ミクロ経済学
(2010年度・後期)


連絡事項


基本情報


シラバス(March 31, 2010)

【授業形態】 講義

【授業の目的・目標】 本講義では、初級から中級レベルのミクロ経済学の講義を行います。

【学習到達目標】 本講義では、ミクロ経済学の基本的概念を習得することを目標とします。

【授業概要】 ミクロ経済学は、主に個人や企業レベルを単位として、その行動を理論的に明らかにしようとする分野です。ミクロ経済学においては、個人は消費者、企業は生産者、その両者を経済的に結びつける関係を市場(しじょう)と呼びます。この単純化された枠組みの中で、現実の経済現象を考察することを通じて、市場の果たす役割とその限界を明らかにし、問題解決のための政策提言を行うことを目的とする分野ですこのためミクロ経済学を理解するためには、(1)日々の絶え間ない現実経済への関心、(2)それを説明する基本的概念を確実に習得する必要があります。本講義では、この2点に注意しながら、ミクロ経済学を説明することとします。

【授業計画】 本講義は、半期4単位科目ですので、以下のトピックスについて、期間を5区分にして講義を行います。

  1.現代企業の諸側面(その1)−独占−
  2.現代企業の諸側面(その2)−寡占−
  3.完全競争市場の効率性
  4.市場の失敗
  5.消費と生産

  この他、時間的余裕がある場合に、規制緩和や所得格差といった資源配分・所得分配に関する現代的トピックスを解説します。

【成績判定基準】 期末試験の成績、講義中に実施する質疑応答を総合的に判断して、成績を評価する。

【テキスト及び参考文献】
  テキスト:岩田規久男『ゼミナール ミクロ経済学入門』日本経済新聞社,1993年.
  参考文献:(講義中に随時、指定します)

【注意・要望事項】 テキストを必ず予習すること。

【オフィスアワー・連絡先】 オフィスアワー:本教員の研究室(経済学部棟4階409号室)に掲示する。また研究室のドアが開いているときは、随時、構いません。
また本講義では、講義終了後は自由に話ができる時間帯とします。

【その他】 後期の授業期間中は、このURLで授業情報を掲載します。なお参考までに、本教員が担当した過去のミクロ経済学(入門経済学を含む)の講義ページをリンクします。


講義予定(逐次更新します)

以下の日程には、予備日を入れて余裕を持たせていますので、実際の進度に応じて変更する可能性があります。

  1. 9月28日(第T時限):本講義の概要
  2. 10月1日(第T時限):イントロダクション(前半期)
  3. 10月5日(第T時限):独占
  4. 10月8日(第T時限):独占禁止法
  5. 10月12日(第T時限):差別価格
  6. 10月15日(第T時限):討論1「独占企業の問題」
  7. 10月19日(第T時限):市場シェアと現代企業
  8. 10月22日(第T時限):寡占1(独占的競争)
  9. 10月26日(第T時限):寡占2(カルテル)
  10. 10月29日(第T時限):寡占3(ゲーム理論・その1)
  11. 11月2日(第T時限):寡占3(ゲーム理論・その2)
  12. 11月5日(第T時限):討論2「寡占企業の問題」
  13. 11月9日(第T時限):モラル・ハザード
  14. 11月12日(第T時限):逆選択
  15. 11月16日(第T時限):イントロダクション(後半期)
  16. 11月19日(第T時限):市場とは何か?
  17. 11月23日(第T時限):祝日休講
  18. 11月26日(第T時限):市場メカニズム
  19. 11月30日(第T時限):市場の失敗(基礎)
  20. 12月3日(第T時限):市場の失敗(応用:環境)
  21. 12月7日(第T時限):所得格差
  22. 12月10日(第T時限):討論3「市場の失敗・競争と格差」
  23. 12月14日(第T時限):消費
  24. 12月17日(第T時限):生産1(利潤最大化)
  25. 12月21日(第T時限):生産2(費用関数)
  26. 1月7日(第T時限):完全競争市場
  27. 1月11日(第T時限):再論「ミクロ経済学とは何だろうか?」
  28. 1月14日(第T時限):復習(前半期)
  29. 1月18日(第T時限):復習(後半期)
  30. 1月21日(第T時限):まとめ・予備日程(討論4「(タイトル未定)」)
  31. 1月25日(第T時限):まとめ・予備日程(討論4「(タイトル未定)」)

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