸って金魚に変えてしまう「金魚鉢男」。
被害者体内の「金魚毒」と戦う「血潜り」見習いの少女「林檎」が主人公。


連載形式が色々変わりはしたものの、完結。
「ハラキリ」はやりすぎな気が。
ジュブナイル作品として綺麗に終わっていて良かった。映像化は難しそうですが。
  「ひつじのショーン〜バック・トゥ・ザ・ホーム〜」(BD)

イギリスのアードマン・アニメーションズによる人気クレイアニメ「ひつじのショーン」の長編劇場版。
ひつじのショーンは、 牧場主を眠らせてキャンピングカーの中に寝かせておくといういたずらを仕掛ける。
しかし、ふとしたことで牧場主を乗せた車が都会に向けて走り出してしまう。
ショーンと仲間たちは、 牧場犬のビッツァーと共に牧場主を追って都会に繰り出す。

ドタバタの後でジーンとさせる、いい話でした。

  「アトム ザ・ビギニング 4〜6巻」(コミックス) 作・カサハラテツロー
手塚治虫の漫画「鉄腕アトム」のロボット「アトム」誕生までの物語。
ロボット製作に燃える、若き日(大学生)の御茶ノ水博士と天馬博士がメイン。

アトム誕生の前に、既に「ウラン」の前身まで誕生していたとは。。。
「ノース2号」はアーロンの執事がモデルなのか?
「アジアで発見された未知の物体」 は、
タイムスリップでやって来て、ベトナムでエネルギーが切れた「未来のアトム」なのか?
  「藤子・F・不二雄 大全集 ジャングル黒べえ」(コミックス) 作・藤子・F・不二雄
アフリカのピリミーから日本に来た魔法使い「黒べえ」が主人公の小学生向け漫画。

原作がアニメ会社だからか、 黒べえのキャラが今ひとつ立っていない印象。
「しし男」のために魔法を使うが失敗する、という、「出来の悪いドラえもん」みたいな話が中心。
黒べえがアニメほどクレイジーでもなく、周りにかける迷惑度も控えめ。
アニメ版後半でメインになる「ピリミーから珍獣が来る」展開も全く無く、ライバル 「ガック」も登場していなかった。
  「メッセージ」(映画) 世界各国12ヵ所に突然現れた謎の巨大な物体
女性言語学者の「ルイーズ」は、軍の要請で中のエイリアンの目的を聞き出すためにコミュニケーションを試みる。

面白かった。
「過去の記憶かと思わせて実は未来の出来事だった」というミスリードにやられた。
  「サルまん 2.0〜サルでも描けるまんが教室 2.0〜」(コミックス) 作・相原 コージ・竹熊 健太郎
「サルまん」から18年後の2007年に連載されるも、8回目で自ら打ち切りにした作品の初単行本化。

最終回のエヴァのパロディーが意外に良かった。
JULY 「ヒカルの碁 完全版 1〜20巻」(コミックス 原作・ほったゆみ・漫画・小畑健
平凡な少年「ヒカル」が平安時代の天才囲碁棋士の霊「藤原佐為」に取り憑かれたことで囲碁の世界で活躍する話


初めて読みました。絵が上手くて読みやすく、面白かった。
話のテンポを悪くするからか、碁のルール説明がほとんど無いのが意外
「傘が平安時代から進化してない」という
佐為セリフに激しく同意。
碁に興味を持ったのでネットのサイトでちょっと打ってみたが、やはり難しい。
  「ファイアボール チャーミング」(BD)

監督・荒川航
一話約2分のフル3DCGアニメ。
お屋敷に住むお嬢様ロボット「ドロッセル」と、重機のような執事ロボット「ゲデヒトニス」との
噛み合わない
会話がメインのコメディーもの。

無印の時のインパクトは無いものの、面白かった。
久しぶりに加藤賢崇さんの声が聞けて感動した。
ドロッセルのデザインが幼児体型になったのがちょっと残念。せめてつり目にして欲しかった。

  「第七女子会彷徨 1〜6巻」(コミックス 作・つばな
美球高校に通う女子高生「金やん」と「高木さん」が、日常生活でちょっと不思議な体験をする
話。

面白かった。
現代版「ドラえもん」っぽいイメージ。 退屈な時間を記憶から飛ばす話が怖かった。
  「ホクサイと飯さえあれば 5巻」(コミックス) 作・鈴木小波
借家の一軒家に一人暮らしの女子大生「山田ブン」が、
ツッコミ役のぬいぐるみ「ホクサイ」と一緒に飯を作るインドア派グルメ漫画。


「ナギ」はどうやら、ただの近所の男子学生のようだ。
だとするとブンとの出会いにはかなり無理があるような・・・
AUGUST

「カーズ/クロスロード」(映画)

ブライアン・フィー監督のフルCGアニメ。

久しぶりに観たピクサー映画。 原題は「カーズ3」。
しみじみ良かった。やっぱりカーズはマックィーンが主役でないと。
テーマが「世代交代」や「ベテラン選手の引き際」なせいか、子供受けはイマイチのよう。
隣で見ていた子供も退屈らしく、度々「もう終わり?」と親御さんに言っていた(結局途中で退場)。
吹き替え版で観たが良かった。 オリエンタルラジオ・藤森の演技も味が出ていて上手かった。
奥田民生氏のエンドソング「エンジン」も良かった。
  「ダンジョン飯 5巻」(コミックス) 作・九井諒子
妹をダンジョン深くに住むレッドドラゴンに飲まれてしまった主人公「ライオス」が、
経費削減のためダンジョン内の魔物を食いながら妹の救助のため旅をするグルメ漫画。


やっと救ったファリンが早々に退場。

他のパーティーたちも準主役のように話に絡んできて面白い。
「飯」要素が低くなってきたのがちょっと寂しい。仕方が無いけど。
  「目玉焼きの黄身 いつつぶす? 9巻」(コミックス) 作・おおひなたごう
料理の「食べ方」に異常にこだわる男「二郎」が
他人の料理の食べ方に納得できず悩みまくるグルメ漫画。


定食屋の器の配置に関しては、二郎と全く同意見。
でもちゃんと理由があるのをこの漫画で知ってから、試しにそのままの配置で食してみたが、別に問題なかった

付き合い浅いのに二郎の性格を察して助けに行く黒野の洞察力が凄い。
SEPTEMBER 「惑星クローゼット 1巻」(コミックス 作・つばな
女子高生「愛海」が、夢の中の怪物だらけの異世界に迷い込んだ少女「フレア」と冒険する
話。

怖面白かった。
しかし寝ている時も怖い思いをしなきゃならないとは、もし現実だったらたまったものではない
  「映像研には手を出すな! 2巻」(コミックス) 作・大童澄瞳
女子高生3人がアニメ制作を目的に「映像研究部」を立ち上げる話。

1巻が面白すぎたので2巻はどうなるかちょっと心配だったが面白かった。
フキダシを被写界深度でボケさせる発想がすごい。
音曲浴場いいなぁ。本当にあったら行ってみたい。
金森Pがだんだん笑わなくなったのがちょっと残念。
  「写真屋カフカ 2巻」(コミックス) 作・山川 直人
消えそうなもの、無くなりそうなものを撮るのが趣味の写真家「可不可」が主人公の一話完結もの


面白かった。相変わらずハズレの話無し。

ラーメンチェーン店の話が特に良かった。
  「ありがとう、うちを見つけてくれて『この世界の片隅に』公式ファンブック」(コミックス)

日本中に話題と感動を呼んだ映画「この世界の片隅に」の公式ファンブック。
漫画家・文化人・著名人からの漫画や寄稿文に加え、
片渕須直監督や原作者・こうの史代ら製作側のインタビューも掲載。

歌広場淳氏の寄稿文
が良かった。

  「旅の肴〜十返舎一九 浮世道中 旅がらす〜 1巻」(コミックス) 原作協力・久住 昌之 作画・魚乃目 三太
後の十返舎一九の「与七」が、修行僧「八舟」とともに、
諸国の名物料理を食べ歩くメシバナ漫画。

最初は与七が小憎らしかったが、だんだんいい奴に思えてきた。
  「エリア51 15巻」(コミックス) 作・久正人
人外の住む地下の町「エリア51」が舞台。
人間の女探偵「マッコイ」が主人公のアクション漫画


完結。
最後はマッコイよりもキシローがカッコ良かった。

巻末の小話は奥さんが書いてたのか。夫婦で才能がスゴイ。
OCTOBER 「映画大好きポンポさん」(コミックス) 作・杉谷庄吾
敏腕映画プロデューサーの少女「ポンポさん」と、監督に指名されたアシスタントの青年「ジーン」
の話。

作風がちょっと合わなかった
NOVEMBER 「ブレードランナー 2049」(映画) 1982年制作の映画『ブレードランナー』の続編。
最新型レプリカントの「K」は、「ブレードランナー」として旧式レプリカントを「解任(殺害)」する職務を遂行していたが、
失踪した「レプリカントから産まれた子供」の争奪戦に巻き込まれる、という話。

前作に対する思い入れはそんなに強くないけど、普通に面白かった

約3時間の上映時間も中だるみすることなく、全く苦にならなかった。
監督は「メッセージ」と同じ人だとか。素晴らしい。
  「KUBO 二本の弦の秘密」(映画) スタジオライカの長編人形アニメ。
折り紙を意のままに操る力を持つ少年「クボ」が、
道中で出会った「サル」と「クワガタ」と一緒に、「月の帝」を倒すための旅をする話


素晴らしい!面白かった

日本語版と吹き替え版両方観に行きました。どちらも良かった。
ピエール瀧氏も役者として普通に演技が上手い。
吹き替え版だと「瞬きするなら今のうちだ」が「瞬きすらしてはならぬ」 になっていたのは、ちょっと違和感あったけど。
途中でセリック監督の「ジャイアントピーチ」っぽい展開があって、ニヤリとしてしまった。
冒頭の荒波、 CGと思ってたけど布や紙やらで作ったんだとか。
もし 本当だとしたら
スタジオライカのこだわりに頭が下がります。
  「ももへの手紙」(BD) 監督・沖浦啓之。長編アニメ。
父を事故で亡くした少女「もも」が、引越し先の瀬戸内の港町『汐島』で3匹の妖怪と出会う話。

派手さは無かったが面白かった。
西田敏行氏のアニメ吹き替えを観るのは「タブチくん」以来だけど、やっぱり良い。
  「父を探して」(BD) ブラジルの長編アニメ。
出稼ぎに行ってしまった父親の後を追うため、田舎から都会に旅に出た少年の話


ずっと気になっていてようやく鑑賞
ちょっと物足りない印象。
とにかく眠たくなる映画。 眠れない人は寝る前に観るのがお勧め。
わしも 寝る前に少しづつ観て、観終わるまで何日もかかった。
父親を探す少年の冒険物語かと思いきや、
ブラジルの政策比喩などが盛り込まれているので、万人向けではない作品。
半分寝ながら観たせいか、最後のどんでん返しに最初気づかなかった。
曲は良かった。火の鳥みたいなのが羽根を広げるカットが印象的だった。
DECEMBER 「モンスターズ・ユニバーシティ」(BD) ピクサーの長編3DCGアニメ。「モンスターズ・インク」の続編。
憧れの仕事「怖がらせ屋」を目指す1つ目モンスター「マイク・ワゾウスキ」の、
モンスターズ・ユニバーシティ」での大学生活を描く。

前作ほどの感動は無いが、面白かった

ランドールの出番が少ないのが残念。
  「僕の小規模な失敗」(コミックス) 作・福満しげゆき
作者が漫画家を志すようになった15歳から25歳までの青春時代を元にした自伝的作品。

高校中退、漫画家デビュー、結婚まで。

連載終了までに話を収めるためか、最後の方でコマがだんだん小さくなっていくのが面白かった

文庫版が出たら文字読めないレベル
  「吉成曜画集 ラクガキ編[手塚治虫キャラクター](BD付き)」(BD) 作・吉成曜
吉成曜がプライベートで描いてきたラフスケッチの中から、手塚治虫作品のキャラクターをモチーフとしたものを集めたもの


この人はムキムキマッチョやほんわかしたかわいいキャラのバランスが良く、両方とも上手いのですごい。
このタッチでマリンエクスプレスのリメイクとか作って欲しい。
  「スター・ウォーズ/最後のジェダイ」(映画) スペースオペラ9部作の8番目の話。
銀河帝国崩壊後の時代。帝国の残党組織「ファースト・オーダー」と、私設軍事組織「レジスタンス」との戦いを描く。


アイマックス4Dで観た。
全く面白くなかった。
スターウォーズ作品でここまで酷いと思った作品は無かった。

結局今回のエピソードの「盛り上がりポイント」はどこだったのか?
どうでもいいことをいつまでもダラダラとやっていて、メリハリが全く無い。
登場人物たちは何一つ目的を達成せず、ウジウジと悩んでるばかり。
BB-8の方がよっぽど主人公していた。
監督があちこちから出てくる要望を全部呑んだ結果こうなったのか?
もう一回作り直してほしい。

↓ネタバレ(文字反転)
「ローズ」が登場する必要性を全く感じない。
女装した「ほっしゃん。」にしか見えなくて辛い。 ほっしゃん。が嫌いということではありませんが。
いきなりのローズのキスシーンとか、宇宙を泳ぐレイア(男熟塾長江田島平八かよ)とか、ギャグにしか見えない。
3POの扱いが酷いのもなぁ・・・
唯一良かったのはヨーダ がパペットで登場したカット。
エピソード6のヨーダよりも良かった。
あとルークがR2に怒られて、レイアの映像を見せられるカットも良かった。
  「銀河鉄道999 愛蔵版 1〜10巻」(コミックス 作・松本零士
地球生まれの少年「星野鉄郎」が、謎の美女「メーテル」とともに999号に乗り、
アンドロメダ星雲にあるという機械の体をタダでくれるという星に到着するまでの旅を描く。


久しぶりに読んだ。面白かった

初めの方の話は「鉄郎がピンチになるが訳の分からない力で助けられる」展開が多いことに気づいた。
あと「鉄郎をかばって死んでいく人」も多い。生身、機械に関係なく。
「プライダー」なんて鉄郎に初対面で「こ○き」呼ばわりされたのに・・・

今読むと、振動惑星の「首なしのレジスト」の話がせつなくて良い。
メーテルが話した「機械の体をタダでくれる星は惑星大アンドロメダ ではない」という設定が普通にスルーされてるのは
リアルタイムで読んでいた時から気になっていたが、再販版でもセリフ修正されてないんだなぁ。
新レギュラーの「メタルメナ」も、何の説明も無いままいなくなっちゃったし。
最後はかなり展開が速かったし、連載終了までの話数が予定より短くなったのかも、と邪推する。

 

2017年映画BEST5/11

第1位・・・ KUBO 二本の弦の秘密
第2位・・・ 夜は短し歩けよ乙女
第3位・・・ ブレードランナー 2049
第4位・・・ ミス・ペレグリンと奇妙なこどもたち
第5位・・・ カーズ/クロスロード