back to top

2016

JANUARY 「ショーン・オブ・ザ・デッド」(BD

ある日突然ロンドンの街の人々がゾンビ化。
主人公「ショーン」が友人や元恋人や母親と一緒にゾンビに抵抗する話。


ゾンビ映画のパロディーが満載・・・ということらしいが
ゾンビ映画をほとんど知らなくても十分面白かった。
アードマンとかレア社もそうだけど、イギリスのギャグはベタで面白い。

「宇宙人ポール」(BD) コミックマニアのイギリス人二人組が、アメリカで宇宙人「ポール」と遭遇し、
捜査官に追われながらUFOの着陸地点を目指すロードムービー。


主役は「ショーン・オブ・ザ・デッド」と同じコンビ。
シガニー・ウェーバーさんの仕事の選ばなさが好きだ。
  「クリムゾン・ピーク」(映画) 監督・ギレルモ・デル・トロ
幽霊を見ることのできるアメリカの女性「イーディス」が、
結婚した英国紳士「トーマス」の実家の古屋敷で恐ろしい体験をする話。


ダークファンタジー+サスペンスもの。
雰囲気はバートンの「スリーピーホロウ」に近い。
トーマスの姉は怖かった。
ラストはあの巨大な機械を使った、もっと残酷な展開を予想していたが、意外と普通だった。
FEBRUARY 「マインド・ゲーム」(コミックス) 作・ロビン西
ヤクザに撃ち殺された大学生「西」が死後の世界から蘇り、 クジラの腹の中から脱出する話。

2004年に劇場で映画を観てから、ずっと読みたかった原作コミック。
想像以上に劇場版は原作に忠実だった
西のポリゴンシーンとか神様のデザインとか。
599頁の「ヒロシ」が、四畳半神話大系のアニメの「樋口師匠」にそっくり。
  「オデッセイ」(映画) 火星に一人取り残された宇宙飛行士「マーク」が、持てる知識を活かしてサバイバル生活をする話。

やっぱりNASAものは面白い。
ちょっと音楽で感情を誘導しすぎな感じはしましたが。
  「ホブゴブリン 魔女とふたり」(コミックス) 作・つばな
森に住む老魔女「バーバ」に仕える、暖炉の妖精「ポーリーン」が主役のファンタジーもの。

面白かった。絵も上手くて読みやすい。
これを読むと、画太郎先生の「まんゆうき」がファンタジーだということが良く分かる。
この作者の他の作品も読みたくなった。
  「ブック・オブ・ライフ 〜マノロの数奇な冒険〜」(DVD) 長編3DCGアニメ映画。制作はギレルモ・デル・トロ
メキシコの祝日「死者の日」をテーマに、「マロノ」「ホアキン」「マリア」の三角関係を描いた御伽話もの。
制作はリールFXクリエイティブスタジオ。

世界観とキャラデザインにやられました。 面白かった。
最近の3DCGものはピクサー系というか「アナ雪」っぽいキャラばっかりで食傷気味。
話の展開は「モンキーボーン」や「コープスブライド」に近い。明るい死後の世界って良い。
  「The Art of the Book of Life」(書籍) 映画「ブック・オブ・ライフ」のアートブック

勢いでハードカバーの輸入版を購入。
絵を見てるだけで楽しい。
MARCH 「キラリティ」(コミックス) 作・大石まさる
無重力の小惑星帯で生まれた双子が主人公の未来SFもの。

地球>月
>小惑星と、重力で差別される世界。
無重力で生まれ育った人間にとって、地球の1Gがどんなに高い壁なのかが良く描けていておもしろい。
最初双子の性別が分からず、ずっと気になったままで読んでいて、話の内容が全く頭に入らなかった。
APRIL 「バットマン vs スーパーマン ジャスティスの誕生」(映画) アメコミの2大スターが対決するアクションもの。

スーパーマンかっこいい!
バットマンはバットスーツ姿がずんぐりして見えたのがちょっと残念。
「レックス・ルーサー」役のジェシー・アイゼンバーグ がいい味出していて良かった。

観た後で知ったが、この映画は「マン・オブ・スティール」の続編、という位置づけらしい。
「ゾッド将軍」とか知らない名前が当然のように出てくるので「?」となった。
バットマンとスーパーマンの母親の名前が同じ、というのはちょっとこじつけくさかった。
ワンダーウーマン、無理やり登場させた感がある。
  「ジャングル黒べえ」(DVD-BOX) 原作・藤子F不二夫
アフリカのピリミーから日本に来た魔法使い「黒べえ」が主人公のドタバタアニメ。

子供の頃好きだった作品。
「赤べえ」は「話が通じない凶暴な奴」という印象で、怖かった記憶がある。
「黒べえ」のライバル「ガック」 の声優さんが良い演技。

ブックレットの裏話が面白かった。
この作品はアニメ先行企画で、 藤子F先生が原作者になったのは後付け。
理由はスポンサーから「オリジナルは駄目。藤子不二夫が原作ならOK」といわれたから、だとか。
後半出てくるピリミーの珍獣たちは、明らかにF先生とタッチが違う。
F先生がデザインした「パオパオ」は素晴らしい。
  「スペース☆ダンディ」(BD-BOX) 宇宙が舞台のTVアニメ。
宇宙人ハンターの「スペース☆ダンディ」と相棒の掃除機ロボットと猫型宇宙人のドタバタ活劇もの。

好きな話は「QT回」「釣り回」「ミュージカル回」「死後回」。
特典映像が全く無かったのが残念。
MAY 「ホクサイと飯さえあれば 3巻」(コミックス) 作・鈴木小波
借家の一軒家に一人暮らしの女子大生「山田ブン」が、
ツッコミ役のぬいぐるみ「ホクサイ」と一緒に飯を作るインドア派グルメ漫画。


天丼が美味しそうだった。
「才能もってる奴なんていねエ」は名言。
ブン父のリアクションが笑える。
相変わらず「ナギ」の存在が謎。
  「エリア51 12巻」(コミックス) 作・久正人
人外の住む地下の町「エリア51」が舞台。
人間の女探偵「マッコイ」が主人公のアクション漫画


日本神話とエジプト神話の全面戦争編。
神話界の勢力争いを、ヤクザ映画調に描く発想が凄い

日本神話勢力に妖怪達が加勢しているのもアツい

「海座頭」がしぶカッコいい。
 

「ミトコン ペレストロイカ 4巻」(コミックス

作・まん○画太郎
王家の姫「マゴコンドリア」、お付きのメイド忍者「お汁」、怪盗パパンの娘「ヌスミ」の3人が旅する話


突然のドラゴンボールパロディーに笑った
  「ローカルワンダーランド 1〜2巻」(コミックス) 作・福島聡
一話完結の短編集。

ホラー色は抑え目、カラッとした話が多かった。
2巻の「ペットショップガール」「もしも○○が××だったら」が好きだった。
2巻で完結だが、もっと読みたい。
  「新 血潜り林檎と金魚鉢男 1巻」(コミックス 作画・阿部洋一
雨上がりに出没し、人間の血を吸って金魚に変えてしまう「金魚鉢男」。
被害者体内の「金魚毒」と戦う「血潜り」
見習いの少女「林檎」が主人公。

別の出版社で3巻まで出ていた同名タイトルの続編。
ぜひ最後まで描きたいことを描ききってほしい。
「まこら」はどうなったのか・・・?
  「魔女の箱庭と魔女の蟲籠 -鈴木小波短編集」(コミックス) 作・鈴木小波
「盛り合わせガール」に続く短篇集。

デビュー間もない初期作品も収録。
食魂」「地獄幼女」 ・・・4〜5コマものが面白かった。
  「ズートピア」(映画 ディズニーのフル3Dアニメ。
動物だけが住む世界。うさぎの新米警官「ジュディ」と、キツネの詐欺師「ニック」 が、
大都会「ズートピア」に仕組まれた陰謀を暴く話。

予想よりストーリーがしっかりしていて面白かった。
進化した肉食獣が普段何を食べているのかが気になった。
スマホが当たり前のように使われ、「今どきCDだぜ」のセリフに時代を感じた。
でもジュディの住む部屋はボロアパート。進んでるんだか遅れてるんだか。

ナマケモノのシーンはベタだけど笑えた。
  「燐寸少女 2〜3巻」(コミックス) 作・鈴木小波
火を灯すと、その人の「妄想」が具現化する不思議なマッチを売る少女の話。

1巻で終わると思っていたら続巻がでた。しかも実写映画化。
すごい!
前の話のキャラのチョコチョコ再登場。「赤坂」親子は準レギュラーか?
ドロドロした人間感情を包み隠さず描くのがえぐカッコいい。
狐憑きの話は怖かったが、最後ハッピーエンドになってるのが「流血鬼」を彷彿させる。
JUNE 「失踪日記2 アル中病棟」(コミックス) 作・吾妻ひでお
前作「失踪日記」のアル中闘病部分を詳しく描いたノンフィクション漫画。

「浅野(仮名)」は本当に嫌な奴。
作者は「杉野(仮名)」も嫌っていたみたいだが、漫画で読む限りではそんなに嫌な奴に思えない。
入っては出て行く患者達が皆個性的で面白い。多少強調しているかもしれないが。
  「燐寸少女 4巻」(コミックス) 作・鈴木小波
火を灯すと、その人の「妄想」が具現化する不思議なマッチを売る少女の話。

「過去が眩しすぎて前に進めない」
話がリアルで読むのが辛い。
「源光灯」先生が誰かに似てるな〜と思ったら、「ウサビッチ」の「プーチン」だった。
  「まんが道 1〜2巻」(文庫コミックス) 作・藤子不二雄A
主人公は作者の分身「満賀道雄」
小学校で出会った親友「才野茂」と共に、漫画家を目指す青春もの。

吉田忠先生の「藤子不二雄物語ハムサラダくん」はコロコロで読んでいたが、
本家「まんが道」は初めて読んだ。 面白い!!!

藤本弘先生の分身「才野」の、漫画に賭ける情熱の一途さが凄い。
一方、フラフラと漫画への情熱が揺れ動く「満賀」の対比が面白い。
才野の漫画の才能への嫉妬心も描かれているのが興味深い。
  「アトム ザ・ビギニング 3巻」(コミックス) 作・カサハラテツロー
手塚治虫の漫画「鉄腕アトム」のロボット「アトム」誕生までの物語。
ロボット製作に燃える、若き日(大学生)の御茶ノ水博士と天馬博士がメイン。

原作エピソード「イワンのばか」のロボット「イワン」が登場。どんな話だったか思い出せない・・・
JULY 「まんが道 3〜14巻」(文庫コミックス)

作・藤子不二雄A
主人公は作者の分身「満賀道雄」
小学校で出会った親友「才野茂」と共に、漫画家を目指す青春もの。

満賀の立山新聞社勤務時のエピソードが一番面白かった。
配属初日の不安感や、仕事を覚えていく楽しさがダイレクトに伝わってくる。
図案部上司の「変木さん」や、学芸部「虎口部長」など、味のある人物が多いのも良い。
満賀が仕事で大ミスをして早退した後、出版社から自分の単行本が届いて浮かれているが、
会社では自分のミスで大騒ぎになっていることを考えると、もしわしだったら、とてもそんな気にはなれないだろう。
日上は最後
「いい奴っぽくして終わらせた」ように見えるが、ちょっと無理があるのでは。

上京後のプロ漫画家編は、読んでいてこちらまで胃が痛くなりそうだった。
しかし、過去に何度も、他の作家が原稿を落とした穴を埋めて編集者を助けたのに、
こちらが原稿を落としたら烈火の様に怒られるのはなんか理不尽に感じた(まぁ仕事だから許されないのは事実ですが)。

才野が咳き込むのは何かの伏線かと思って心配だったが、最後まで回収されないままだった。
「高岡大仏」はいつか行ってみたい。

  「寄生獣 完全版 1〜8巻」(コミックス) 作・岩明均
右腕に謎の生物「ミギー」が寄生している高校生「新一」が主人公
謎の寄生生物たちと、捕食される人間との攻防を描く。

いまさら感がすごいですが、初めて読みました。面白かった。
突然現れた寄生生物たちも、自分たちが何者なのか分からず、「人類征服」みたいな、明確な目的を持っていない。
この辺が、他のいわゆる「エイリアン侵略」ものと違う部分なんでしょう。
たまにグロ表現がありますが、この人の絵だとそんなに嫌悪感は無かった。
 

「目玉焼きの黄身 いつつぶす? 7巻」(コミックス)

作・おおひなたごう
料理の「食べ方」に異常にこだわる男「二郎」が
他人の料理の食べ方に納得できず悩みまくるグルメ漫画。


焼き鳥「タレ派」「塩派」が面白かった。
大貫の「ソザイ族」への嫌悪はやや大げさだが、「タレ派」の自分はちょっと共感できた。

ハンバーガーは、外食時に直に手で持つのは、自分には無理っす。
  「ひなごう! おおひなたごう Extra Works」(コミックス) 作・おおひなたごう
単行本未収録の漫画を集めた作品集。

「犬のジュース屋さん(無印)」の
単行本未収録分をやっと読めた。
「おやつ」の新作が嬉しかった。
  「珈琲色に夜は更けて シリーズ 小さな喫茶店」(コミックス) 作・山川 直人
喫茶店を舞台にしたショートストーリー集


「タワー・カフェ」実在したら行ってみたい。珈琲ほとんど飲まないですが。
間奏曲」のカナコの髪がスリーントーンなのが新鮮だった。
  「くまのアーネストおじさんとセレスティーヌ」(DVD)

ベルギーの絵本が原作の長編アニメ映画
くまが地上に暮らし、ねずみが地下に暮らし、お互い干渉しない世界。
売れない音楽家のくま「アーネストおじさん」と、画家を目指すねずみの少女「セレスティーヌ」の
奇妙な同居生活の話。

海外の手書きアニメですが、絵本タッチで良い感じです。
高畑勲監督っぽい演出、特に途中のカーチェイスのアクションは映画「じゃりン子チエ」
のマラソン大会を彷彿させる。
ねずみの歯医者の院長が、動きを含めて良いキャラだった。

  「七夕の国 1〜4巻」(コミックス) 作・岩明均
主人公は大学生「南丸」紙に小さな穴を空ける特殊能力を持つ。
彼がひょんなことから自分のルーツの「丸神の里」を訪れ、次第に祖先の謎に迫るミステリーもの。

面白かった。「ナン丸君」は良い意味で主人公っぽくなくていいキャラ。
「早野さん」率いる丸神の里の人たちも、どこかとぼけていていい味です。
ハッピーエンドっぽく終わっているが、丸神教授の奥さんはその後どうしたのだろうか?
  「橙は、半透明に二度寝する 2巻」(コミックス) 作・阿部洋一
日常の中の「非日常」がテーマの、オムニバス話
主役は毎回女子高生。

完結。
トナカイの話が怖面白かった。
AUGUST 「ヒストリエ 1〜9巻」(コミックス) 作・岩明均
紀元前4世紀のマケドニア王国のアレクサンドロス大王に書記官として仕えた、
実在の人物「エウメネス」の波乱の生涯を描く。

古代ペルシャの歴史には疎かったが、面白かった。
人名が覚え辛いのが難点。
 

「ミトコン ペレストロイカ 5巻」(コミックス

作・まん○画太郎
王家の姫「マゴコンドリア」、お付きのメイド忍者「お汁」、怪盗パパンの娘「ヌスミ」の3人が旅する話


覚醒した「ヌスミ」の格闘シーンが迫力満点。やっぱり絵が上手い。

連載存続をかけた「ミトコン打ち切りキャンペーン」。結果はどうなるんだろうか?
  「ロボット110番 DVD-BOX デジタルリマスター版」(DVD)

原作・石森章太郎の実写TVドラマ。
スクラップを材料にしたロボット「ガンちゃん」をはじめとする4体のロボットが、
「ロボット博士」のためにお金を稼いで、ロボット研究所を再興しようと奮闘する話。

長年待ちましたがついに初ソフト化。嬉しい。
「ミスターチーフ」の「バッテンパンチ」、間違い発射多すぎ。「すまんいつものクセで」とかありえん。
というかミスターチーフ(主任?)、普段何やってるんだ。収支計算にかしてない?経理課のポジションなのか。
数が少ないせいか、前作「ロボコン」に比べてロボットの気ぐるみの出来が良い。
ガンちゃんの腕の付け根の穴から見えるスポンジが気になったが。

  「シン・ゴジラ」(映画) 総監督・庵野秀明の実写映画。
今までのゴジラシリーズとはストーリー上での繋がりは無く、
『もしも現代に初めて「ゴジラ」という謎の巨大生物が出現したら政府はどう対応するのか?』
という
「災害シミュレーション」的な目線で物語を描く 。

面白かった!平成ガメラ2作目を彷彿させる面白さ。
人間ドラマ的な要素を一切排除したせいか、途中ダレることが無く、最後までハイテンションで観れた。

以前住んでいた蒲田と、今住んでいる川崎が舞台になっているのが、ちょっと嬉しかった。
「何故ゴジラは海から陸に上がったのか」「牧教授がゴジラに何をしていたのか」など、
ネットでいろいろ科学的な考察がされているのを読むのも面白い。
  「シャーロッキアン! 1〜2巻」(コミックス) 作・池田邦彦
シャーロック・ホームズシリーズの大ファンの女子大生「原田愛里」と
大学教授「車路久」を中心に描く人間ドラマ。
車教授ら「シャーロッキアン」とは、「名探偵シャーロック・ホームズを実在した人物」と仮定し、
作品内の矛盾点や疑問点を独自の解釈で研究する熱狂的なファンたちの総称。

愛理と教授の「恋愛要素」は個人的に要らないと思った。
特に教授が愛理に見せる「中年男が妻を亡くした寂しさで酒を飲むウジウジした態度」は嫌悪感を覚えた。
  「さくらん」(コミックス) 作・安野モヨコ
江戸・吉原で育った「きよ葉」が、花魁になるまでの葛藤や苦涯、事件などの人生模様を描く。

これは第1部で、続きがあるみたい。
セリフ回しが時代がかっていて理解し辛く、キャラも見分けが難しかった。
これを読むと、宮崎監督の「千と千尋の神隠し」の舞台「湯屋」が女郎屋を思わせる、というのが良く分かる。
  「いい百鬼夜行」(コミックス) 作・川西ノブヒロ
「美鶴町」を舞台に、「なまはげ」「ねこまた」「座敷童」などの妖怪と人間との交流を描くほのぼの漫画。
ネット連載の漫画「いいなまはげ」がフルカラーコミックス。

絵が上手い。画風がシンプルで好み。水彩画風の塗りもいい感じ。
3コマ漫画はあまり見たことが無かったので新鮮だった。
登場人物名が「新卒」「新米」「アラサー」「猫好き」(あだ名ではなく実際にそう呼び合っている)なのも面白い。
後日談がハッピーエンドなのも良い。お勧め。
  「ダンジョン飯 3巻」(コミックス) 作・九井諒子
妹をダンジョン深くに住むレッドドラゴンに飲まれてしまった主人公「ライオス」が、
経費削減のためダンジョン内の魔物を食いながら妹の救助のため旅をするグルメ漫画。


他のパーティーも準レギュラーになるようで、さらに面白くなっていきそう。
  「べーしっ君 完全版」(コミックス) 作・荒井清和
雑誌「週刊ファミ通」や「ログイン」で連載された4コマギャグ漫画が完全版で復刻。

久しぶりに読んだ。
ファミコン全盛期の時期の作品が一番面白い。
「もしもキメラが風紀委員だったら」「もしもアフターバーナーの自機がペットだったら」などの
「もしもシリーズ」が特に面白い。
SEPTEMBER 「シトラス学園 完全版」(コミックス) 作・山本ルンルン
架空の「シトラス公国」が舞台のオムニバスストーリー。登場人物は小学4年(回)生。

この作者の作品を初めて読んだ。面白かった

たまにブラックな話もあるが、ハートフルな話が多い印象。
好きなキャラは貧乏な「ボリス」と委員長「スージー」とSF好きの「ロベルタ」。
  「AKIRA 1〜6巻」(コミックス) 作・大友克洋
近未来の「ネオ東京」を舞台に、超能力を持つ少年少女たちを巡って繰り広げられる争いを描くSF巨編。
アニメ映画も大ヒットした。

映画は1度観たが漫画は初めて読んだ。
描きこみ量の凄さに圧倒された
話は後半難解なので、何度も読み返す必要あり。
時に「金田」がどうやって復活したのかが理解できなかった。

これを読むと、この作品が「ドラゴンボール」のサイヤ人編以降にいかに影響を与えたかが分かって面白い。
「おばさん」のコスチュームが「グレートサイヤマン」 だった。こちらが元祖ですが。
  「ゴーストバスターズ」(映画) 1984年のコメディ実写映画のリメイク
ニューヨークで幽霊退治を請け負う4人組「ゴーストバスターズ」の活躍を描く。


前作が好きだったのと、評判が良さげなので観てきました。
メインキャストが前作と男女が逆になっていて、隊員女性4人+事務員男性1人。

「エリン」と「アビー」のコンビは「ハリゼンボン」を彷彿させた。 吹き替えキャストもそうだと良かったのに。
まぁまぁ面白かったですが、正直前作は超えませんでした。ワクワク感が無いというか。
ラスボスももっと意外なものだと良かった。
  「ロボダッチ 3巻」」(コミックス) 原作・小沢さとる 漫画・久松文雄
今は無きプラモデルメーカー「イマイ」のヒット商品「ロボダッチ」の 新規書き下ろし漫画。

いつの間にか出ていた3巻
3巻は資料ページは無く、「タマゴロー」のアイデアを出した久松氏による新規書き下ろし漫画のみ。
正直漫画は話のテンポが悪く、「面白い!」という感想ではなかった。
おそらく出版社も何の注文もせずに、作者に自由に描かせているのでしょう。
2巻でやっていた、ロボットだけの掛け合い話の方が良かった。

最後は話の途中で終わっているので、まだ続刊あるみたい。
  「ひとり暮らしの小学生」」(コミックス) 作・松下幸市朗
Kindleで発表していた4コマ漫画の書籍化。
1980年代に神奈川県の江ノ島で1人食堂を営む、9歳の女の子「リン」の日常を描くほのぼの漫画。

辻真先さんがツイッターで薦めていたので購入。

関東版「ジャリン子チエ」というイメージ。
主人公が天涯孤独な分、こちらの方が不幸。
暗い話になりがちで笑いになりにくい設定だが、リンの明るい性格で救われている。
悪い人は1人も登場しません。

冒頭で登場する教師が誰なのか結局明かされていないが、同級生の「亮くん」なのかな?
  「エリア51 13巻」(コミックス) 作・久正人
人外の住む地下の町「エリア51」が舞台。
人間の女探偵「マッコイ」が主人公のアクション漫画


マッコイの体を繋ぐ「草薙の剣」の謎が明らかに。
OCTOBER 「それでも町は廻っている 1〜15巻」(コミックス) 作・石黒正数
東京下町に住む女子高生「嵐山歩鳥」が主人公の日常コメディー。


最初の数話は歩鳥の服装がメイド服で美少女ものっぽかったが、段々キャラが砕けてきて好感が持てた。
下町商店街の日常から、死後の世界、幽霊や宇宙人の登場など「何でもあり」な世界観も良い。
歩鳥に振り回される大人達、特に「森秋」と「松田」がいい味。

次で最終巻になるとか。淋しい。
NOVEMBER 「この世界の片隅に」(映画) 監督・片渕須直。漫画が原作の長編アニメ。
広島の海苔作りの娘「すず」
が軍港の町呉に嫁ぎ、第二次世界大戦に巻き込まれていく。

名作。特にすず役ののんさんの演技が素晴らしかった。

世界中の多くの人に観てほしい作品。
映画化の際に、観客にアピールしやすくするため悲劇を濃厚にして、
ありがちな「戦争反対」映画にならなかった点も良かった。
  「ヒックとドラゴン2」(BD) ドリームワークス製作のフルCG長編アニメ。
ドラゴンと共に生きるバイキング一族の青年「ヒック」が、「ドラゴンの王」と戦う話。

面白かった。
このシリーズは毎回何かを失っていて、単純なハッピーエンドではないのが印象的
ヒック以外のキャラの名前が未だに覚えられない。
このような素晴らしい作品が日本で未公開なのは納得できない

「KUBO」は是非とも日本で公開してほしい。
  「ぐるぐるメダマン DVD-BOX デジタルリマスター版」(DVD) 東映の実写TVドラマ。
高坂マミのネックレスの水晶(オバケの魂)を取り返すため、
オバケの「メダマン」が人間界で奮闘する話。

長年待ちましたがついに初ソフト化。嬉しい。
ちゃんと観るのはほぼ初めてだが、言われると「がんばれ!!ロボコン」との類似点が多い。
「アズキアライ」が何故かバレリーナ的な動きなのもそのせいか。
メダマン以外のオバケたちは水晶返還には関与しないので、あまりストーリーに絡まない
(そうなると完全にロボコンになってしまうし)。
「アマノジャク」や「アズキアライ」がメインの話も観たかった。
  「ノドの迷路」(コミックス) 作・逆柱いみり
保健室のヤブ医者の治療により、姿が奇怪に変わってしまった同級生を人間の形にもどすために、
迷路のような町を歩き回る少年二人。同級生は元の姿に戻れるのか? そして二人の行き着いた先は…?。

久しぶりのいみり作品。
最近の作品で目に付く不快なエロ要素は無かった。
後半のカーチェイスは「ケキャール社顛末記」を彷彿させる。
情けない「ロボットポリス」が良かった。
  「ネバーエンディング・ストーリー エクステンデッド版(初回限定生産)」(BD) 長編実写映画。
いじめられっこの「バスチアン」が、本の中の世界「ファンタージェン」を救う話。

幻のエクステンデッド版(ドイツ版)と、リマールのテーマ曲が収録されたインターナショナル版の2枚組。
象牙の塔の登場曲はインターナショナル版の方が好き。
カタツムリに乗った小人が誰かに似てるなぁと思ったら、
「チャーリーとチョコレート工場」でウンパルンパ役のディープ・ロイだと初めて気づいた。若い!
特典映像で原作者ミヒャエル・エンデがこの映画をボロクソに批判していたが、
「カリオストロの城」や「ビューティフル・ドリーマー」など、原作者が批判する映画は名作が多い気がする。
DECEMBER 「ホクサイと飯さえあれば 4巻」(コミックス)

作・鈴木小波
借家の一軒家に一人暮らしの女子大生「山田ブン」が、
ツッコミ役のぬいぐるみ「ホクサイ」と一緒に飯を作るインドア派グルメ漫画。


ブン祖父がかわいい。
ブン父も
かわいい。
相変わらず「ナギ」の存在が謎。

  「ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー」(映画) スペースオペラ9部作のスピンオフ作品。4番目の直前の話。
銀河帝国が建造した惑星破壊兵器「デス・スター」の設計図強奪した反乱軍部隊「ローグ・ワン」を描く。


アイマックス3Dで観た。面白かった。
今までのスターウォーズで一番硬派な映画でした。素晴らしかった!
特にアイアンジャイアント似の「K-2SO」がカッコいい。


皆勤賞R2と3POは今回は出ないかと思ってたら登場した。顔出し程度でしたが。
ベイダーも悪役全開で気持ち良かった。
デストルーパーのデザインは駄目だ。カッコ良すぎる。

「モン・モスマ」や「モフ・ターキン」の再現性がすごい。
ターキンレイア姫のアップ顔はCGだとか。そこまでして役者の統一性守る必要あるのかな?
どうしても「ベイズ」がピース又吉に見えてしまう・・・
  「藤子・F・不二雄 大全集 モジャ公」(コミックス) 作・藤子・F・不二雄

久しぶりに読んだが、やはり最高傑作。
コミックス未掲載の「宇宙へ家出(2)」が初めて読めて感動。
「名無しのゴンベ号」が実は2代目だったとか、初代ロケットを買ったのはドンモだったとか、
「不死身のダンボコ」が連載での最終話だったとか、 新発見多かった。
「適応カプセル」もちゃんと話の中で説明していたんだなぁ。

出来ればセリフも直す前のものにして欲しかった。「藤子不二雄は狂ってる」とか「ドンモがパーになってる」とか。
  「劇場版 ムーミン 南の海で楽しいバカンス」(BD) 原作・トーベ・ヤンソン
冒険に出かけたムーミン一家が、何故か南の海でバカンスを楽しむ話。

可愛さに媚びない絵が良い感じ。
「はい虫」がメインキャラ扱いなのが新鮮だった。
  「動物たち」(コミックス) 作・panpanya
短編集第4弾。


アクション巨編「」が特に面白かった。
引越し関連の連作も味があって好きだ。
  「君の名は。」(映画) 監督・新海誠。長編アニメ。
突然体が入れ替わるようになった高校生の男女の話


「星を追う子供」は受け付けられなかったけど、今作は素直に面白かった。
前半のラブコメから、後半SF話になっていくのが良かった。
時間軸が飛びまくるので混乱しそうだけど、観た後で考察できる余地があるのも良かった。

 

2016年映画BEST5/9

第1位・・・ ズートピア
第2位・・・ この世界の片隅に
第3位・・・ シン・ゴジラ
第4位・・・ 君の名は。
第5位・・・ ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー