ピアノに使われる弦の本数は230本前後です。ピアノによって多少異なりますが、
そのうち189 本が中音部から高音部にかけての裸線で、
低音部にシングルの巻線(ミュージックワイヤに0.2〜1.9mmの銅線を巻いたもの)が32 本、
さらに低音部にはダブルの巻線(銅線を二重に巻いたもの)がおよそ9 本用いられています。
ピアノの鍵盤数は88ですから、鍵盤の数と弦の本数は一致しません。
ピアノはひとつの鍵盤で複数の弦を叩くようになっており、
弦の本数は中音部から高音部は1鍵盤につき2 〜 3 本で、低音部では1〜 2 本となっているのです。
弦の太さは低音部から高音部にかけて次第に細く、長さは次第に短く設定されていますが、
弦1本あたり平均60〜100kgf前後の張力がかけられ、230本を合計すると20トンもの張力になります。
参照 鈴木金属工業 ヤマハ より
BGM〜by pianon original
  |