入門経済学U
入門マクロ経済学
(2005年度・後期)


連絡事項


基本情報


シラバス(March 4, 2005)

【講義内容】 本講義では、マクロ経済学履修で前提となる知識や基本的概念を習得することを目標とします。マクロ経済学は、主に国レベルを単位として、その経済成長率・景気循環・失業率・株価や物価の変動などの経済の動きをできるだけ簡単な理論的枠組みを使って説明する分野です。このためマクロ経済学を理解するためには、(1)現在の経済状況やその歴史、(2)統計データの意味、(3)そしてそれを説明する基本的概念を確実に習得する必要があります。本講義では、この3点の習得に注意しながら、マクロ経済学の基礎知識を説明することとします。

【教授法の工夫】 本講義では、先に説明した講義目標の達成のために、できるかぎり現実の経済問題の紹介を通じながら、講義を進めたいと考えています。

【使用するテキスト・読書リスト】 本講義ではテキストを利用します。以下に指定する予習範囲を読んでいることを前提として、講義を進めることとします。

【他の授業科目との関連】 指定はありません。

【単位要件】 期末試験の成績、講義中に実施する分析実習の成績を総合的に判断して、成績を評価する。

【その他】 後期の授業期間中は、このURLで授業情報を掲載します。なお参考までに、本教官が本講義と同じテキストを利用した講義のページをリンクします(ただし講義の目的が異なりますので、本講義とは同じ内容にはなりません)。


講義予定(逐次更新します)

以下の参考資料・シラバス等は、PDFファイルで保存されている場合があります(PDFファイルとは、ページ設定のあるノート形式の文書で閲覧できるファイル形式です)。PDFファイル形式で保存されている場合には、ファイル名称の語尾の"(PDF)"と表記されています。PDFファイルを読むためには、Adobe Acrobat Reader(free)をダウンロード・インストールする必要があります。ファイルのサイズが大きいので、CD-ROM付きパソコン雑誌の付録に入っていることがあるので、それを購入してインストールする方がいいかも知れません。

以下の日程には、予備日を入れて余裕を持たせていますので、実際の進度に応じて変更する可能性があります。

  1. 10月13日:イントロダクション
  2. 10月20日:戦後日本の景気循環
  3. 10月27日:ケインズ経済学の登場
  4. 11月3日:
  5. 11月10日:戦後日本の経済政策
  6. 11月17日:GDP統計と経済成長率
  7. 11月24日:国民所得の決定理論
  8. 12月1日:日本の財政−景気安定政策と乗数効果−
  9. 12月8日:日本の金融−日本銀行の役割と流動性のわな−
  10. 12月15日:IS-LM分析
  11. 12月22日:国際貿易体制−自由貿易の理念とGATT体制−
  12. 1月12日:・国際金融体制−IMFとブレトンウッズ体制−
  13. 1月19日:復習・まとめの日

経済学をより良く学ぶための情報一覧

日本経済新聞:「経済教室」、「やさしい経済学」
日本経済新聞は、もはや経済学を学ぶ人には必須資料です。「経済教室」と「やさしい経済学」は、毎日33面に掲載されています。(⇒このページは経済学者のためのページになりつつある?)
日本経済新聞社編『ゼミナール 日本経済入門』日本経済新聞社,各年版.
戦後の日本経済歩みや近年の動向を統計データを利用して、簡潔にまとめられています。経済学を学ぶ上で、欠かせない前提知識になっています。
日経BP社発行雑誌
日本経済新聞社と関連のある出版社ですが、ビジネス関連雑誌を多く発行しています。経済学的に見て、興味深い事例が多く掲載されています。
日本評論社経済セミナー』毎月発行
最新の経済学の動向について、分かりやすい解説を旨としています。この雑誌掲載から多くのテキストが発行されています。
経済学検定試験(Economics Record Examination; ERE)
2002年から経済学の習熟度を測るための検定試験制度が発足しました。検定試験は、「ERE」とミクロ・マクロ経済学だけの「EREミクロ・マクロ」の2つがあります。自分自身の理解度を測るには、最適な検定試験制度と言えるでしょう。

マクロ経済学的に面白いなと思う本の紹介(2005年9月現在)

ここでは、講義では十分に紹介できませんが、マクロ経済学の観点から興味深いと(私が勝手に)思った本を紹介します。

[1] 戦前から戦後にかけてのマクロ的側面からみた日本経済史

[2] 1930年世界恐慌とアメリカ経済、その後の繁栄

[3] 物価、インフレとデフレ

[4] 政府および財政政策

[5] 日本銀行および金融政策

[6] 国際貿易体制

[7] 国際金融体制

[8] さらにマクロ経済学や計量経済学を学ぼうと思う人へ

[9] 経済政策当局者のマクロ経済政策に対する考え方(以下に掲載される本は、本講義の知識のみではその内容を理解することは難しいと思いますが、専門科目であるマクロ経済学を学んだ後に、ぜひトライしてみてください)


表紙