記憶喪失
 


    記憶喪失


「お帰りなさい」
 玄関に入ると、美しい女性が迎えに出てきた。
「た、ただいま……」
 雄司はドキドキしながら返事をする。
「今日は遅かったのね」
「あ、ええ……ちょっと友達と話してたもので……」
 その答えに女性は少し悲しそうにした。
「そんなかしこまらなくていいのよ……私はあなたの母親なんだから……」
「え、ええ……でも、やっぱり……」
 雄司は下を向いて申し訳なく思った。
 本当は言われた通りくだけた口調で話したい。
 だがどうしてもそうする事ができないのだ。
「いいのよ……無理はしなくていいから……」
 寂しげに呟く女性を残したまま、雄司は階段を昇っていった。
(ふ〜〜、やっぱり綺麗だなぁ……)
 通り過ぎる時にチラリと見た女性の顔はかなり美しかった。
(それに……やっぱり大きい……)
 服を押し上げる乳房は、思わず掴みたくなるほど豊かだ。
(あんなに綺麗な女の人が……僕のお母さん……信じられないよ……)
 雄司はため息を付いた。
 別に義母という訳ではない。
 実の母親である。
 だがどうしてもその実感がなかった。
 二週間ほど前、雄司は事故に遭った。
 父と二人、車で出かけている時に衝突事故を起こしたのである。
 父は即死、そして自分は意識不明だったらしい。
 体は幸いな事に無事だったが、頭を強く打ったためか記憶の一部が失われてしまった。
 一般常識や父、そして友人や学校関係の事は覚えているにも関わらず、なぜか母の記憶だけが無くなっていた。
 意識を取り戻した時、嬉しそうに抱きついてきた美しい女性に驚き、それが母親だと言われてどうしても納得できなかった。
 その後、認識できないままその女性と一緒に暮らしている。
 一応「お母さん」と呼ぶ様にもなったし、ある程度慣れてもきていた。
 しかしあまりにも美しく、肉感的な母の姿に、十四歳の少年は胸をときめかせてしまうのだった。
 病院で抱きしめられた時の柔らかな感触。
 あまりの気持ちの良さに、雄司はその瞬間、母の肉体の虜になってしまったのかも知れない。
 今も近くで見ただけで、肉棒がカチンカチンに硬くなり、精を放ちたくてウズウズとしている。
 制服を脱ぐとベッドに横たわり、股間の一物をしごきだす。
(ああっ……お母さんっ……お母さんっ……)
 母の豊かな乳房にむしゃぶりつき、股間を擦り付けている自分の姿を想像する。
(お母さんっ……お母さんのオッパイっ……気持ちいいよぉっ……)
 若さゆえか、母への思いの強さゆえか、すぐに射精してしまう。
(はぁ……またやっちゃった……)
 記憶がないとはいえ、実の母を対象にオナニーするなどまともではない。
 自分自身に嫌悪感を感じながら後始末をしていく。
(でも……気持ちいいんだよな……)
 母以外の想像をしながらオナニーをしてみるのだが、どうしても物足りない。
 精液の量も非常に少ないのだ。
(はぁ……お母さん……)
 いつか本当に、あの大きくて柔らかそうな胸に顔をうずめ、肉棒を押し込んでみたい。
 いけないと思いつつも、その妄想は止まることがなかった。
 記憶がない分、母というより魅力的な年上の女性にしか見えないのだから仕方がないだろう。
 再び大きくなってしまった肉棒をしごき始めながら、雄司は美しい母との行為を思い描いていくのだった。


 夕飯を食べ終えテレビを見ていると、食器を洗い終えた母がすぐ隣に座った。
 別に決めたことではないのだが、夕飯後は一緒にテレビを見るというのを二人は日課にしていた。
 これは記憶を失う前にしていた事らしく、同じ様にすれば記憶が戻るのではないかという思いがあったのだ。
 だが今の雄司にとっては、それ以上に幸福な時間だった。
 憧れの肉体が触れんばかりの距離にあり、偶然触れることが多々あったからである。
 今日も何度か体が触れ、そのたびに股間の一物はグンッと力を増した。
「ふ〜〜……」
 番組がCMに入ると、母が疲れたように息を吐き出し、肩を揉み出した。
「こってるんですか?」
「え、ええ……最近肩こりが酷くて……あ、そうだ。良かったら揉んでくれない? 昔はよく揉んでもらったから、もしかしたら何か思い出すかも……」
 断られることを恐れているのか、少し気を使っているのが分かる。
「いいですよ……思い出すかどうかは保証できませんけど、それくらいの事なら……」
 内心の動揺を表に出さない様に気をつけながら返事をする。
(さ、触れる……お母さんの体に……)
 肩とはいえ、あの柔らかい肉体に触れることができるのだ。
 興奮に体が微妙に震えてしまう。
「じゃ、お願いね……」
 座りなおす母の背後に回り、肩に手を置く。
(うわっ……やっぱりデカイ……)
 後ろから見る乳房は思っていた以上に大きく見えた。
 ゴクリと唾を飲み込みながら肩を揉み始める。
「あっ、ああ……そう、そこよ、ああ……」
 母が気持ちの良さそうな声を上げ、それがまるで喘ぎ声に聞こえた雄司は興奮しながら手に力を入れていった。
「ああ……あ〜〜、あっ……いいわぁ……凄く気持ちいい……」
 母の甘い声に、雄司の肉棒はギンギンに硬くなり、鼻息が荒くなっていく。
「あっ、雄ちゃん上手ねぇ……お母さん気持ちいいわぁ……」
 うっとりとした口調で呟く母の言葉は、肉欲に染まりつつある雄司には、快感をさらに欲しがっている様に聞こえた。
 肩を揉むたびにブルンブルンと揺れ動く乳房が肉欲を誘う。
(お、お母さん……僕……僕……)
 体の底から雄としての欲望が湧き上がり、それを抑えきれない若い肉体がブルブルと震えだす。
 呼吸が荒くなり、股間から押し寄せる肉欲が脳を侵し、冷静な判断を奪っていく。
 震える手が徐々に母の胸へと伸び、今にも触れようとしている。
(お母さんの……オッパイ……)
 ゴクリと唾を飲み込んだ瞬間、母が振り返った。
「雄ちゃん、どうしたの……?」
 バレたっ。
 そう思った事が恐怖を呼び、もう誤魔化せないならしてしまえ、という激しい思いが雄司を突き動かし、豊かな乳房をギュッと掴む。
「あんっ……ゆ、雄ちゃん、なにを……」
 驚く母の言葉を無視して、力を込めて揉んでいく。
「あっ、ああっ、駄目よっ、止めてっ……あんっ……そんな事しちゃ、あっ……駄目ぇっ……」
 母は必死に雄司の手を離そうとするが、ギュッと乳房を握られると力を失い、添えるだけになっている。
 雄司は鼻から息を激しく吐き出しながら、憑かれた様に乳房を揉んでいく。
「あんっ、あっ、雄ちゃん、あっ……落ち着いて、ああっ……落ち着くの、ああんっ……」
 何を言われているのか分からない。
 雄司の頭は、手から伝わってくる柔らかい感触だけに占められていた。
 形を変えてもすぐ元に戻る母の乳房。
 まるでもっと揉むように誘っているかの様だ。
(どうしてこんなに大きいんだろ……)
 手に余る母の乳房は、いくら揉んでも飽きるという事がない。
「あっ、ああっ、いやっ……あんっ、駄目よ、ああっ……止めてぇっ……」
 嫌がりつつも感じ始めている母の声は、雄司の興奮を高めるばかりだ。
 乳房を揉むだけでは足らなくなった雄司は、首筋に舌を這わしながら股間の一物を背中に擦り付けた。
「ああんっ……止めて、あっ、そんな事しちゃ、あんっ……」
 母はグッタリと力を抜いて、体を預けてくる。
 雄司はそのまま母を床に横たえると服を捲くり上げ、ブラジャーに包まれた乳房をあらわにした。
「ゆ、雄ちゃん……駄目、駄目よ……」
 悲しげに、恐れる様に見つめてくる母の表情がたまらない。
 雄司は、今まで感じたことのなかったゾクゾクする様な興奮に体を動かされ、ブラジャーを押し上げた。
 プルンッといった感じで乳房がまろび出る。
(お母さんの……オッパイ……)
 それはあまりにも白く、そして大きかった。
 頂点にある葡萄色の乳首がフルフルと震えており、その様子にたまらなくなった雄司は吸い付いていく。
 チュパチュパと何度も吸い上げ、舌を這わす。
「あんっ、あっ、ああんっ……駄目、やめ、ああんっ……雄ちゃ、ああっ……駄目よぉっ……」
 乳首がにょっきりと立ち上がり、母が快感を感じているのを認識させる。
 それを嬉しく思った雄司は、乳房を揉み込みながら、大きな乳首に舌を絡ませ、レロレロと弾き、激しく吸い上げていった。
「ああっ、あっ、やぁっ……あんっ、あんっ、ああっ……」
 母の喘ぎが大きくなった。
 乳首を吸われるのが気持ちいいのだろう。
 そう思った雄司はチューっと強く吸い上げる。
「ああああっ……あっ、あああっ……ああああんっ……!」
 ビクッ、ビクッ、と体を何度も痙攣させ仰け反っている。
 雄司が口を離すと、母ははぁはぁと荒い息を吐いてボンヤリとした表情を浮かべている。
(凄い、凄いよ……お母さん綺麗だ……)
 そしてたまらなくいやらしい。
 雄司のパンツの中は、先漏れの液ですでにビチョビチョだった。
 肉棒が痛いほど勃起している。
 これを早く開放したい。
 雄司は全ての服を脱ぎ捨て、母の服も脱がせると、自分の体を滑らせる様にしてのしかかっていった。
 生の肌で触れる母の肉体は、擦り合わせるだけで快感を伝え、どこもかしこも柔らかでまるでクッションの様だ。
 プニプニとした感触がたまらない気持ちの良さを伝えてくる。
 すでに限界までいきり立っている肉棒は、母の太ももに触れるだけでもうイきそうになった。
 体中にキスの雨を降らし、隙間無く舐め上げていく。
「ああっ、ああっ、あああんっ……」
 ブルブルと体を震わせる母の姿が可愛らしい。
(ここが……)
 ついに股間まで至ると、脚を少し開いて顔を近づける。
(女か……)
 記憶が無くなっていても分かる。
 自分は初めてここを見るのだ。
 女の秘所を見た感動で、雄司の体はガクガクと震えだした。
 指を添えてクイっと開くと、小さな穴が見えた。
(ここに……入れるのか……)
「あんっ……!」
 指を入れてみると、ヌルヌルとして温かく、肉棒を押し込んだらとてつもなく気持ち良さそうだ。
(入れるっ……入れるっ……僕は入れるんだっ……)
 自分を励ます様に心の中で叫ぶと、肉棒を持って秘所へと近づけていく。
「あっ、駄目よっ……」
 亀頭が膣穴に触れると、すぐに母が体を後ろに移動させた。
 それを追う様に腰を動かす。
「だ、駄目っ……それだけは駄目っ……雄ちゃん止めてっ……」
 母が肩に手を置いて、押し返してくる。
「お母さんヤらせてっ……僕したいんだっ……お母さんとしたいっ……」
「何言ってるのっ……駄目よっ……私たちは親子なのよっ……こんな事しちゃいけないわっ……」
 亀頭がヌルヌルとした所に触れては離れていく。
「だけどしたいんだっ……僕にとってあなたはお母さんじゃないっ……女なんだよっ……」
「!……」
 それは母にとって残酷な言葉だった。
 だが、肉欲に脳を侵されている雄司にはそれを意識することはできなかった。
「大好きなんだっ……病院で会った時からっ……僕はあなたが好きで好きでたまらないっ……」
 自分を大好きと言う息子。
 本来喜ぶべき言葉ではあるが、それは母に対するモノではなく、一人の女に対するモノだった。
 それがショックだったのか、母はガックリと力を抜いて抵抗を止めている。
「お母さんっ、大好きだぁっ……」
 叫ぶと同時に腰をグイッと押し込むと、ついに肉棒がズブズブと膣穴に入り込んでいく。
「ああっ、こんなぁっ……」
「うがっ、ああっ……」
 母の悲しげな声と、息子の獣の様な声が響く。
 ついに母子は禁断の線を越えてしまった。
(すげぇっ、すげぇっ、すげぇよぉっ……!)
 肉棒から伝わってくるたまらない感触に雄司は悶えた。
 温かくヌルヌルとしたそこは、信じられない気持ちの良さだったのだ。
 肉棒を包み込むヒダヒダが微妙に蠢き、早く精を放出させようと刺激を与えてくる。
 その快感にブルブルと体を震わせ、射精してしまいそうになるのを必死に防ぐ。
(ああ……何て凄いんだ……こんな気持ちいいのって……)
 ジッとしていても、たまらない感触をもたらす肉襞がヌメヌメと絡みつき、もっと奥へもっと奥へと引き込もうとしてくるのだ。
 そのとてつもない快感に促される様に、腰が勝手に動きだした。
「あっ、ああっ、駄目っ、そんな、ああんっ……腰を動かしちゃぁ、ああっ……駄目よぉっ……」
 母が首を仰け反らせながら叫ぶ。
 だがそう言われても雄司には止める事ができなかった。
 何しろ勝手に動いているのだから止めようがないのだ。
「あんっ、あんっ、あんっ……雄ちゃ、ああっ……私たちは、あっ……親子なのよぉ、ああんっ……こんな、あっ……こんな事しちゃぁ、ああんっ……いやぁっ……」
 母の悲しい声に、禁断の行為をしているという思いが強くなる。
 それがどれほど許されない事であるのかは認識している。
 だが記憶がないため現実感が持てず、母の言葉は単に興奮を高める要素にしかならなかった。
(僕は今……お母さんを犯してる……自分の母親と……血の繋がった母親とセックスしてるんだ……)
 そう思えば思うほど心臓が激しく鼓動し、快感が増していく。
「あっ、あっ、ああっ……駄目、あっ……やめ、ああっ……しちゃいけないわ、ああんっ……早く、あぅっ……止めるのよ、あああんっ……」
 母が泣き叫べば叫ぶほど腰の動きが早まり、ズリュズリュと肉棒が出入りする音が部屋に響く。
「お母さんっ……僕っ……もう出そうだっ……出るよっ……出すよっ……」
 童貞の肉棒に、経験豊富な熟女の膣の気持ち良さを長時間耐える事など無理な注文だろう。
 雄司は今にも精を放ちそうな高まりを覚えていた。
「駄目っ、駄目よ、あんっ……それだけは駄目ぇっ……あっ、あっ、ああっ……雄ちゃんお願い、あんっ……それだけは止めてぇっ……」
 母の必死の願い。
 だがそれは、初めて女体の味を知った少年に言っても無駄なことだった。
 雄司の頭には、いかに気持ち良く母の膣に射精するかといった思いしかなかったのだから。
「イくよっ……お母さんっ……僕イくっ……僕イくよぉっ……」
 最後の動きとばかりに腰の動きがそれまで以上に早まる。
「あっ、駄目っ、ああんっ……駄目だって、ああっ……言ってるのにぃっ……あっ、ああっ、あああんっ……でも、こんな、あっ……激しいの、ああっ……いやっ……あんっ、あんっ、ああんっ……あっ、あっ、ああっ……駄目っ、イくっ、ああっ、お母さんイっちゃうっ、ああんっ……イっちゃうのぉっ……あああああっ……!」
「お母さぁんっ……!」
 母子の絶叫が重なる。
 体を硬直させる母の胎内に、ドクドクドクと勢い良く精が注がれていく。
 肉棒から凄まじい早さで精液が母の膣に流れ込んでいくのを感じた雄司は、今まさに母と一体になっているのだと思った。
 ガクガクと体が激しく揺れ動き、目の前が真っ白になっていく。
 その瞬間、体の奥底から何かが湧き上がってくるのを感じた。
(え?……これって……)
 目の前に、ある光景が浮かぶ。
 それは楽しげに笑う母の姿だった。
(お母さん……)
 母を認識した途端、一気に記憶が蘇る。
 今まで忘れていた情報が脳を駆け抜け、母に対する懐かしさで一杯になった。
「お母さん……」
 目の前にいる母が愛おしくてたまらない。
 どうして自分は今まで忘れていたのだろう。
 こんなに大好きな母を。
 そう思いながらも射精を続け、ガクガクと体を震わせて最後の放出を終えると、雄司はぐったりと母の体の上に倒れこんだ。
 はぁはぁと荒い息を吐きながら母を見つめると、悲しそうな顔をしながら見つめ返してきた。
「雄ちゃん……この事は忘れなさい……お母さんも忘れるから……」
 だがその言葉は雄司に届いていなかった。
(ああ……お母さんだ……)
 記憶を思い出した嬉しさで、今自分が何をしていたのか意識が向かなかったのである。
「雄ちゃん……?」
 母は様子がおかしい雄司を怪訝そうに見ている。
「お母さん……僕思い出したよ……」
 その言葉に母が息を呑む。
「思い出したって……お母さんのこと、思い出してくれたの……?」
「うん……全部思い出した……お母さんごめんね……今まで忘れてて……」
「いいの、いいのよそんなこと……思い出してくれただけでお母さん嬉しいんだから……」
 母は涙を流しながら喜ぶと、ギュッと雄司を抱きしめた。
「お母さん……」
 母に抱かれている安らぎにうっとりとする。
 だが同時に、女の肉体に反応した一物が母の胎内で硬くなっていった。
「あ、雄ちゃん、抜いて……分かるでしょ……抜くのよ……」
 母は現在の状況を思い出し、慌ててそう言ってくる。
 しかしその言葉とは裏腹に、母の肉体は、まるでさらなる快感と精液を求めるかの様に、肉襞を蠢かせ肉棒を刺激している。
 それに反応した肉棒もグングン力を取り戻し、再び精を放出したい欲求が雄司の頭に押し寄せてきた。
(抜く?……この気持ちのいい状態を止める……?)
 記憶を取り戻したとはいえ、快感を感じるのには変わりがない。
 母とする事の禁忌は理解できるが、それよりも先ほどの気持ちの良さをまた味わいたいという思いの方が強かったのだ。
 女の体に精を放つ快感を知り、現在も最も気持ちのいい場所へ肉棒を押し込んでいる少年にとって、それを止める事などとてもできる事ではなかった。
(一度しちゃったんだ……別にいいよね……)
 雄司にとって、目の前にいるのは母親でもあったが、同時に女でもあった。
「駄目だよ……」
 雄司は穏やかに否定した。
「ど、どうして?……思い出したのなら、お母さんとこんな事しちゃいけないの分かるでしょ……?」
「うん……分かるよ……」
「だったら……」
「でも駄目なんだ……僕はお母さんとしたいんだよ……前の記憶も思い出したけど……今までの、お母さんを好きな思いも残ってるんだ……」
「な、何を言ってるの……?」
「僕はお母さんを母親としても好きだけど……同時に一人の女性としても好きなんだよ……」
「雄ちゃん……」
 雄司の告白に、母は複雑な表情を浮かべている。
 息子に母親として愛され、一人の女としても愛されている。
 それは普通の母子ではありえない状態だった。
 雄司にしても自分の気持ちをキチンと理解している訳ではない。
 本当に今言った通り、一人の女として母を好きなのかは分からなかった。
 好きな思いに区別など付けようがないからだ。
 だが、唯一ハッキリしているのが、母の胎内に精を放ちたいという事だった。
(したい……お母さんとしたい……この気持ちのいい所にまた出したい……)
 ジッとしている間もジワジワと肉棒に快感が押し寄せてくる。
 たまらなくなった雄司は、腰を動かし始めた。
「あぅっ、あっ、雄ちゃん、あんっ……駄目っ……」
 母は逃げる様に体を後ろに動かした。
 するとにゅるんっといった感じで肉棒が抜け、雄司は驚いた表情で母を見つめた。
「お母さん……僕が嫌いなの……?」
 まるで母に自分の存在を否定されたかの様な悲しみが襲ったのだ。
「な、何言ってるの……雄ちゃんは大好きよ……だけどこんな事はしちゃいけないの……親子でしちゃいけないのよ……」
 そう言いながら、母は四つんばいになって離れようとする。
「でも僕が記憶を取り戻せたのって……お母さんとセックスしたからじゃないか……これは神様が……僕とお母さんはセックスしていいって言ってるんだよ……」
 すがりつく様に腰を持ち、母の動きを止める。
「は、離して……駄目よ、止めなさい……」
「だから僕はするんだ……お母さんとする……お母さんとするんだぁっ……!」
 まるでセックスすることが、母との繋がりを確たるものにするかの様な思いに捉われ、雄司は膝立ちになると背後から一気に肉棒を押し込んでいった。
「あぅんっ……!」
「うぁっ……!」
 母子の叫びが響く。
「お母さんの中って……温かくて……ヌルヌルしてて……凄く気持ちいいよ……たまらない……」
 だらしない表情で遠くを見る様にしながら、湧き上がってくる快感に浸る。
「だ、駄目……こんなこと……しちゃいけな、ああんっ……」
 母の否定の言葉を止める様に、腰を激しく動かし始める。
「やっぱっ……いいっ……お母さんってっ……最高だっ……」
 パンパンパンと小気味良く腰をぶつけていく。
「あんっ、あんっ、ああんっ……駄目、あっ……駄目なの、ああっ……雄ちゃん止めてぇっ……」
 だが雄司は止まらない。
 背後からという新たな挿入の感触に興奮しながら、腰の動きを激しくしていく。
「あっ、あっ、ああっ……どうして、あんっ……こんな、あっ……雄ちゃん、ああっ……」
 母は何かを堪える様に体を震わせている。
「僕っ……お母さんとっ……こうしたいってっ……ずっと思ってたっ……お母さんのオッパイを揉んでっ……オチンチンを入れたいってっ……」
 背後からギュッと乳房を掴み、揉み上げる。
「ああっ、駄目よっ……そんな、ああんっ……駄目ぇっ……」
 母は頭を左右に振って悶えている。
「お母さんってっ……オッパイ弱いよねっ……乳首をこんな風にするとっ……」
 乳首を摘むとクリクリと捻る。
「ああんっ、あっ、やぁんっ……駄目、あぐっ……それは駄目ぇっ……雄ちゃん止めてぇっ……」
 母はガクンと肘を崩し、上半身を床に押し付ける姿勢になる。
 雄司は床との間に手を挟んだまま、乳房をギュッと揉み上げた。
「あぅんっ! あっ、ああんっ……」
 瞬間、ビクッと母が体を仰け反らせた。
「ずっとっ……ずっと思ってたんだっ……こんな綺麗な人がっ……こんなエッチな体した人がっ……僕のお母さんだなんてっ……何て幸せなんだろうってっ……」
「ゆ、雄ちゃ、ああんっ……」
「だからっ……お母さんとできてっ……僕は凄く嬉しかったっ……それにっ……これからもしたいっ……毎日っ……お母さんとしたいんだっ……」
「そんな、ああっ……駄目よ、あんっ……そんなの駄目ぇっ……」
 母はイヤイヤといった感じで頭を左右に振っている。
「お母さんだってっ……したいでしょっ?……僕とっ……僕としたいでしょっ……?」
「私たちは、ああんっ……親子なのよ、あぅっ……何度言ったら分かって、ああっ……雄ちゃんお願い、ああんっ……」
「そんなの分からないよっ……親子だってっ……気持ちいい事には変わりないじゃないかっ……こんなっ……こんな気持ちのいい事っ……止められるもんかぁっ……」
 ガンガンと激しく腰をぶつけていく。
「あっ、ああっ、ああんっ……激し、あふっ……雄ちゃ、あんっ……激しいぃっ……こんな、あっ……こんなのぉ、ああっ……駄目ぇっ……」
 ギュッとシーツを掴むと、ブルブルと腕を震わせている。
 母に快感を味あわせているという思いが雄司の射精感を高めた。
「お母さんっ……お母さんイくよっ……僕イくっ……もう僕イくよぉっ……」
 腰の動きが今まで以上に早くなる。
「ああっ、あっ、あんっ……凄、あっ……凄いぃ、あっ……雄ちゃん凄いのぉっ……そんな、あんっ……凄いの、あぅっ……駄目よ、ああんっ……お母さん、はんっ……お母さん、あっ……おかしくなっちゃうぅっ……あああああっ……!」
「お母さぁんっ……!」
 母の絶叫に合わせて精を放つ。
 ドクドクドクと母の胎内に精液が流れ込んでいくのを感じる。
 雄司は母の体を力いっぱい掴みながら、前後に激しく腰を動かし続けた。
 肉棒がブルブル震え、最後の放出を終えると、雄司はそのまま母の背中に倒れこんだ。
 母は腰を高く持ち上げたまま、グッタリとしている。
 しばらくジッとしたまま呼吸を整えた雄司は、肉棒を抜くと母を反転させ、抱きしめる様に体を重ねていった。
 上気した肌が触れ合うと、気持ちのいい感触が伝わってくる。
 母はトロンとしたいやらしい表情浮かべ、半開きになっている口の中では、舌が微妙に震えているのが見える。
 その様子にたまらなくなった雄司は、母の頭を抱える様に持つと、そのまま唇に吸い付いていった。
「んっ、んんっ……んっ……」
 舌を見つけると絡め、吸い上げる。
 快感に意識が朦朧としているのか、母が積極的に舌を絡めてくる。
 薄目を開けると目の前に顔があり、実の母親とキスしているという背徳感に興奮が高まった。
 頭に添えた手に力を入れると、左右に顔を動かしながら激しく唇を擦り合わせていく。
「んっ、んんんっ……んんっ……」
 体が密着し、豊かな乳房が胸で潰れている感触がたまらない。
 唇を離すと、ヤワヤワと乳房を揉み込み、乳首に吸い付く。
「ああっ、あんっ、あああんっ……」
 母は頭を左右に振って悶えている。
(お母さんは……ホントオッパイが弱いんだなぁ……)
 顔を乳房の間にうずめ、手で左右から押さえつけると激しく擦る様に動かす。
「ああっ、あんっ……」
 そのまま乳房に頬を押し付け、ギュッと母の体を抱きしめる。
(ああ……お母さん……僕はお母さんが……大好きだ……)
 幼い頃、母に全てを委ねていた記憶が蘇り、身も心も穏やかな思いに包まれていく。
「雄ちゃん……」
 母の手が頭に置かれ、優しく撫で始めた。
「もういいでしょ……これっきりにしましょう……お母さん忘れるから……あなたも忘れなさい……」
 その言葉にガバっと起き上がる。
「何言ってるの……僕はするよ、毎日する……お母さんとするんだ……」
 上から見下ろすと、母は悲しそうに目を逸らした。
「どうして……どうしてそんな風になっちゃったの?……前はあんなにいい子だったのに……」
「だってしょうがないだろ……僕は一度記憶を失った……その時に一人の女性を、お母さんを好きになっちゃったんだ……好きな人とセックスしたいって思うのは当然だろ……」
「でも……親子でしちゃいけないのよ……」
 母は涙を流している。
「それはもう聞き飽きた……僕にとってお母さんは恋人なんだから関係ないよっ……」
 泣かせてしまった事を悲しく思いながら、それを誤魔化すように力強く肉棒を押し込む。
「あぅっ、や、止め、あんっ……」
「それにっ……お母さんだからっ……お母さんだからいいんだよっ……僕はお母さんとしたいんだっ……お母さんだってっ……僕とすると気持ちいいでしょっ?……息子してると思うとっ……興奮するでしょっ……?」
 腰を激しく動かしながら問いかける。
「そ、それは……」
 明らかに動揺している風に目を逸らす。
「やっぱりそうなんだねっ……お母さんもっ……僕とすると気持ちいいんだっ……息子とするのに興奮してたんだっ……」
「ち、違、ああんっ……」
 嬉しくなった雄司は腰をさらに激しく動かし始めた。
「あっ、そんな、ああんっ……雄ちゃんとして、あっ……興奮なんか、あぅっ……」
「してるんでしょっ……僕のっ……息子のチンポが気持ちいいんでしょっ……」
 グイっと「の」の字に腰を動かす。
「ああっ、あっ、あぅっ……違、ああんっ……」
「僕はしてるよっ……お母さんとっ……血の繋がったお母さんとしてると思うとっ……凄く興奮してくるっ……」
 それを示すように、肉棒を激しく突きこむ。
「ゆ、雄ちゃ、あんっ、あっ、はぅっ……」
「だって僕はっ……お母さんのここからっ……今チンポが刺さってるここからっ……生まれてきたんだよっ……」
「雄ちゃんが、あんっ……生まれて、ああっ……」
 母はビクビクと体を震わせた。
「僕は戻ってきたんだっ……お母さんの中にっ……大きくなってっ……成長してっ……帰ってきたんだよっ……」
「帰って、あぅっ……雄ちゃんが帰って、ああんっ……」
 再び母の体が激しく震える。
「興奮してるんだねっ?……僕のチンポが帰ってきてっ……嬉しいんだねっ……?」
「し、知らないっ……お母さんは知らないわっ……」
 母は動揺しながら否定している。
「じゃあ、いいでしょっ……僕としようっ……これから毎日っ……」
「知らないって、ああんっ……言ったでしょう、あっ……お母さんは知らないの、あんっ……これからどうなろうと知らないぃっ……」
 母はすねた様にプイッと顔を背けた。
 これはしてもいいという事なのだろうか。
 受け入れたのか諦めたのか、とにかく母はさせてくれる様だ。
(これから毎日……お母さんとできる……)
 今感じている快感を、これからはずっと得られるのだ。
 雄司の興奮はこれまで以上に高まった。
 自然、腰の動きも早くなっていく。
「あっ、あっ、ああんっ……いやっ、あっ、ああんっ……」
 吹っ切れたのか、母の脚が腰に絡まってきた。
 しかも雄司の動きに合わせる様に体を動かしている。
「お母さんっ……気持ちいいのっ……?」
「知らない、あんっ……知らないのぉ、ああんっ……雄ちゃんのオチンチンが、あっ……凄いなんて、ああっ……知らないぃっ……」
「僕のチンチンが凄いんだねっ……じゃあこうしたらっ……?」
 激しく「の」の字を何度も描く。
「あっ、ああっ、ああっ……凄い、あっ……凄いぃ、ああんっ……雄ちゃんのが凄いぃっ……」
 母は頭を振り乱し、背中に手を回すとギュッと抱きついてくる。
 両手両脚で固定され、母と密着している状態に雄司は激しい喜びを感じた。
 そのままラストスパートとばかりに腰を激しく動かしていく。
「あんっ、あんっ、あああんっ……雄ちゃ、あっ……雄ちゃんんっ……あっ、あっ、あああっ……そんな激しいの、あんっ……お母さん、あっ……駄目ぇっ……はぅっ、あっ、ひゃぁんっ……イっちゃう、はぅっ……イっちゃうの、ああんっ……イっちゃうぅっ……ああああああっ……!」
「お母さんっ、お母さんっ、お母さぁんっ……!」
 叫びと同時に精が放たれる。
 ドビュドビュドビュドクドクドクと今まで以上に激しい勢いで精液が注がれていく。
 母にギュッと抱きしめられながら、小刻み腰を動かし、凄まじい量の精を放出する。
 膣も精液を残らず引き出そうと言わんばかりに肉棒に絡みつき、肉襞を蠢かしている。
 その動きにうめきながら、雄司は全てを吐き出すくらいの勢いで精液を放っていった。
 やがていつまでも続くかと思われた射精が終わり、グッタリとした雄司はそのまま母の体の上に倒れこんだ。
 ドクン、ドクン、と激しい鼓動が肉棒を通じて伝わってくる。
(お母さん……大好きだよ……)
 母に対する思いを強くしながら、強烈な眠気に襲われた雄司は、そのまま意識を失っていくのだった。


  








 


    あとがき

 現実の母親に欲情しない理由。
 人によって様々だと思いますが、取りあえず私の中では「『してはいけない対象』という認識が、ブレーキとして無意識のうちに働く」という事だと思っています。
 ですんでそのブレーキを外してみました(笑)
 記憶喪失にして、母親を女として見させたのですな。
 美人でスタイルのいい熟女が身近にいて、しかも色々世話をしてくれる。
 当然ながら愛してくれてるわけですから、これはたまりませんよ。
 まあ、そのままじゃ、ただの熟女との行為になってしまいますから、途中で記憶を戻して主人公にも背徳感をもたせる形にしました。
 やっぱそれがないとねぇ(笑)
(2004.9.12)

トップへ