2007
JANUARY | 「アリス」(DVD) |
監督・ヤン・シュヴァンクマイエル。 |
「宮崎駿のススメ。」(解説本) | アニメ監督、宮崎駿氏の作品の解説本。 カリオストロの城の時代設定が1968年なので、 銭形警部が食べるカップヌードルや、 ルパンが食べる赤いきつねはまだ発売されてないはず。といった小ネタが満載。 |
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「虚数霊 1巻」(コミックス) | 作・むらかわみちお。 骨董品屋を営む女店主レナとAI搭載ぬいぐるみ「くうたん」の話。 絵が上手い。 背景が細かく描きこまれている漫画は好き。 |
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「プルートウ4巻」(コミックス) | 作・浦沢直樹。 鉄腕アトムの「地上最大のロボット」をベースにした、近未来ロボット漫画。 お茶の水博士が手塚治虫先生に、 天馬博士が庵野秀明監督に似ていた。 |
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FEBRUARY | 「Dr.SLUMP 完全版 1〜5巻」(コミックス) | 作・鳥山明。 このクオリティ(特に扉絵)で週間連載。改めてスゴさを再認識。 「アラレ空をとぶ!」から「英雄スッパマン」の頃の話が一番好き。 ジャンプコミックスのおまけのページも載せて欲しかった。 ガメラやゴジラはOKなのに、ウルトラマン系には全て修正が入っていた。 |
「シュヴァンクマイエルの不思議な世界」(DVD) | ヤン・シュヴァンクマイエル監督の短編集。 「地下室の怪」・・・雰囲気が良かった。 「陥し穴と振り子」・・・次々と襲いかかる処刑の罠を切り抜けていく話。 カメラが主人公の視点で、まるでホラーアドベンチャーゲームのような感覚。 |
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「機動旅団八福神 5巻」(コミックス) | 作・福島聡。 近未来(?)の戦時中の日本が舞台。 協調性が全く無い、個性的な少年兵士達の軍隊生活を描く。 銃を振りかざして、理不尽な命令を無理矢理服従させる「張」准尉の 「嫌な上官キャラ」描写が半端じゃない。 |
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「ファウスト」(DVD) | 監督・ヤン・シュヴァンクマイエル。 街中で配られた地図の場所を何気なく訪ねた男が、 見えない力によって、人形芝居「ファウスト」を演じさせられる話。 久しぶりに観た。やっぱり名作。 初めて劇場で観た時は、一発でシュヴァンクマイエルの世界にハマりました。 廃墟っぽい舞台設定が良い。 |
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「ローレライ」(TV映画) | 監督・樋口真嗣。 舞台は第2次世界大戦・敗戦間際の日本。 潜水艦の艦長・絹見少佐が、東京への原爆投下を阻止しようと、 謎の「ローレライシステム」を搭載した潜水艦単艦で殴りこみをかける話。 ラストの戦いがあっさりしていた。。 「ローレライシステム」もあまり登場しなかった。 |
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「スウィング・ガールズ」(TV映画) | 片田舎の女子高生たちが、ひょんな事からジャズのビッグバンドを結成する話。 「プリティ・リーグ」っぽい。 「未経験者が数々の困難を乗り越え、力を合わせて成功する」といった描写はあまり無かった。 主役の友子よりメガネの関口の方が良かった。 公式サイトの人物紹介文が面白かった。 |
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「銀河宅配便マグロ 1巻」(コミックス) | 作・おおひなたごう。 宇宙宅配業者のギャグ漫画。 レギュラーは銀河宅配業者の班長「ロム」乗員「ミーザ」新人「キューチャク」、 銀河騎士団「ジザイ」の「オビ左衛門」「パツキン」の5人。 面白かった。 関西弁のオビ左衛門と、クールなパツキンのコンビが良い。 キューチャクのいじめられ方が哀れすぎ。 |
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「少女探偵金田はじめの事件簿」(コミックス) | 作・あさりよしとお。 推理探偵もののギャグ漫画。 「事件の謎が、推理で解決できる次元を超えている」というネタ。 |
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MARCH | 「土星マンション・1巻」(コミックス) | 作・岩岡ヒサエ。 地球全体が自然保護のため立ち入り禁止になり、 リング状の巨大なマンションで一生をすごす人々。 その外壁の窓拭きとして働く少年「ミツ」の成長記。 SFっぽい設定だが、ガンコな職人、世話好きの隣人などが出てくる人情話。 絵も話もしっかりしていて読みやすい。 ベテラン「仁」さんと無口な「タマチ」がいいキャラ。 「真」が怖かった。 |
APRIL | 「ハウルの動く城」(DVD) | 宮崎駿監督のアニメ映画。 魔女に呪いをかけられて90歳になった少女「ソフィー」が 魔法使い「ハウル」が住む城で暮らす話。 日本語版は声に違和感があったが、音声を英語にして観たら普通に楽しめた。 英語版のカルシファーの声が、自然な抜けた感じで好印象。 |
「GOGOモンスター」(コミックス) | 作・松本大洋。 他人には見えない、「あっちの世界」が見える、小学3年男子「ユキ」の話。 450ページ描き下ろしの長編漫画。 ユキは 他のクラスメート達を「クズ」と呼び、 大人になることは「脳が固まり、内臓が腐る」ことだという。 散髪後のユキとマコトがパッと見で分かり辛いのが難。 ユキと気が合うアゴのしゃくれた用務員「ガンツ」。元ネタはロボコン? |
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「ワイルドマウンテン・4巻」(コミックス) | 作・本秀康。 主人公は東京都中野区ワイルドマウンテン町 町長「菅菅彦(スガ スガヒコ)」。 5巻は大事件が起きそうな予感。楽しみ。 |
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「宮崎駿イメージボード集」(ムック) | 宮崎駿監督が描いたイメージボード集。 1983年発行なので、映画ナウシカの公開前。 それまでに描き溜めた、作りたい作品のアイデアが満載。 「どなたかスポンサーになってこの映画をつくらせて下さい」 なんて書き込みがあるのが感慨深い。 「ラピュタ」や「トトロ」の原型も、この頃既に出来ている。 この本の「もののけ姫」には、 千と千尋の「油屋」そっくりの城が登場している。 宮崎監督は映画「もののけ姫」を作った時点で 過去の貯めていた「やりたかったこと」は全部やり尽くしたのかもしれない。 巻末インタビューで、「高橋留美子先生の発想が面白い」とか 「諸星大二郎先生の才能をうらやましい」の発言が。 天才は天才を知る。 |
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MAY | 「コーヒーもう一杯・3巻」(コミックス) | 作・山川直人。 「コーヒー」をテーマにした、ショートストーリー集。 「路上の花」・・・漫画の持ち込みのため上京して、食事をおごった女の子に原稿を盗まれる話。 なんか切なくて良かった。 |
「ナルミさん愛してる その他の短編」(コミックス) | 作・山川直人。 一人暮らしの会社員「ナルミさん」と UFOキャッチャーのぬいぐるみ「ドミノ」のショートストーリー。 少年画報社から出ていた漫画の再版版。 短編が2話追加されている。 作者あとがきで、 少年画報社版は売れ行きが悪く、 あっという間に絶版になり、かなり凹んだんだとか。 世の中間違っている。 |
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「ストリングス」(映画) | 舞台はマリオネットたちが暮らす世界。 一人一人の手足には天空から伸びた糸が繋がっていて、 頭の糸が切れると死んでしまう、という設定。 父王の仇を討つために旅をする王子の話。 CGを一切使わず、作りこまれた壮大な世界に感動。 ストーリーも単純で分かりやすいので良かった。 ちょっとグロテスクなシーンもある。 「一本糸の男」とか、奴隷の役割、生命の誕生など、 マリオネットの世界ならではの設定もオリジナリティあふれていて面白い。 |
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JUNE | 「万祝(まいわい)7〜8巻」(コミックス) | 作・望月峯太郎。 トビミヅチが凄すぎる。 干珠丸の船長がカッコイイ。 |
「大日本人」(映画) | 監督・松本人志。
日本に現れる巨大な「獣」と戦う男、「大佐藤大(まさる)」の話。 面白かった。 「ごっつ」や「ビジュアルバム」が好きな人にはお勧めです。 観た直後は、ちょっとボーゼンとなりましたが、 後からじわじわ笑いが効いてくる。 2回、3回と観直したい映画。 |
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「ゲバラちえ子の革命的日常」(コミックス) | 作・しりあがり寿。 革命的な主婦「ゲバラちえ子」の夫婦漫画。 ちえ子が旗を振り回して革命を叫んでいるのは最初の数話のみ。 中盤からはむしろ1番良識あるキャラになっていた。 1話2ページで読みやすい。 いつも困った顔の、旦那のキャラが好きだ。 |
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JULY | 「土星マンション・2巻」(コミックス) | 作・岩岡ヒサエ。 地球全体が自然保護のため立ち入り禁止になり、 リング状の巨大なマンションで一生をすごす人々。 その外壁の窓拭きとして働く少年「ミツ」の成長記。 周りのキャラたちが遊びはじめてきた。 無愛想な「タマチ」が実はタマゴフェチ、という設定は面白かった。 |
「ジーニアス・パーティ」(映画) | 7人の才能ある監督が、 テーマなど、何の制約も無く作った短編アニメーションのオムニバス映画。 「マインドゲーム」の湯浅監督作品「夢みるキカイ」が面白かった。 「LIMIT CYCLE」は観ていて苦痛だった。 凡人のわしには理解できなかった。 |
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「オケピ!」(DVD) |
三谷幸喜脚本・演出のミュージカル舞台。 舞台下のオーケストラピットで起こる人間ドラマを描く。 3時間近くもある劇を演じる、役者さんたちの体力が凄い。 「ラジオの時間」ほどのドタバタはないけど、面白かった。 布施明の歌唱力凄すぎる。 |
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「妄想代理人」(アニメ) | 監督・今敏。 「少年バット」と呼ばれる通り魔事件に次々巻き込まれる人々の話。 ネットで無料配信されていたので3話まで観た。 面白かったのでいつか続きを観たい。 |
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「放送禁止映像大全」(新書) | 様々な理由で、一般人が視聴することが困難になった映像作品の解説本。 かつてつけられた病名や職業などの多くが、 現在は差別などの理由で変られていることを初めて知った。 |
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「ルナシー」(映画) | 監督・ヤン・シュワンクマイエルのホラー映画。 精神病院に連れてこられた青年が体験する恐怖の物語。 冒頭で、監督自ら作品の解説をするという、今までに無い展開。 内容はあいかわらず悪趣味全開。 肉と臓物と舌と脳がストップモーションで飛んだり跳ねたり、遊びまわる。 この監督の作品には珍しく、純心な青年が主人公。 「13の拷問」、内容をちゃんと説明しないところが怖い。 |
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AUGUST |
「海獣の子供 1巻」(コミックス) |
作・五十嵐大介。 ジュゴンに育てられた2人の少年の話。 さわやかで好感の持てる絵。 背景も上手い ダイバーじいさんのジムがカッコイイ。 夏に読むべし。 |
「荒野の蒸気娘 1〜3巻」(コミックス) | 作・あさりよしとお。 心は乙女の蒸気機関ロボットと旅する男の話。 |
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「トランスフォーマー」(映画) | 宇宙から地球にやって来た機械生命体「トランスフォーマー」たちが、 車や飛行機などに変身しながら、善玉と悪玉で戦う話。 100%エンターテイメントに徹した、観たあと心に何も残らない映画。(誉め言葉) ロボの変型は燃える。 惜しむらくは、ロボットの善悪がパッと見で区別できないこと。 「メガトロン」と「スタースクリーム」もちょっと区別し辛い。 メカデザインが複雑。 2体が組み合って戦ったりすると形がよく分からん。 前半のアメリカンなノリは、ちとウンザリ。 |
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SEPTEMBER | 「海獣の子供 2巻」(コミックス) | 作・五十嵐大介。 ジュゴンに育てられた2人の少年の話。 台風の中、「海」を捜しに行くシーンや、 夜の海岸のシーンなどの描写がリアルで素晴らしい。 1・2巻同時発売だったので、てっきり2巻で完結かと思ったら3巻に続くのか。 最後ちょっと怖かった。 |
「銀河宅配便マグロ 2巻」(コミックス) | 作・おおひなたごう。 宇宙宅配業者のギャグ漫画。 レギュラーは銀河宅配業者の班長「ロム」乗員「ミーザ」新人「キューチャク」、 銀河騎士団「ジザイ」の「オビ左衛門」「パツキン」の5人。 主人公ロムが壊れはじめて、ますます面白くなってきた。 「おやつ」の時のギャグのキレ味を思い出す。 「ワープ中でワープ」がツボでした。 |
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「レミーのおいしいレストラン」(映画) | 監督・ブラッド・バード。 ピクサー制作のフルCGアニメ。、 天才料理人のネズミが、パリの1流レストランで働く話。 面白かった。 でも不満点も多かった。 この内容で2時間は長いのでは? 邦題がチャチい。 CGの料理は本当に美味そうだった。 ほぼ主役の「リングイニ」の声はスタッフが担当。 脇役のがいい味出していた。 料理評論家「イーゴ」がモト冬樹氏に似ていた。 「ホルスト」は小松政夫氏にちょっと似ていた。 リングイニは最後まで好きになれなかった。 料理にさほど興味無さそうだし、腕を上げる努力もしてない。 ネズミのレミーが人語を解するのはギリギリ許せるとして、 文字(しかも遺産相続の書類)まで普通に読めるのは無理があるのでは。 レストランでのドタバタをもっと増やしてほしかった。 |
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「よつばと!6巻」(コミックス) | 作・あずまきよひこ。 元気な女の子「よつば」の日常生活を描くほのぼの漫画。 よつばが泣いてる場面が多かった、試練の巻。 |
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「ヱヴァンゲリヲン新劇場版:序」(映画) | 総監督・庵野秀明。 TV版のデジタルリメイク映画。 予想よりTV版と同じだった。 エヴァと使徒のカットの1部が3Dだったのに違和感。 2Dの迫力にはかなわなかった。 |
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「機動旅団八福神 6巻」(コミックス) | 作・福島聡。 近未来(?)の戦時中の日本が舞台。 協調性が全く無い、個性的な少年兵士達の軍隊生活を描く。 ホラー色が濃くなってきた。 未だに登場人物の名前が頭に入っていない。 巻頭にキャラ紹介と福神の番号を入れてほしい。 |
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「世にも奇妙な漫★画太郎 1巻」(コミックス) | 作・漫★画太郎。 1話完結のオムニバスコミック。 コピー技健在。 「ケータイムマシーン」のラストがくだらなく面白い。 |
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「天元突破グレンラガン」(TVアニメ) | GAINAX制作のロボットアニメ。 地下で暮らすことを余儀なくされた人間と、地上を支配する獣人との戦いに始まり、 果ては地球を滅ぼそうとする者との宇宙規模での戦いまで描く、超大作。 久しぶりにハマったTVアニメ。 アニメのクオリティは高く、テンポも良い。 テッペリン攻略までが1番盛り上がった。 前半、「カミナ」の活躍をもっと見たかった。 第3部以降は暗い展開は観ていて辛かった。 「キタン」「ロージェノム」の最期は泣けた。 ラストバトルのマトリョーシカ展開は鳥肌もの。 「ガンバの冒険」以来、久々にアツい作品に出会いました。 |
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OCTOBER | 「よつばと!7巻」(コミックス) | 作・あずまきよひこ。 元気な女の子「よつば」の日常生活を描くほのぼの漫画。 「よつば」と「やんだ」の同レベルっぷりが面白い。 |
「新世紀エヴァンゲリオンVol.11」(コミックス) | 作・貞本義行。 「生と死が同価値」というカヲルのセリフの意味がやっと理解できた。 人類補完計画がいよいよ始まる。 この先、映画とは違う展開はあるのだろうか? |
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「ハトのおよめさん6巻」(コミックス) | 作・ハグキ。 動物の森に住むハト家族の話。 よめさんの照れ隠し「いやーっ」がかわいかった。 よめがTVに出る話にはハズレ無し。一言ネタ最高。 「パリコレ」がムーミンの「スティンキー」っぽいキャラになってきた。 |
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「ウゴウゴルーガおきらくごくらく15年!」(不完全復刻DVD-BOX) | 伝説の番組のDVDBOX化。 画期的な番組だったと改めて認識。 特に生放送のハイテンションっぷりはすごい。 終盤はシモネタが多くなって引いた。 「ちなつの部屋」「森の王様」「ももいろぞうさん」「はらぺこだいさく」など 初期のコーナーをもっと入れて欲しかった。 「ロドニーガイ」も全話通して観たい。 第2弾発売を期待。 |
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NOVEMBER | 「パンズ・ラビリンス」(映画) | 内乱終結直後のスペインが舞台。 圧政を敷く政府軍と、反政府ゲリラとの戦いに巻き込まれる少女「オフェリア」が主人公。 久しぶりにいい映画を観た。 枯れた感じの世界観はが好み。 あの石壁の迷宮、迷ってみたい。 子供向けじゃないのにわざと絵本っぽくしたプログラムもいいセンス。 タイトルほど「迷宮」の描写は少ない。 もっといろんな怪物を見たかった。 「ペイルマン」は、 目玉の裏側が肉っぽいのがリアル。歩き方も怖い。 現実世界はイヤというほど残酷に描かれる。 大尉との生活が嫌でも逃げられないオフェリア。あまりに可哀想で涙が出た。 ラストがハッピーエンドかどうかは意見が分かれると思う。 オフェリアがたとえ魔法の王国に行けたのだとしても、 「死」を美化するような話にしては駄目だと思う。 その辺の配慮なのか、最後は現実世界の、後味の悪いカットで終わっている。 でもこの方が正しいと思う。 |
「暗黒神話」(文庫コミックス) | 作・諸星大二郎。 「ヤマトタケル」の生まれ変わりの少年が、万能の力を持つ「アートマン」として覚醒する話。 第三者視点で話が進むので、特定の主人公は存在しない感じ。 古事記から宇宙にまでスケールアップするストーリー展開はスゴイ。 同時収録の「徐福伝説」は、不老不死を求める妖術師「徐福」が日本にやって来る話。 こちらは内容も少年誌っぽくて読みやすい。 |
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「賭博堕天録カイジ 1巻〜10巻」(コミックス) | 作・福本伸行。 強制労働施設から開放された「カイジ」が、 イカサマ賭博施設の社長と対決する話。 これまでと違い、カイジが「社長」と勝負する理由はほとんど無い。 カイジが義賊きどりっぽくてあまり共感できず、面白くない。 麻雀勝負も微妙。これまでの勝負がどれもシンプルだったので。 兵藤会長や遠藤、黒服など、レギュラーキャラが登場しないのも寂しい。 後半、社長のキャラが開花してから、ちょっと面白くなってきた。 あの珍ルーレットもどう使われるかも見もの。 |
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「孔子暗黒伝」(文庫コミックス) | 作・諸星大二郎。 「マタ・ハリ」と呼ばれる少年を中心に、釈迦や孔子も登場する壮大な話。 この作品から「暗黒神話」につながる。 「宇宙の真理をもとめると、究極的には無機物になってしまう」とか、 「世界は対極→双義→四象→八卦・・・と二択で形成されている」とか、 「宇宙の寿命は、3つの棒にはまった全ての輪が移動し終わる時」とか・・・深い。 これを少年ジャンプに連載してたってのもスゴイ。 |
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「ファンタスティック!チェコアニメ映画祭 A・Bプログラム」(映画) | 旧チェコの国営アニメスタジオが制作した短編アニメのオムニバス。 上映前のトークショーで、これから観る作品のネタバレはやめてほしかった。 チェコ語と音楽が心地よく、Aプロはついウトウト・・・ コーヒー投入し、Bプロはバッチリ観れた。 オチが無かったり、ブラックだったり、ビスケットだけで作品作ったり。 共産国営アニメは観客に媚びてなくて面白い。 賢い動物が人間を小馬鹿にする、というパターンが多かった。 C・Dプログラムも期待。 |
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DECEMBER | 「プルートウ5巻」(コミックス) | 作・浦沢直樹。 鉄腕アトムの「地上最大のロボット」をベースにした、近未来ロボット漫画。 まだプルートゥlは姿を見せず。ひっぱるなぁ・・・ |
「シグルイ3巻〜9巻」(コミックス) | 山口貴由画の時代劇画。 主人公「藤木源之介(片腕)」と「伊良子清玄(盲目)」の真剣試合から物語は始まる。 虎眼流、マトモな人がほとんどいない・・・ ガマが不快だった。 |
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「万祝(まいわい)9巻」(コミックス) | 作・望月峯太郎。 真の敵「スズキ」との戦い。 干珠丸の船長カッコイイ。カモノハシも。 |
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「ファンタスティック!チェコアニメ映画祭 C・Dプログラム」(映画) | 旧チェコの国営アニメスタジオが制作した短編アニメのオムニバス。 ほのぼの色は低く、ブラック&ナンセンス色が濃厚。 またもやチェコ語とジャジーな音楽が心地よく、半分寝ながら鑑賞。 「カンティレーナ」のインパクトはすごかった。 鳥目線だと、ただの焼き鳥屋さんも極悪人に見えるって、「チュウリップ」か。 |
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「ワイルドマウンテン・5巻」(コミックス) | 作・本秀康。 主人公は東京都中野区ワイルドマウンテン町 町長「菅菅彦(スガ スガヒコ)」。 ジャズシンガーの神保さん、いいなぁ。 タマゴ酒がうまそうだった。 ドMのタクシー運ちゃんに笑った。 |
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「世にも奇妙な漫★画太郎 2巻」(コミックス) | 作・漫★画太郎 1話完結のオムニバスコミック。 「シムラからの年賀状」がベストワン。 |
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「チェコアニメ新世代U」(DVD) | 人形アニメが盛んな国チェコの新人作家たちの新作アニメ集。 「魔法の鐘」・・・ハッピーでいい。歌がいい意味で耳に残る。 「落下」・・・シュール。 「怖いもの知らずのフランタ」・・・「コープスブライド」っぽくて面白かった。 |
2007年映画BEST5/10
第1位・・・ | 「パンズ・ラビリンス」 |
第2位・・・ | 「大日本人」 |
第3位・・・ | 「ジーニアス・パーティ」 |
第4位・・・ | 「ストリングス」 |
第5位・・・ | 「レミーのおいしいレストラン」 |