back to top

2001

JANUARY 「ダイナソー」(映画) ディズニーのフルCG映画。

予告編を観て期待してたんですがイマイチだった。

映像はリアルだけど
ストーリーが単純すぎ。
子供向けなのかと思えばキャラは可愛くないし笑いも無い。
どの年齢を対象にしてるのかわからないで出来てしまった感じ。
「時の支配者」(映画) ルネ・ラルーがメビウスと組んで作った長編アニメ。

前作「ファンタスティック・プラネット」が面白かったので観にいった。
2体のゴブリンのデザインが良かった。
話もラストがひねってて面白かった。
「カステラショックremix!!」(コミックス) おおひなたごうの幻のコミックの復刻版

ごう先生の作品は文字ネタも面白い。
お気に入りキャラは「トリップくん」と「おねしょ男」と「ケシゴメロンちゃん」。
  「パワーパフガールズ」(TV) 海外のTVアニメ。
スーパーパワーを持つ3人の女の子が、
町の悪者(怪人)を退治する話。

面白い
絵がイラストチックでかわいい。
ナレーターが小堺一機さんなのもGOOD。
FEBRUARY 「ギャラクシークエスト」(映画) 「スタートレック」を元ネタにしたSFコメディー。
TVドラマ「ギャラクシークエスト」に出演していた役者達が、
宇宙人に助けを求められ、
本物の宇宙戦争に巻き込まれる、という話。

「考えて作られた笑い」の映画。
ただ笑わせるだけでなく、ところどころにホロリとさせる演出をいれる所もうまい。
特撮もちょうど良い感じでうるさく無く、出演者もみんな良かった。
MARCH 「おやつ4巻」(コミックス) 作・おおひなたごう

お気に入りキャラは「パンダ」「ゴミ」「得体の知れない生物」のトリオ。
「ニセおやつ」はもう出てこないのかな?いいキャラだったのに。
APRIL 無し  
MAY 「チキンラン」(映画) 監督・ニック・パークピーター・ロード
アードマンスタジオがドリームワークスと組んで制作した長編粘土アニメ。

養鶏所で飼われているニワトリ達が集団脱走する、という話。

「ウォレスとグルミット」に比べると、ドタバタはちょっとひかえめな印象。
自動パイ製造メカ
のシーンが一番面白かった。

ニック・パークは次もドリームワークスと組んで、「ウォレスとグルミット」の長編を撮るらしい。
初期の明るい感じの作品を期待。
最近の作品は粘土がツルツルしてて、手作りの荒々しさが無くなってるのが残念。
  「クーの世界1・2巻」(コミックス)

作・小田ひで次
主人公は中学生の女の子で、現実と夢の世界を行き来する、という話。


裏表紙のイラストが良かったので買ったら大正解。
女の子の夢の世界「クーの世界」が妙にリアルで面白い
「イバラード物語」のようなファンタジー系かというとそうではなく、
ちょっと残酷な描写もあったりする所も「夢」っぽい。

JUNE 「福神町綺譚 参巻」(コミックス) 作・藤原カムイ
謎の町「福神町」が舞台のインタラクティブコミックの完結編。

独特の世界観が良い。
所々ややこしくて理解できない話もあるが、 絵だけ見ていても面白い。
JULY チェブラーシカ」(映画) 旧ソビエト連邦製の人形アニメ。監督はロマン・カチャーノフ

「チェブラーシカ」とはアフリカ生まれの謎の動物。

真の主役は、ワニのゲーナでしょう。
  「不思議惑星キン・ザ・ザ」(映画) 旧ソビエト連邦製のSF映画。
「空間移動装置」で砂漠の星にワープしたロシア人の2人が
現地人2人と釣り鐘型宇宙船で
旅をする、という内容。

映像もBGMもかなり脱力系で笑えた。
字幕が白文字で縁取りがされていないので
砂漠がバックだと 何が書いてあるのかがほとんど読めなかった。
おかげで後半のストーリーがよく理解できず。残念。
  「たのしい人生」(コミックス) 作・本秀康
ガロ系の
短編集。

かわいい絵柄にブラックな内容。
特に「恋の連絡網」「フライングホームがお気に入り。
AUGUST 「猿の惑星」(映画) 監督ティム・バートン

これまでのバートン作品の中だと、「バットマン」に近い感じ。
ビジュアル面での「バートン色」はかなり薄い。


チンパンジー将軍のキレっぷりが最高。
野生のチンパンジーは本当に凶暴で、共食いとかするらしい。
戦闘シーンもCGよりずっと迫力があった。
バートン監督ってこんなアツい戦争映画も撮れたんですね。
SEPTEMBER 「千と千尋の神隠し」(映画) 宮崎駿監督のアニメ映画。
少女「千尋」が神様達の世界で働かされる話。

面白かった。

千尋とカオナシとカンテラが3人で夜道を歩くシーンが良かった。
「異形の者が当たり前の様に行動している」シチュエーションが好きなので。

「リン」の正体って白狐だったのか。
蛙男、ナメクジ女がいるので、てっきり蛇かと思ってた。

「湯婆婆」役の夏木マリさんと「坊」役の神木くんの演技が特に良かった。
宮崎作品恒例の「うまそうな食べ物」。今回は釜爺の「天丼」でした。
  「ドキばぐ〜崖っぷちでハロー編〜」(コミックス)

柴田亜美のゲーム業界レポートマンガの第4弾。

「魔界村の藤原さんに13時間説教され続けた」とか
「ソンソンで10万点取るまで会社に戻れなかった」など
カプコンの社内ネタも満載。
48ページに登場する「小学館の担当」で笑った。
「moon」に登場する、西さんの愛犬「タオ」も写真入りで登場。

柴田亜美さんは昔原宿にお店を出してた時、カウンターで見ました。
まさに「女社長」って感じの方でした。

  「クイーンコング」(映画) 「キングコング」のヒットに便乗した超B級映画。

アフリカの奥地へ映画のロケに
連れてこられたロンドンのバカ男が
伝説の怪物「クイーンコング」に遭遇する、という話。
ジョーズ、ティラノサウルス、プテラノドン、人喰い植物なども登場し、見所盛り沢山。

広川太一郎さん、小原乃梨子さん、緒方賢一さんらベテラン声優が吹き替えを担当。
セリフはアドリブと駄ジャレの嵐でした。
広川節が好きな人はぜひ。

OCTOBER 「ものごっつえぇ感じSP」(TV) フジテレビでやっていた伝説の番組「ごっつえぇ感じ」の特別番組。

本当に久しぶりに観たコント番組。面白かった。
全くブランクを感じなかった。
やっぱりダウンタウンはすごい。


正義の見方」と「野生の王国」、「経て」が好きだった。
これからもたまに特番で続けて欲しい。
NOVEMBER 「オテサーネク -妄想の子供-」(映画) チェコの奇才、ヤン・シュヴァンクマイエル監督の最新作。
赤ん坊の様に育てられた木の切り株がやがて・・・という内容。

主役の女の子が眉毛が無くて怖かった。
冒頭の「生け簀(す)」のシーンで観客を一気にシュヴァンクマイエルの世界に引きずり込んでしまう。
監督、全然変わってません。むしろパワーアップしてる。

この監督の映画は観た後食欲が無くなるのでご注意。
  「少女・ネム」「グランドゼロ」「A・LI・CE」(コミックス) 今年3月に他界した木崎ひろすけ氏の3作品の新装丁本。

少女・ネム」「グランドゼロ」は未完のまま。
ずっと第2巻を待ち続けていた作品だった。残念。
  「続・猿の惑星」(DVD) 「猿の惑星」がヒットした為無理やり作ったシリーズ第2弾。

予想してたよりしっかりした映画だった。
突然乱入する地底人たちの正体って何?
  「パワーパフガールズ(DCコミックス版)1巻」(コミックス) パワーパフガールズの日本語版コミックス。

アメコミは話によってアーティストが変わるので絵も微妙に違う。
にしても第2話の絵はちょっとひどすぎ。
原作者が担当した第4話の絵が一番良かった。
  「樹海少年ZOO1(ずーいち)1巻」(コミックス) 原作・ピエール瀧、作画・漫$画太郎の問題作。

「地獄甲子園」のあの名物キャラまで登場。
コピー技も健在。
  「座敷女」(コミックス) 作・望月峯太郎

「ドラゴンヘッド」のパイロット版、という感じ。
DECEMBER モンキーボーン」(映画) 監督・ ヘンリー・セリック
人気コミック作家が交通事故で昏睡状態になり、
「死の世界」の1駅前の世界「ダウンタウン」に連れてこられる。
そこで自分のコミックのキャラクター「モンキーボーン」に出会う。

面白かった。
基本的には実写がメインのコメディー映画。
「ビートルジュース」や「ピゥイーの大冒険」といった
初期のバートン映画のイメージに近い気がした。

人形の「モンキーボーン」の動きが凄い。ちょっと出番が少ないのが残念。
「ダウンタウン」に住んでいるクリーチャー達もいい感じ。
レイトショーの単館上映ですが空いてました。
  「新世紀エヴァンゲリオンVol.7」(コミックス) 作・貞本義行

絵が上手すぎ。
やっぱりトウジは殺されてしまいました。
今後はTV版よりもっと悲惨な展開になりそうで心配。
  「鮫肌男と桃尻女」(コミックス) 作・望月峯太郎

映画版が面白かったんで買いました。

 

2001年映画BEST5/11

第1位・・・ 「千と千尋の神隠し」
第2位・・・ 「ギャラクシークエスト」
第3位・・・ 「チェブラーシカ」
第4位・・・ 「チキンラン」
第5位・・・ 「モンキーボーン」