2009
JANUARY | 「ヴァイスの空」(コミックス) |
作・カサハラテツロー。 |
「ワルキューレの栄光2巻」(コミックス) | 作・冨士宏。 ナムコのゲームキャラ・女神「ワルキューレ」が 時の鍵が抜かれて混乱する地上での冒険を描く。これで完結。 最初から連載話数は決まっていたらしいが、 ペース配分を間違えたのか、後半の展開が速すぎ。 |
|
「コレリ大尉のマンドリン」(TV映画) | 第2次大戦開戦直後。 イタリア軍とドイツ軍に占領された、ギリシアのケファロニア島が舞台のラブロマンスもの。 ヒロイン「ペラギア」の父親がシブくていい味出してます。 |
|
「メゾン・ド・ヒミコ」(TV映画) | ゲイのための老人ホーム「メゾン・ド・ヒミコ」が舞台の人間ドラマもの。
オダギリジョー氏がカッコイイ。 常時やぶにらみの柴咲コウさんが怖かった。 夏のゆるい感じの風景が良かった。ロケ地は静岡県らしいが。 |
|
「世にも奇妙な漫★画太郎 5巻」(コミックス) | 作・漫★画太郎 1話完結のオムニバスコミック。 今回ヒドすぎる・・・ |
|
「チェコ人形アニメの巨匠たち」(映画) | チェコ人形アニメの、歴史ドキュメント映画。 レイトショーなのでガラガラと予想していたら、最終日だったせいかほぼ満席状態。 子供向けにこだわり続けた「ティールロヴァー」、 冒険ファンタジーの「ゼマン」、 巨匠「トルンカ」、その弟子の「ポヤル」・・・ ノウハウも無く、試行錯誤しながら作品を作る作業は大変ではあるが実に楽しそう。 DVD買いたくなった。 当面はイジー・バルタ監督の新作長編『屋根裏のポムネンカ 〜In the Attic〜』の公開を待つばかり。 |
|
「西遊妖猿伝 大唐篇1〜2巻」(コミックス) | 作・諸星大二郎。 人間の少年「孫悟空」が猿の妖怪「無支奇」に「斉天大聖」の力を授かって、 中国唐の時代を活躍する、「西遊記」をベースにした話。 「モーニング」で11年振りに連載再開。 「第二部完結」で終わっていたけど、本当に三部(西域篇)が始まるとは。 西域篇はまだ読んで無いけど、絵柄、特に悟空の顔が変わっていそうで心配。 大唐篇は全10巻予定だとか。どんなペースで発行するんだろうか? |
|
「ミッキーマウス/B&Wエピソード Vol.2 限定保存版 」(DVD) | 初めて観る話が多くて面白かった。 初期の下品でハチャメチャなミッキーが好きだ。 「ミッキーの街の哀話」など、一部の話が「保存映像」扱いになってるのは何故? 原因が差別表現なのであれば「ミッキーのジャングル・リズム」はアウトだと思うし。謎だ。 |
|
「臍の緒街道」(画集) | 逆柱いみりの初画集。 予想より小さかった。あまりに小さくて平積みになっていたのに気付かなかった。 34ページ目の見開きの、車が山積みになっているイラストが1番好きだ。 九龍城チックでゴミゴミしたイラストが好きなのだが、 水彩やアクリル画だと、あの薄暗い感じの表現は難しいんでしょうね。 あとがきに笑った。ファンとしてはもっと漫画本出して欲しい。 |
|
FEBRUARY | 「カイバ Vol.1〜Vol.3」(DVD) | 監督・湯浅政明。 記憶のデータ化ができるようになり、 身体から身体への記憶の乗り換え、体や記憶の売買が可能になった世界。 記憶を失った男「カイバ」が、体を乗り換えながら星々を旅して自分の記憶を取り戻す話。 面白かった。 三原三千夫氏担当の4話、CHOI EUNYOUNG氏担当の5話がすばらしい。 4話・・・「カバ」の体や、「記憶の部屋」の壁のフワフワ感がすごい。 5話・・・「パッチ」役のチョーさんがいい。 「バニラ」は前半の非道っぷりがあって、どうも好きになれない。 星の名前が憶え辛かった。「ララ」「トト」「ババ」「ロロ」「ネネ」など。 |
「機動旅団八福神 9巻」(コミックス) | 作・福島聡。 近未来(?)の戦時中の日本が舞台。 協調性が全く無い、個性的な少年兵士達の軍隊生活を描く。 「リカオン」と「ハンドラー」と「マダム・ライラと3賢者」の関係がよく分からん。 「名取」が熱血ヒーローに覚醒。 福神雨ガッパは「ドラえもん」のひみつ道具レベル。 |
|
「ディエンビエンフー 4巻」(コミックス) | 作・西島大介。 ベトナム戦争を舞台に、米軍カメラマンのヒカルがベトコンゲリラの少女と出会う話。 チャム族長男「ララ」の末路が哀れすぎる。 |
|
MARCH | 「西遊妖猿伝 大唐篇3〜4巻」(コミックス) | 作・諸星大二郎。 人間の少年「孫悟空」が猿の妖怪「無支奇」に「斉天大聖」の力を授かって、 中国唐の時代を活躍する、「西遊記」をベースにした話。 「八戒」や娘っ子たちが出てきて、コメディー色が濃くなった。 |
「アリーテ姫」(DVD) | 監督・片渕須直。 城の塔にとじこめられて育てられた姫が自立する話。 クオリティの高いアニメ映画。 ストーリーに起伏が乏しく、あまりワクワクしない。 冒頭にもっと「つかみ」が欲しかった。 キャラデザイン、総じて悪人顔に見えた。 音楽や世界観とかは好きなだけに、残念。 青い流れ星が降るシーン、黄金のコンドルのシーンは素晴らしかった。 |
|
「マダガスカル2」(映画) | ドリームワークスPDI制作のフルCGアニメ映画。 動物園の仲良し4匹組が、 マダガスカル島から故郷ニューヨークを目指す、という話。 前作同様「キングジュリアン」とペンギンたちが良かった。 お婆ちゃんを推しすぎな気が。 子供の動物キャラが可愛く感じないのは何故なんでしょう? |
|
「ヤッターマン」(映画) | タツノコアニメの実写映画化。 面白かった。 衣装、メカデザインがいい感じで、CGも違和感が無かった。 間の取り方のせいか、ギャグがイマイチ笑えなかった。 「ドクロベー」はぜひともアラーキーか、電撃ネットワークの南部虎弾に演って欲しかった。 「ドロンジョ」役の深田さん、見た目はぴったりだが、声に女ボスの重みがないのがオシイ。 「トンズラー」役ケンコバさんのアツくてクサい演技がツボでした。「ボヤやん・・・」 |
|
APRIL | 「つみきのいえ」(DVD) | 加藤久仁生監督の短編アニメ。 水没した町に、積み木のように家を積み重ねて住み続ける老人の話。 鉛筆タッチの絵柄が内容とピッタリ合っていい感じ。 フラッシュアニメ「或る旅人の日記」もお勧めです。 |
MAY | 「あたらしい朝 1巻」(コミックス) | 作・黒田硫黄。 第二次大戦下のドイツ人が主人公。 面白かった。 ドイツ人が日本人っぽく描かれていて読みやすい。 読んでいて思ったのは、この人の漫画のセリフ回しやコマのテンポは 「男おいどん」とか四畳半ものを描いていた頃の松本零士先生に似ている。 主人公の周りで関係ない人がゴチャゴチャやってるところとか。 |
「劇場版 天元突破グレンラガン 螺巌篇」(映画) | GAINAX制作のロボットアニメ。 地下で暮らすことを余儀なくされた人間と、地上を支配する獣人との戦いに始まり、 果ては地球を滅ぼそうとする者との宇宙規模での戦いまで描く、超大作。 テッペリン攻略と「ロージェノム」を倒す部分はダイジェスト扱い。 まぁTV版で全部描ききったからしょう。 ロージェノムのハッキングシーンは笑った。 デス・スパイラル・マシン攻略の時、一番頑丈なガンメンは「キングキタン」となっていたが 「ツインボークン」の方が頑丈そうに思うぞ。 地球に帰った後、戦死した「キタン」へのフォローが追加されたり、 「人口を抑えるために人間を地下に押し込めた」という TV版のすっきりしない部分が解消されていたのが良かった。 紅蓮篇、螺巌篇を観たが、TV版の方が感動した。 映画版は「東映まんが祭」のノリで、ロボットバトルを楽しむのが正解なんでしょう。 |
|
JUNE | 「火の鳥 鳳凰編」(文庫コミックス) | 作・手塚治虫。 ファミコンで有名な「我王」が主人公の話。 奈良時代の仏教政治の様子が興味深い。 |
「ヘルボーイ ゴールデン・アーミー」(DVD) | 監督・ギレルモ・デル・トロ。
地獄生まれで人間に育てられた「ヘルボーイ」が 超常現象捜査防衛局で魔物退治をする、アメコミ原作映画第2弾 。 面白かった。映画館で観なかったのが悔やまれる。 極力CGに頼らない制作姿勢が良い。 トロールの市場が圧巻。 いろんな扮装で何役もこなすダグ・ジョーンズ氏は パンズ・ラビリンスでの演技の印象が強かったので、動きだけでも彼だとわかる。 石頭上司「ヨハン」がいいキャラ。 ヘルボーイに瞳があるのが唯一の不満点。 |
|
「コーヒーもう一杯・5巻」(コミックス) | 作・山川直人。 「コーヒー」をテーマにした、ショートストーリー集。 完結。残念。 「丸山丸子の場合」と「長い冬」が面白かった。 |
|
「シアワセ行進曲」(コミックス) | 作・山川直人。 同棲カップルを描いたほのぼの連載漫画。 「人生が二度あれば」がせつなくて良い 。 |
|
「ドキばぐ5〜1stシーズン終了編〜」(コミックス) | 柴田亜美のゲーム業界レポートマンガの第7弾。 とりあえず完結。 遊んだゲームタイトルがほとんど無い・・・ 浜村社長がレギュラー入りしてから、マンネリ化した感が。 |
|
「茄子 上巻」(コミックス) | 作・黒田硫黄。「茄子」がテーマの一話完結もの。 新装丁で再販したので購入。 久しぶりに読んだけどやっぱり面白い。 |
|
「火の鳥 乱世編」(文庫コミックス) | 作・手塚治虫。 平家物語をアレンジした話。 「弁太」はいいやつ。 |
|
「プルートウ7巻」(コミックス) | 作・浦沢直樹。 鉄腕アトムの「地上最大のロボット」をベースにした、近未来ロボット漫画。 完全に「ゲジヒト」が舞台から降りた。 ここにきて「アトム」に主役交代? |
|
「世にも奇妙な漫★画太郎 6巻」(コミックス) | 作・漫★画太郎 1話完結のオムニバスコミック。 今回もヒドすぎる。 面白かったのは「すいかわり」くらいか。 |
|
「火の鳥 ヤマト・異形編」(文庫コミックス) | 作・手塚治虫。 昔読んだ気もする。 異形編・・・火の鳥「左近介」に厳しすぎ。 |
|
JULY | 「ワイルドマウンテン 6・7巻」(コミックス) | 作・本秀康。 主人公は東京都中野区ワイルドマウンテン町 町長「菅菅彦(スガ スガヒコ)」。 「香港サタン」との戦いは、弱点さがしが「ワンダと巨像」っぽくて面白かった。 この作者の漫画はちゃんと複線を張って、きれいに回収してくれるので、読んでいて気持ちが良い。 |
「火の鳥 太陽編 上・中・下編」(文庫コミックス) | 作・手塚治虫。 顔の皮を剥がされ、狼の首をかぶせられた百済の男が 倭の国に渡って宗教の自由のために戦う話。 鳳凰編に続いて、今回も仏教政治批判っぽい内容。 土着の神々を攻撃する仏の軍団は完全に悪役っぽく描かれている。 人格者だった「大海人皇子」が、権力を握ったとたんに変貌する様がリアル。 人生に翻弄される「大友皇子」が哀れ。 古代に比べて、近未来部分の内容が薄っぺらいのが残念。 |
|
「ヱヴァンゲリヲン新劇場版:破」(映画) | 総監督・庵野秀明。 面白かった。 TV版のリメイクというか、ほぼ新作。 TV版を飽きるほど観た人を、また夢中にさせる作品として蘇らせる庵野監督はスゴイ。 新たな謎がさらに追加。 「アスカ」の苗字が変わった理由が気になる。 弐号機のテーマが流れた時はカッコ良くて鳥肌たった。 高いパンフレットを袋とじにするのはやめてほしい。うまく切れない。 |
|
「空の巻き貝」(コミックス) | 作・逆柱いみり。 空を飛ぶ巻貝にさらわれた少年と、巻貝の子供が旅をする話。 久しぶりに刊行したいみり漫画。 最近の作者の傾向なのか、エログロ色が濃くなってきている。 所々、不快な部分があるのが残念。 「無意味に長い走行シーン」は相変わらず良い。 みぎわパンさん(作者の奥さん)の絵が混じっている? |
|
「ウォレスとグルミット ベーカリー街の悪夢」(映画) | 監督・ニック・パーク。 人気クレイアニメのTVスペシャル最新作。 混んでました。 ちょっと物足りなかった。 ストーリーに意外性が無かったのが残念。 相変わらずクオリティの高さに感心。 TVシリーズ1〜3もデジタルリマスターで同時上映。 1、2は鮮明な映像よりも、手作り感のある元の方が良かった。 随所にBGMが追加されて、あのいい感じの静かな間が無くなってしまった。残念。 |
|
AUGUST |
「るくるく 6〜10巻」(コミックス) |
作・あさりよしとお。 完結。 最後まで話が平坦で、あまり盛り上がりが無かった。 |
「藤子・F・不二雄 大全集 ドラえもん 第1巻」(コミックス) | 作・藤子・F・不二雄。 初期ドラはキャラも話もクレージーで良い。 昔は気づかなかったが、今読むとコミックスでの加筆修正部分が丸分かり。 せっかくの「大全集」なんだから、初掲載時のままのものが読みたかった。 「ロボ子」の顔って、あんなモロに方倉陽二先生の絵だったのか。 「あやうし!ライオン仮面」は久しぶりに読んで大笑いした。 第2巻は幻のキャラ「ガチャ子」が登場とか。楽しみ。 |
|
「ブッダ 1巻〜12巻」(文庫コミックス) | 作・手塚治虫。 シャカ族の王子「シッダルタ」が「ブッダ」として悟りを開き、仏教を広める伝記漫画。 登場人物が多く、親子や国の人間関係が複雑でややこしい。 シッダルタがブッダ(目ざめる人)になってから、話に面白みがなくなった。 悟りきった人は物語の主人公にはし辛いのかも。 「タッタ」や「ヤタラ」が人間ぽくて好きだった。 |
|
「妄想戦記 ロボット残党兵 壱〜弐」(コミックス) | 作・横尾公敏。
第2次大戦を舞台に、トンデモロボット(サイボーグ)たちが暴れまくる話。 登場するロボット達のデザインがレトロで良い。 人間キャラの絵のタッチがバラバラなのもカオスで面白い。 |
|
「屋根裏のポムネンカ」(映画) | 監督・イジー・バルタ。 屋根裏に暮らす古いオモチャたちが、さらわれた人形「ポムネンカ」を救出する話。 チェコアニメで久々の新作長編。 手作り感満載でいい感じでした。 かわいいだけじゃないキャラクターがわんさか出てくる。 悪の軍団の造形がグロい。 観客が数えるほどしかいなかった。チェコアニメブームは去った? |
|
SEPTEMBER | 「藤子・F・不二雄 大全集 ドラえもん 第2巻」(コミックス) | 作・藤子・F・不二雄。 「ガチャ子」登場話がたった1話だけとは。 ドラミが1万馬力だったとは。 |
「大金星」(コミックス) | 作・黒田硫黄。一話完結もの。 「ミシ」・・・現代版オバQっぽくて面白かった。 ラストがカッコイイ。引越ししたくなる。 「アンヘル」・・・「アンダルシアの夏」の「ペペ」の兄「アンヘル」の話。 前作ではあまりいい印象は無かったけど、実はすごく男らしいいいヤツだった。 「居酒屋武装条例」・・・飄々とした店長がいい味。 |
|
「大日本天狗党絵詞(新装丁版) 1巻」(コミックス) | 作・黒田硫黄。 「邪眼」を持つ男「高間教授」に対抗するため、 衰退して散り散りになった全国の天狗が結集する話。 人間の口から本体の鳥(天狗)が抜け出る設定が面白い。 「師匠」の実力が本当にすごいかどうかが気になる。 |
|
「サマーウォーズ」(映画) | 監督・細田守。長編アニメ。 アルバイトで先輩女性の故郷に同行した少年の話。 面白かった。 連日満席でなかなか観れなかった。 クライマックスが最後まで電脳世界の中だったが、 もうちょっと現実世界の方にもスペクタクルが欲しかった。 |
|
「MEMORIES」(DVD) | 総監督・大友克洋。 オムニバスアニメ。 久しぶりに観た。 海外アニメっぽい「大砲の街」が一番好きだ。 。 |
|
「しんぼる」(映画) | 監督・松本人志。
突然何も無い密室に閉じ込められた男の話。 面白かった。 「密室からの脱出」という1点ネタに絞ったのも潔い。 後半の男が登っていく部分からがついていけなかった。 |
|
「嫌われ松子の一生」(DVD) | 中島哲也監督。波乱万丈を生きた「川尻松子」の人生を描く。
中島哲也監督なので、ライトな笑いを期待していたら、甘かった。 なんというヘビーな話。 「火垂るの墓」同様、軽々しく観れない作品です。 でも最後は涙してしまった。 |
|
OCTOBER | 「ディエンビエンフー 5巻」(コミックス) | 作・西島大介。 ベトナム戦争を舞台に、米軍カメラマンの「ヒカル」がベトコンゲリラの少女と出会う話。 「ジャジャマル」がせつない。 何考えてるか分からない「プランセス」や、色ボケのヒカルに感情移入できない。 ワザとそうしているのかな? 最後にあの2人がくっついても、おそらくハッピーエンドに感じないだろう。 |
「クール・ワールド」(DVD) | 「クール・ワールド」という漫画の世界から、現実の世界に脱出しようとする美女の話。 劣化版「ロジャー・ラビット」。映像も話もつまらなかった。 「ロジャー・ラビット」がいかに丁寧に作られていたかが分かる。 ブラッド・ピット氏が出演してます。 |
|
「キャプテン 1〜12巻」(文庫コミックス) | 作・ちばあきお。 墨谷二中の野球部を舞台に、歴代キャプテンがナインを引っ張って成長していく、世代交代野球漫画。 スポーツ漫画はほとんど読まないんですが、面白かった。 感情的なキャプテン「丸井」、 しっかりものの「イガラシ」、 自分本位の塊「近藤」など 個性的なメンバーが揃っていた「2代目丸井キャプテン編」をもっと長く読みたかった。 キャプテンになると、キャラクター性が弱くなってしまうのが興味深い。 |
|
「新三銃士」(TV) | 脚色・三谷幸喜。 中世パリを舞台に、「アトス」「ポルトス」「アラミス」の三銃士と 見習い銃士の「ダルタニアン」が、独裁政治を目論む「リシュリュー枢機卿」一派と戦う話。 人形の造形、声優の演技、演出、セット、全て良く出来ている。 「アンヌ王妃」がチャド・マレーン氏に似ている。 |
|
NOVEMBER | 「大日本天狗党絵詞(新装丁版) 2〜3巻」(コミックス) | 作・黒田硫黄。 「邪眼」を持つ男「高間教授」に対抗するため、 衰退して散り散りになった全国の天狗が結集する話。 面白かった。 こんなスペクタクルな展開になるとは予想できなかった。 「比良井」がせつなカッコイイ。 司会者「なぜあなたは師匠なのですか」 師匠「俺を見た者は皆俺の弟子となるからだ」←しびれた。 こんなすごい漫画を大学行きながら描いてた作者の才能って・・・ |
「崖の上のポニョ」(DVD) | 宮崎駿監督のアニメ映画。 魔法の力で人間の女の子になった魚の「ポニョ」の話。 DVDで見直したら、驚くほど感動が無かった。 前半の津波以降盛り上がりが無いからか。 |
|
「がんばれ!!ロボコン DVD-COLLECTION VOL.1」(DVD) | 半人前ロボットの「ロボコン」がA級ロボット目指して奮闘する特撮ホームコメディ。
VOL.1はLD版と内容が被っているので、懐かしさは無い。 第8話のセリフの一部がカットされてるのはひどい。 VOL.2以降はこういうミスが無いことを祈る。 |
|
「ライアン・ラーキン路上に咲いたアニメーション」(映画) | 若すぎた成功の後、創作のプレッシャーに追い詰められ、 全ての栄光を捨てホームレスとなった伝説のアニメーション作家「ライアン・ラーキン」。 生前彼が残した全5作品と、彼へのインタビューを元に作られたCG作品「ライアン」を上映。 たとえ才能があったとしても、それを支えるだけの精神力も必要、ということか。 プログラムの山村浩二さんの解説が素晴らしい。 |
|
DECEMBER | 「がんばれ!!ロボコン DVD-COLLECTION VOL.2」(DVD) | 半人前ロボットの「ロボコン」がA級ロボット目指して奮闘する特撮ホームコメディ。
上原正三先生の脚本、特に「ロボプー」「ロボクイ」の話は笑えた。 全編ドタバタ話もあれば、汗と涙の根性話もある。名作。 一期生ロボットの着ぐるみの損傷が観ていて痛々しい。 |
「藤子・F・不二雄 大全集 ドラえもん 第3巻」(コミックス) | 作・藤子・F・不二雄。 「ペロ!生き返って」・・・泣けた。 「重力ペンキ」・・・泣けた。 「スケジュールどけい」・・・笑えた。 |
|
「藤子・F・不二雄 大全集 バケルくん」(コミックス) | 作・藤子・F・不二雄。 久しぶりに読んだ。 「バケル」ってあまり活躍してなかったんだなぁ。 |
2009年映画BEST5/10
第1位・・・ | 「ヱヴァンゲリヲン新劇場版:破」 |
第2位・・・ | 「サマーウォーズ」 |
第3位・・・ | 「ウォレスとグルミット ベーカリー街の悪夢」 |
第4位・・・ | 「マダガスカル2」 |
第5位・・・ | 「しんぼる」 |