昇段審査の心得
準備
1, 学科出題の範囲の勉強のみでなく弓道教本をよく読んでおく。
2, 爪の手入れは2,3日前にしておく。
3, 足袋は新品のものでなく洗ってアイロンをかけたものがよい。
4, 弓具の点検、修理をしておく。
5, 乗り物の道順、所要時間、バス、鉄道の時刻を確認する。
6, 欠場の届けは早めに所属の団体から連絡してもらうこと。
7, 登録料支払いの用意をしていくこと。(中央審査の場合は後日払い)
前日
1, 心身休養日とするのがよい。
2, ストレッチとイメージトレーニングのみの稽古がよい。
3, 持ち物の点検をしておくこと。特に足袋、帯、等が忘れやすい。
当日
1, なるべく早めに会場に着く。
2, 受審番号を確かめて受付をする。
自分より早い人の欠場者の確認をする。
3, 友人、仲間などの欠場、遅刻がわかれば係員に連絡する。
4, 開会式の挨拶の中に、学科のヒントになることがあるので、よく聞くこと。
5, 注意事項の説明はメモをする。
6, 道場の中では私語を慎む。
7, 自分の術科が終わるまでは、人の経過は知らぬ方が良い。
8, 道場の中の、立つ位置、歩数、歩幅など、あらかじめ調べる
9, 控えの席に入る前に、もう一度弓具の点検をする事。特に筈の確認は
充分にする。少しきついかなと思うくらいがよい。
10,控えの席に五人がそろったら、大前になった人に、
何歩で・・・等と打ち合わせをする
11,入退場の礼、揖、は必ず自分の射場の審査員席に向かい行う。
12,術科が午後になった時、昼食を腹八分目くらいにしておく。
13,失敗しても、中っても、顔や態度にださない。
14,術科で失敗しても、学科は必ず受けること。
15,合格したら素直に喜び、すぐに登録料を支払うこと。
ただし、 不合格になった人のことなどを考えて行動をし
大きな声で喚声を上げないようにする配慮。
