医療経済学U
(2010年度・前期)


連絡事項


基本情報


シラバス(March 31, 2010)

【授業形態】 講義(一部に演習を含む)

【授業の目的・概要】 本講義では、医療経済学の基礎および現代の医療問題を考えてゆきたいと思います。

【学習到達目標】 本講義では、医療問題を正しく理解し、その問題点を討議し、その後に提言できるようになることを目標とします。

【授業概要】 医療経済学は、近年、急速に発展してきた学問分野です。患者(消費者)・医師(生産者)および市場という基本的概念は、ミクロ経済学で学ぶ内容と同じものです。しかし医療サービスには、通常の財・サービスとは異なる特徴が多くあり、その点に関する研究から「医療経済学」という分野が誕生しました。本講義では、昨年度に開講された「医療経済学T」とは異なるトピックスと医療問題を取り扱います。
 本講義では、理解度の向上を図るため、少人数教育を実施します。講義においては、受講生の発表、グループ・ディスカッションが行われます。

【授業計画】 (以下の「講義予定」を参照してください)

【成績判定基準】
  ワークシート(全講義回において提出が求められます):70%
  最終レポート(1回):30%
(この講義は、出席および講義参加をベースとする科目です。学則どおり、3回以上欠席した場合、最終レポートを提出したとしても単位は認定されません)

【教科書・テキスト】 文献は使用せず、板書と自作プリントを中心に授業を進めます。

【参考文献】 講義中、適宜紹介します(また本ページにも掲載します)。

【履修要件】 ありません。

【履修上の注意事項】 本講義では、受講者数を制限します(少人数教育のため)。受講者数上限は、以下のとおりです。
  経済学部生:30名
  その他学部生:10名
受講者数上限(計40名)を超える場合には、第1回目の講義において抽選を実施します。このため第1回目の講義には必ず出席してください。第1回目の講義に出席せず、抽選に参加しなかった場合、本講義を受講することはできません。

【履修者への要望事項】 多様なバックグラウンドを持つ学生を歓迎します。また他学部生の受講も歓迎します。

【連絡先・オフィスアワー】 オフィスアワー:本教員の研究室(経済学部棟4階409号室)に掲示します。また研究室のドアが開いているときは、随時、構いません。

【備考】 少人数教育を実施する本講義は、本教員が平成21年度に担当した「共通演習(経済学部2年次配当)」の編成および進行をイメージしてもらえれば良いと思います(友人等にその内容を聞いてみてください)。

【その他】 前期の授業期間中は、このURLで授業情報を掲載します。なお参考までに、本教員が担当した過去の医療経済学関係の講義ページをリンクします。

その他(映像配信など) → 研究活動の一覧「その他(映像配信など)」)をご覧ください。


講義予定(逐次更新します)

以下の日程には、予備日を入れて余裕を持たせていますので、実際の進度に応じて変更する可能性があります。

  1. 4月13日:イントロダクション
  2. 4月20日:演習準備1(クラス編成)
  3. 4月27日:演習準備2(作業方法の説明)・「医療経済学とは何か?」
  4. 5月4日:祝日(みどりの日)休講
  5. 5月11日:救急医療1−窓口負担と病院混雑−
  6. 5月18日:救急医療2−救急車の適正利用と有料化−
  7. 5月25日:救急医療3−搬送体制の整備と受け入れ拒否−
  8. 6月1日:小児医療1−子ども医療費の無料化と小児科医−
  9. 6月8日:小児医療2−子どもの肥満と「肥満の経済学」−
  10. 6月15日:小児医療3−周産期医療・母子保健および児童虐待について−
  11. 6月22日:公立病院1−その歴史と使命−
  12. 6月29日:公立病院2−災害と医療救護活動−
  13. 7月6日:公立病院3−経済性と公共性、そのバランスの議論−
  14. 7月13日:へき地・離島医療1−「保険あって医療なし」を考える−
  15. 7月20日:へき地・離島医療2−島嶼地域における搬送体制とその課題−
  16. 7月27日:災害医療−伊勢湾台風、阪神・淡路大震災およびドクターヘリ−

表紙